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勉強法

テストの点数って何? 勉強する本当の理由とは?

学校の勉強の様子の写真

塾長です。

中学1年生の英語。ついに一般動詞が出てきました。ここが「英語の得意と不得意を分ける分岐点」なんですよね。みなさん、しっかりね。

その一般動詞の1つ、study を生徒に教えていて、ふと思いました。

何で最初に study なんだろう?

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数学ってそうだったの!? だから暗算が数学を苦手にする!

勉強が好調な女の子のイラスト

塾長です。

今回の定期テストの個表が返って来ています。

中2から通っている高校2年生が、ついに学年1位を達成しました。おめでとうございます!
ある中3男子が総合点で自己最高点をマークした一方、前回自己最高点だった中3女子は、前回ほどではないものの目標点+7点をマークしました。
また、詳細は伏せますが、数学が12点から67点にハイジャンプした生徒もいました。

これからスパイラル学習法で学んでいく新入生たちは、先輩たちの姿を見て、しっかり着いて来てください。

常識の中にあるウソ!?

さて、生徒を指導していると「教育の間違った常識」というものに遭遇することがあります。例えば前回のブログ「できる子は、教科書に線を引かない、ノートをまとめない」もそうでした。教科書に線を引いたりノートをキレイにまとめた方が成績が上がりそうな気がします。しかし現実は反対で、テスト期間にそういう作業をしている生徒ほど点数が伸び悩むものです。

今回は「暗算」についてぶった切ります!

「算数」の計算は得意。でも「数学」は苦手。

例えば、数学で次のような悩みがある場合。きっと、あることが原因です。いったい何だと思いますか?

  • 計算は速いけどミスが多い
  • 関数、図形、文章問題が苦手
  • 中学校の数学から苦手になった
  • 数学は意味が分からない
  • 小学校の時に公文で中学まで予習したけど全部忘れた

算数や数学がいつから苦手になるのかは人によります。小学校5年生くらいから、あるいは中学1年生になってから。人それぞれですが、苦手になりやすい人の共通点は、およそ決まっています。それは、

  • 途中の式を書かない
  • 図表を自分で書かない

という習慣です。こんな状態も同じです。

  • 途中の計算過程を書かない
  • ノートに答えしか書いてない
  • わざわざ途中の計算を消しゴムで消す
  • 間違った過程を残さない

こうした習慣があると「算数」から「数学」へ発展しません。中学生になっても算数しかやっていないので、数学が苦手になってしまうのです。逆に言えば、その習慣を改善すれば数学を克服する道が開けます。

「算数」と「数学」の違いとは!?

『いつまでも「算数」しかやっていない』と書きました。そもそも算数と数学は何が違うのでしょうか。

算数とは!?

小学校までの算数は、主に、整数、小数、分数を使った「算術」について学びます。要は、目に見える物を数で表し、計算を通じて色々な視点で物の個数や量を測れるようにする訓練です。

基本的に、数には「個」「匹」「リットル」「円」などの単位が必ず付きます。具体的な「経験」を通じて「数」の基本概念を抽象化していく「過程」にいるからです。したがって教科書の構成は、

  • 基礎(大部分): 物の数や量、単位などの具体的な内容
  • 発展(部分的): 数の性質やグラフなどの抽象的な内容

となっています。

例えば小学1年生の初期では、まだ「ペン1本」の1本と「パイナップル1個」の1個は、別のものだと認識しています。それを「合わせていくつ買いましたか?」という計算を経験させると、単位を外して抽象的に考えるようになります。つまり「ペン1本だろうがパイナップル1個だろうが、数が1であることに変わりはない!」と考えて「合わせて2つ」と答えられるわけです。

このように、

具体的な経験 → 整数、小数、分数への抽象化

を繰り返しながら学びます。とても大変な経験時間を要するので、小学校の算数では、これ以上の数の拡張をしません。ちなみに余談ですが、この抽象化に失敗すると、例えば「ウン、と合わせて、ペン・パイナップルが1つ」と答えてしまうわけです。

したがって、算数の世界では「数」と言えば、整数、小数、分数でしかなく、その範囲に限って加減乗除を学ぶだけです。そのため数の「性質」や「法則」の種類が少なく、計算が単純なだけに、暗算がし易いです。

数学とは!?

