// 条件1に該当しない場合の処理

勉強法

プログラミング教室では、どんなことをしているのですか?

マイクラ×Scratch3.0

こんにちは、塾長です。今年は冷夏と言われていたはずなのに、この暑さ。災害級です。皆様くれぐれもご無理をされないようにお願いします。

さて、プログラミング教室へのお問い合わせが増えてきました。

「どんなことをやるのですか?」
「学校でも始まると聞きました。体験してみたいです。」
「子供がやりたいと言ってます。体験できますか?」

はい、ぜひ、来て見て体験してください。百聞は一見に如かず。お待ちしております!

一方、プログラミング教育が良く分からない方もまだまだ多いはず。そこでお電話をいただく前に読んでいただけるよう、少し説明を綴ってみたいと思います。

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部活と受験勉強の両立はできますか? できません!

校庭と野球ボールの風景写真

塾長です。

引退の時期が遅かったり、引退のない部活に所属している受験生からの相談です。毎年恒例です。これまで何十人と似たような相談にのって来たので、それらを重ね合わせて平均的なストーリーにしてみました。

あれ、俺のこと? わたしのこと? うちの子のこと?

って思われるかもしれません。ご安心ください。きっと複数の方が同じように思っています(笑)。それでは寸劇をどうぞ・・・

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夏休みは何時間くらい勉強すべき? 受験生の「普通」レベル

夏期講習を受ける生徒たちのイラスト

こんにちは。塾長です。

いよいよ、あと1週間で夏休みです。内外から夏期講習の申込が始まっています。夏季の面談も毎日のようにやっております。
面談で本当に実感するのは、ご家庭によって「普通の勉強時間」の差が激しいという事です。

自分にとっての「普通」を更新しよう!

面談では勉強のやり方を指導しますが、その前に、勉強時間の確認を行います。勉強時間が不足していては、やり方を改善しても効果が無いからです。

10時間勉強する生徒が1割の効率アップを行えば1時間の差が生まれ、反復も増やせます。しかし1時間しかやらない生徒には6分の差しか生まれませんし、反復も増やせません。したがって忘れていくスピードの方が早いです。

「うちの子は本当に頑張っているんです。」と言われて細かくお話しを確認すると「え、ぜんぜんやってないじゃん!?」、「学校の課題すら1回しかやってないの?」みたいなことが、実はよくあるんです。

そして過去に合格して来た生徒の実績を報告すると「え、普通はそんなにやるんですか!?」となります。よくよく思い起こせば、それまで学校や塾の先生たちから「もっとやらないと」と言われてきたでしょう。しかし「もっと」ではわかりません。具体的に何時間なのか示されないと分からないんです。

普通は何時間くらい勉強するのか。合格している人は何時間くらいしているのか。

自分にとっての「普通」が学力を決めてしまうと言っても過言ではありません。少なくとも合格者と同じレベルの量をこなさなければスタート地点にすら立てません。

みんな「普通」の勉強時間を知りたい

今年の夏休みは7月20日~8月31日まで、実に43日もあります。例年より3~4日くらい長いそうですよ。それだけ夏休みの努力で差が付きやすいという事ですね。

さて合格者の「普通」を発表しますね。ちなみに「オレ、あまり勉強してなかったよ。」的な自慢話は除外してあります。そういうの要らないです。

「夏休みは勉強したなぁ~」合格者の勉強時間

志望校を1ランク上げて合格した生徒たちの勉強時間を一部ご紹介します。ご家庭+塾のトータルです。生徒たちから口頭で聞いた時間での概算です。もちろん志望を低く設定して合格した生徒は、これより少ない時間になります。

菊里高校 (1日9.5時間)

  • 内申43→44 380時間
  • 内申41→42 400時間

名東高校 (1日8.5時間)

  • 内申32→36 340時間
  • 内申35→37 360時間

昭和高校 (1日8時間)

  • 内申34→35 320時間

天白高校 (1日7.5時間)

  • 内申28→30 300時間
  • 内申33→33 250時間

日進西高校(1日6時間)

  • 内申27→28 220時間
  • 内申31→31 240時間

東郷高校 (1日5時間)

  • 内申27→27 180時間
  • 内申29→28 190時間

学力の差の正体は、自分にとっての「普通」の差といっても良いでしょう。学校や塾に行って、よりたくさん勉強している人たちを見て、今までの自分とは違う「普通」を取り入れましょう。そうやって自分の常識をバージョンアップさせましょう。

夏休みは最低200時間(1日5時間)

上で見たように、夏休みに1日平均5時間未満の勉強では、現状維持がやっとです。高校受験が人生初の受験、という人にとっては、確かに今までの夏休みの中で最も勉強したかもしれません。しかし次のことを絶対に忘れてはいけません。

  • 受験は競争(定員と合否がある)
  • 受験生はみんな勉強している

自分にとって最多記録でも受験生の中で普通なら、成績も順位も普通のままです。もちろん勉強したらその分の学力は上がるっているのかもしれませんが、周りの生徒たちよりも実力が上がっていなければ、成績や合格判定は下がるという事です。

そして夏休みの約40日間で、合計200時間未満の勉強時間しかしていなければ成績は落ちていくのです。

偏差値50前後(平均点前後)の公立高校を目指すなら200時間以上、それ以上の高校を目指すなら、もっと多く、そして1ランク上を目指すなら、さらにさらに多くの勉強時間が必要です。

夏期講習はどれくらい受講すべき?

