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// 条件1に該当しない場合の処理

教育

2次関数の虚数解をパイソンのグラフで見える化してみた

塾長です。

今回は高校生からよく出る質問、というか疑問

虚数 $ i = \sqrt{-1} $ は実在しない数なのか?

について考えてみます。

2次方程式と2次関数のおさらい

解の公式

まず中学3年生が1学期で習う「2次方程式の解の公式」を思い出してみましょう。

2次方程式$ ax^2+bx+c=0 $の解の公式

$$ x = \frac{ -b \pm \sqrt{b^2-4ac} }{ 2a } $$

判別式

高校1年生になると、さらに「判別式」を習います。
1学期の後半または2学期の初めくらいです。

実数$x$について、2次方程式$ ax^2+bx+c=0 $の判別式をDとすると、

  • $D < 0$ のとき、解は0個(解なし)
  • $D = 0$ のとき、解は1個(重解)
  • $D > 0$ のとき、解は2個

続いて、2次関数$ y=ax^2+bx+c $のグラフと判別式Dとの関係について習います。

2次方程式$ ax^2+bx+c=0 $の解を、次の連立方程式の解とします。

$$ \begin{cases}
y=ax^2+bx+c \\
y=0
\end{cases} $$

$x-y$平面上で2式それぞれのグラフを描くと、その交点が解になっているのでした。
つまり、

2次方程式$ ax^2+bx+c=0 $の判別式をDとする。
$ y=ax^2+bx+c $と$x$軸との共有点は、

  • $D < 0$ のとき、0個
  • $D = 0$ のとき、1個(接する)
  • $D > 0$ のとき、2個(交わる)

この様子を直感的なグラフで表すと、次のようになります。

複素数

高校2年生では、虚数単位 $ i = \sqrt{-1} $ を導入して、$x$を実数から複素数へ拡張します。
すると方程式の解を必ず求めることができるようになります。

2次方程式$ ax^2+bx+c=0 $の判別式をDとすると、

  • $D < 0$ のとき、解は複素数で2個
  • $D = 0$ のとき、解は実数で1個(重解)
  • $D > 0$ のとき、解は実数で2個

であり、どの場合でも解は、

$$ x = \frac{ -b \pm \sqrt{b^2-4ac} }{ 2a } $$

と表すことができる。
特に$D < 0$ のときは$ i = \sqrt{-1} $ として、

$$ x = \frac{ -b \pm \sqrt{|D|} i }{ 2a } $$

である。

ざっと、ここまでが中3、高1、高2の二次方程式と二次関数のおさらいです。

複素数の世界では必ず共有点がある?

素朴な疑問

さて、ここで塾長は、ふと疑問に思いました・・・

せっかく複素数まで拡張して、判別式$D<0$の場合でも解が求まるようになったのに、対応するグラフの共有点が無いままって、寂しくない?

寂しいですよね!?

疑問です。というか、不満です。
なんとかして、このモヤモヤを解消する必要があります。

問題解決というヤツです。

仮説を立ててみる

そこで、

もしかしたら、グラフを複素数まで拡張すれば、共有点が2つに見えるのではないか?

という仮説を立ててみました。

本当にそうなるのでしょうか?

コンピューターの力を借りて、そのグラフを描くことにチャレンジすることにしました。

仮説を立てて確かめるってヤツです。

4次元のグラフは描けない!!

コンピューターは具体的な数値しか扱うことができません。
そこで今回は、つぎの関数を例に、グラフを描いてみることにします。

$$y=x^2-2x+2 $$

もちろん、これの判別式Dは負です。

$$D=(-2)^2 – 4 \times 1 \times 2 = 4-8 = -4 < 0$$

そして方程式$x^2-2x+2=0$の解は

$$x=1 \pm i$$

という虚数解です。

今回の目的

今回の目的を次のように設定します。

xを複素数としたときに、
$$ \begin{cases}
y=x^2-2x+2 \\
y=0
\end{cases} $$
の共有点が2つあることをグラフで示す!

実数と複素数で何がどう変わる?

高校1年生までは、$x$も$y$も実数ですから、これは、

実数$x$ を与えると、実数$y$ が1つに定まる関数のグラフ
つまり、
数直線上の1つの実数$x$を、また別の数直線上の1つの実数$y$へ移し変える関数のグラフ

ということになります。
つまり「2本の数直線」があれば、話ができます。
よって、

$x$ が実数ならば、
$y=x^2-2x+2 $ のグラフは、x軸とy軸で構成される「平面(2次元空間)」の上に描くことができる

ということです。
直線は「1次元」ですから、2本の直線で表現できる空間は、せいぜい「2次元空間」となります。

さて、

ここで$x$を複素数に拡張します。
そこで2つの実数$a,b$を使って$x=a+bi$としましょう。

$$ \begin{cases}
y=x^2-2x+2 \\
x=a+bi \\
i = \sqrt{-1}
\end{cases} $$

すると、式の計算結果$y$も複素数になります。
そこで2つの実数$c,d$を使って$y=c+di$としましょう。
すると、これは、

複素数$x=a+bi$ を与えると、複素数$y=c+di$ が1つに定まる関数のグラフ
つまり、
実数平面上の座標$(a,b)$を別の実数平面上の座標$(c,d)$に移し変える関数のグラフ

ということになります。
つまり「2つの平面」があれば、話ができます。
よって、

$x$ が複素数ならば、
$y=x^2-2x+2 $ のグラフは、平面a-bと平面c-dで構成される「4次元空間」の中で描くことができる

ということです。
平面は「2次元」ですから、2つの平面で表現できる空間は、せいぜい「4次元空間」となります。

拡張し過ぎた

上の考察から、コンピューターで「4次元のグラフ」を描けば、今回はミッションクリアできそうです。

・・・ん?

無理です!

私たちはどんなに精神を研ぎ澄ませても、3次元までしか空間の広がりを認識することができません。
ましてやグラフを描くことも見ることもできません。

これはコンピューターでも表示できません。

(計算だけならできます。表示が無理ということです)

グラフを3次元にまとめる!

ということで、何とかして3次元で済ませる方法を考えなければいけません。

グラフを3次元で描けるようにする

という「課題」が生まれてしまいました。

どうしたらよいでしょうか?

【豆知識】
問題解決の世界では、最終的に解決する「目的」のことを「問題」と呼びます。
そして、問題を解決する過程(途中)で乗り越えるべき「目標」のことを「課題」と呼びます。

そもそも何がしたかったのか?

道に迷ったら、目的の再確認です。

目的さえ達成すればよいのです。
もしかしたら「やらなくても良いこと」で悩んでいたりするかもしれません。

今回は、$y=x^2-2x+2 $ と $y=0 $ の共有点が2つあることをグラフで描きたかったのでした。

あ、な~るほど!

次元を減らす

目的の式をじーっと眺めていたら、思いつきました。

$ y=0 $なのですから、$y$の方は2次元も必要ありませんね。

だって0(ゼロ)の時だけ考えればよいのですから。そこで、

yの次元を2次元から1次元に減らす!

ことを考えましょう。

グラフ表示の方針

ということで、グラフに表示する方針をまとめましょう。

実数の世界のグラフは、横軸がx軸、縦軸がy軸です。

今回は$x$を複素数$a+bi$へ拡張したのですから、そのグラフは、

  • $x軸$を複素平面$a+bi$へ拡張(平面:2次元)
  • $y軸$も複素平面$c+di$へ拡張(平面:2次元)

としたかったのですが、無理でした。
これではグラフの座標が (a,b,c,d) の4次元になってしまい、描けないからです。
そこで次の方針としたのでした。

  • $x軸$を複素平面$a+bi$へ拡張(平面:2次元)
  • $y軸$は1次元に落とした値(直線:1次元)

つまり、

  • 横軸だったx軸は、横に広がる複素平面に拡張
  • 縦軸だったy軸は、実数の数直線のまま

これなら3次元の立体的なグラフで表すことができます。

あとは、縦軸のyをどのような値に決めるか、ですね!

案1:yの実数だけを縦軸にとる → 失敗!

そもそもグラフは実数しか描けません。
そのため、1つの複素数を2つの実数の組に対応させ、それを平面上に表すのでした。

であるならば、安直ではありますが、yの実部だけをグラフに採用すればよいかもしれません。

  • 横軸:複素数$ x=a+bi $(平面:2次元)
  • 縦軸:$y=c+di $の実部$c$(直線:1次元)

それでは、この案でグラフを描いてみましょう。
こうなりました。

馬の鞍みたいな形のグラフになりました。
最後の考察で、このグラフも少し使いますから、とりあえず「馬の鞍型」のグラフとでも呼んでおきましょう。

ちなみに、赤い線が、実数の$x-y$平面上のグラフ(平面 $ b=0 $ で切った切り口)です。

さて、これで目的は果たせたでしょうか・・・?

うーん、何だかよく分かりません。

$x$を複素数に拡張したおかげで、確かに平面$y=0$との共有点は存在しそうです。
しかし「共有点が2つ」である様子が、これでは分かりません。

よく考えてみたら、これはダメです。

もしも4次元のグラフが描けるとすれば、本来のグラフは、

(a,b,c,d) の4次元でグラフを描き、それを平面$c=0$でカットした切り口が、求める3次元のグラフ

が本当のグラフです(※)。
4次元のグラフは描けませんが、本来はそんな感じです。

そう考えると、無条件に$y$の虚部を捨ててしまったのがダメでした。

(※)【豆知識】
4次元の立体を平面で切ると、その切り口が3次元の立体になります。
私たちの世界は3次元です。私たちの世界で立体は3次元です。
例えば、スイカを包丁で切った時の断面を想像してみてください。
スイカは3次元の球です。それを2次元の平面でスパッと切ると、切り口が2次元の円になります。
4次元の世界は、私たちの世界よりも1つ次元が上ですから、上の考察をすべて1つずつランクアップして考えます。
つまり、4次元の中で球体を切ると、切り口が3次元の球になります。

案2:yの絶対値を縦軸にとる → 成功!

そこで、数学的に条件を壊さないことを考えます。

$y=c+di=0$

すなわち、

$c=0$かつ$d=0$の場合

を考えたグラフであれば目的を達成できるわけです。

ところで、

$|y|=0$も同様に$c=0$かつ$d=0$です。

ですから縦軸を$|y|$とすれば、これは実数ですから、うまく1次元に収まります。

  • 横軸:複素数$ x=a+bi $(平面:2次元)
  • 縦軸:$|y|$すなわち$\sqrt{c^2+d^2} $(直線:1次元)

それでは、この案でグラフを描いてみましょう。
こうなりました。

うまくいきました!

グラフの2カ所が尖っていて、2つの虚数解

$$x=1 \pm i$$

の所で平面$y=0$に突き刺さっていそうです。
共有点は「2だけ」ですから、平面$y=0$上で、それぞれ1点ずつ、チョン、チョンと、くっ付いているはずです。

グラフの解像度の問題で「点」まで鋭利に描き切れていません。
念のため、100倍に拡大してみましょう。

$x=1 + i$の付近を100倍に拡大してあります。
この倍率で$x=1 – i$も同時に描くのは不可能なので、1つだけで確認します。

どうです?

共有点の1つ$x=1 + i$の位置へ、グラフが突き刺さっている感じがしますよね。
このグラフを1000倍にしても、10000倍にしても、ずっとこんなグラフになります。

「1点に突き刺さ差っている!」

のですから、倍率をどこまで上げても、こんな感じです。
もちろん、$x=1 – i$ についても同様です。

これで本当に

「たった2点」だけの共有点を持つ!

ことが、グラフで表示できたのではないかと思います。

思ったより大変でした。

教えてエライ人!

上のような考察をFacebookにアップしていたら、色々な人からご意見をいただきました。
なかでも吉田先生には色々と教えていただきました。

ということで、今回のエライ人は、吉田信夫先生です!

吉田先生はあの「大学への数学」で原稿を書かれていた先生の内の1人です。
超すごくないっすか!

先生のブログ「yoshidanobuo’s diaryー高校数学の“思考・判断・表現力”を磨こう!」はこちらです。

グラフで虚数解を見える化するにあたり、いろいろとご指導をいただきました。
また数学的におかしな用語の使い方についてもご指摘いただき、修正することができました。

用語の誤用

今回やってしまった用語の誤用を2つ紹介します。

どこが間違っているのか、考えてみてください。

  • 誤用1:「$y=x^2-2x+2$の判別式の値は負です。」
  • 誤用2:「複素数$x=a+bi$と実数$y$において、$y=|x^2-2x+2|$のグラフ(a,b,y)は、平面$y=0$と2点で接しています。」

わかりますか?