中学生以降の数学は、数の概念に「負の数」「文字式」「多項式」「無理数」が仲間入りします。単位のないものばかりです。そして数と数を足したり掛けたりしたように、例えば、式と式を足したり掛けたりします。

  • 負の数の導入と、その加減乗除、指数の導入
  • 文字式の加減乗除(単項式の計算)、方程式
  • 定数、変数、関数、座標
  • 多項式の加減乗除(中学は因数分解まで、除算一般は高校)、連立方程式
  • 無理数の導入と指数の拡張
  • 座標とベクトル、虚数と複素数、合成関数や微分方程式、集合など

このように、数と同じように計算できるものが学年と共に増えていきます。整数、小数、分数に限られていた算数の世界とは違い、数の概念がどんどん広がります。正に「数」の広がりを「学ぶ」ので「数学」と呼ぶわけです。それゆえ、何のどこが「数としての性質」なのかという「法則」や「定理」が重要になってきます。

したがって教科書の構成は、

  • 基礎(大部分): 数の性質や定理の説明や証明
  • 発展(部分的): 実社会にあてはめた利用問題

となっています。例えば中1なら最初に「方程式」という単元で、定理を使って「移項する」「分母を払う」などの抽象的な計算練習をします。その後「方程式に利用」という単元で、買い物や速さを扱う具体的な問題を解きます。

定理を使った抽象的な訓練 → 具体的な問題にあてはめる

これは算数とは真逆の構成です。

したがって、式の変形(計算)には必ず定理(理由)が当てはまります。そして1行の式変形に複数の定理が複雑に当てはまることさえあります。逆に定理に当てはまらないた式変形は、たまたま数字があっていたとしても間違いです。これを放っておくと計算ミスが多発するようになります。

つまり、算数の計算に比べたら「なぜそうできるのか」の理由付けが複雑なんです。それゆえ計算が速いことよりも、論理的に正しいかどうかを確認する方が、よっぽど重要になってきます。むしろ暗算はミスを生むリスクでしかありません。

中1の数学で最初にやるべき「脱!暗算」

このように算数と数学は、まったく視点の異なる学問です。中学から学ぶ数学は「数の性質」に注目し、その性質をあてはめる対象を「負の数」や「式」にまで拡張していくわけです。

1つ1つの計算(式変形)には、それぞれ理由があります。その理由は教科書に「定理」や「法則」としてすべて書いてあります。数はそれほど多くありませんが、組み合わせて使ったり、直ぐに思いつけるようにする訓練が必要です。

そして、もしも計算が間違っていたら、その理由を必ず言えるようになっています。ですから数学では丁寧に「なぜ、どうして」と確認していくことが大切です。

そうやって注意深く計算していれば、自然と「途中の式を書いて確かる」という手順の繰り返しになるはずです。

逆に「なぜ、どうして」を確認せず、とにかく速く答えを出すことにこだわり過ぎると、計算の「理由」を無視することが多くなり、分からないことがどんどん増えてしまいます。そうすると、暗算でできるような単純な計算だけを好むようになり、新しい定理を取り入れた数の拡張ができません。

これが数学が苦手になる理由です。つまり、

暗算にこだわる → 理由を無視する/暗算ができる簡単な問題だけ好む → 数の拡張ができない → 数学が苦手になる

というメカニズムです。

速くたくさん計算できれば良いとは限らない

数学の計算には全て理由がありますが、実際には、いちいち理由を確かめるのもしんどいです。そこで色々な計算パターンを網羅した問題集を何周かした方が、手っ取り早く計算力が身に着きます。これはアウトプット型の勉強なので、私も大部分は賛成です。ただし注意点があります。それは必ず次のことを守る、ということです。

  • 少なくとも間違えたところだけは理由(教科書)を確認すべし!
  • 確認できるように途中の計算式や図表はできるだけ書くべし!

