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2024年 4月 の投稿一覧

塾の先生も勉強です「塾フェス2024」に参加したよ

塾フェス2024_タイトル用画像

塾長です。

日曜日に、塾の先生が集まる勉強会に参加してきました。
塾長も生徒に負けず、勉強してきましたよ!

塾フェス2024

年に1回の全国イベント「塾フェス」。
國立先生(岩倉市の「さくら個別指導塾」代表)が主宰されていて、毎年恒例です。

今年も参加してきました。
年を経るごとに総合イベントへ発展しています。もちろん大盛況でした。

色々な公演がありました。
個人的には人工知能の活用がとても勉強になりました。
AIと人との共同作業が、もう実現されてました!

塾長はどうしても仕組みやプログラミングに興味が向きがちですが、「使い方」の方のお話が聞けました。
「ははーん、よくこんな使い方を思いつくなぁ。天才!」
なんて感動してました。

とても面白かったです。

交流を深めてきたよ

長い勉強会が終わった後は、これまた恒例の交流会。
こちらも参加してきました。

毎年お馴染みの先生と再会できました。

そして今年はさらに、AIに詳しい先生や数学専門の先生とも人脈が広がりました。

数学では、竹内先生とお話しできました。
竹内先生と言えば、有名な数学の参考書「Focus Gold 啓林館」の編集者ですね!
数学の話はもちろんですが、いただいた名刺が面白くて、つくり方も教えていただきました。
ちょうど塾長の名刺がなくなったところ。
ちょっと作ってみようと思います。

プログラミングでは、「コードアドベンチャー」の宮城嶋先生とお話しできました。
私のやっている「マイクラミング」の取り組みについて紹介し、情報交換もいたしました。
「ここ2、3年で、プログラミング教室が世の中でちゃんと認められるか否かが勝負!」
というお話は、本当にそうだなと思いました。
毎年ちょこちょこお会いして、お名前と顔はよーく知っていたのですが、なにせ毎回この人数。
もしかしたら、ちゃんと話す時間がとれたのは、今回が初めてかもしれません。
お話しできて良かったです。

人工知能は、今回くわしい先生が何人かお見えでした(※)。
「みんがく」代表の佐藤先生、「カラフル学舎(宮城県)」の加藤先生とお会いできました。
講演会で消化不良だったところを「個別指導クラーク(長崎市)」の山本先生にフォローしていただきました。
そしてなんと「セルモ日進西小学校前教室」の西尾先生は、すでに活用されてました。
実際の画面を見せていただき、驚きましたよ。
西尾先生は何に対してもアーリーアダプター。最先端ですね!

※「お見えになる」=「いらっしゃる」。名古屋弁の敬語。

最後は集合写真。
さぁ、松下を探せw

塾フェスの集合写真

(写真は國立先生のブログより。転載了承済)

あとがき

勉強会(講演会)では他に、組織的なお話も聞けました。

今後は行政と塾や習い事教室との間にも、組織的なやりとりの仕組みが整っていくようです。
これはコロナ渦のときに行政からの要請を受けて学習塾が一斉に休校したことがありましたが、それをちゃんと仕組み化しようという流れです。

最近では、犯罪歴のある人が先生にならないような仕組みの議論がありますね。
学校の先生については一足先に法整備やシステム化の議論が進んでいますが、それに学習塾も参加させてほしい、という流れです。

子供たちの放課後の活動の場が、部活動だけでなく民間の習い事や学習塾にも広がっています。
それにともなって、行政の仕組みが学校だけでなく民間も巻き込んだ形で準備されていくようです。

よいことですね。
子供たちの成長は社会全体で支えるべきですから。

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたります。生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、愛知工業大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、愛知教育大学附属高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校、菰野高校(三重)

私立高校

愛知高校、中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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【中1版】家庭学習は何をしたら良いですか?

勉強の仕方が分からない様子のイラスト

塾長です。

中学校へ進級して最初にとまどうのが「家庭学習」かもしれません。

何時間勉強したらよいか分からない。
何をしたら良いか分からない。

実際、この時期は直接的にも間接的にも、家庭学習についての質問が多いです。

「塾に入ったから安心」とはいかないため、今回は家庭学習のやり方について書きます。

愛知県は勉強の中1ギャップが激しい

先週は小中学校で全国学力調査のテスト(いわゆる学調)が行われました。
文部科学省が主導で全国一斉に実施されましたが、成績には関係ないのでご安心を。

ただし、愛知県はこの学力調査の結果がヤバイです。
なんと、他の都道府県と比べて

  • 小学生は全国最下位レベル
  • 中学生は全国トップレベル

という不思議な状況。
小学生から中学へ一気にレベルアップするんです!