もっとも大切なのは夏休み全体のトータルでの勉強時間を決めておくことです。そして、その何割が塾の授業として必要なのかどうかです。

  • 今まで新研究やマイペースをやった時に、何時間に1回くらい困りますか?
  • 今まで定期テストの勉強をしてきて、何時間くらい勉強すると、質問だらけで進めなくなりますか?

3時間に1回くらい困るな、手が止まっちゃうな、と思ったら、全体の3分の1が適正な講習時間でしょう。4時間に1回なら4分の1、5時間に1回なら5分の1くらいです。

例えば、夏休み300時間やるとして、その3分の1なら100時間。4分の1なら75時間となります。

逆に言えば、塾で1時間勉強したら、その3倍、4倍の勉強を自習室やご家庭でやる必要があるという事です。もっともダメなのは、夏期講習に行って安心してしまうこと。これだけはダメですよ。

部活と勉強の両立をしたい!

よく「部活との両立をしたい」と言われます。はい、ぜひ両立しましょう!

部活もやって勉強も1日平均7時間くらいやりましょう。部活の時間が長くて勉強を多くできなかった日は、別の日に8~9時間くらいやって必ず挽回しましょう。それが両立というものです。中途半端な勉強時間では両立とは言えません。

そんなのできない!

と本当に思うなら、部活か志望校かの選択を真剣に考えましょう。部活を選んで志望校を1つか2つ下げるも良し、勉強を選んで部活の早期引退をするのも良し、です。もちろん気合を入れて「やっぱり両立する」ができれば、一番それが立派です。

ご家庭でよく相談してください。お子様は本当はどうしたいのか。親子ではケンカになってしまうようなら学校や塾の面談の場を活用してください。どれを選択しても、それが本気なら正解です。しかし決めないのは良くありません。ちゃんと決めて、その通りにやり切ってください。

部活を引退せてもらえない!? パワハラ注意

最近は部活の縛りがとてもゆるくなってきました。少し前までは部活に関する顧問や先輩からのパワハラをよく聞きました。最近はどうでしょうか。

「強引に引き留める」「内申点が上がらないと脅される」などは要注意です。

生徒は学校の先生に内申を握られているので、とても弱い立場です。ただでさえ自分だけ先に引退したら迷惑なんじゃないかとも心配しています。教育者であれば、そうした生徒の立場を容易に想像できるでしょう。

万が一、相談した顧問や担任の先生の態度がおかしいとしても、それは一部です。生徒だけで抱えて悩まず、保護者や学年主任、あるいは教頭先生に相談した方が良いでしょう。それでもダメなら教育委員会に相談することになります。

今や絶滅種!? こんな先生がいたら問題

問題を起こす先生の行動パターンは決まっています。人の事情にはいっさい耳を貸しません。部活の引退=悪と決めつけています。学年上位の秀才や天才の生徒を引き合いに出して

「Aさんは両立できてます。だから、あなたもできるはずです。」

みたいな話しをする始末です。全員が全く同じ能力だとでも思っているのでしょうか。そして、もっとも深刻なレベルが、

「部活を途中でやめたら、内申を上げられませんよ。」

という脅しです。これは教育委員会に報告するレベルの大惨事。内申を盾にしたパワハラです。ちなみに内申は最終的に会議で、つまり学校の組織として決めます。ですから学校の組織全体が腐っているかもしれません。もっと言えば、部活が勉強の評価に影響してしまうこと自体も大問題です。

さすがに今のご時世では、そこまで酷いことはないと思いますけどね。万が一、です。

平等と画一性は違います!

普通に考えてみてください。生まれ持った生徒の適性も、何に努力したいのかも、そして、いつ努力に目覚めるのかも、生徒ひとりひとり、みんな違います。だから「受験勉強に専念したいから部活を止めたい」と言い出す学生がいるのは自然なことです。

部活で頑張りたい生徒が部活で成果を出すのは素晴らしいことです。勉強も同じです。中には両立できる秀才もいます。それぞれがそれぞれに評価されれば良いだけです。全員が「両立できるはず」という画一的な発想は、今やホラーでしかありません。時代はSDGsです。

まとめ

期限と定員がある限り、受験は競争です。生まれつきの適正で成績に差があるなら、それを凌駕するだけの勉強量が必要です。何でもそつなくこなせる生徒の自慢話を参考にするのではなく、「今の自分」にとって「志望校に合格」するために「何時間の勉強」が必要かを考えて、ちゃんと判断しましょう。

夏休み40日間で、最低200時間!