この注意点を守らないと、ある日、全て忘れてしまいます。理由のないものは頭に残らないんです。

とにかく問題集を何百ページ、プリントを何十枚もこなし、数多くの暗算パターンを覚えてスピーディに計算をしていく生徒。一見、数学が得意のように見えますが、そうとも限りません。中には少しでも応用問題になると、ポキッと折れたようにできなくなってしまう生徒が出てきます。

もちろん本当に計算もできないほど苦手な生徒からしたら、こうした生徒は「数学できるじゃん」と思うかもしれません。しかし数学は「数」の概念を広げていく学問です。基本定理を自覚せず、パターン認識だけで計算ができるようになったとしても、それはいつか破綻してしまいます。

進学校でも高校から数学が苦手になる理由とは?

高校で「数学が苦手」というレベルはまちまちですが、それでも赤点や赤点ギリギリならば、かなり苦手と言えるでしょう。

「数学を何とかしたい!」

そう言って高校コースから入塾して来る生徒たちの多くは、実は数学が苦手なわけではありません。ちゃんと教えると、意外とすんなり理解してくれます。点数からは想像できないくらい早く解けるようになってしまいます。ほんと、そんな子が多いんです。ただ、

自分でどう勉強したらよいか分からない!

そう悩んで入塾して来るのです。

そういう生徒たちは、とにかく大量の問題集や大量のプリントで中学の数学を乗り切ってきたタイプの生徒たちばかりです。公式の暗記やパターンの認識はとても速いです。しかし教科書の読み方を知りません。

高校の数学では定理の数が増えます。しかし何十枚もプリントを出してくれるわけではありません。学校で配られる問題集の解説は簡素なものが多いです。それで、自分で何をしたら良いのか分からなくなってしまい、数学ができなくなってしまうのです。

例題のパターンごとに解き方を教えれば、直ぐ解けるようになってくれますが、それだけでは根本解決にはなりません。定期テストはしのげても、模試や入試では歯が立ちません。それじゃ不十分だという事を私は高校生の時に思い知らされています。浪人してから気が付かされました。

だから、そういう生徒たちに指導することだって同じです。

  • 途中の計算式をちゃんと書こう
  • 計算過程は消しゴムで消さず全て残しておこう
  • プリントや問題集だけで勉強しない(教科書を大切に)!

数学が得意な生徒は、ゆっくり計算するけど結果的に速い

高校生になっても数学が得意な生徒は、むしろ、ゆっくり取り組みます。取り組む問題集も限られています。その代わり、1つ1つ、自分の頭で考え、手を動かし、納得するまでじっくり取り組むのです。

中学生でも、数学で80点以上をコンスタントに取ってくる生徒は、やっていることが意外に多くありません。忙しい部活と勉強を両立してしまう生徒は、取り組む内容を絞ることができています。その代わり、細かいところの隅々まで納得いくまで、じっくり取り組んでいます。

ノートを見ると、途中の計算式や、考えに必要な数直線や表などが、ちゃんと書かれています。

それでは計算が遅いかというと、そんなことはありません。定理が良く身に着いているので、無駄な計算が少なく、ミスも少なく、消しゴムをほとんど使わないので、結果的に暗算が得意な生徒よりも早く終わります。これは学年が上がるほど、そうなります。

ですから数学を始める中1の段階で、できるだけ暗算を捨てる方が良いのです。

何度も書きますが、数学は数の性質が大切です。計算の根拠となる「数の性質」を正しく使わないと答えも間違えます。つまり論理が正しくないと答えが間違うようになっています。論理を確かめるには途中の式を書くしかありません。暗算はミスを生むリスクでしかありません。

「最終的な答えさえ合っていればいいや」

という短絡的な考え方では、あっという間に限界がきてしまいます。

競争相手は電卓ですか?