私は吉田先生に指摘されるまで気づかなかったです。まさに

「それは違反です」

という感じで、用とあいなりました。

大学入試の2次試験で記述回答を予定している人は、気を付けてくださいね。

さて、上のものは次の点で間違っていました。

  • 誤用1:関数に対して判別式を語ったところがアウト。判別式は方程式「$0=x^2-2x+2$」に対して定義されるもの。
  • 誤用2:「接する」は「微分可能な領域」で定義されるもの。今回は尖っていて微分不可(微分する向きによって微分係数が異なる)。

さぁ、どうでしたか?

滑らかに「接する」グラフにする

さらに誤用2に関連して、グラフが2つの$x=1 \pm i$で「接する」ようなyの取り方も教えていただきました。

みなさん、分かります?

  • 横軸:複素数$ x=a+bi $(平面:2次元)
  • 縦軸:$|y|^2$すなわち$ c^2+d^2 $(直線:1次元)

それでは、この案でグラフを描いてみましょう。
こうなりました。

yの値が2乗されているので、グラフが大きくなりすぎて「2点」どころではなくなってしまいました。
そこで例によって、$x=1 + i$の付近を100倍に拡大してみましょう。

おお、本当に滑らかに接してそうですね!

例によって「1点」で接しているので、このグラフを1000倍にしても、10000倍にしても、ずっとこんなグラフになります。

次元を減らすもう1つの方法

さらにさらに、吉田先生からもう1つのグラフ表示の方法を教えていただきました。
$x=a+bi$ としたときに$y=0$を満たすような

$y=0$ を (a,b) だけで描く!

です。

つまり、(a,b)に色々な実数を当てはめて $x=a+bi$ を動かしたときに、$y$ がどのように動くかを図示します。
もう少し正確に言うと、$y=0$ を満たすような「yの実部」と「yの虚部」をそれぞれ平面(a,b)上に図示します。

$y$ の値もまた (a,b) の関係式として表現されるため、グラフの次元は(a,b)の2次元だけで済みます。
1つの複素平面だけで示すやり方です。

やってみましょう。まず、

$$ \begin{cases}
y=x^2-2x+2 \\
x=a+bi \\
y=c+di
\end{cases} $$

について、

$x=a+bi$ を $y=x^2-2x+2$ に代入して整理すれば、

$$ y=a^2-b^2-2a+2+2b(a-1)i $$

です。

$y=c+di=0$ すなわち $c=0$かつ$d=0$ の場合を考えるわけですから、

$$ \begin{cases}
a^2-b^2-2a+2=0 \\
かつ\\
2b(a-1)=0
\end{cases} $$

すなわち、

$$ \begin{cases}
b = \pm \sqrt{(a-1)^2+1} \\
かつ \\
a=1 または b=0
\end{cases} $$

です。
これらの交点が求める解になります。

あらためて、実部の$a$を$x$とし、虚部の$b$を$y$として、複素平面$x-y$にグラフを図示したのが下です。
これは吉田先生からいただいたグラフです(軸が$x-y$になっていますが、$a-b$に読み替えてください)。

$a^2-b^2-2a+2=0$のグラフが青で、$a=1$と$b=0$のグラフが赤です。

確かに複素平面の世界では、2点の共有点がありました。
そしてグラフの交点はそれぞれ、$ 1+i $ と $ 1-i $ です。

これは感動です!

考察とまとめ

もしも

$$ \begin{cases}
y=x^2-2x+2 \\
x=a+bi \\
y=c+di=0
\end{cases} $$

のグラフを4次元 $(a,b,c,d)$ の空間上に描けたとしましょう。

すると、上の吉田先生からいただいた平面グラフは、その4次元グラフを $y=0$ で切った切り口であるといえます。

やってみました。それが下のグラフです。

緑の実線が、実数の世界での2次関数のグラフです。
赤の実線と青の実線は、それぞれ上の平面グラフに対応しています。

このグラフをもとに、これまでの話を全て振り返ってみます。

まず青い曲面が、最初に描いた「馬の鞍型」のグラフです。
これは4次元グラフを平面 $ d=0 $ で切ったときにできる立体です。
そして、この青い曲面をさらにy=0で切ると、青い実線の双曲線になります。

次に、4次元グラフを平面 $ c=0 $ で切ったときにできる立体も考えます。
それが、上のグラフの赤い曲面です。
そして、その赤い曲面をさらにy=0で切ると、赤い実線の2直線になります。

そして青い双曲線と赤い直線の交点が、まさに $ 1 \pm i $ となっています。

これらの様子を総合すると、2次方程式の虚数解 $ 1 \pm i $ は、

  • 3次元空間 (a, b, c) の曲面(縦軸をyの実部としたグラフ)
  • 3次元空間 (a, b, d) の曲面(縦軸をyの虚部としたグラフ)
  • y=0の水平な平面

の3つを重ねた時にできる共有点

であることがグラフで確認できました。

グラフ表示に使ったPythonプログラム

今回、グラフを描くのにプログラミング言語の「パイソン(Python)」を使いました。
以下が、そのプログラムです。
Jupyterという環境を使いました。

ちなみに、パイソンのプログラミングを学ぶなら、無料で使える Google Colaboratory がオススメです。
もちろん下のプログラムも Google Colaboratory で動作します(動作確認済)。

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from mpl_toolkits.mplot3d import Axes3D
%matplotlib inline
fig = plt.figure(figsize = (8, 8))

# Axes3D
ax = Axes3D(fig)

# タイトルを設定
ax.set_title(“$y=|x^2-2x+2|$”, size = 20)
#ax.set_title(“$ y = |x^2-2x+2|^2 *100 $”, size = 20)

# 軸ラベルを設定
ax.set_xlabel(“x-Real”, size = 14)
ax.set_ylabel(“x-Image”, size = 14)
ax.set_zlabel(“y”, size = 14)

# 表示角度の設定
ax.view_init(elev=10, azim=35)

# 座標のメッシュ
rr = np.linspace(-1.5, 3.5, 200)
ii = np.linspace(-1.5, 3.5, 200)
#rr = np.linspace(0.9, 1.1, 200)
#ii = np.linspace(0.9, 1.1, 200)
i0 = np.zeros(200)
r,i = np.meshgrid(rr, ii)
z = r + i*1j

# 曲線・曲面を描画
y0 = r*r-2*r+2
ax.plot_wireframe(rr, i0, y0, color = “red”)
y = np.abs( z*z-2*z+2 )
#y = ( np.abs( z*z-2*z+2 ) )**2 *100
ax.plot_surface(r, i, y, color = “yellow”, alpha=0.4)
plt.show()

あとがき

どの学年も文字式と関数の季節になりました。

今年から中学生は教科書改訂で「主体的な学び」が重視され、プログラミング教育も強化されました。
来年からは高校生でもそうなります。

そういう流れの中で、今回は、

高校生のレベルで数学を題材に「主体的な学び」を「プログラミング」も活用して行ったらどうなるか?

を実践してみました。

さらに今後の常識というか、新しい価値観である

「集合知」で「問題解決を加速する」という姿勢

も取り入れてみました。
ですから、問題解決の用語や流れも、それとなく意識してあります。

これが次世代型の教育であり、同時に、いま日本で遅れてしまっている教育でもあります。

今のところ私はそのように思っております。

教育者も間違えます。
先生が何でも知っていて間違いを起こさない聖人君子である、なんていう時代は終わっています。
そもそも非科学的で不合理です。

もう、1人の聖人君子や、優れたリーダー、1部の天才に問題の解決を任せるよな時代では、ありません。
というか、そんな人はいません。
幻想です。

今や、世界中の人たちがコンピューターでつながっているのです。
みんなが意見や知恵を出し合う「集合知」で、いち早く問題を解決していこう!
そのように考える方が大切です。

このような価値観でコンピューターを活用しながら問題解決を実践できる人。

それが、これから日本で、いや世界で多く必要とされる人たちなのだと思います。

現場からは以上です。

 


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個別指導ヒーローズ 植田一本松校
〒468-0009
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TEL:052-893-9759
教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

夏休みの自由研究 かけ算とわり算の原理をプログラミング

塾長です。

いよいよ夏休みも後半です。

学生のキミたち、そろそろ読書感想文や自由研究に着手しましょう。

ということで、自由研究ネタを1つご提供します。

算数の研究です。

しかし、内容が深くてプログラミングもありますから、きっと中学生でも使えるでしょう。

算数や数学で「文章問題が苦手」という人には、特にチャレンジして欲しいです。

そもそも「かけ算」や「わり算」の意味とは?

もしも小学1年生や2年生から、次のように質問されたら、どのように答えますか?

  • 「かけ算」とは何ですか?
  • 「わり算」とは何ですか?

塾長は、次のように答えます。

  • 「かけ算」とは「たし算の繰り返し」です
  • 「わり算」とは「ひき算の繰り返し」です

なぜなら、

人類で初めて「かけ算」や「わり算」を発明した人は、きっと上のように考えたに違いない!

塾長は、そうに思うからです。

これをプログラミングで確かめていきたいと思います。

「たし算」で「かけ算」をプログラミングする

もしも「かけ算」が「たし算の繰り返し」なら、その通りに計算ができるはずです。
やってみましょう。

具体的な例から「かけ算」のパターンを考える

5×3の場合

例えば、5×3の計算を考えましょう。

5×3=5+5+5=「5を3個たす」=15(積)
ここで「たし算」の「+」記号は2個です。

つまり、

5を「3個」たすときは、たし算を「2回」使います。
たし算の回数は3-1=2回です。

7×6の場合

もう1つの例、7×6の計算ではどうでしょう。

7×6=7+7+7+7+7+7=「7を6個たす」=42(積)
ここで「たし算」の「+」記号は5個です。

つまり、

7を「6個」たすときは、たし算を「5回」使います。
たし算の回数は6-1=5回です。

「かける数」は「たした個数」

まとめます。

m×nの場合

一般化して、m×nの積を計算する方法を考えます。

上の2つの例から、これは「mをn個たす」です。
そして、たし算を使う回数は(n-1)回です。

つまり、

m×nとは、mに(nー1)回だけmをたし算すること

まとまりました。

スクラッチでプログラミング

それでは上のm×nの手順をプログラムにしてみましょう。

mにmをnー1回たす

これをプログラミングしたのが次です。

たし算でかけ算をプログラミングした図

  1. 「積」という変数を用意して、それにmを代入
  2. 「積にmをたす」という処理を(nー1)回くりかえす
  3. 「積」を表示

試しに、4×9でプログラムを実行しました。結果は36で正しいです。

つまり「たし算」を繰り返せば、確かに「かけ算」を計算できることが分かりました。

そしてこのプログラムは、どんな自然数どうしのかけ算でも計算できます。

プログラムのカイゼン

ところで、このプログラムは1つ分かりにくい所があります。

「×n」なのに、繰り返す回数が「n-1回」です。
「かける数」と「回数」が1つズレています。

これを同じにできれば、もっとプログラムが分かり易くなります。

そこで、こう考えたらどうでしょうか。

変更前: 最初に「積」という変数を用意して、それにmを代入します。
変更後: 最初に「積」という変数を用意して、それに0を代入します。

こうすれば、繰り返し回数もnになります。
つまりプログラムがこうなります。

プログラムがシンプルで見やすくなりました。

「かける数」は「0にたした回数」だった!?