東京、大阪、名古屋・・・ということで、愛知県は都会の規模に見合った学力があると思われがちです。
ところが、そのイメージが当てはまるのは中学以降のようで、小学生はむしろ底辺です。

つまり中学に入ってから、めっちゃ勉強しなければならないってことです。

小学生の時にサボっていた分を中学で一気に取り返す?
それが愛知流?

理由はよく分かりません。

ただ、そのしわ寄せが中1に来てしまうのは想像しやすいでしょう。

そのため中1では意識的に勉強時間を増やさなければいけません。
意識や生活習慣を大きく変える必要です。

いわゆる「勉強の中1ギャップ」です。

しかし短期間で詰め込める生徒は限られています。
全体が一律に急にレベルアップできるわけではなく、学力の格差が発生しやすい状況と言えます。

本当は他県と同じくらいに小学生のうちから勉強して欲しいものです。
小学生のうちに、教科書の音読、漢字練習、計算練習くらいは、ちゃんと他県並みにやって欲しいです。

【参考資料】

「全国学力テスト・小学校 2023年 都道府県別順位(令和5年度)」 MEMORVA
https://memorva.jp/ranking/japan/mext_gakuryoku_test.php

など

よくある勘違い

以上のことを踏まえて、家庭学習の方法を考えましょう。

まず、まだ家庭学習が習慣になっていない段階から、いきなり「無理をしない」ことです。
しかし、この時点でもう落とし穴があります。

「無理をしない」とは勉強時間が少ないことではありません!
やっぱり勉強時間が小学生と同じというのはダメ!

「無理をしない」とは

  • 無理に予習をしない
  • 難問に手を出さない

という意味です!!
つまり

一人でもつまずかない勉強をする

が基本になります。

家庭学習です。
先生や講師がいなければ困ってしまうような勉強をしたら、すぐに手が止まってしまいます。
だから困らないような勉強から取り組めばよいのです。

その代わり、毎日コツコツやりましょう。

できる事からやる!

ここがポイント。超重要です。

ここを勘違いして勉強時間を減らすのはよくありません。
間違っても、

「まだ中学生活に慣れてないから・・・」

という理由で1学期の勉強時間を「小学生レベル」にしないようにしましょう。

よくあります。
気持ちは分かります。
でも、よくありません。

特に愛知県は!

上で書いた通り、愛知県は小学校でサボった勉強を中学で挽回する必要があるのです。
まず勉強時間を増やすために「つまずかない勉強」を多くすることから考えましょう。

「書き取り」と「熟読」から始めよう

それでは「自分でできる勉強」「つまずかない勉強」とは、具体的に何でしょうか?

  • 教科書やノートを隅々までよく読む。
  • 教科書に出て来た用語を何度も書き取りして書けるようにし、意味を正確に暗記する。
  • 学校で配布されたワークやプリント類(学校で習った範囲で、できそうな問題)

これが基本です。

そして「書き取り」は漢字や英単語だけではありませんよ。
理科や社会でも、テストでは「用語」や「人物名」を漢字で書けなければバツになります。

ちなみに保健体育や技術家庭科、音楽のテストでも同じです。

まずは「書き取り」や「熟読」をよく反復してください。
それらができないのに、より高度な勉強をやろうとしても手が止まってしまい、家庭学習の勉強時間を増やせません。

まず、上の基本を毎日コツコツやりましょう。
そして習慣になるようにしましょう。

慣れてしまえば、1日15分~30分くらいの勉強時間です。

1日に新しく出てくる単語や漢字などは、ほんの数個ずつでしょう。
何日もため込むから暗記が大変になるのですよ。

学校の先生の話をよく聞く!