さて、ここであらためて問いたいのです。

人より速く計算できることが、そんなに大切な事ですか?

江戸時代は速く計算できる人が希少だったでしょう。昭和時代もそうだったかもしれません。でも今はどうでしょうか。電卓が100円ショップで買えたり、スマフォの電卓アプリが使えたりする時代です。人の手で計算するスピードに、それほど大きな価値はないと思います。

そしてコンピューターが安くなり、これから人工知能が身近になっていくことを考えれば、複雑な計算もコンピューターに任せればよくなるでしょう。

ですから、私たち人間のやることは、数の性質を良く知り、その性質を応用した命令をコンピューターに与えることです。電卓と競争するのではなく、コンピューターと会話できるような数学的な素養を養ってほしいと思います。

もちろん、数の性質や多様性を多く知っていて、その結果として計算が速くなるのは、積極的に良いことだと思います。教育的な意味として良いと思います。そしてコンピューターを使いこなせる、という意味でも良いことです。

まとめ

数の概念を狭い範囲に限定して「計算の速さを競う」ような価値観は、間違っていると思います。「暗算が速い方が優れている」と子供たちに思わせることは、むしろその後の数の広がりを邪魔してしまう危険性があるので要注意です。

子供たちを電卓と競争させてはいけません。算数から数学へステップアップできるように、

「途中の式をちゃんと書きましょう。」
「計算に使った数の性質を確認しましょう」

と、正しく子供たちに教えるべきだと思います。

 


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あたり前だけど意外とやってない「定期テストの見直し方」

テストの見直し「忘れがちなもう1つの方法」のタイトル絵

こんにちは。塾長の松下です。

期末テストが近づいてきました。そして中間テストの個票や成績表が出てくるころです。学校によっては面談もあるでしょう。

そこで今回は「テストの正しい見直し方」について動画にまとめました。次の期末テストの点数アップにつながる内容にしました。

テストの見直しをすると、次のテストの出題傾向すら分かるようになってきます。必然的に、より点数の取りやすい勉強方法が分かります。そういうお話です。

塾長の生出演がちょっと気持ち悪いですが、ご覧くださいませ。

 


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できる子は、教科書に線を引かない、ノートをまとめない

黒歴史のノート

塾長です。

中間テストは半数の生徒が自己最高点または自己最高順位をマークしました。中には「数学の点数が2倍になった!」と喜ぶ生徒もいました。自己ベストを更新したのは素晴らしいことですね。

今日はその方法について書きます!

と、その前に、勉強の大前提を書いておきます。

勉強で成績を上げるためには、精神の安定が必要不可欠、大前提です。ところが残念なことに、精神の安定を脅かすものが身の回りにはたくさんあります。例えば点数が低くて怒られてしまうと、精神が不安定になります。萎縮してしまって主体的に勉強ができる心境になりません。

なぜ塾長は点数が悪くても叱らないのか?

私は生徒に対して、いや自分の子供に対しても、点数のことで叱ることはありません。点数よりも勉強の中身を細かく見て、やり方、プロセスを一緒に見直します。

なぜなら、それが勉強で最も大切なことだと知っているからです。点数は後からついてくるものです。

それから、私自身が中1の最初のテストでひどい点数を取った経験があるから、といのもあります。自分のことを棚に上げて子供を叱るのはフェアではありません。ウソは指導の根拠を無くします。

過去に栄光があるかどうかよりも、どうやって成績を上げたのかを教えた方が生徒のためになります。

何はともあれ、勉強を通じて皆さんは「良い人生を送るための武器」を手に入れてください。そこに向かって指導をしているので、低い点数で怒ってしまうほど私は短絡的ではありません。

自己最高を記録する
苦手を克服して点数を2倍にする

こうした実力は、小手先の裏テクニックでは達成できません。もっと長い目で生徒に勉強してもらっているからこそ、出てくる結果なんだと思います。

長い目で何を勉強させるのかは、長くなるので後で書きますが、ここでは「点数が悪くて叱るのは、短絡的で良くないこと」だと言っておきます。

そういうわけですから、塾生の皆さんは「定期テスト振り返りシート」をちゃんと提出しましょう。

さて、話を勉強の方法に戻します。

勉強の悪い方法とは!?