プログラムを見やすくするために、上のように改善しました。

逆に、このプログラムが行っている処理を式で表すと、どうなるでしょうか。

例えば、7×6の場合に戻れば、こうなります。

変更前: 7×6=  7+7+7+7+7+7+7
変更後: 7×6=0+7+7+7+7+7+7+7

単に「かける数」と「たす回数」が同じになるように工夫しただけですが、実は、こうした方が数学的にも良いことが分かっています。

それは「かける数」を3、2、1、0と小さくしていけば分かります。
変更前の考え方では、

7×3=「7に7を2回たす」
7×2=「7に7を1回たす」
7×1=「7に7を0回たす」
7×0=「7に7を?回たす」

となってしまい、7×0を考えることができません。
一方、変更後の考え方ならば、

7×3=「0に7を3回たす」
7×2=「0に7を2回たす」
7×1=「0に7を1回たす」
7×0=「0に7を0回たす」

となりますから、ちゃんと7×0=0も計算できます。

ちなみに0という数も人類が「発明」した数なのだそうです。

「ひき算」で「わり算」をプログラミングする

たし算と同じように、わり算についても考えてみましょう。

もしも「わり算」が「ひき算の繰り返し」なら、その通りに計算ができるはずです。

やってみましょう。

具体的な例から計算のパターンを考える

9÷3の場合

例えば、9÷3の計算を考えましょう。

9÷3=「9の中に3がいくつあるか?」=「9-3-3-3=0だから9から3を3回ひけた」=3(商)
ここで「ひき算」の「-」記号は3個です。

つまり、

9から3を「3回」ひき算できたから、商は3です。

12÷5の場合

もう1つの例、12÷5の計算ではどうでしょう。

14÷5=「14の中に5はいくつ?」=14-5-5=2だから2回ひけて4あまった」=2(商)あまり4
ここで「ひき算」の「-」記号は2個です。
まだ4余っていますが、3回目の引き算まではできません。

つまり、

14から5を「2回」ひき算できて4余るから、商は2あまりは4です。

「商」とは「引くことができた回数」

まとめます。

m÷nの場合

一般化して、m÷nの商とあまりを計算する方法を考えます。

上の2つの例から、商は「mからnを引ける回数」です。
しかし、ひき算できる回数は、計算してみなければ分かりません。
1回引いてみて、まだ引けそうならもう1回引いてみて・・・という計算を繰り返します。

m-n=〇 もしも 〇>n ならば もう1回引ける・・・

という判断を繰り返してい良く計算です。
ですから、

わり算で商と余りを求めるとは、

m-n-n・・・-n=△ かつ 0≦△<n
k回引けたので商がk、余りが△

という処理をすること

まとまりました。

スクラッチでプログラミング

それでは上のm÷nの手順をプログラムにしてみましょう。
それが次です。

ひき算でわり算をプログラミングした例

  1. 商(引けた回数)を0回に設定、余り(引き算の残り)をmに設定
  2. 余り に 余り―n を代入し、商に1をたす(引いた回数を数える)
    これを 余り<n になるまで繰り返す
  3. 商と余りを表示

「あまり」は文字通り「余りもの」だった!?

上の処理からわかるように、余りは文字通りの余りでね。

mからnを何度もひき算して、もうこれ以上はひき算できない。
けれども中途半端に数が残っている。

それが余りです。

「わり算」を「お茶くみ」の手順で考えれば、商が小数でも解ける!?

ところで、これまで「わり算」の意味を

m÷n=「mの中にnがいくつあるか?」

としていました。
しかし、m÷mの意味は、もう1つあります。

m÷n=「mをn当分したら、1つあたりいくつになるか?」

これは、お茶くみの手順で考えれば、解くことができます。

mミリリットルのお茶をn個のコップに入れていくと、1人あたり何ミリリットル?

mミリリットルを全て急須にいれて、n個のコップを並べます。
急須から少しずつn個のコップへお茶を注いでいき、均等になるようにしますよね。

そして、急須の中の量が少なくなるにつれて、分配するお茶の量も少なくしていきますよね。
最後の1周は1滴ずつとか(そこまでやらないか)。

この手順をプログラムにすればよいのです。

  • まず、1ミリリットルずつ順番にn個のコップに入れていきます。
  • そして、余りが1×nミリリットル未満になったら、今度は0.1ミリリットルずつ入れていきます。
  • そして、余りが0.1×nミリリットル未満になったら、今度は0.01ミリリットルずつ入れていきます。
  • そして、余りが0.01×nミリリットル未満になったら、今度は0.001ミリリットルずつ入れていきます。

・・・これを繰り返していき、最後に1つのコップに入っているお茶の量が商になります。

このようにすると、商が小数になるようなわり算でも「ひき算」の繰り返しで計算できることが分かるでしょう。

プログラミングは、みなさんの宿題にしたいと思います。

たし算の記号「+」と、かけ算の記号「×」が似ている理由

上で見たように、かけ算はたし算で計算できます。

そう考えると、かけ算の記号「×」と、たし算の「+」が似ているのも納得ですよね。

「+」を少しだけ変えて「×」が作られています。
というか、角度を45度かたむけただけですね。

似ているどころか、形は何も変わっていません。

よく考えられていますね。

ひき算の記号「-」と、わり算の記号「÷」が似ている理由

わり算は、ひき算の繰り返しでしたから、

わり算の記号「÷」と、ひき算の「-」が似ているのも納得です。

ただ、形も変わっています。
真ん中の横線は共通ですが、それに上下の「・」マークが追加されています。

これは「わり算」=「分数」だからでしょう。

m÷n=$ \frac{n}{m} $

と書けることは、小学5年生の算数の単元「等しい分数」で習います。
分数の形をデフォルメすれば、正に「÷」というピクトグラムになりますね。

よく考えられています。

わり算のもう1つの記号「/」

ところで、エクセルやプログラミングの計算式では、わり算の記号を「/」で表しています。

たし算の記号「+」を傾けて、かけ算の記号を「×」としたように、
ひき算の記号「-」を傾けて、わり算の記号を「/」とした方が、統一感があります。

グーグル検索で調べてみると、海外の学校や教科書では、むしろ「/」を採用している方が普通のようです。

さらにコロン「:」を使っている国もあるそうですよ。
なるほど、その手もありますね。

これからコンピューターの利用が進んでくると、わざわざキーボードにない「÷」を使うのはめんどうですね。
もしかしたら日本も将来は「/」になるのかもしれません。

ちなみにプログラミング言語 Pythonでは、

  • m/n ・・・ m÷nの商(小数)
  • m//n ・・・ m÷nの商(整数)
  • m%n ・・・ m÷nの余り(整数)

という使い分けをしています。

コンピューターは「たし算」と「ひき算」しかできない!?

今から10年以上前に、塾長は趣味で望遠鏡を動かすプログラミングをしていました。

乾電池で動くような、とても小さなコンピューターを動かすプログラムでした。
このような小さなコンピューターは「マイコン」と呼ばれています。

マイコンにも色々ありますが、指先に載るような小さなものになると、使える命令がとても少ないです。

そのとき使っのは、PIC16Fなんちゃら、というマイコンでした。
それには四則計算の命令が「たし算」と「ひき算」の2つしかありませんでした。

「かけ算」と「わり算」が無いのです。

電卓を買ったら「×」と「÷」のボタンがなかった・・・というくらい衝撃でした。

「かけ算」や「わり算」が1回で計算できるコンピューターは高級品なのだと、そのとき知りました。
逆に、そのような高性能なコンピューターでも、中身は「たし算」と「ひき算」の組み合わせだけで作られているのだと実感しました。

考えてもみれば、これは当然です。

コンピューターはデジタルですから、0と1の数字をたくさん並べて計算しています。

0に1をたしたら1で、1から1を引いたら0です。
そのような処理を、膨大な数だけこなして、結果的にたくさん複雑な処理をしています。

だから究極的には、たし算とひき算しかしていません。

そう考えると今回は、

コンピューターの原理だけを使って「かけ算」や「わり算」をプログラミングした

とも言えます。
ちょっと大袈裟ですかね。

何はともあれ、計算には意味があります。
上のように「かけ算」や「わり算」の意味を深く理解してしまえば、文章題も怖くはありません。

あとがき

教科書が分かりやすくなり、一部はデジタル化しました。
無料で多くの分かりやすい解説動画が視聴できるようになりました。

分かりやすい教材があふれている今日ですが、だからといって、昔に比べて優秀な生徒が増えたという印象はありません。
つまり今も昔も、相変わらず

計算はできるけど文章題ができない

というのが、多くの生徒たちの悩みです。

計算の「やり方」はドリルで訓練しやすいです。
早く計算する「テクニック」も指導の良いネタです。

その一方で、

計算の「意味」や本質を考えさせるようなコンテンツは、なかなかウケません。
むしろ眠くなります。

しかし、それらにこだわって勉強しなければ、なかなか文章問題が得意にはならないでしょう。
そこが腕の見せどころ、と言ったところでしょうか。
きっとベテランの先生は、そういうのが得意なのだと思います。

ですから、より本質をつくようで、なおかつ面白くて飽きさせないようなコンテンツが、
きっとこれから先、どんどん登場してくることでしょう。

もしもプログラミングを活用した上のような事例が、その好例になるのなら幸いです。

 


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受験生の夏休み 勉強時間はどれくらい?

勉強している学生のイラスト

塾長です。

ブログは久しぶり。ちょっとプログラミング教育のシステム開発に没頭しておりました。

そんなこんなで、もう来週から夏休みです。あっという間ですね。

ここで、よくある質問です。

受験生は、どれくらい勉強するものなのでしょうか?

これに対する答えは明確です。

ということで、今回は塾長の中での「常識」を書いておきます。
ぜひ、参考にしてくださいませ。
ちなみに、自分の中にある「常識」は、自分の周りの人たちによって決まります。

「頑張った」の意味が、人によって全く違う!

そういうことを、よく知っておいた方が良いでしょう。

1日あたり何時間まで勉強できるのか。
どこまでやったら「頑張った」と言えるのか。

その基準を示します。

全集中で「1日10時間」を早くできるようにしよう

学校で6時限の授業を受けています。
つまり中学生や高校生は、それだけで毎日5時間の勉強量をこなしています。

受験生であれば、それに加えて自宅で毎日3時間くらいは勉強するでしょう。
もちろん塾で勉強する時間や夏期講習の時間も含みます。

部活がハードな生徒でも、これくらいやっている生徒がいます。
そう考えると、これでも少ないくらいです。

どちらにしても、夏休みは、これらがすべて無くなってしまいます。
つまり、

受験生ならば、1日8時間が当たり前!

ということになります。
それを下回るような勉強時間は、受験生らしいとは呼べません。

思ったよりも多いですか?

もしもそう思ったのであれば、それはあなたも、あなたの周りにいる人たちの意識も、それだけ低いということです。

意識を変えましょう。
環境を変えましょう。

1日10時間といっても、やってみれば、あっという間です。

午前中に4時間やりましょう。
そうすると午後はたったの6時間です。

08:00~10:00 勉強(2H)
(休憩)
10:15~12:15 勉強(4H)
(昼食&休憩)
13:00~15:00 勉強(6H)
(休憩)
15:15~17:15 勉強(8H)
(休憩&シャワー)
18:00~19:00 勉強(9H)
(夕食)
19:30~21:30 勉強(11H)
(休憩)
21:45~23:45 勉強(13H)

受験生らしい1日とは、こういう感覚です。

13時間も勉強する時間が取れる中で、どこまでできるのか?

ということですね。
毎日フルに13時間も勉強していたら、それこそ「本当に頑張った」と言えるでしょう。

塾長は大学受験の時に、11~12時間くらいでした。
医学部に行った友人は、もっとやっていました。

どちらにしても、8時間は一瞬です。

こういう話をすると、効率だのなんだの言う人がいるのですが、それは後の話です。

1日1時間しか勉強しない人に、10%の改善をしても効果は6分しかありません。
そもそも、それしか集中できない人に、6分は意味がないでしょう。

たくさん勉強するから、5%とか10%とかの改善が大きな価値を持つのです。

勉強の全体量 × 勉強の効率 = 実質的な勉強

だとすれば、まず「勉強の全体量」を増やさないことには、お話になりません。

もちろん効率うんぬんは大切ですが、効率を上げたとしても、たくさん勉強する必要はある、ということです。

200時間では変化なし。成績向上は300時間から

夏休みが約40日間。
1日10時間やるとすれば、単純に400時間ということになります。

その半分だとすれば、200時間。
1日5時間くらいです。
受験生の中では、ごくごく当たり前の勉強量です。

確かに、やった分だけ何かしらの実力は着くと思います。

しかし、みんなも同じだけ伸びているのです。
つまり、順位も偏差値も大して変わりません。
そのことを忘れてはいけません。

みんなと同じ勉強量なら、みんなと同じ結果です。
だから、テスト結果も模試の結果も変わりません。
ここが要注意です。

しかし、自分の人生の中では、

「今までで一番がんばった夏休み」

という、あいまいな感想だけが残るでしょう。
自分の中では、確かにそれは事実でしょう。
しかし、それが落とし穴なのです。

そうしたら、どうなるでしょうか?