ところで、教科書やノートを熟読するには、次の「大前提」があります。
それは

「学校の先生の話をよく聞く」

ということです。

学校の先生は教科書に沿って指導し、ノートをまとめているはず。
そして学校のテストは学校の先生が作る。

だから教科書やノートを読むときに、学校の先生の説明が頭に浮かんで来れば、それだけ理解が速いです。
10回読まなければ分からないことが、2~3回読めば分かるようになっているでしょう。

すると、余裕ができて、もっともっと、教科書やノートの隅々まで目が行くようになります。
こうして、授業を真剣に聞いている生徒と、ボーっとしている生徒では、どんどん差がついてしまいます。

「学校の先生の話をよく聞く」

授業なのだから、当たり前ですよね。
ところが、これが奥が深いです。

実際、まだまだ、できない子が多いです。
だから中学生になっても引き続き、要練習です。

ご安心を。
大人でもできないことがあります。

そこで、ちょっとコツを書きます。

学校の先生の話をよく聞く秘訣は、ノートにあります。
ノートを素早く書けるスキルが重要です。

学校でノートの取り方

授業中は黒板を書き写す時間ではありません。
新しいことを理解して覚える時間です。

とはいえ、ノートを書くのが大変ですよね。
けっこう時間を使います。
うかうかしていると、ノートを書く前に先生が黒板を消してしまうかもしれません。

すると、ここで

  • 授業を聴ける生徒
  • 書き写す作業で手いっぱいな生徒

という差が出てしまいます。

ですから、ノートの取り方を覚えれば、先生の話をよく聞けるようになるでしょう。

その秘訣は、ズバリ、

「覚えてから書け!」

です。
みなさん、黒板からノートに書き写すとき、何文字ずつ転記してますか?

1文字ずつ? ・・・それは何も覚えられません。
2~3文字ずつ? ・・・いやいや、それもダメです。

1単語ずつ? ・・・それでは要点の意味が分かりません。

1文ずつ? ・・・これが最低ラインでしょう。

だって黒板に書いてあることは、学校の先生がその場で説明したことですよ。
先生の話をよく聞いていれば、その時点で書いてあることの半分くらいは頭に入っているはず。

つまり、最低でも1文くらいは丸ごと覚えましょう。
そして覚えたものをノートへ一気に書き写してください。

慣れてきたら、2文ずつ。
もっと慣れてきたら、3文ずつ。

究極的には、その場ですべて頭に入れ、教科書に書いてない事だけノートにメモするようにします。
まぁ、このレベルになったら偏差値70超えてますけれど・・・

これが、ノートを書き終わったときに、その内容をよく覚えているのか、何も覚えていないのか、の違いです。
2~3文字ずつ書き写しているようでは、何も頭に残りません。

「あとで覚えればいいや・・・とりあえず写しとこう。」

そういう気持ちでノートを書き写していると成長しません。
絶対にダメ。
それは授業に参加していることにはなりません。

黒板を1字ずつ転記するのではダメ。

最低でも1文ずつ。
慣れてきたら2文ずつ。3文ずつ・・・。

ノートに書こうと思ったときは、1度は暗記し終えている状態。
それを授業の1瞬、また1瞬と積み重ねます。

ちょっと古いですが「全集中」です!
(あ、でも5月からまた次のシリーズが放送しますね)

それでも1時間経ち、2時間経ち、半日経てば忘れてしまうでしょう。

だから、家庭学習で教科書やノートを読み返し、完全に忘れる前に、また思い出すのです。
すると、記憶が定着しやすくなります。
(このあたりの理屈が知りたい人は「エビングハウスの忘却曲線」などを調べてください)。

しかし授業中に1度も覚えていないなら、思い出しようがありません。
その時点でかなりの差がついているということですね。

本当に学校の先生の話をよく聞いていれば、ノートもまとめて取れるはずです。
最初は難しくても、それができる事を目指して、日々の授業をよく聞きましょう。

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたります。生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、愛知工業大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、愛知教育大学附属高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校、菰野高校(三重)

私立高校

愛知高校、中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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個別指導ヒーローズ 植田一本松校
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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

高校生から数学の質問「 e って何ですか?」

ネイピア数について考えている男性

塾長です。

みなさん、進学、進級おめでとうございます!

さて、ちょっと前まではインフルエンザやコロナが大流行しましたね。
3学期は学校を欠席する生徒がとても多かったです。

そんな中、とある高校3年生からこんな質問を受けました。

数Ⅲのeって何ですか?