一般論では分かりにくいので、具体例で考えます。例えば、次の行動は要注意です。
伸び悩んでいる生徒や、一部の塾から転塾してきた生徒によくみられる行動パターンです。

  1. 漢字や英単語を何十回もひたすら書いて覚える
  2. 教科書に線を引きまくる
  3. 問題集や参考書を何冊も持っている
  4. 丁寧な字で、カラフルで、きれいに、ノートをまとめる
  5. 教科書をあまり読まず、問題集だけに取り組んでいる
  6. テスト前日なのに塾の教材をやっている
  7. テスト範囲を言えない

なぜ、これらがダメなのか、ちょっと考えてみてください。

1~4は、作業と勉強の区別がついていない状態です。私もそうでした。
5~7は、やることの目的や優先順位が考えられていない状態です。

では、どのようにしたら良いでしょうか。

勉強の良い方法とは!?

上で挙げたダメな例を、良い例に変えるなら、こうなります。

  1. 漢字や英単語を書き取り練習する前に、まずテストを作る。テストは簡単に作ればよい。英単語なら日本語の意味を、漢字なら読みを、その日覚える個数だけ列挙して書いておくだけ。そのテストで満点を取れるようになったら書き取り終了とする。真剣に書き取りすれば10回も20回も書く必要がない。たとえ数回でも、もう書けると思った時点で次に行き、全て練習したらテストをして、できなかったものだけまた数回練習。この一連を満点とるまで繰り返す。こうすれば20個覚えるのに15分もかからない。
  2. 教科書は線を引かない。数ページくらいを熟読したら、閉じて覚えたことをノートに書き出す。5分くらい思い出す努力をする。最初は3つくらいしか書けない。5分経ったら教科書を開いて暗記を見直す。覚えたらまた閉じて書き出してみる。これを何回か繰り返す。
  3. 市販の教材は買わない。安易に教材を増やさない。塾の教材は学校の教材が順調に消化できているなら取り組む。特にテスト期間は、まず学校のものを隅から隅までやる。やることを絞って完成度を上げる。
  4. 自分の勉強時間ではノートを作らない。授業ノートや授業プリントの見直しだけで十分。教科書の内容をノートに書きたいなら、教科書を閉じた状態で、思い出す訓練として書き出す。
  5. 教科書は超重要。問題集で間違えたら、必ず教科書に戻ってチェック。良質な問題は、一見難しそうであるが実は教科書の知識を組み合わせただけで解ける、という事実を確認していく。逆にそれでも解けない問題は自分の現状に合わせて取捨選択する。
  6. 前日は教科書や授業ノート、学校の課題類を見直す。その上で心配なところを個別にプリントや塾教材で見直す。学校のテストは学校の先生がつくるのだから、学校で使っているものから優先して見直す、ということを知っている。
  7. テスト範囲表が配られる前から、次のテスト範囲に関する情報を収集する。学校の先生が授業中に言うことをよく聞く、または自分から先生に聞きに行くなどして、次のテスト範囲を常に気にしている。またその過程で教科書の何ページに何が書いてあるかを大まかに把握している。

これらに共通した考え方は「アウトプットを重視する」です。伸び悩む子はインプットばかりでアウトプットを訓練しません。直感的ですが、次のようにまとめることができます。

  • 伸びる行動  インプット3割 アウトプット7割
  • 伸びない行動 インプット9割 アウトプット1割

さらに「あと回し」にする習慣が身に着いてしまうと、もっと伸びません。

これが今日の本題です。

教科書に線を引かない!?