「これまでにないくらい頑張った。だけど伸びなかった。」

そういう落胆になりやすいのです。

たとえ本人の中で頑張ったとしても、客観的に周りを見れば、大して頑張ってはいなかった。

それが本当の事実です。
夏休みの200時間という勉強量は、そのような危険性のある数字です。

自分だけが知らないとは、いかに恐ろしいことでしょう。

ですから、

めっちゃ集中して勉強している人
1日に10時間も11時間も当たり前のように勉強している人

そういう人たちが周りにいる状況を、ぜひ作ってください。
ダラダラしている人や、自己管理ができないお友達には、流されないこと。

自分の中の常識は、環境で決まってしまいます。
しかし、ある程度その環境は自分で選ぶことができます。

中途半端な努力というのが、最も体に悪いのです。

やるならば、とことんやりましょう。

やる気は関係ない!?

やる気があっても無くても、やるべきことをする。

それが成長というものです。

やる気があるから、無いから。

そんな短絡的な理由で行動を決める人なんていませんよ。

深い理由があるなら良いですよ。例えば、

「反社会勢力との関わるようなことは、やりたくない。」

とか、そういう「やる気がない」ならOKです。
つまり「やらないべき」と言い換えれるような判断ならOKだと思います。

そういう理由があるわけではなくて、なんとなく気分が前向きにならない、みないな類のものは論外だということです。
そんなもので勉強量が変わるようでは、逆に何のための勉強なのか分かりません。

勉強を通じて、ちゃんと自分をコントロールすることも学ぶべきではないでしょうか?

やる気が出たらやる?

そんな状態では、勉強に限らず、何にしたって、いつまでも手につかないですよ。

やる気を大切にする人間って、社会に出てから全く信用されません。

気を付けましょう。

競争がなくても一生懸命は大切!

今や受験から競争は無くなりつつあります。
生徒数に対して学校の定員数が多すぎるからです。

特に愛知県は人口に対して高校の数が多いです。
すでに公立高校では定員割れが毎年のように拡大しています。
人気が上昇している私立高校では、定員の7割以上を推薦で受け入れ、試験らしい試験で入学するのは3割弱です。

つまり、過半数の高校にとっては、むしろ「ぜひ入学してください」という状態です。

教育は人を育てることですから、

「入学してから、しっかり頑張ってもらう、しっかりサポートする」

という推薦の趣旨は、とても良いことでしょう。
とても理にかなっています。

ただし、競争がないから頑張らなくても良い、ということにはなりません。

推薦入試の面接や自己PRで、何を問われるかを考えれば、それは明らかです。

高校で何をどう頑張りますか?

推薦入試で最も重点的に確認されることが、これです。

それを証明するために、

中学時代に、何をどう頑張ったか?

をアピールするわけです。
このような場面は、社会人になってからも、全く同じように、何度も経験します。

頑張れる人と頑張れない人の格差

似たような記事を、何年か前にアメブロの方にも書いた気がします。
(このサイトを立ち上げる前はアメブロを使っていました。)

スマホやインターネットの普及や行政サポートなどが拡大してきました。
高校くらいまでの教育に限れば、だんだん貧富の差が教育の差では無くなりつつあります。
もちろん、まだまだ格差はありますが、時間とともに縮退していくでしょう。

つまり、これからは

同じ環境が与えられたときに、どれくらい頑張れるか?

で格差が起こると言われています。

「モチベーション格差」

と呼ばれているそうです。

真実よりも信じたいものを信じてしまう落とし穴

フォロワーを増やしたいユーチューバーや活動家の中には、

「頑張らなくてよい」

という逆説を訴える人がいます。

わざと常識とは逆のことを言うのです。
そうやって目立とうとする方法があるのです。

耳障りの良い言葉や、意外な言葉を使って目立つことができれば、それだけ早くフォロワーを増やしたり、「いいね」を稼ぐことができます。

もちろん、そのような逆説が成り立つのは、極めて限られた状況だけです。

確かにウソではない。
けれども、
多くの人には当てはまらない。

それがカラクリです。
もちろん、そのような主張は、すぐに別の人から論破されてしまうでしょう。
だから、論破されないように、これまた巧妙に話ができています。

よくよく話を聞けば

「別のことでは頑張らなければいけないよ。」
「ちゃんと最後まで見て(読んで)ください。ウソは言っていません。」

とも言って(書いて)いるものです。

「なんだ、結局、何かしらは頑張らなければいけないんじゃん!」

ということです。
世の中、そんなにうまい話はありません。

宝くじで億万長者になれる確率はゼロに等しいです。
しかし「いつかは当たる」と思わせれば、宝くじの商売は成り立ちます。

それと同じで、ウソではないが、たいていは自分には当てはまらない。
そういう物事に落とし穴があります。
ダマされないようにしましょう。

目立つ言葉だけに踊らされないようにしましょう。
目立たない言葉で言われている「本当のこと」の方が大切です。
それを見失ってしまいます。

ちゃんとすべての言い分に目を通しましょう。
安易に耳障りの良い言葉や陰謀論などに惑わされないようにしましょう。

(余談)今後の入試はどうなっていく?

誰も口には出しませんが、今後の入学試験は、次のような「フィルター」になっていくと思います。

迷惑行為や問題行動を起こしそうな生徒、モンスターペアレント、クレーマー、暴力団関係者などを排除する。

そういうフィルターの意味合いに収束していくと思われます。
すでに私立の小学校や中学校の入試では、親の仕事を調べたり、両親参加の3者面談を行ったりしています。

大学の入学式に、わざわざ親が同伴するような時代です。
そのような意味合いは、ますます強まっていくでしょう。

社会人の入社試験でも、優秀な人材を見つけるよりも、問題のありそうな人を落とす方に、より多くの注意を払うようになってきました。

国家権力や行政指導でしか対処できないことは、学校や民間としては排除するしかないのです。

高等教育は義務教育ではありません。
高校や大学には、人を「更生」させる役割なんて、あるはずがないですよね。

どちらにしても、問題を起こせば退学です。

 


ヒーローズ植田一本松校の進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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【名古屋・保存版】中学生の勉強に役立つ教科書のリンク集

中学生の教科書_2021年度

塾長です。

中学生はこの4月に教科書改訂がありました。
コロナ禍にも関わらず、学習内容が変わってしまって心配です。

そこで各教科書のWebサイトのリンク集を作りました。
名古屋市の教育委員会が採択した中学校の教科書に対応しています。
リンク先は教科書のQRコードと同じです。

ゴールデンウイーク中の家庭学習に、ぜひお役立てくださいませ!

注意事項

  • テスト対策として使えるような資料はありません。普段からコツコツ勉強するのにお役立てください。
  • 塾長の独断と偏見により利用価値のある順番に掲載しています。

英語

教科書の全単元について動画を見ることができます。

※ 設問に対する解答や解説はありません。

数学

教科書の本文中にある例題(※)について動画の解説があります。

※ 動画があるのは教科書で「例1」「例2」「例題1」などの表示がある問題のみです。
「問*」や「練習問題」「章末問題」などについての動画はありません。

理科

主に実験器具の使い方について動画の解説があります。
そのほか、科学館や博物館、動物園のリンク集もあります。

※ 単元の解説や、設問に対する解答や解説はありません。

国語

教科書の「目標」「学びナビ」「漢字の広場」や古文や漢文に対応した資料などを閲覧できます。

※ 単元の解説や、設問に対する解答や解説はありません。

社会

資料となるWebサイトへのリンク集です。
教科書との対応が分かりにくく、リンク先でさらに検索する手間が必要です。

※ 単元の解説や、設問に対する解答や解説はありません。

教科によってデジタル教材の完成度にムラが目立つ

今年度から中学生の教科書には全てQRコードが表示されました。
教科書に関連した資料を、パソコンやインターネットで調べられるようになりました。

QRコードが示すWebサイトにジャンプすれば、教科書に沿った資料が閲覧できて便利です・・・というワケにはいかないようです。

教科によって、その便利さには大きな格差があると感じました。

教科書のWebサイトを見た、素直な感想を書いてみます。

完成度の高い英語!

もっとも充実していたのは、英語の教科書です。
Webサイトで見ることができる動画の完成度が高いです。
全ての単元について新出単語と本文の動画を見ることができます。ただし解説はありません。

塾長は中学の時はずーっと英語が苦手でした。この時代に生まれたかった・・・

とはいえ、教科書改訂で内容そのものがエグイくらいに増えてしまいました。
生徒たちから言わせれば、これくらいやってもらっても、まだまだ足りないのかもしれません。

もはや独学じゃ無理!っていう教科です。

必要最低限の数学!

次に有用なのが数学です。
数学は100年間くらい勉強する内容が変わっていません。そのためなのか、そもそも教科書の本体の解説からして完成度が高いです。

そして今回のWebサイトでは、本文中の全ての例題について、解説動画を見ることができるようになりました。

ただし残念ながら、例題以外の問題については解説がありません。
もともと巻末に解答がついていることを考えれば、必要最低限な部分だけを動画コンテンツにしたと言えます。

自宅で学びたい生徒や、どんどん主体的に予習したい生徒には物足りないかもしれません。

あと1歩の理科!

実験器具の使い方について、一通りの動画があります。
ただし無声動画です。

「チャップリン」かいっ!

などとツッコミを入れてしまいました。

実験器具の使い方の他には特に動画がないようです。
自然現象についての解説や、実験の意味や手順までは解説しておらず、中途半端な資料集になってしまいました。

ただ理科の教科書って、もともと意地悪な構成なんですよね。
一番大切なところを書いてない。

「なんでだろう?」

などと疑問を投げるだけで終わってしまう、そんな教科書だからです。

「テツ and トモ」かよっ!

などとツッコミを入れたくなるような、そんな教科書の文化を、ある意味でしっかりと引き継いでいるWebサイトです(笑)

かゆいところに手が届かない国語!

おそらく教育改革の目玉である「主体的」な学びをサポートする目的で作られたWebサイトなのだろうと思います。
生徒というよりは、学校の先生が活用しやすいようなサイトです。

学校の授業中に行われる活動に役立ちそうな資料を閲覧したりダウンロードしたりできます。
普段点(内申点)を伸ばす対策には使えるかもしれません。

中には面白い資料もあって、個人的には好きですが、生徒たちはイライラするでしょう。
時間の余裕がない中で成績を付けられてしまう、そういう現実に直面している生徒たちにとって、有効な資料はないです。

教科書との対応が分かりにくく、単元の意図や学習の目的が伝わってきません。
(学校の先生や塾長が見れば分かりますが、生徒から見たら理解不能だろうと思います)

予習や復習には、ほとんど使えないでしょう。

古文や漢文に限っては、本文や口語訳を印刷できます。とはいえ、口語訳だけ、原文+口語訳など、単元によって掲載方針がバラバラです。

やっつけ仕事の社会!

社会の教科書というのは、1回や2回読んだくらいでは、まったく何も頭に入ってきません。
文章に全く無駄がなく、濃縮されたような日本語で書かれているため、まるで漢文を読んでいるかのような感覚になります。
そこへ新出の用語がわんさか盛り込まれています。

習ったことがない単語だらけの英語の長文を読んでいるのと全く同じです。
教科書を読んだところで、文章の意味が分かるはずありません。

もともと語彙力のある大人が読めば「教科書は良くまとまってるなぁ」と思うのでしょうが、中学生から見たら7割くらい意味不明です。
ただでさえ経験が少ないのに、見たことも聞いたこともない土地や時代について表す言葉が出てきても、その意味を想像できないからです。

社会というのは、まぁ、そういう教科です。
色々な勉強をしてから、最後に教科書を読み直した時に、初めて内容が理解できます。

塾長もそうでしたが「社会が苦手」というのは「情報不足からくる混乱」が起きているパニック状態のことなんだろうと思います。

それだけに「資料」がとっても重要になります。
だから教科書のデジタル化で最も期待が膨らむのが社会なわけです。

きっと教科書で???になっている部分が分かるような、すばらしいWebサイトなんだろう・・・などと期待していた時代が僕にもありました。

単なる外部へのリンク集でした。

資料の多い教科は、著作権の制約が多くてWebサイトを作るのが大変なのかもしれません。
国の力で著作者の権利を守りつつ、分かりやすい資料を公開してもらえるようにして欲しい・・・。

残念!

 


ヒーローズ植田一本松校の進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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偏差値が高くてもコンピューターが使えなければ意味が無い

無意味な情報公開

宇宙とコンピューターが大好きな塾長です。

プログラミング教育。
どんどん強化されていますね!