近隣の公立高校は、高2の3学期ころから数Ⅲに入ります。
そこで関数の微分を習ったはずですが、そのころにインフルエンザで学校を休んでいたようです。
かわいそうに。

この数の説明をググって調べてみたのですが、意外と出てこない。
そこで説明しました。
ここにも備忘録として書いておきますので、忘れたらまた見てください。

高校で習うネイピア数

高校数学で初めて出てくる $e$ という文字は「ネイピア数」と呼ばれる数です。
円周率 $\pi$ と同じように小数点以下が無限に続くので文字 $e$ で表します。

今どきの高校生が、ネイピア数に初めて出会うのは数Bの統計です。
正規分布の確率密度関数として間接的に e が紹介されます。

標準正規分布 $ N(0, 1) $ に従う確率変数zの確率密度関数

$$ f(x) = \frac{1}{ \sqrt{2\pi} } e^{- \frac{z^2}{2} } $$

ただし数Bでは紹介だけで「ふーん、そういう数があるんだー」くらいです。
ネイピア数の性質には触れず、この関数を直接計算するわけでもなく、実際には正規分布表を見て問題を解くからです。

次にネイピア数を目にするのは、数Ⅲです。
導関数の単元で習います。

ネイピア数を定義せよ

ネイピア数は、対数関数の導関数を求めるときに、必要性に迫られて定義します。
(少なくとも数Ⅲではそういうモチベーションでの導入だったと思います)

導関数の定義に従って対数関数

$$ f(x) = log_e x  (x>0) $$

の導関数を導きましょう.

ここで $e$ を何かしらの正の実数定数とします。
(この段階ではまだネイピア数を知りません。たまたま e という文字を使っただけ、という体裁です)

$$ \begin{eqnarray}
f'(x) &=&  \lim_{h \to 0} \frac{ log_e (x+h) – log_e (x) }{ h } \\
&=& \lim_{h \to 0} \frac{ log_e ( \frac{x+h}{x} ) }{ h } \\
&=& \lim_{h \to 0} \frac{1}{h}  log_e ( \frac{x+h}{x} ) \\
&=& \lim_{h \to 0} \frac{1}{h}  log_e ( 1 + \frac{h}{x} ) \\
&=& \lim_{h \to 0}  log_e ( 1 + \frac{h}{x} )^{ \frac{1}{h} } \\
\end{eqnarray} $$

ここから計算を進めるにあたり、$ x $ がカッコの中にあるのはやりずらいです。
そこで次のように置換しましょう。

$$ \frac{h}{x} = \frac{1}{t} $$

すなわち

$$ \frac{1}{h} = \frac{t}{x} $$

とすれば、

$$ h \to 0  のとき  t \to \infty $$

ですから、

$$ \begin{eqnarray}
\lim_{h \to 0}  log_e ( 1 + \frac{h}{x} )^{ \frac{1}{h} } &=& \lim_{t \to \infty}  log_e ( 1 + \frac{1}{t} )^{ \frac{t}{x} } \\
&=& \lim_{t \to \infty}  log_e ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t \frac{1}{x} } \\
&=& \lim_{t \to \infty} \frac{1}{x} log_e ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t } \\
\end{eqnarray} $$

となります。
めでたくカッコの外に $ x $ を追い出せました。
あとは、

$$ \lim_{t \to \infty} log_e ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t } $$

の値、もっと言えば、

$$ \lim_{t \to \infty} ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t } $$

の値がどうなるか?
という問題だけに集中できます。

実は、この極限値は収束することが知られています(※)
そこで、あらためて次のように定義します。

$$ e \stackrel{\rm{def}}{\equiv} \lim_{t \to \infty} ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t } $$

そして対数の底をこの $e$ だということにすれば、

$$ \begin{eqnarray}
\lim_{t \to \infty} \frac{1}{x} log_e ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t } &=& \frac{1}{x} log_e e \\
&=& \frac{1}{x}
\end{eqnarray} $$

とできてキレイにまとまります。
計算の結論をまとめます。

$$ (log_e x)’ = \frac{1}{x} $$
$$ e \stackrel{\rm{def}}{\equiv} \lim_{t \to \infty} ( 1 + \frac{1}{t} )^{ t } $$