教科書に線を引くのは逆効果です。成績の良い生徒ほど、教科書に線を引かなくなります。

え?

と思いますよね。真面目にちゃんと勉強するなら、線を引くでしょ、と思いますよね。ところが逆効果です。さて、

本当に、教科書に線を引くのは積極的でしょうか?

いえ、実は消極的です。むしろ後ろ向きです。一見、積極的に見えるところが落とし穴なんです。
教科書に線を引くとき、きっと

「これは大事。あとでまた見よう!」

と思って線を引きますよね。ところが、これがダメなんです。無意識の中で

「後でやる」→「今は別にいいや」→ 後回しスイッチ、オン!

という風に、脳があと回しモードになってしまうからです。後回しにしたら、脳ミソがその場で覚えてくれません。教科書を開くのは覚えるため。それなのに、その場で覚えないなんて変ですよね。
さらに人によっては

「線を引いたところ以外は覚えたくない」

という意識があるかもしれません。情報を減らしたいのでしょうが、脳は関連する情報が少ないものほど忘れやすいです。情報を減らせば、むしろ暗記が不利になります。そうなればなおさら良くありません。

結局は教科書のほとんど全てが重要なんですから、そもそも線なんて引く必要はありません。線を引いたら教科書の全部が線だらけになって終わるだけです。

教科書には線を引くのではなく、どんどん新しい情報を書き込んでください。問題集で間違えたところを見直したら「なるほど、教科書のこの知識は、こうやって使うんだ。」「ここに結び付くんだ」などと新しい発見をするでしょう。そうした発見を教科書に書きこんでいくのです。

そうやって、どんどんアウトプット力を鍛えます。

ちなみに教科書に書き込むレベルになると、学年順位で上位20%以内に到達しているでしょう。

ノートをまとめない!?

はい、これも良くありません。本屋さんに行くと「東大生のノートの取り方」みたいな本が売れているようです。あれは、教科書をやり尽くしたレベルの生徒が、さらに上のレベルの要点をまとめるための技術です。

私は上で「教科書に発見したことを書き込もう」と書きました。その別冊版を作るようなものです。教科書にまとまっていることを、わざわざ書き写すようなことではないので注意しましょう。

繰り返しになりますが、教科書をまとめ直すなんて無駄なことは止めましょう。なぜダメかといえば、教科書に線を引くのとまったく同じ理由です。

「ノートに書いた」→「あとでこれを見直せばバッチリだ」→ 後回しスイッチ、オン!

となるからです。書いたことに安心して、脳が内容を覚えてくれません。それに教科書はすべて重要です。ノートをまとめていったら、教科書がもう1冊できるだけです。

テストでは、教科書や参考書を「見ずに書けること」「見ずに解ける」ことが試されるのですから、教科書や参考書を見ずに書く、見ずに解く、という訓練をできるだけ多くすることです。

あとがき

次の期末テストが近づいています。早い所ではすでに3週間前です。

必ず前回のテスト勉強で「何の対策が不足していたのか」を分析し、次回は改善するようにしましょう。点数が良くても悪くても、必ず改善してください。

行動パターンの改善こそが大切で、勉強をする意味そのものです。点数に一喜一憂する人は、あまり伸びません。ちゃんと分析して次回に活かす、そしてその姿勢を継続することが大切です。

ここで勉強時間とは作業時間ではないことを注意しておきましょう。

「勉強」と「作業」の区別がついている生徒ほど成績が伸びやすいです。

上に述べたように、アウトプット重視の勉強に切り替えて、今回よりも次回、次回よりもそのまた次回、自分の行動パターンをどんどん改善しましょう。

 


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数学が苦手なら必見!(再掲)意外と忘れている数学の超基本

計算ミスの実例の写真とタイトル

こんにちは、塾長です。

数学の計算が苦手な人が、なぜ苦手なのか?