昨年から小学校の全教科で。
今年から中学校の技術家庭科で。
来年から高校の情報1で。そのまま大学入試科目にもなります。

庶民化するプログラミング教室

こうした流れの中で、最近アンケート調査が行われました。

保護者の7割が子どものプログラミング学習を「検討する」と回答

もう、そういう時代になってきました!

これまでのプログラミング教室は、どちらかと言えば「意識の高い」ご家庭向けの習い事でした。
それが今年あたりから、どの家庭でも当たり前に検討する習い事になってきたということです。

これは良いことです。
とはいえ、日本は遅れている状態から、やっとのことで普通の状態になってきた程度。
まだまだ、これからです。

大人はどうなの?

一方、大人たちの方は大丈夫なんでしょうか?

今回は

「頭の良さが無駄になっている!」

という日本の課題を明らかにしたうえで、子供たちに

「本来はこうあるべきだよ!」

を示したいと思います。

ということで、こんなニュースのネタから話が始まります・・・

国家のシステムが手作業だった!?

2月17日のニュースです。

「日本の技術力の低さ」「生産性の低さ」が話題になりました・・・

厚労省、コロナ感染者数を手集計 菅首相「承知している」」(JIJI.COM)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021700893&g=pol

国はどうやって全国のコロナ感染者の人数を把握しているのでしょうか?

なんと、その方法とは・・・手作業です!!

厚労省の委託事業者が、
深夜0時を過ぎたら「よーい、ドン」って感じで
全国の48都道府県や政令指定都市のホームページを見まくり、
数字を目で確認し、
1つ1つ手作業で数字を集めてから、
合計を計算!

という手順のようです。

気合とド根性!
炎の集計マニュアル!?

えっ、仕事のやり方が最初から深夜残業ありき!?

トホホ・・・

官僚もコンピューターの使い方が分からない

官僚の皆さんって、めっちゃ頭が良いんですよ。
そんな優秀な皆さんが、どうして今まで放っておいたのでしょうか?

う~ん、にわかには信じられませんでしたよ。だって、国のやることですよ。

きっと大そうなシステムがあって、
きっと日本中からネットワーク経由で数字が集められてきて、
きっと自動的に集計されているのだろう

などと思っていましたから。

それがなんと、僕らが自分たちでネットで調べて得られる情報と、質も手順も同じだったということです。
しかも、深夜0時を過ぎてから仕事をするのが正常な作業マニュアルという位置づけ。

わざわざ深夜残業の人件費を使っていたのです。
これでは働き方改革も進みません。

偏差値が高い人たちが集まる霞が関。
その官僚たちでさえ、コンピューターで集計することができませんでした。

コロナが緊急事態というのは分かります。
大変だと思います。

でも、問題の本質はそこではありません。
もっと根深いところにあります。
それは誰も次のことを考えなかったということです。

情報の再利用性

職場の仕事のやり方というのは、日々の改善の積み重ねなんですよね。
今までコンピューターを使おうとして来なかった悪しき職場の文化。
そういう悪い習慣が、ずーっと蓄積してきた結果が、正にここで露呈してしまったということです。

なんとも残念なニュースでした。

あらためて日本がIT後進国であることが浮き彫りになってしまいました。

それにしても・・・あれ?

日本は技術大国のはずじゃなかったっけ?
技術大国なのにIT後進国?

おかしいですね。

そこで、なぜコンピューターでスパッと集計を出せないのか、ちょっと調べて考えてみました。

自治体が情報発信する方法がダメだった

さて、デジタル庁が発足するのは今年の9月です。
つまり、日本全国の行政機関がネットワークでつながっていくのは、きっとその後の話になるでしょう。

そう考えると、今の段階で国や官僚の仕事を批判するのは早すぎかもしれません。
それに、大きな組織ですから、一部の失敗で組織全体についてどうこう言うのは気が早いです。
違う部署へ行けば情報の猛者がいらっしゃるのかもしれません。

批判だけならアホでもできます。
もっと生産的な記事を書くべきでした。

これは失礼しました!

それならば、せめて

「都道府県のホームページから感染者数を調べる処理」

くらいは自動化を提案したいところです。
少なくとも深夜残業ありきのマニュアルは良くありません。
深夜はコンピューターに作業をさせて、人間はお家に帰って寝ましょう。

逆に、なぜ最初からそういう発想でマニュアル化できなかったのか不思議です。
きっと何か事情があったはずです。
ということで、

都道府県のホームページがどうなっているのか?

を実際に見てみました・・・

そうしたら、なんと、
気が付いてしまいました。
さらに悲惨な現実に!

もう、本当にビックリですよ。
都道府県それぞれのホームページが、そもそも悲惨だったんです。

「数字」じゃなくて「画像」だったんですよ!

なぜ集計表を画像にしたらダメなのか?

例えば、エクセルなどで集計表をつくったとします。

この表の数値データをそのままWebサイトに載せて公表してくれたらよかったです。
見た人はその数字を再利用できます。
Webサイトから数字をコピーして、別の集計作業にすぐ利用ができます。

情報の再利用です。

ところが、今回はそうしませんでした。
画面に映ったエクセルの表の「写真」を撮って、その写真をホームページに貼り付けたのです。
(この記事の後半で、その実例を示しています)

写真から数字をコピーすることはできません。
それを見た人は、写真を見ながら、また手作業で数字を1つ1つ入力する、という作業が発生してしまいますよね。

情報が再利用できません。

数字は数字のまま公表すべきなのに、わざわざ写真で公表した。
この方法はダメですよ!

他のことに例えてみれば、もっと分かりやすいです。

はじめの一歩は「情報の再利用性」から

もしもあなたがLINEやメールなどで相手から電話番号を聞かれたら、どうやって知らせますか?

普通は、電話番号の「数字」をメッセージで返信しますよね。

それなら1往復のやり取りだけで済みます。
しかも相手は電話番号をクリックするだけで電話帳に登録したり、折り返しの電話をしたり、といった次の行動がすぐにできます。

つまり、相手が「利用しやすい情報の形」で返事をしようと考えますよね。

わざわざ電話番号を紙に書いて

「紙に書いたから、深夜0時を過ぎたら、私の家まで紙を受け取りに来てね。」

なんて相手に言ったらどうなるでしょう?

紙に書いたメモを写メにとって送るのも、ちょっと面倒です。
相手は写真とアドレス帳を行ったり来たりして登録作業をする手間が発生します。

ちょっと意地悪ですよね。

コンピューターの世界では不便ということになります。

このように情報を伝える時には、情報の種類にふさわしい形があります。
相手にとって「利用しにくい」「手間がかかる」ような形で情報を送っても、相手に伝えた意味が半減してしまうのです。

今回の学び:

数字や文字の情報を画像にしてしまうと、情報の再利用性が悪くなる!

各都道府県のホームページは、コンピューターの目で見ると、とても不便な情報発信になっているワケです。

情報の墓場

私は、紙の印刷物や画像ファイルを「情報の墓場」と読んでいます。

コンピューターが活用しにくいデータ形式だからです。

上の例で見たように、せっかく数値や文字というデータになっているものを、わざわざ紙や写真にしてしまったら単なる嫌がらせです。
もともと使いやすかった情報が、紙や画像ファイルにされてしまったら台無しになるからです。

熱がエネルギーの墓場と言われるように、コンピューターの世界では紙や写真などがデータの墓場に相当すると思います。

愛知県ホームページによる2021年4月13日の発表の例

(注意!)各都道府県が悪いというのではありません。日本全体に蔓延している問題です。ぜひ「自分の問題」として見て欲しいです。ピンチはチャンスかも。

試しに愛知県のホームページのHTML構造はこんな感じでした。ちなみに他の県や市も似たようなモノでした。

/html/body/div[1]/div[3]/div[3]/div/div[5]/div[1]/p[1]/img

<html>
<body>
<div id=”container”>
<div id=”mymainback”>
<div id=”main”>
<div id=”main_a”>
<div id=”main_body”>
<div class=”detail_free”>
<p>
<img alt=”030412検査陽性者” src=”/uploaded/image/249717.png” style=”height:885px; width:600px”>

最後がimgタグで画像ファイルになっています。
ですから、コンピューターの目で見ると

「感染者数のデータ」=「249717.png という画像ファイルがあるらしい」

くらいまでしか情報が読み取れません。
もちろん人間の目で見れば、写真として

 

愛知県発表_感染者数_20210413

というふうに見えます(愛知県のホームページの画像より)。

この表は表のように見えますが、なんと1枚の写真です。
ですから、ホームページ上でマウスで数字を選択したり、数字の部分を選んでコピーしたりすることができません。

試しに、上の表で数字のところを選択してみてください。

できないでしょう?

数字じゃないからです。選択することすらできません。

マジか!?

って思うでしょう。
そういうホームページのつくりなんです。

もちろん感染者数は一般公開されている情報ですから、セキュリティとか情報の公開範囲とかは関係ないですよ。ホームページで表示されている時点で、そういう話ではないですから。

ここまで公開しておいて、よりによって何で画像形式なの?

ってことです。

まぁ、とにかく、現状がこういう状況になっているわけですから、人間を深夜0時まで残業させる羽目になるのです。

9月に発足するデジタル庁は、こうした問題を1つ1つ解決していくわけですね。
すごく大変そう・・・
でもやり切らなければ日本に未来はありません。

人工知能に読ませればいい、はウソ!

こんな意見が出て来そうなので、それも考えておきましょう。

都道府県が公表しているホームページを人工知能に読ませれば、自動化できるのではないですか?

はい、技術的には可能です。

ご周知のとおりOCRという処理やディープラーニングという種類の人工知能を使えば、画像から文字や数字を読み取ることが可能です。
ただし、これは割に合わないコストがかかります。

なぜなら、データを写真に変更するエネルギーに比べて、写真を人工知能が読み取るエネルギーの方が、何百倍も必要だからです。

だったら最初から写真にしなければいいじゃん!

ということになります。つまり一番エコなのは、

何もしないこと

です。
表をつくったなら、そのまま表は表として公開すればよいのです。
エクセルで表を作ったのなら、その表をコピーしてHTMLで貼り付けることもできます。

わざわざ画像という別の形式に変換する手間など最初から不要です。

人工知能を開発するために人件費や開発費を使い、人工知能を運用するために大量の電気エネルギーを費やして、CO₂の排出量も増大。そのペナルティ金をまた海外へ支払う。そんな馬鹿な話はありません。

最初から素直に「使いにくいから直してほしい」と指摘して正す方が、何百倍もコストが安くすむでしょう。

ということで「画像形式で公開」という根本原因をとり除けば一瞬で解決です。

画像ファイルにこだわって人工知能にホームページを読ませる案は却下です。
税金の無駄です。

どうしたらよいか?

まず第一段階としては、地方の情報公開を、画像ファイル型からテキスト型に変えていくことです。
そうすれば少なくとも人間が集計作業をする手間は無くなります。

愛知県のホームページに関して言えば、<img>タグを挿入しているプログラムを、ちょこっと修正して<table>タグなどに変更するだけです。
このときタグに与える id の値は、国から指定して統一を図った方が良いでしょう。

そもそも画像ファイルを毎日どのように作成しているのか知りませんが、データを表形式にする方がプログラム的には楽ちんのはずです。

この程度ならプログラムの修正はごくわずか。ちゃんと設計されたシステムであれば数万円くらいです。運用テストなどの手数料を考えても5万円くらい。何十万円も請求されたらボッタくりですね。

そして第2段階としては、Web-API化することです。
これは9月に発足するデジタル庁の仕事になるでしょう。APIの仕様は国内で統一した方が良いからです。
長い目で見たメンテナンス性を考えれば、外部仕様だけではなく、ある程度のアーキテクチャまで統一した方が良いとは思います。

総務省のWebサイトには、すでにWeb-APIが組み込まれていますから、もう実績があります。
あえて注文をつけるなら、XML形式ではなくJSON形式の方を標準にして欲しいことくらいです。

こういうのは誰がやっても同じような仕様書になるので、国の方で「えいやっ」と仕様を決めてしまえばよいと思います。
今までさんざん手作業で情報収集に苦労して来た霞が関の官僚の皆さんです。彼らに「どんな情報が欲しい?」とヒアリングすれば良い仕様書に落とし込めるでしょう。

ありがちなミスは、自治体から意見を聴こうとして全国から人を招いたり、大きな会議体を作ったりすることです。そんな会議はまとまりません。人を集めるお金と時間があるなら、その経費を「後から変更や拡張がしやすい設計にする」方へ割り当てた方が賢明です。

仕様書ができたら、助成金付きで自治体へWeb-API化をお願いすればよいでしょう。

マスコミのみなさんもAPIを通じて即座に情報収集できますから、密な状態で取材する必要はなくなりますよ。

モノづくり教育の話は横に置いておきましょう

さて、情報の再利用性について考えてきました。

教育改革では、ひたすら子供たちがプログラミングを学んでいく話になりがちです。

ところが大人にもプログラミング教育(正確にはプログラミング的思考の教育)を急ぐ必要がありそうです。
上で見たように、日本の大人たちは情報の形式を正しく選択することに、まだ不慣れです。大人は大人で勉強していく必要があります。

何より、プログラミング教育をロボットや自動車などの「モノづくり教育」のことだと勘違いしてしまう大人が、まだまだ多いです。

日本は要素技術とハードウェアには強いけど、ソフトウェアには弱い。

そこが日本の限界を作っています。
大人の皆さんにお願いしたいのは、

プログラミングとモノづくりを切り離して考えよう!