このように対数関数の導関数をキレイに表すことができる数がネイピア数なのでした。

※ 収束することの証明は大学数学になります。ただし「少なくとも3未満」であることは高校生でも二項定理を使えば示せるでしょう。

ネイピア数の性質

対数関数 $ y = log_e x$ と指数関数 $ y=e^x $ は逆関数の関係です。

ネイピア数を底とする対数関数の導関数がキレイになるであれば、指数関数もキレイになるかもしれません。
実はこれも以下のような公式が知られています。

$$ (e^x)’ =  e^x $$

証明は難しいですが、高校数学では必須の公式です(※)。
これが分かると、底が $e$ でない対数関数や指数関数の導関数も計算できます。

$$ log_a x = \frac{ log_e x }{ log_e a} = \frac{ 1 }{ log_e a} log_e x $$

ですから、

$$ (log_a x)’= \frac{1}{ log_e a} \frac{ 1 }{ x } $$

です。
また指数関数 $ y=a^x$ の導関数についても

$$ a = e^k \Leftrightarrow k = log_e a $$

および

$$ a^x = (e^{k})^{x} = e^{kx} $$

を考えあわせれば、

$$ \begin{eqnarray}
(a^x)’ &=& (e^{kx})’ \\
&=& e^{kx} (kx)’ \\
&=& e^{kx} k \\
&=& e ^{kx} log_e a \\
&=& (e ^{k})^{x} log_e a \\
&=& a^{x} log_e a
\end{eqnarray} $$

と公式を導けます。

※ 逆に $ (a^x)’ =  a^x $ となるような指数関数の底を $ e $ と定義する考えもあります。
導関数の定義に従って計算すると以下のように、その条件式が出て来ます。

$$ \begin{eqnarray}
(e^x)’ &=&  \lim_{h \to 0} \frac{ a^{x+h} – a^x}{ h } \\
&=&  \lim_{h \to 0} \frac{ a^{x} (a^h – 1) }{ h } \\
&=&  \lim_{h \to 0} a^{x} \frac{  (a^h – 1) }{ h } \\
\end{eqnarray} $$

ここで $ (a^x)’ =  a^x $ となるためには

$$ \lim_{h \to 0} \frac{  (a^h – 1) }{ h } = 1 $$

であることが必要。ここで逆説的ではありますが、

$$ \frac{  (a^h – 1) }{ h } = 1 $$

を変形してみましょう。両辺に $ h $ をかけて移項したりします。

$$ a^h – 1 = h $$
$$ a^h = 1 + h $$
$$ a = (1 + h)^{\frac{1}{h}} $$

となりますから、再び極限を取ることを考えて、

$$ e \stackrel{\rm{def}}{\equiv} \lim_{h \to 0} ( 1 + h )^{ \frac{1}{h} } $$

となりそうなことは直感的に理解できます。
さらに $ h = \frac{1}{t} $ とすれば最初と同じ定義になります。

少しだけ大学の数学へ

ネイピア数を底とした指数関数の性質を使えば、多くの「微分方程式」を解くことができます。
高校生にとって微分方程式は聞きなれない言葉かもしれません。
学校によっては積分法の発展として「主体的な学び」のネタとして、ちょっとだけ紹介する先生がいるかもしれませんが、せいぜいそのくらいでしょうか。

一方、国際高校でバカロレアの教育課程を学んでいる生徒たちは、高校3年生の数学で微分方程式を解く必要があります。

そんなわけで、少しだけ微分方程式の話をしておきます。

微分方程式とは、未知の関数とその導関数の関係を表す方程式のことです。
微分方程式の解は関数になります。

高校生の知識では、不定積分の計算がその1例と言えます。
たとえば微分方程式 $ y’=x^2  $ を満たす関数は、不定積分で $ y=\frac{1}{3}x^3+C $ と分かります。

微分方程式の視点で、あらためて次の式の意味を考えてみましょう。

$$ (e^x)’ =  e^x $$

これは、

「ネイピア数を底とする指数関数は、微分しても積分しても式が変わらない!」

と言う意味です。そんな関数があるのですね。

そして上の式をyで書き換えた微分方程式

$$ y’=y  $$

は「微分した後の式 y’ が元の式 y と同じで変わらないような関数を求めよ」と言う意味になります。
上の公式から、これを満たす式の1つ(微分方程式の解)が

$$ y = e^x $$

と言えるのです。
さらに一般には $C$ を定数として(以後も同様にCを定数とします)、

$$ y = C e^x $$
$$ y’ = C e^x $$

と言えます。
これが他の微分方程式を解く上で大きなヒントになります。
例えば、少しだけ変えて微分方程式

$$ y’=ay  $$

を満たす関数は何でしょうか?
合成関数の微分を想像すれば、

$$ y=C e^{ax} $$

分かります。なぜなら

$$ y’ = (C e^{ax})’ = C e^{ax} (ax)’ = C e^{ax} a = ay $$

と確かめられるからです。さらにもう少し変えて

$$ y’=\frac{1}{x} y  $$

ならばどうでしょう?
これも合成関数の微分の発想で、

$$ y=C e^{log_e x} $$

だろうと分かります。

$$ y’ = (C e^{log_e x})’ = C e^{log_e x} (log_e x)’ = C e^{log_e x} \frac{1}{x} = \frac{1}{x} y $$