その理由と対処について、2年ほど前に私が書いた記事があります。まだアメブロで書いていた時代です。

今あらためて読んでみて、我ながら良く書けてるなぁ~と思ったので、このブログでも再掲しますね。
せっかくだから、少し読みやすく段組みして、言葉も補完してみました。

この時期は必見ですよ!

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さあ、令和になって初めてのガリ勉タイムだ!

カレンダーを見て焦る男の子のイラスト

こんにちは、塾長です。

今年は今日5月6日が連休最後の祝日となりました。ちなみに5月6日はコロッケの日だそうです。

さて祝日ですが今日からヒーローズ植田一本松は授業を再開します!
令和になって初仕事です!!
早い学校ではテスト10日前を切りました。近隣の植田中学なら3週間前です!!!

GW明けは最初にカレンダーを見るべし

ところが入部届を出して最初の週とあって、今週もゆるーく進んじゃうんですよね。特に運動部に入部した中学1年生や高校1年生は、買い物週間になるでしょう。まだまだ新学期ムード。もちろん部活も大切です。

しかし、

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GWは遊んでもよい? テスト範囲と連休中にやるべきこと

GWは勉強で遊べないの?のイラスト

こんにちは、ヒーローズ植田一本松校の塾長です。

明日から10連休。どれくらい遊んでよいのかを質問してきた生徒がいました。

このゴールデンウィーク明けに直ぐテストを行う学校もあるでしょう。
とはいえ、前半に少しくらいなら遊んでもよさそう・・・と思いたいところですが、本当はどうなんでしょうか?

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テスト1か月前! 今もっとも気にすべきことは?

カレンダーを見て焦る男の子のイラスト

こんにちは、塾長です。

入学式や新しい元号「令和」の発表から10日以上が経ちました。今週から新学期の授業を始めた学校がほとんどでしょう。

さて、新学期が始まったばかりで申し訳ないですが、皆さん、「テスト1か月前」です!

あと2週間もすればゴールデンウィーク。その連休が明けたら直ぐにテスト期間です。
ちなみに将来のことを考えて計画的に行動できる点が人間と他の動物の違いらしいですよ。

教科書をもらったらすぐにやるべきこと

勉強の前に、まず人として

いきなりですが、質問です。

学校から配られた教材の名前を全て言えますか?

全て正確に答えられた生徒は優秀です。逆に、言えないものばかりであると、ヤバいです。今のうちに確認しておきましょう。

教材の名前は、これから色々なところで使われます。先生が授業中に使うことを指示したり、宿題やテスト範囲で指定されたりします。ですから、覚えておかないと話になりません。

成績に苦労している、宿題を忘れる、または期限ぎりぎりに提出する、親に怒られてから学校の教材を開く・・・こうした症状がある人は、そもそも学校の先生の話が耳に残っていません。話が記憶に残るために、最低限の予備知識として、教材の名前を確認しましょう。

それでは次の質問です。

新しい教科書やワークに、もう名前を書きましたか?

自ら進んで名前を書いた人と、親や先生から言われて書いた人では大きな差があります。
自分の持ち物をしっかりと覚えて管理することは、忘れ物をしないことや、人の持ち物を間違って持って来てしまわないこと等につながります。

勉強する以前に、まず人として大切なことです。部活やクラブ活動でも学んできたはずです。しっかり頼みますよ!

ここからが勉強の話し

前置きが長くなりましたが「新しい教科書をもらって最初にすべきこと」でした。

え、名前を書くことじゃないの?

いえいえ、ここでは成績を上げるための話しです。そんな小学生みたいな話で終わるワケがありません。
教科書をもらったら、まず次のことをしましょう。

教科書をもらったら最初にすること

  1. 目次を確認
  2. 次のテスト範囲を予想

学校からテスト範囲が発表されるのは、テスト10日前くらいでしょう。つまり連休明けです。天才でもない限り、そこから勉強を始めても手遅れです。今から予想しておけば「後で覚えればいいや」なんて思わなくなります。1ページでも多く勉強を進めておかないと間に合わないことが分かるでしょう。

ちなみに、目次を読むだけでも色々なことが分かります。

例えば地理なら、教科書の前半が世界のこと、後半が日本のことです。つまり中1が世界地理、中2が日本の地理だと予想できますね。
しかも、何をどういう順番で習うのか、どのように頭を整理したら良いかも分かります。章や節のタイトルを読めば何が重要か分かるからです。アジアなら、人口・宗教・民族の分布、貿易、農業、工業、石油についてが出題されやすい事が分かります。タイトルにそうあるからです。

目次を見れば勉強の仕方がけっこう分かるのです!