ということです。

ハードウェアの生産力を増強する方向性に教育を重点化しても、日本の競争力は増えません。
国内では、どう見ても物価と人件費が割に合いません。
ハードウェアの生産を増やしても、働くほど貧乏になる未来しか見えません。

GAFAを見ればわかるでしょう。

プログラミング教育にもハードウェアが使われているだって?

いえいえ、その中身を見てください。どんなパワーバランスで生産されているのかを見てほしいです。

PC、micro:Bit、レゴなどでさえ、どれも外国製で、しかも設計やライセンス元は先進国で、生産は途上国という役割分担です。
パソコンやCPUも、設計やライセンス管理を行う役割と、実際にモノを生産する役割は、違う国です。
もちろん、前者はソフトウェアで、後者がハードウェアです。

これからはソフトウェアをつくった国や企業が圧倒的な競争力を持ちます。

そのため、純粋に

プログラミングで情報を活用できるセンスを磨く!

ことに注力した方が良いのです。

上で見たように、日本の課題は情報の扱い方を知っている大人が少なすぎることです。

だからプログラミングと言えば、すぐにモノづくりに発想が行ってしまうのです。
だから、なかなかキラーアプリが日本から誕生しません。

プログラミング教育が分かり難いのであれば、次の方針を徹底させるのでもかまいません。

「情報の再利用性」のセンスを早くから身につけさせる。

大人も子供も共通です。

とりあえず、これを日本の人材育成の目標としてはどうでしょうか。

コンピューターで情報を効率よく扱える。
そういうセンスを身に着けた人材を、これからどんどん増やしていく必要があります。

大人もプログラミングを楽しもう

逆に言えば、まだまだ仕事がいっぱいあるということで、これは景気の良い話です。
日本改造計画を再び行えるくらい、盛りだくさんですね。

せっかくやるなら、楽しんでしまえば良いと思います。

上の例で見てきた通り、これは国家の基盤に直結する問題です。
日本の生産性向上にも直結します。

でも「生産性」という言葉が良くないですね。
なんだかつまらなそう。

コンピューターはもっと楽しめるものであって良いと思います。

私たちが想像していることをどんどん実現してくれる便利な道具。
それがコンピューターです。
表現したいことをどんどん表現して、それを楽しめばよいと思います。

ただ、そのときにちょっと「情報の再利用性」について気を遣えばよいと思います。

人間の体よりも、はるかに速く回って、疲れも知らず、ミスもしない。
それがコンピューター。

それを使いこなして、もっと楽しいことをしてやろう!

大人だって、まだまだこれからです!

人生100年の時代なのですから。

日本からキラーアプリが爆誕するためには

ICTで特に重要なのは「キラーアプリ」つまり「多くの人に使われるソフトウェア」の存在です。今のところアメリカや中国に比べると、日本はキラーアプリを作ることが苦手です。

というか、そういう能力のある人たちがみんな海外へ逃げてしまっています。何しろ日本では価値を認めてもらえないのですから無理もありません。

ソフトウェア技術者は、日本にいれば年収300万円。海外に行けば年収1000万円。そりゃ逃げられます。

博士号を持っている人材が就職難になるような国です。それもこれもソフトウェア産業が乏しいからです。

それならばソフトウェア産業を活性化させて、優秀な人材が日本でも活躍できるようにすればよいです。

そうすればキラーアプリが日本から爆誕するのも時間の問題と言えます。

ゲームやアニメもソフトの1種ですが、その分野では既に多くのヒット商品が日本から爆誕しています。

十分に土壌はあると思います。

日本でソフトウェア産業を活性化させるためには、まず日本人がソフトウェアの価値をよく理解することだと思います。

モノの値段は人々の価値観で決まるからです。
価値が分かる人が増えれば、海外のようにソフトウェア産業に投資する人が増えるでしょう。

アメリカや中国と比べると、日本では20分の1くらいしかベンチャー企業に資金が集まらないと言われています。
資金が集まらないということは、日本のトップ層が価値を認めらていないか、価値を理解できない、ということです。

そりゃ海外に逃げていきたくなりますよね。

政治でも経済でも、ソフトウェアの価値を理解できる人が組織のトップに就くべきだと思います。

 


ヒーローズ植田一本松校の進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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個別指導ヒーローズ 植田一本松校
〒468-0009
名古屋市天白区元植田1-202 金光ビル2F
TEL:052-893-9759
教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

教育にパソコンやスマホを活用しまくるほどゲーム依存が減る

パソコン1人1台で何をする?

コンピューターと宇宙が大好きな塾長です。

4月です。新年度です。小学校も中学校も1人1台のパソコンです。

本当に使いこなせるの?
子供がパソコンで遊んでしまわないか?

気になりますよね。

スマートフォンの失敗経験

スマートフォンで成績が上がった子供と下がった子供の人数。

はたして、どちらが多いでしょうか?

これといって統計は見当たりませんが、カウントするまでもありません。
下がった子の方が圧倒的に多いでしょう。

学んだことが身に着かないような生徒は、もれなくスマートフォンにハマっています。
的中率は100%です。

まだまだ子供に「正しいスマートフォンの使い方」を実践させる仕組みが整っていないです。
無法地帯で好き勝手に使わせている。そんな状況です。

スマートフォンを買い与えたのが失敗だった・・・

まさに現在進行形で、そんな悩みを抱えている保護者様は多いでしょう。

ゲームをするために勉強する。
だから「勉強しているフリ」になる。
だからゲームの記憶は残っても勉強の記憶は残らない。

そういう短絡的な子供たちが増えています。

それでは、パソコンはどうでしょう?

今年度からパソコン1人1台。

スマートフォンと同じような運命をたどってしまうのでしょうか?

あるいは、このままでよいのでしょうか?

逆転の発想?! どうしたら正しく使いこなせるのか?

マイナス面だけ見ていても夢がありません。

いつかは賢く使いこなして欲しいです。そういう時代ですから。
すでに持っているなら、どうにかして有効活用したいものです。

これがゲーム機なら、まだ話は簡単です。

ゲームをやらない時間を設ければ、ゲーム機を触らせないという管理ができます。

「ゲームをやらない時間」=「使わない時間」

ですから、まだ勉強や生活のリズムを維持させる指導ができます。

スマートフォンやパソコンはどうでしょうか?

YouTubeやSNS、ニュースなどなど、ゲーム以外にも使う用事がたくさんあります。
多機能であるがゆえに、

「使わない時間」

を設定することが、そもそも難しいです。

であれば・・・どうするか?

これはもう、

使いまくる!

という逆転の発想しかないでしょう。

そんな無謀な!

いいえ、無謀ではないです。
私は実際に目にして、考えが変わりました。

勉強にスマホやパソコンを「使い過ぎる」環境にすべし

例えばアメリカでは20年以上前からパソコンでレポートを提出するのが当たり前です。
むしろ手書きのレポートを提出すれば減点されます。
日本もパソコン1人1台にしたのですから、早くこうすべきだと思います。

インターナショナルスクールや国際バカロレアの学校に通う生徒たちに話を聞くと、このことが本当になっています。

  • 学校からの事務連絡
  • 宿題や課題の連絡や、それらの達成条件や評価方針の連絡、
  • 宿題の提出
  • 提出物に対する評価やフィードバック
  • テスト範囲の連絡
  • テスト結果の連絡
  • 成績の発表
    ・・・

学校と家庭、先生と生徒の、ありとあらゆるやり取りがITSで行われています。
かなり進んだ教育だと感じます。

宿題が何かを確認するのはネット上、
宿題のレポートをまとめるための参考資料もネット上、
提出するのもネット上、
先生から提出物について評価やコメントをもらうのもネット上、
成績発表でさえもネット上です。

パソコンやスマホを「勉強の道具」として、否応なしに使わせています。

つまり、勉強するためにパソコンやスマホを使う時間の方が、遊びに使う時間よりも多いのです。

あそび < 勉強

こういうパソコンの使い方をしている子供たちを実際に目の当たりにして、塾長は気が付いてしまったのです。

なぜ、子供たちがスマホやパソコンで「ゲーム依存症」になってしまうのか?

その理由です。
それは、

勉強のためにパソコンを使わせる「量」や「時間」が少なすぎるから!

なのだと。

日本の中だけでは、本当に気づきにくいです。

だって日本は遅れているもん。

日本の大人が、パソコンやスマホを仕事に使わなさすぎる。
→ だから子供たちもパソコンやスマホの使い方を知らない。
→ だから、とりあえずゲームやYouTubeにハマっておく・・・

完全に大人の責任だと思います。
日本がITS後進国である本当の理由は、正にこれだと思います。

子供たちには、本当に申し訳ない。

そう思います。

大人は子供たちの手本ではなく「伴走者」であるべき

まずITSを教育に活用していくことに関して

大人は子供の手本には成れない!

という件について、ちゃんと正面から向き合う必要があるでしょう。
否定するのではなく、出発点にするのが大切です。

大人は手本に成れない?

日本の大人たちは先進国の中で、

  • パソコンが苦手
  • 勉強しない

という位置づけです。

「ガートナー、主要先進国のワークプレースに関する実態調査結果を発表 – 日本の働き方改革に立ちはだかる課題が浮き彫りに」(2018/3/12)より

それでは、日本人の能力が低いのかといえば、決してそうではありません。
むしろ先進国の中では高い方です。
個人で見れば、アメリカやドイツよりも高いスキルです。

「国際成人力調査(PIAAC:ピアック)」文部科学省
(調査結果の報告が公表されたのは平成25年10月8日)

そうすると、上の2つの文献が矛盾しているように思います。

ITSが遅れているけれど、能力は高い?

これは矛盾ではありません。
再び上の2つのことを注意深く見ていけば、分かってきます。

要するに、日本の大人たちは

  • 仕事にITSを活用していない

ということです。つまり、

  • 能力があっても使わない
  • 勉強したことを役立たせようとしていない

ということです。これは

「大学の入学」が勉強の「ゴール」

になってしまっている日本人の弱点と言えます。
いわゆる

受験までの人

ということですね。
そういう教育や採用をしているようではダメです。

日本の企業の採用試験。
その多くが「人間性重視」で「専門性軽視」です。
大学で学んだことを仕事に活かすような企業は、ほとんどありません。

そういう日本人の行動パターンを反映しているから、上のように矛盾に見える調査結果が出てくるのでしょう。

高等教育を生産に活かせないから、いつまでも労働生産性が低いまま

それが日本の現状と言えるでしょう。

そう考えると、教育改革で「教科書」や「入試問題」を難しくしてきましたが、これはトンチンカンな方向かもしれません。
本当は大人の方に「勉強を続けさせる」仕組みや、「勉強したこと使わせる」教育をする方が、日本の再起動が早いのかもしれません。

何はともあれ、少なくとも、

多くの大人は、子供の手本ではない

ということです。

試しに地下鉄に乗ってみてください。
すぐに証明できます。

車内で周りを見渡して、

大人たちが何をしているか?

観察してみてください。

  • スマホでゲームをしている
  • マンガを読んでいる
  • 週刊誌を読んでいる
  • 寝ている

日本の職人芸や勤勉さが世界を驚かせていたのは20年前までの話。
今は違うということを、ちゃんと受け止めましょう。

ですから子供たちの手本だなんて、そんな威張った態度ではいけません。

子供と一緒にITSを学んで活かせる大人

それでは大人がやることは何もないのかといえば、その逆です。
大ありです。

大人は急いでITスキルを高める必要があります。

とはいえ、子供を待たせておく時間なんて、もうありません。
塾や学校の先生がITを勉強している間にも、子供たちはどんどん卒業します。
教育現場にITを導入することに、もう猶予はありません。

もう、

子供も大人も同時に教育するしかない!