ちなみに大学受験生なら、この倍はあたり前です。
国公立大学を志望するなら12時間×40日=480時間くらいやりましょう。

この勉強量は、自分の意志でやらない限り、達成が不可能です。
自分の意志で、ちゃんと決めましょう。

 


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小説をたくさん読んでます。でも国語が得意になりません。

寝っ転がって読書する少年のイラスト

こんにちは、塾長です。

昨日は残業していたら、なんと夜23時過ぎに来客がありました。音大に進学した卒業生です。
大学の帰りにピアノのレッスンを受け、終電と最終バスで戻って来たところだそうです。いつもこんな感じで夜までレッスンだそうです。大学生活はとても充実しているようですね。20分ほど近況を話してくれました。
学業でも優秀な生徒だったので講師をお願いしたかったのですが、まだまだ忙しそうでした。「はい、先生、こんな時間までお疲れさまです。」と言って、お菓子をちょこんと置いて帰っていきました。

ありがとう!

さて、今日は国語の読解力についてです。

本をたくさん読んだら読解力が上がりますか?

そんな素朴な疑問にお答えします。もちろん読む本によります。そして残念ですが「ライトノベル」を読んでも国語力は上がりません。

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必見!「やってるけど伸びない」ダメな勉強法とその根本治癒

机に向かっている男の子の絵

こんにちは。塾長です。

各中学校からの期末テストの範囲が出そろいました。
それで昨日は朝から対策プリントの準備で忙しかったです。夕方から来る生徒に渡せるように「うおーー」って授業の直前まで作業していました。

さて。これからテスト週間を迎えるわけです。ここでもう一度、正しい勉強方法を押さえておきたいです。

最初に「やってはいけない勉強」から書き出します。みんなはやってないよね!?

やってはいけないテスト勉強

  1. 問題集を区切りの良いところまで解く
  2. 〇付けをし、間違えは正答を赤ペンで書き写す
  3. これを2、3回繰り返す

はい、これは絶対にやってはいけない勉強法ですね。ここで「絶対に」と強調するのは、誰でもやってしまいそうなミスだからです。気を付けていないと、ついついこうなってしまいます。何が悪いのかというと「勉強を全くやっていない」という点です。こんなことをやっていても、伸びるわけがありません。

しかし、ひょっとしたら「え、これのどこがダメなんですか?」という人もあるかもしれません。

最悪のやり方

  1. 問題集を何ページも解き進め、分からないところは飛ばす
  2. 最後に一気に〇付けをし、間違えは正答を赤ペンで書き写す
  3. 終わったら次の問題集に移る

これがダメなのは、わかり易いでしょう。他人の行動は客観的に分析しやすいですからね。しかし、やっている本人にしてみれば、「やっているのに伸びない」と悩むものです。実際、初めて塾に来る生徒の何割かは、こんなやり方をしてきた生徒たちです。しかも、こうした悪い習慣を直してもらうのって、意外と苦労するものなんですよ。習慣になってしまっていますから。

〇付けが終わってからが勉強!

上で挙げた2例は、どちらも「勉強していない」という点がダメな点です。〇付けで終わるのは、準備作業だけで終わる、ということです。準備作業を勉強だと勘違いしているのが根本原因です。誰かが教えてあげるまで同じ行動を繰り返してしまいます。

「問題を解いて〇付けをする。」

これは今の実力で解ける範囲を確認しただけです。この段階では、できなかったことが、まだそのままです。何ができないかが判明したにすぎません。

しかし勉強とは「できない」を「できる」に変えることです。

つまり、できなかった問題について、教科書や説明ページに戻るか先生に聞くなどして、理解や暗記をやりなおし、再びチャレンジして「できる」ようになったことを確認して、そこで初めて「勉強した」と言えるのです。

できることを繰り返すのは、ただの作業です。

実力を伸ばしたいなら、点数を上げたいなら、「できなかったこと」を「できる」ように変えるための「勉強」をしなければ何も始まりません。

しかし伸び悩んでいる人の多くが、勉強をする前に止めてしまいます。

「勉強」していますか?
「作業」で終わっていません?

できる子は「〇付け」ではなく「×付け」をしている!?

逆に言えば、〇付けというのは本当は正しくありません。〇になった部分は作業なのですから大切ではないんです。大切なのはむしろ×の方。×に着目して、そこを早く「できる」に変えていくことが大切です。

実は、勉強ができる子がやっているのは〇付けではなかったのです。本当は「×付け」をしていたんですよね。

同じように机に向かい、同じページを解き、同じように赤ペンで〇付けをしているようで、実は考えていることが全く逆だったんです。

勉強ができる子は「×付け」をしていて、伸び悩む子は「〇付け」をしていたんです。

勉強は人と競争しても仕方がありません。それでやる気が出るなら手段として競争するのは勝手です。しかし勉強ができるか否かは、やり方や意識の持ち様が大きいのです。人の優劣とは関係ないです。誰にでもできますし、今の自分を超えることができます。