テストが終わるまで気にすべきこと

もちろん、目次の確認やテスト範囲の予想だけで良いわけではありません。これからテストまでの1か月間、そのテスト範囲を実際に勉強していくわけです。

そして勉強している時は必ず次のことを気にするようにしてください。

テスト勉強で常に気にすべきこと

  1. テスト範囲のメンテナンス(仮説の修正や変更)
  2. どんな問題が出題されるか予想

学校の授業の進み具合や、先輩の話し、塾の話などを参考に、自分が予想したテスト範囲を常に修正しましょう。時には「前のテストは出来が悪かったから、その範囲から20点分また出るらしい。」なんてこともあります。

教科書を読むときは「この行はテストに出るかな。この図は出るかな。」などと重要なところを気にしながら読むようにします。問題を解くときも「これと似たような問題が次のテストに出るかな。」などと気にして、問題のポイントや重要度を自分なりに推測するようにしてください。

このように考えながら勉強すると、記憶の定着が良くなり、勉強もはかどります。

「テストに出るから勉強する」は悪いこと?

何が出題されるかを予想することは良いことです。決してズルいこと、悪いことでなどはありません。ですから「テストに出るから勉強する」という姿勢も悪いものではないと私は思います。少なくともテストはみな同じルールで受験しますから、ズルいなんてことは無いでしょう。

真面目な話しをすれば、重要であることと、問題に出やすいことは、ほとんど同じ意味です。まともな先生が定期テストの問題を作成している限り、生徒にぜひ覚えて欲しいこと、ぜひ考えて欲しいことを問題にするはずです。
しかも、人間の脳というのは、記憶を整理する時に他の情報との結び付きを手掛かりにします。重要な情報ほど他の多くの情報と結びついていて、より忘れにくくなるものです。

ですから勉強すべき事を漏らさないためにも、記憶の定着を促すためにも、テストに出やすいかどうかを常に気にしてください。

たとえ予想が外れてテストに出なかったとしても、ちゃんと実力が身につきます。教科書から重要なポイントを拾うスキルが高まります。記憶の整理が上手になります。もしかしたら、次の実力テストで、あるいは次の模試で、あるいは入試の本番で出題されるかもしれません。

まとめ

新学期が始まりましたが、もうテストの1か月前です。これから1か月間、次のように勉強に取り組んで、ぜひ良い点を取ってください!

教材の名前を覚える、教材に名前を書く。
目次を確認して、次のテスト範囲を予想する。
情報を集めてテスト範囲の予想を常に修正する。
何がテストに出そうか気にしながら勉強する。

ちなみに「新学期に慣れてから」などと題を先送りにしていると、あとで痛い目にあいますよ。今からやりましょう。テスト前日に徹夜しても無意味です。コツコツやっている生徒にはかないません。

 


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愛知県 公立高校入試 2019年の問題を解いてみた塾長の所感

2019年度愛知県公立高校入試問題の写真

こんばんは、塾長です。

公立高校の入試が終わりました。来週はいよいよ合格発表です。

今年は理科が難しかったと聞きますが、どんな入試問題だったのでしょうか?

さっそく分析しました!

と、本当は言いたかったのですが、こんなに日が過ぎてしまいました。
実はここ2週間、プログラミング教室の問い合わせや体験授業がとても多くて大変だったのです・・・という言い訳はともかく、とりあえず今年の出題はこんな感じでした・・・

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