のです。

ただ救いがあります。

同じことをやるなら、そりゃ大人の方が理解が速い!

それが救いです。
それで大人の役割というのが自然に決まります。

一緒に学んでいく中でも、理解の速い大人の方が先回りできることが多いですから、十分に子供たちの良き相談相手に成れます。

一番やってはいけないのは、

  • ITSの食わず嫌い
  • 苦手意識でコンピューターの利用を避ける

というものです。

能力が低いことは問題ではありません。

  • 子供たちに学ぶ機会を与えないこと
  • コンピューターに触れる機会を奪うこと

それが問題です。
学ぶことを邪魔することが問題です。

大人も子供も一緒に学ぶ。

このような前提を宣言してしまえば、

「勉強にパソコンやスマホを使いまくる」

という状態を直ぐにスタートできます。

後ろ向きな大人

学校のシステムに少しぐらい不便があっても、大きな問題ではありません。
それに文句を言うのではなく、一緒に解決するのですよ。

問題を前向きにとらえて柔軟に解決していく姿を見せること

これが子供のためになるのです。
逆に、すぐに学校へクレームを出したり、いちゃもんをつけたりする姿はよくありません。

「文句を言ってやった!」感を出す大人の姿

これは子供たちにとって有毒です。
集合知の時代です。
批判や文句には価値がありません。

「どうしたら解決するか」という試行錯誤

それにこそ価値があります。
もう、いい加減に、こうした時代の変化を受け入れなければいけません。

先生に「威厳」は不要!むしろ有害!

たった「1通り」しかない答えを「速く正確に」出すこと。

子供を電卓にするような教育。
子供を電子辞書にするような教育。
子供をクイズ王にするような教育。

かつてはそれが必要でした。
でも今となっては古い考え方です。

そのような古い時代には、

  • 生徒よりも早く答えを出せること
  • たくさん答えを知っていること

が先生の「威厳」だったかもしれません。

黒板から目をそらしただけで怒鳴っていた先生

塾長が高校生のとき、数学の怖い先生がいました。
私はその先生の授業を選択で受講していました。もちろん先生は選べません。たまたまです。

ある日、私はその先生の説明に着いていけなかったので、授業の途中から教科書を読み出して、必死に着いて行こうとしていました。

おそらく3分くらい経ってしまったでしょうか。
じっくりと教科書を読みふけっていたのです。
思わず教科書の方へ全集中してしまったのです。

うかつでした。

気が付いたころには、もう、教室がシーンと静まり返っていました。
そして斜め下の方から強烈な視線を感じるようになりました。

恐る恐る、教科書から目をそらし、机の斜め下の方、つまり床の方に目線を移してみました。

信じられないことに、なんと、先生と目が合ったのです!
床の方を見ているはずなのに、先生と目が合ったのですよ。

一瞬、ちょっとパニックになりかけました。

先生が床の方から見上げるようにして、私の顔を覗き込んでいたのです!
それも、鬼のような形相で。

いつから睨まれていたのでしょうか。
怖くて考えたくもありません。

「おい。俺が今、黒板で話したことを言ってみろ。」

・・・もちろん答えられません。

「なんでぇぇええ、先生がぁああ、話している時にぃぃいい、ちゃぁあんと黒板を見ていないんだぁぁああ!!!」

実は、それが初めてではありませんでした。
私はその先生から目を点けられてしまったのか、何度か怒鳴られた経験があります。

選択科目だったので、その授業が終われば、また自分のクラスに戻ります。

「おまえ、また怒鳴られてたろう。隣の教室まで聞こえてたぞ。」

同級生から、よく茶化されたものです・・・

これは実話ですが、極端な例でしたね。
まぁ、とにかく、このような先生の「威厳」は、もう成立しないでしょう。

ちなみに、こんなふうに数学が苦手だった塾長が、大学では数学科に進んでしまいました。
ちゃんと卒業できたのですから、みなさんはもっと自信を持って良いですよ。

コンピューターが当たり前になったので

今やコンピューターが当たり前。

  • 決まった模範解答を、速く正確に答える。
  • 先生が言ったことを正確にコピーして復唱してみせる。
  • 難しい漢字が書ける。

そのような能力を極めても、何の価値も出てきません。

それよりもコンピューターを使いこなして、

  • 答えが「1つに定まらない」問題にチャレンジする
  • 今できる中で最善を尽くす

という教育の方が重要になってきています。

もちろん思考を構成する「最低限の知識」は必要ですが、これも「考える」と「覚える」を区別して学ぶ必要が無くなりました。
調査と思考を大量に行う過程で自然に知識が身に着いてい行く、という本来の学びへ収束していくでしょう。
「覚える」だけを取り出して「鬱陶しい」が漢字で書けるかどうかテストするとか、そういう無駄な教育は無くなっていきます。

伴走者の資格とは

ですから授業の準備の中で「完璧な答弁」を用意する必要はもうありません。

教室でパソコンがうまく動かなかったらどうしよう・・・動くように試行錯誤することも立派な教育です。ベテランの先生なら、むしろトラブルを仕込んで授業計画を立てましょうよ。

生徒の方がパソコンの使い方を知っているから気が引ける・・・知っている生徒の知識と先生の認知力の高さを合わせる「集合知」で授業を進めればよいじゃないですか。大人にも分からないことはあります。正々堂々とググればよいです。

大学でちゃんと自分の意思で学び、卒業研究に取り組み、自分の頭を使って論文を書いて卒業し、そして学校や塾の先生になったのであれば、問題解決の作法を十分に経験してきたはずですよね。子供たちから見えれば、かなり身に着いているはずです。

あるいは、仕事を自分の意思で真剣に取り組んできたのであれば、何かしらの改善活動をしてきたはずです。それも問題解決の実践です。

そういう塾の先生や学校の先生であれば、なんの問題もありません。
その能力で十分です。

もちろん威厳なんて最初から不要です。
ちゃんと授業ができるはずです。

きっと生徒のよき「伴走者」になれるでしょう。

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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大学入試のプログラミングはいつから? 傾向・対策・難易度

大学入試のプログラミングはどんな問題?

コンピューターと宇宙が大好きな塾長です。

プログラミングやコンピューターの知識が大学入試でも出題されます。
3月24日、大学入試センターがその「サンプル問題」を発表しました。

新しく加わる「情報」という科目に注目です。

どんな問題?
傾向と対策は?
難易度はどれくらい?

気になりますよね。
詳細を見ていきましょう。

大学入試でプログラミング!いつから?

2025年1月に実施される共通テストからです。

つまり、この4月から受験生になる中学3年生の世代からが対象です。

生年月日で言えば、

  • 2006年4月2日生まれ ~ 2007年4月1日生まれ
  • 平成18年4月2日生まれ ~ 平成19年4月1日生まれ

にあたる学年以降です。

この学年が教育改革が完成してから大学を受験する最初の世代となります。
つまり、この学年以降は、完全に新しいカリキュラムへ移行します。

教科書改訂が全面的に導入され、高校入試の出題傾向も新しくなります。
そして高校に進学した瞬間に、高校でも教科書改訂です。
新しいカリキュラムで高校3年間を過ごすので、大学入試も新傾向になるというワケです。

  • 小学校では、移行措置的に英語が準必須化
  • 中学校では、教科書改訂およびパソコン1人1台が導入された世代として初の高校入試
  • 高校では、論理国語やプログラミングなどを新設した新指導要領の最初の世代
  • そして大学入試も新指導要領の形式へ完全移行

この世代からは、てんこ盛りの大学入試です。

そもそも情報ってどんな教科?

高校の情報科は2科目です

  • 情報1(必須科目)
  • 情報2(選択科目)

という構成です。
このうち大学入試に出題されるのは「情報1」の方です。

情報1は高校1年生または2年生で履修するようです。
多くの高校は1年生になるでしょう。

ということで、まず「情報1」の章構成から確認しましょう。

  1. 情報社会の問題解決
    → 問題解決の流れ、モラル、法規、セキュリティ、リテラシーなど
  2. コミュニケーションと情報デザイン
    → デジタル情報の技術や種類、情報の収集法・表現法・評価法など
  3. コンピューターとプログラミング
    → 論理演算、誤差、制御、データの基本構造、アルゴリズム、モデル化とシミュレーションなど
  4. 情報通信ネットワークとデータの活用
    → ネットワーク技術、データ形式、データベース、統計・解析など

これらのうち、プログラミングを実践するのは第3章と第4章です。
だいたい高1の2学期後半からがプログラミングになりそうですね。

そこで、この情報1の「プログラミング」について、その実態を見てみましょう。

想定されるプログラミング言語

プログラミングといえば最初に気になるのが「言語」です。

高校では何語でプログラミングをするのか?

これが気になります。
それを知ることができる参考資料を見つけました。

2020年7月に文部科学省が高校の先生向けに出した研修資料です。

高等学校情報科「情報1」教員研修教材(本編) (文部科学省)

この中の演習で使われているプログラミング言語は3つです。

  • Python 3系 (数学関数:math、 グラフ表示:matplotlib、 確率や行列:numpy)
  • R (パイプ処理:dplyr、 形態素解析:RMeCab、 グラフ表示:ggplot2)
  • SQL

プログラミング初心者の人にとっては、頭が痛くなるような用語が並びますね。
まぁ、とにかく、

少なくとも3種類のプログラミング言語は学ぶ

ということを知っておいてくださいませ。

Python(パイソンと読みます)は、外部機器の制御や数学モデル、物理モデルのシミュレーションで使われていました。
Rは、形態素解析を使って単語の出現頻度を分析したり、箱ひげ図やグラフ図を表示するのに使われていました。
SQLは、リレーショナルデータベース専用の言語ですが、その演習問題が少しありました。

ちなみに、これらのプログラミング言語は、無料で入手できます。

プログラミング言語以外では、Excel の関数やグラフ機能が使われていました。
箱ひげ図や散布図の表示、相関係数の計算、回帰分析や統計的仮説検定などにExcelが使われていました。

補足

3月30日に検定を通った情報1の教科書が一部で公開されました。
ニュースによれば、

  • Scratch
  • JavaScript

を使っている教科書もあるようです。

どんなプログラミングが出題されるの?

高校の教科書で扱われるプログラミング言語が分かりました。
次に気になるのが、

どのように出題されるのか?

です。
そこで3月24日に発表されたサンプル問題の実際を見てください。ソースは「大学入試センター」です。

大学入試センターサンプル問題_情報_問2

ご覧のとおり、大学入試では特定のプログラミング言語に依存しないような問題文で出題されます。
しかしながら実際には、

何らかのプログラミング言語を使ってプログラミングした経験がなければ、問題文の意味すら分からない

という状況です。
上の問題文を見れば、それがお分かりと思います。

プログラミング言語の知識レベル

情報1の教科書では3種類のプログラミング言語が紹介されるのでした。
一方、上で見たように、入試問題では、

特定のプログラミング言語に依存しないようなプログラムの書き方

で出題されるようです。

つまり、プログラミングの実体験を通じてプログラミングの「センス」を身に着けておく必要がある、ということです。
PythonでもRでも他のプログラミング言語でも良いですが、経験を通じて「センス」を磨けということです。

それでは逆に、

「プログラミングのセンス」

とは、いったい何なのでしょうか?