ですから、今日からぜひ「×付け」をするようにしてください。×を前向きにとらえる良い習慣に変えてください。分からない問題が多いなら、×付けを5問ごととか10問ごととか、細かく区切って行えばよいのです。

そして×の問題について、ちゃんと教科書やノートに戻って納得がいくまで見直しましょう。それを加速するには学校の先生や塾の先生に聞くのが一番でしょう。もちろんGoogle先生でも良いです。手段はどうであれ、そうやって「できる」問題が増えていく時間が、あなたの本当の「勉強」です。

「×付け」ではなく「〇付け」をさせたがる大人のエゴ

勉強とは「できない」を「できる」に変えることです。ですから「できない」を発見したら、それを周囲の大人たちと共有できることが出発点になります。しかし現実には、

  • 怒られる
  • バカにされる
  • 恥ずかしい

と子供に思わせてしまっています。反射的にそう思ってしまうのは可哀そうです。しかしそういう子供たちが日本にはとても多いです。もちろん、それは周囲の大人たちが子供たちにそう教え込んでいるからです。

お父さん、お母さん、子供が間違えたり悪い点数をとっても、決して怒らないでください。「難しいね」と言って一緒に考えてあげてください。それが「できる」に変わることを一緒に喜んでください。大人として子供を叱らなければ、躾なければ、という呪縛から、ぜひご自身を解放してあげてください。

まとめ

  • 〇付けではなく「×付け」をする
  • できない問題はどんどん先生や講師たちと共有する
  • できなかった問題を「できる」ようにすることに全力を注ぐ
  • 「できる」ようになるまで机に向かい続ける
  • 大人は子供ができない事に対して怒ったり見下したりしない

 


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テストの点数って何? 勉強する本当の理由とは?

学校の勉強の様子の写真

塾長です。

中学1年生の英語。ついに一般動詞が出てきました。ここが「英語の得意と不得意を分ける分岐点」なんですよね。みなさん、しっかりね。

その一般動詞の1つ、study を生徒に教えていて、ふと思いました。

何で最初に study なんだろう?

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数学ってそうだったの!? だから暗算が数学を苦手にする!

勉強が好調な女の子のイラスト

塾長です。

今回の定期テストの個表が返って来ています。

中2から通っている高校2年生が、ついに学年1位を達成しました。おめでとうございます!
ある中3男子が総合点で自己最高点をマークした一方、前回自己最高点だった中3女子は、前回ほどではないものの目標点+7点をマークしました。
また、詳細は伏せますが、数学が12点から67点にハイジャンプした生徒もいました。

これからスパイラル学習法で学んでいく新入生たちは、先輩たちの姿を見て、しっかり着いて来てください。

常識の中にあるウソ!?

さて、生徒を指導していると「教育の間違った常識」というものに遭遇することがあります。例えば前回のブログ「できる子は、教科書に線を引かない、ノートをまとめない」もそうでした。教科書に線を引いたりノートをキレイにまとめた方が成績が上がりそうな気がします。しかし現実は反対で、テスト期間にそういう作業をしている生徒ほど点数が伸び悩むものです。

今回は「暗算」についてぶった切ります!

「算数」の計算は得意。でも「数学」は苦手。

例えば、数学で次のような悩みがある場合。きっと、あることが原因です。いったい何だと思いますか?

  • 計算は速いけどミスが多い
  • 関数、図形、文章問題が苦手
  • 中学校の数学から苦手になった
  • 数学は意味が分からない
  • 小学校の時に公文で中学まで予習したけど全部忘れた

算数や数学がいつから苦手になるのかは人によります。小学校5年生くらいから、あるいは中学1年生になってから。人それぞれですが、苦手になりやすい人の共通点は、およそ決まっています。それは、

  • 途中の式を書かない
  • 図表を自分で書かない

という習慣です。こんな状態も同じです。

  • 途中の計算過程を書かない
  • ノートに答えしか書いてない
  • わざわざ途中の計算を消しゴムで消す
  • 間違った過程を残さない

こうした習慣があると「算数」から「数学」へ発展しません。中学生になっても算数しかやっていないので、数学が苦手になってしまうのです。逆に言えば、その習慣を改善すれば数学を克服する道が開けます。

「算数」と「数学」の違いとは!?

『いつまでも「算数」しかやっていない』と書きました。そもそも算数と数学は何が違うのでしょうか。

算数とは!?