と確かめられます。
$ \frac{1}{x} $ の部分をもう少し一般化して $ g(x) $ と表し、

$$ y’ = g(x) y $$

としておきます。さらに

$$ \int g(x) dx  = G(x) $$

とすれば、きっとこの微分方程式 $ y’ = g(x) y $ を満たす関数は、

$$ y = C e^{G(x)} $$

なのだろうとわかってきます。そこで $ g(x) $ を見やすい形に変形した微分方程式

$$ \frac{y’}{y} = g(x) $$

すなわち

$$ \frac{1}{y} \frac{dx}{dy} = g(x) $$

の形を1つの解法パターンにしよう・・・

という具合に、微分方程式を解けるパターンを増やしていけます。

このように、ネイピア数はとても偉大なのでした。

最後に有名な関係式を1つ紹介して終わりましょう。

$$ e^{i \pi} = -1 $$

$ i $ は虚数単位 $ i^2 = -1 $ の $ i $ です。
数学で重要とされる2つの超越数 $ e, \pi $ および実数単位と虚数単位の $ 1,i $  そしてマイナスの符号だけが成る関係式です。

塾長が浪人生だったとき、予備校の数学の先生からいただいた本に、この式が載っていました。
とても衝撃を受けたのを覚えています。
ところが今の時代の教科書には、オイラーの公式

$$ e^{i \theta} = cos \theta + i sin \theta $$

がちゃんと載っていますね。

※ 一般に、微分方程式を解くのはとても難しいです。むしろ解けない方が普通です。解けない場合は方程式が分からないのですが、微分方程式のままコンピューターで計算してしまう、というアプローチが取れるときもあります。

あとがき

塾長が大学受験生だった頃は、物理の難問を解くときに微分方程式を少し解ける必要がありました。
その頃の教科書では、高校数学で簡単な微分方程式を少しだけ習いましたが、物理に出てくる微分方程式の方が難しかったです。
数学は数学で、高校で習わないような行列の固有値問題や、直交座標系を固有ベクトルを用いた座標系に変換するような問題が出題されていました。

何にせよ、塾長が高校生のころは「受験戦争」と言われたブラックな時代でした。
入試は「多すぎる受験生を切り落とすため」の意味あいがとても強く、高校で習っていないことが普通に出題されました。
予備校に通っていない生徒や、受験情報が希薄な田舎の生徒たちが、学校の勉強だけで難関大学へ挑戦するなど、ほとんど無理ゲーでした。

あれからウン十年か経ちまして・・・

かつて予備校で習ったような裏技や定理の多くが、今や教科書にきちんと載っています。
教科書が厚くなったのは大変ですが、予備校に行かなくても出題範囲を網羅できるという意味では、かなりフェアな時代になったと思います。

しかもインターネットで入試情報が簡単に調べられます。
予備校へ行かなくても、良い参考書や大学の出題傾向などを調べることができます。
ガチで一般受験に挑戦するにしても、自分の決意次第でできることが多く、とても羨ましい時代になったと思います。

あるいは、少子化で「受験戦争」という雰囲気は薄れ、受験らしい受験をせずとも、過半数の生徒たちは大学まで進学できるようになりました。
ガチで入試へ挑まなくても進学できてしまいます。

このような状況ですから、もっと伸び伸びと学んでほしいと思います。

たまたま今回は生徒からの質問をきっかけに数学の話を紹介しました。
しかし何の教科や何の分野であれ、自分が興味関心の強いことに関しては、教科書の範囲にとらわれず、つき進めて良いと思います。
そういうのが1つでも見つかれば、それはとても幸せなことでしょう。

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたります。生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、愛知工業大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、愛知教育大学附属高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校、菰野高校(三重)

私立高校

愛知高校、中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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