小学校までの算数は、主に、整数、小数、分数を使った「算術」について学びます。要は、目に見える物を数で表し、計算を通じて色々な視点で物の個数や量を測れるようにする訓練です。

基本的に、数には「個」「匹」「リットル」「円」などの単位が必ず付きます。具体的な「経験」を通じて「数」の基本概念を抽象化していく「過程」にいるからです。したがって教科書の構成は、

  • 基礎(大部分): 物の数や量、単位などの具体的な内容
  • 発展(部分的): 数の性質やグラフなどの抽象的な内容

となっています。

例えば小学1年生の初期では、まだ「ペン1本」の1本と「パイナップル1個」の1個は、別のものだと認識しています。それを「合わせていくつ買いましたか?」という計算を経験させると、単位を外して抽象的に考えるようになります。つまり「ペン1本だろうがパイナップル1個だろうが、数が1であることに変わりはない!」と考えて「合わせて2つ」と答えられるわけです。

このように、

具体的な経験 → 整数、小数、分数への抽象化

を繰り返しながら学びます。とても大変な経験時間を要するので、小学校の算数では、これ以上の数の拡張をしません。ちなみに余談ですが、この抽象化に失敗すると、例えば「ウン、と合わせて、ペン・パイナップルが1つ」と答えてしまうわけです。

したがって、算数の世界では「数」と言えば、整数、小数、分数でしかなく、その範囲に限って加減乗除を学ぶだけです。そのため数の「性質」や「法則」の種類が少なく、計算が単純なだけに、暗算がし易いです。

数学とは!?

中学生以降の数学は、数の概念に「負の数」「文字式」「多項式」「無理数」が仲間入りします。単位のないものばかりです。そして数と数を足したり掛けたりしたように、例えば、式と式を足したり掛けたりします。

  • 負の数の導入と、その加減乗除、指数の導入
  • 文字式の加減乗除(単項式の計算)、方程式
  • 定数、変数、関数、座標
  • 多項式の加減乗除(中学は因数分解まで、除算一般は高校)、連立方程式
  • 無理数の導入と指数の拡張
  • 座標とベクトル、虚数と複素数、合成関数や微分方程式、集合など

このように、数と同じように計算できるものが学年と共に増えていきます。整数、小数、分数に限られていた算数の世界とは違い、数の概念がどんどん広がります。正に「数」の広がりを「学ぶ」ので「数学」と呼ぶわけです。それゆえ、何のどこが「数としての性質」なのかという「法則」や「定理」が重要になってきます。

したがって教科書の構成は、

  • 基礎(大部分): 数の性質や定理の説明や証明
  • 発展(部分的): 実社会にあてはめた利用問題

となっています。例えば中1なら最初に「方程式」という単元で、定理を使って「移項する」「分母を払う」などの抽象的な計算練習をします。その後「方程式に利用」という単元で、買い物や速さを扱う具体的な問題を解きます。

定理を使った抽象的な訓練 → 具体的な問題にあてはめる

これは算数とは真逆の構成です。

したがって、式の変形(計算)には必ず定理(理由)が当てはまります。そして1行の式変形に複数の定理が複雑に当てはまることさえあります。逆に定理に当てはまらないた式変形は、たまたま数字があっていたとしても間違いです。これを放っておくと計算ミスが多発するようになります。

つまり、算数の計算に比べたら「なぜそうできるのか」の理由付けが複雑なんです。それゆえ計算が速いことよりも、論理的に正しいかどうかを確認する方が、よっぽど重要になってきます。むしろ暗算はミスを生むリスクでしかありません。

中1の数学で最初にやるべき「脱!暗算」

このように算数と数学は、まったく視点の異なる学問です。中学から学ぶ数学は「数の性質」に注目し、その性質をあてはめる対象を「負の数」や「式」にまで拡張していくわけです。

1つ1つの計算(式変形)には、それぞれ理由があります。その理由は教科書に「定理」や「法則」としてすべて書いてあります。数はそれほど多くありませんが、組み合わせて使ったり、直ぐに思いつけるようにする訓練が必要です。

そして、もしも計算が間違っていたら、その理由を必ず言えるようになっています。ですから数学では丁寧に「なぜ、どうして」と確認していくことが大切です。

そうやって注意深く計算していれば、自然と「途中の式を書いて確かる」という手順の繰り返しになるはずです。

逆に「なぜ、どうして」を確認せず、とにかく速く答えを出すことにこだわり過ぎると、計算の「理由」を無視することが多くなり、分からないことがどんどん増えてしまいます。そうすると、暗算でできるような単純な計算だけを好むようになり、新しい定理を取り入れた数の拡張ができません。

これが数学が苦手になる理由です。つまり、

暗算にこだわる → 理由を無視する/暗算ができる簡単な問題だけ好む → 数の拡張ができない → 数学が苦手になる

というメカニズムです。

速くたくさん計算できれば良いとは限らない

数学の計算には全て理由がありますが、実際には、いちいち理由を確かめるのもしんどいです。そこで色々な計算パターンを網羅した問題集を何周かした方が、手っ取り早く計算力が身に着きます。これはアウトプット型の勉強なので、私も大部分は賛成です。ただし注意点があります。それは必ず次のことを守る、ということです。

  • 少なくとも間違えたところだけは理由(教科書)を確認すべし!
  • 確認できるように途中の計算式や図表はできるだけ書くべし!

この注意点を守らないと、ある日、全て忘れてしまいます。理由のないものは頭に残らないんです。

とにかく問題集を何百ページ、プリントを何十枚もこなし、数多くの暗算パターンを覚えてスピーディに計算をしていく生徒。一見、数学が得意のように見えますが、そうとも限りません。中には少しでも応用問題になると、ポキッと折れたようにできなくなってしまう生徒が出てきます。

もちろん本当に計算もできないほど苦手な生徒からしたら、こうした生徒は「数学できるじゃん」と思うかもしれません。しかし数学は「数」の概念を広げていく学問です。基本定理を自覚せず、パターン認識だけで計算ができるようになったとしても、それはいつか破綻してしまいます。

進学校でも高校から数学が苦手になる理由とは?

高校で「数学が苦手」というレベルはまちまちですが、それでも赤点や赤点ギリギリならば、かなり苦手と言えるでしょう。

「数学を何とかしたい!」

そう言って高校コースから入塾して来る生徒たちの多くは、実は数学が苦手なわけではありません。ちゃんと教えると、意外とすんなり理解してくれます。点数からは想像できないくらい早く解けるようになってしまいます。ほんと、そんな子が多いんです。ただ、

自分でどう勉強したらよいか分からない!

そう悩んで入塾して来るのです。

そういう生徒たちは、とにかく大量の問題集や大量のプリントで中学の数学を乗り切ってきたタイプの生徒たちばかりです。公式の暗記やパターンの認識はとても速いです。しかし教科書の読み方を知りません。

高校の数学では定理の数が増えます。しかし何十枚もプリントを出してくれるわけではありません。学校で配られる問題集の解説は簡素なものが多いです。それで、自分で何をしたら良いのか分からなくなってしまい、数学ができなくなってしまうのです。

例題のパターンごとに解き方を教えれば、直ぐ解けるようになってくれますが、それだけでは根本解決にはなりません。定期テストはしのげても、模試や入試では歯が立ちません。それじゃ不十分だという事を私は高校生の時に思い知らされています。浪人してから気が付かされました。

だから、そういう生徒たちに指導することだって同じです。

  • 途中の計算式をちゃんと書こう
  • 計算過程は消しゴムで消さず全て残しておこう
  • プリントや問題集だけで勉強しない(教科書を大切に)!

数学が得意な生徒は、ゆっくり計算するけど結果的に速い

高校生になっても数学が得意な生徒は、むしろ、ゆっくり取り組みます。取り組む問題集も限られています。その代わり、1つ1つ、自分の頭で考え、手を動かし、納得するまでじっくり取り組むのです。

中学生でも、数学で80点以上をコンスタントに取ってくる生徒は、やっていることが意外に多くありません。忙しい部活と勉強を両立してしまう生徒は、取り組む内容を絞ることができています。その代わり、細かいところの隅々まで納得いくまで、じっくり取り組んでいます。

ノートを見ると、途中の計算式や、考えに必要な数直線や表などが、ちゃんと書かれています。

それでは計算が遅いかというと、そんなことはありません。定理が良く身に着いているので、無駄な計算が少なく、ミスも少なく、消しゴムをほとんど使わないので、結果的に暗算が得意な生徒よりも早く終わります。これは学年が上がるほど、そうなります。

ですから数学を始める中1の段階で、できるだけ暗算を捨てる方が良いのです。

何度も書きますが、数学は数の性質が大切です。計算の根拠となる「数の性質」を正しく使わないと答えも間違えます。つまり論理が正しくないと答えが間違うようになっています。論理を確かめるには途中の式を書くしかありません。暗算はミスを生むリスクでしかありません。

「最終的な答えさえ合っていればいいや」

という短絡的な考え方では、あっという間に限界がきてしまいます。

競争相手は電卓ですか?

さて、ここであらためて問いたいのです。

人より速く計算できることが、そんなに大切な事ですか?

江戸時代は速く計算できる人が希少だったでしょう。昭和時代もそうだったかもしれません。でも今はどうでしょうか。電卓が100円ショップで買えたり、スマフォの電卓アプリが使えたりする時代です。人の手で計算するスピードに、それほど大きな価値はないと思います。

そしてコンピューターが安くなり、これから人工知能が身近になっていくことを考えれば、複雑な計算もコンピューターに任せればよくなるでしょう。

ですから、私たち人間のやることは、数の性質を良く知り、その性質を応用した命令をコンピューターに与えることです。電卓と競争するのではなく、コンピューターと会話できるような数学的な素養を養ってほしいと思います。

もちろん、数の性質や多様性を多く知っていて、その結果として計算が速くなるのは、積極的に良いことだと思います。教育的な意味として良いと思います。そしてコンピューターを使いこなせる、という意味でも良いことです。

まとめ

数の概念を狭い範囲に限定して「計算の速さを競う」ような価値観は、間違っていると思います。「暗算が速い方が優れている」と子供たちに思わせることは、むしろその後の数の広がりを邪魔してしまう危険性があるので要注意です。

子供たちを電卓と競争させてはいけません。算数から数学へステップアップできるように、

「途中の式をちゃんと書きましょう。」
「計算に使った数の性質を確認しましょう」

と、正しく子供たちに教えるべきだと思います。

 


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あたり前だけど意外とやってない「定期テストの見直し方」

テストの見直し「忘れがちなもう1つの方法」のタイトル絵

こんにちは。塾長の松下です。

期末テストが近づいてきました。そして中間テストの個票や成績表が出てくるころです。学校によっては面談もあるでしょう。

そこで今回は「テストの正しい見直し方」について動画にまとめました。次の期末テストの点数アップにつながる内容にしました。

テストの見直しをすると、次のテストの出題傾向すら分かるようになってきます。必然的に、より点数の取りやすい勉強方法が分かります。そういうお話です。

塾長の生出演がちょっと気持ち悪いですが、ご覧くださいませ。

 


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できる子は、教科書に線を引かない、ノートをまとめない

黒歴史のノート

塾長です。

中間テストは半数の生徒が自己最高点または自己最高順位をマークしました。中には「数学の点数が2倍になった!」と喜ぶ生徒もいました。自己ベストを更新したのは素晴らしいことですね。

今日はその方法について書きます!

と、その前に、勉強の大前提を書いておきます。

勉強で成績を上げるためには、精神の安定が必要不可欠、大前提です。ところが残念なことに、精神の安定を脅かすものが身の回りにはたくさんあります。例えば点数が低くて怒られてしまうと、精神が不安定になります。萎縮してしまって主体的に勉強ができる心境になりません。

なぜ塾長は点数が悪くても叱らないのか?

私は生徒に対して、いや自分の子供に対しても、点数のことで叱ることはありません。点数よりも勉強の中身を細かく見て、やり方、プロセスを一緒に見直します。

なぜなら、それが勉強で最も大切なことだと知っているからです。点数は後からついてくるものです。

それから、私自身が中1の最初のテストでひどい点数を取った経験があるから、といのもあります。自分のことを棚に上げて子供を叱るのはフェアではありません。ウソは指導の根拠を無くします。

過去に栄光があるかどうかよりも、どうやって成績を上げたのかを教えた方が生徒のためになります。

何はともあれ、勉強を通じて皆さんは「良い人生を送るための武器」を手に入れてください。そこに向かって指導をしているので、低い点数で怒ってしまうほど私は短絡的ではありません。

自己最高を記録する
苦手を克服して点数を2倍にする

こうした実力は、小手先の裏テクニックでは達成できません。もっと長い目で生徒に勉強してもらっているからこそ、出てくる結果なんだと思います。

長い目で何を勉強させるのかは、長くなるので後で書きますが、ここでは「点数が悪くて叱るのは、短絡的で良くないこと」だと言っておきます。

そういうわけですから、塾生の皆さんは「定期テスト振り返りシート」をちゃんと提出しましょう。

さて、話を勉強の方法に戻します。

勉強の悪い方法とは!?

一般論では分かりにくいので、具体例で考えます。例えば、次の行動は要注意です。
伸び悩んでいる生徒や、一部の塾から転塾してきた生徒によくみられる行動パターンです。

  1. 漢字や英単語を何十回もひたすら書いて覚える
  2. 教科書に線を引きまくる
  3. 問題集や参考書を何冊も持っている
  4. 丁寧な字で、カラフルで、きれいに、ノートをまとめる
  5. 教科書をあまり読まず、問題集だけに取り組んでいる
  6. テスト前日なのに塾の教材をやっている
  7. テスト範囲を言えない

なぜ、これらがダメなのか、ちょっと考えてみてください。

1~4は、作業と勉強の区別がついていない状態です。私もそうでした。
5~7は、やることの目的や優先順位が考えられていない状態です。

では、どのようにしたら良いでしょうか。

勉強の良い方法とは!?

上で挙げたダメな例を、良い例に変えるなら、こうなります。

  1. 漢字や英単語を書き取り練習する前に、まずテストを作る。テストは簡単に作ればよい。英単語なら日本語の意味を、漢字なら読みを、その日覚える個数だけ列挙して書いておくだけ。そのテストで満点を取れるようになったら書き取り終了とする。真剣に書き取りすれば10回も20回も書く必要がない。たとえ数回でも、もう書けると思った時点で次に行き、全て練習したらテストをして、できなかったものだけまた数回練習。この一連を満点とるまで繰り返す。こうすれば20個覚えるのに15分もかからない。
  2. 教科書は線を引かない。数ページくらいを熟読したら、閉じて覚えたことをノートに書き出す。5分くらい思い出す努力をする。最初は3つくらいしか書けない。5分経ったら教科書を開いて暗記を見直す。覚えたらまた閉じて書き出してみる。これを何回か繰り返す。
  3. 市販の教材は買わない。安易に教材を増やさない。塾の教材は学校の教材が順調に消化できているなら取り組む。特にテスト期間は、まず学校のものを隅から隅までやる。やることを絞って完成度を上げる。
  4. 自分の勉強時間ではノートを作らない。授業ノートや授業プリントの見直しだけで十分。教科書の内容をノートに書きたいなら、教科書を閉じた状態で、思い出す訓練として書き出す。
  5. 教科書は超重要。問題集で間違えたら、必ず教科書に戻ってチェック。良質な問題は、一見難しそうであるが実は教科書の知識を組み合わせただけで解ける、という事実を確認していく。逆にそれでも解けない問題は自分の現状に合わせて取捨選択する。
  6. 前日は教科書や授業ノート、学校の課題類を見直す。その上で心配なところを個別にプリントや塾教材で見直す。学校のテストは学校の先生がつくるのだから、学校で使っているものから優先して見直す、ということを知っている。
  7. テスト範囲表が配られる前から、次のテスト範囲に関する情報を収集する。学校の先生が授業中に言うことをよく聞く、または自分から先生に聞きに行くなどして、次のテスト範囲を常に気にしている。またその過程で教科書の何ページに何が書いてあるかを大まかに把握している。

これらに共通した考え方は「アウトプットを重視する」です。伸び悩む子はインプットばかりでアウトプットを訓練しません。直感的ですが、次のようにまとめることができます。

  • 伸びる行動  インプット3割 アウトプット7割
  • 伸びない行動 インプット9割 アウトプット1割

さらに「あと回し」にする習慣が身に着いてしまうと、もっと伸びません。

これが今日の本題です。

教科書に線を引かない!?

教科書に線を引くのは逆効果です。成績の良い生徒ほど、教科書に線を引かなくなります。

え?

と思いますよね。真面目にちゃんと勉強するなら、線を引くでしょ、と思いますよね。ところが逆効果です。さて、

本当に、教科書に線を引くのは積極的でしょうか?

いえ、実は消極的です。むしろ後ろ向きです。一見、積極的に見えるところが落とし穴なんです。
教科書に線を引くとき、きっと

「これは大事。あとでまた見よう!」

と思って線を引きますよね。ところが、これがダメなんです。無意識の中で

「後でやる」→「今は別にいいや」→ 後回しスイッチ、オン!

という風に、脳があと回しモードになってしまうからです。後回しにしたら、脳ミソがその場で覚えてくれません。教科書を開くのは覚えるため。それなのに、その場で覚えないなんて変ですよね。
さらに人によっては

「線を引いたところ以外は覚えたくない」

という意識があるかもしれません。情報を減らしたいのでしょうが、脳は関連する情報が少ないものほど忘れやすいです。情報を減らせば、むしろ暗記が不利になります。そうなればなおさら良くありません。

結局は教科書のほとんど全てが重要なんですから、そもそも線なんて引く必要はありません。線を引いたら教科書の全部が線だらけになって終わるだけです。

教科書には線を引くのではなく、どんどん新しい情報を書き込んでください。問題集で間違えたところを見直したら「なるほど、教科書のこの知識は、こうやって使うんだ。」「ここに結び付くんだ」などと新しい発見をするでしょう。そうした発見を教科書に書きこんでいくのです。

そうやって、どんどんアウトプット力を鍛えます。

ちなみに教科書に書き込むレベルになると、学年順位で上位20%以内に到達しているでしょう。

ノートをまとめない!?

はい、これも良くありません。本屋さんに行くと「東大生のノートの取り方」みたいな本が売れているようです。あれは、教科書をやり尽くしたレベルの生徒が、さらに上のレベルの要点をまとめるための技術です。

私は上で「教科書に発見したことを書き込もう」と書きました。その別冊版を作るようなものです。教科書にまとまっていることを、わざわざ書き写すようなことではないので注意しましょう。

繰り返しになりますが、教科書をまとめ直すなんて無駄なことは止めましょう。なぜダメかといえば、教科書に線を引くのとまったく同じ理由です。

「ノートに書いた」→「あとでこれを見直せばバッチリだ」→ 後回しスイッチ、オン!

となるからです。書いたことに安心して、脳が内容を覚えてくれません。それに教科書はすべて重要です。ノートをまとめていったら、教科書がもう1冊できるだけです。

テストでは、教科書や参考書を「見ずに書けること」「見ずに解ける」ことが試されるのですから、教科書や参考書を見ずに書く、見ずに解く、という訓練をできるだけ多くすることです。

あとがき

次の期末テストが近づいています。早い所ではすでに3週間前です。

必ず前回のテスト勉強で「何の対策が不足していたのか」を分析し、次回は改善するようにしましょう。点数が良くても悪くても、必ず改善してください。

行動パターンの改善こそが大切で、勉強をする意味そのものです。点数に一喜一憂する人は、あまり伸びません。ちゃんと分析して次回に活かす、そしてその姿勢を継続することが大切です。

ここで勉強時間とは作業時間ではないことを注意しておきましょう。

「勉強」と「作業」の区別がついている生徒ほど成績が伸びやすいです。

上に述べたように、アウトプット重視の勉強に切り替えて、今回よりも次回、次回よりもそのまた次回、自分の行動パターンをどんどん改善しましょう。

 


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