結論から言えば、次のような概念をプログラムで表現したり使い分けたりできる能力です。

データ型の種類について

  • 整数型
  • 小数型
  • 文字列型
  • 配列型

演算について

  • 四則演算
  • 論理演算

文法について

  • 変数の初期化
  • 変数への代入
  • 添え字による配列の参照
  • 添え字による配列への代入

制御の種類について

  • 順序処理(プログラムが上から下へ実行される前提)
  • 繰り返し処理
  • 条件分岐処理
  • 繰り返しの中で添え字をインクリメントする考え方

その他

  • 「表示」「切り捨て」などの関数はプログラミング言語に依存しない表記
  • オブジェクト指向プログラミングが前提(型の自動変換、文字列の足し算など)

まだ不明な点

情報1の内容からすれば、次のデータ構造が出題されても当然と予想します。

  • 辞書型(連想配列、キー・バリュー形式のデータ)
  • 集合型(順序がなく重複を許さない形式のデータ)

とはいえ、古いプログラミング言語では存在しないデータ型です。
教員側の研修が間に合わない懸念などがあれば、もしかしたら出題されないかもしれません。

教科書ではデータ形式を学ぶ中で、どうしても上のデータ型が出て来ます。
例えばWeb APIでインターネットから情報を取得する単元では、JSON形式というデータ形式が「キー・バリュー形式」の1つとして紹介されています。
これは Python では「辞書型」、JavaScriptやPHPなどでは「連想配列」と呼ばれています。
その基礎になっているデータ構造が「集合型」です。

どちらも現代の情報処理では必須のデータ構造ですが、古いプログラミング言語には存在しません。
大学入試の範疇になるかどうかは、様子見ですね。

フローチャートでプログラミングを学ぶだけでは不十分

情報1の中でフローチャートも学びます。
フローチャートを使えば、特定のプログラミング言語によらずに、プログラムの流れを記述することができます。

そう考えれば、

プログラミングの試験は全てフローチャートでやれば良いじゃん

という素朴な疑問が生まれます。

しかし、ここで高校は「高等教育」であることを忘れてはいけません。
高校のプログラミング教育は、実際にプログラミング言語を使った情報処理やシミュレーションが想定されています。
義務教育とは違い、より実践的なのです。

フローチャートでは「変数に値を代入する」などといった細かいことは表現しません。
データの型の違いや配列の添え字処理などは、実際にプログラミングしてみないと感覚がつかめません。

プログラミングの実践的な能力までテストしようとすれば、フローチャートでは不十分。
大学入試センターは、きっとそのように判断したのでしょう。

というワケで、フローチャートで論理的にプログラムの流れを書けるだけでは不十分です。

何か好きなプログラミング言語を1つ決めて、普段から少しずつプログラミングに慣れていく必要があるでしょう。
勉強の中に、情報処理やシミュレーションをコンピューターで日常的に行う習慣を組み込んでいく必要があります。

Python がおすすめ

それでは何のプログラミング言語がオススメ?

という話になると思いますが、私は pythonをおススメします。
次のようなメリットがありますから、初学者にはやっぱり Python です。

  • 無料かつパソコンならほぼ全て動かせる
  • 情報1の教科書で学ぶ内容に合っている
  • 文法が簡潔(文末の;やブロックの()や{}が不要など)
  • データ形式や記載法が近代的
  • 統計やデータ解析の機能が豊富
  • 初心者向けの参考書が多い
  • ネット上ですぐに調べられる

確かに、プロのプログラミングの世界では、日本ではまだまだ Pythonはマイナーです。
一方で大学の研究室では Python が文系理系を問わず多く使われています。

なお、日本のプロがPythonをそれほど使わないのは、日本の産業が「ハードウェア中心」「ものづくり中心」だからです。
あるいは日本では英語が読めないプログラマーや数学ができないプログラマーが多いため、海外の最先端に比べると技術が古かったり偏ったりしています。
ものづくり系ではC言語が主流で、Web開発系ではPHP、ゲーム開発ではC#やJavaという感じですね。

しかし今後はPythonや他の言語を使う人口が増えてくると思います。

どちらにしても、1つのプログラミング言語を通じてプログラミングのエッセンスを学ぶなら、文法の細かいことは少ない方が良いです。
特にこだわりが無ければ Pythonで学びましょう。

数学の「統計」を知っていることが大前提

プログラミング言語の話に偏ってしまいました。
ここで決して忘れてはならない大前提を書いておきます。

それは、あらゆる学年で学んできた「統計」の知識が前提だということです。
具体的には以下の数学が問題文中にバンバン出て来ます。

  • 小5の「円グラフ」「棒グラフ」
  • 小6の「合計」「平均」「中央値」「最頻値」「範囲」「階級」「度数分布表」「度数折れ線」
  • 中1の「相対度数」「累積度数」(パレート図)
  • 中2の「四分位範囲」「箱ひげ図」
  • 中3の「標本調査」
  • 数学1の「分散」「標準偏差」「散布図」「相関係数」「仮説検定の初歩」
  • 数学Aの「場合の数」「事象の確率」「期待値」「独立な試行の確率」「条件付き確率」
  • 数学Bの「数列」「ベクトル」「確率変数」「確率分布」「二項分布と正規分布」「区間推定」「仮説検定」

あくまでも「情報」の試験であるため、数学Bの知識をどこまで使うかは微妙です。
あまり数学を高度にしてしまうと、数学Bとの試験の区別が無くなります。

数学Bとのすみ分けは考慮されるだろうと思います。

教育改革で継続的に強化されてきた数学の分野が「統計」です。
英語の4技能と並んで、数学の統計も強化しています。

プログラミングは「人間の考え」を「コンピューターが分かる言い方」に翻訳していく作業と言えます。
とはいえ、翻訳できるのは、人間の考えのうちのほんの1部。
人間が「厳密に論理的に考えている部分」だけになります。

そして、人間が論理的に考えていることを超厳密に表現できるのが「数学」です。
コンピューターと数学が切っても切り離せないのはそのためです。

さらに物理シミュレーションのように、テーマによっては他の数学や物理の公式も使うことがあります。

入試問題用の「方言」が生まれる危険性

サンプル問題に載っているプログラムを見て感じた違和感が1つあります。
色々なプログラミング言語を経験して来た人ならすぐ分かることです。

それは、中途半端なプログラムだということです。つまり、

「手続き型プログラミング」

をしているようで、実は、

「オブジェクト指向プログラミング」

を暗黙のうちに前提にしています。

どっちかにしろよ!

などと突っ込みたくなる中途半端なプログラミングなのです。
変数名がローマ字というセンスも古臭いですね。今どきは英語です。
ちなみに最近のプログラミング言語は、変数名を日本語にしてもOKです。

日本語にするか英語にするか、どっちかにしろよ!

などなど突っ込みたくなります。
とにかく、技術的にも文化的にも変な問題文になっています。

受験者にとって不幸なのは、

入試対策としてプログラミングの「方言」を入試用に学ぶ必要が出てくるかも?

という懸念です。

今回のサンプル問題の出し方は、フローチャートよりも実践的な能力を試すための苦肉の策だったと言えます。
とはいえ、その策が「共通テスト用の方言」を生んでしまうのは良くありません。

特定のプログラミング言語に依存しないようなプログラムの見せ方

をどのように表現するのか。
これが、大学入試センターにとって大きな大きな課題でしょう。

考えられる1つの案としては、フローチャートとのハイブリッド的な記載でしょうね。

マイクラミングのプロコースはPython

最後は宣伝です。

ヒーローズ植田一本松校では、プログラミング教室「マイクラミング」を開講しています。
プログラミングの根本的な考え方から超丁寧に学びます。

ジュニア~ハイコースは、主に義務教育に対応しています。プログラミング言語はScratch(スクラッチ)です。

プロコースは、高等教育に対応しています。ハイコース卒業生か、それと同等以上の生徒が対象です。Pythonを使います。

日本では、Pythonを使うプログラミング教室の多くが、WebサーバーやWebアプリの開発を学ぶ社会人向けです。
中には大学数学を持ち込んで人工知能の開発へジャンプしてしまうコースもあります。

中学生や高校生に合ったコースを見つけるのは、なかなか大変です。
中学や高校で習う数学の知識を活用しるようなコースともなれば、さらに見つけるのが大変になります。

自分の息子にやらせたいと思えるプログラミング教室が無い!

そう考えて開発したのがマイクラミングでした。

私が塾の先生として、息子にやらせるものとして、独自に開発しました。
プログラミングの考え方や本質を学べるように、ちゃんと学校で学んだことを活用するように、念入りに開発しました。

その考え方に共感してくれる教室が、だんだん増えてきました。
北海道から九州まで。

こだわりの内容です!
手前味噌で恐縮ですが、自信をもってお勧めしますよ!

お問い合わせ、お待ちしております!!

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

マインクラフト「プログラム」と「コマンド」の違いとは?

プログラムとコマンドの区別

宇宙とコンピューターが好きな塾長です。

マインクラフトのプログラミング教室をやってきて、今年で4年目くらいです。

プログラミングとは何か?

まだまだ、これを説明する必要性があるのですが、ちょっとした課題も感じています。
みなさんは

「コマンド」と「プログラム」の区別

言えますか?

作業頭になっている危険性

マイクラのコマンド。
Windows のプロンプトのコマンド。
何かのゲームで裏技的に使うコマンド。

そのようなコマンドを「打つ」ことが「プログラミング」なのだと思い込んでいる人たちがいるのです。

もちろんプログラミング経験が無くて何だかわからずにそう思うのは仕方がありません。
知らないで、あてずっぽうに想像しているだけならば問題ないです。

問題なのは、プログラミングを経験してもなお、そう思い続けている人たちです。

何が問題かと言えば、

「作業頭」

になってしまっていることです。
「作業」は必要なことですが、多くの場合は工夫して、減らしたり無くしたりできます。
それをせずに、ただ同じ作業を繰り返すだけ、つまり考えることを放棄している状態を

「作業頭」

と私は呼んでいます。
創造力を発揮するのとは逆の意味です。そうなっている危険性があります。
ゲーム依存症の人たちに多いです。

「めんどくさい」

が口癖です。
工夫をしないし、考えることを拒むので、
傍から見ると、面倒な行動をわざわざ好んでやっているように見えます。

そういう人たちに「プログラミングの良さ」を伝えるのって、すごく難しいんですよね。

どうしたら伝わるのか。

それが最近感じている課題です。

コマンドとプログラムの区別がつかない子供や大人たち

私のプログラミング教室ではマインクラフトを使っています。
プリンターやディスプレイの代わりです。

プログラミングの結果が真っ黒な画面に表示されても、何も面白くありません。
だから結果の表示先をマインクラフトにしているワケです。

そのマインクラフトには「コマンド」と呼ばれる機能があります。

詳細はあとで説明しますが、そのコマンドをプログラムだと勘違いしている人をたまに見かけます。
お子さんだけではなくて、大人でも勘違いしている人がいます。

なぜ区別できないとマズイのか?

初めての人なら、この勘違いは仕方がありません。
「あるある」です。

しかし、ずっと勘違いしたままではマズイです。

特に、社会人でこの区別がつかないのは、かなり深刻です。
「作業」と「仕組み」の区別がついていないってことです。

生産性に直結します。

マイクラの豆腐建築で考えてみる

ここでマインクラフトのコマンドについて少し説明します。

例えば、下のような豆腐建築を考えてみます。
1辺が5ブロックの立方体で、中をくり抜いただけ。そういう単純な建築です。
(マイクラの世界では直方体の単純な建て物のことを豆腐建築と呼ぶそうです)

豆腐建築

普通に作業するなら、プレイヤーはブロックを1つ1つ置いて建築します。
1辺が5ブロックの大きさなら、必要なブロックの数は82個です。

これを1つ1つ置いて建築を進めます・・・めんどうですね。

そこでコマンドを使えば、たった3行です。

① コマンドで豆腐建築

/fill ~1 ~ ~1 ~5 ~4 ~5 stone
/fill ~2 ~ ~2 ~4 ~3 ~4 air
/fill ~3 ~ ~1 ~3 ~1 ~1 air

この例ではマイクラのfillコマンドを使っています。
fill コマンドは「2つの座標を対角とする直方体」を石や空気で埋めつくしてくれます。
(高校数学で習う立体空間の座標ですから、少し慣れが必要です。塾生は小学生でも理解しています。)

そして紛らわしいことに、プログラミングでも同様に3行です。

② プログラムで豆腐建築(スクラッチの場合)

マイクラ豆腐建築_スクラッチ

やっていることはfillコマンドと一緒です。
ちなみに、Pythonでプログラミングすると、こうなります。

③ プログラムで豆腐建築(Pythonの場合)

mc.setBlocks(1,0,1,5,4,5,1,0)
mc.setBlocks(2,0,2,4,3,4,0,0)
mc.setBlocks(3,0,1,3,1,1,0,0)

おやまぁ。

コマンドとプログラム。
①も②も③も、確かに似ています。
結果も同じ。

  • コマンドもプログラムも形が似ている
  • 手数も同じ
  • コマンドもPythonも英語で、なんか上級っぽい

これだけ共通していれば、勘違いしてしまうのも無理がありません。
でも口を酸っぱくして言わなければなりません。

全く違います!

コマンドは「作業」ですが、プログラムは「仕組み」です。

逆に、この2つの違いが言えるようになることが

プログラミングって何?

を理解する第一歩なのかもしれませんね。

コマンドとプログラムの違いを挙げてみよう!

コマンドもプログラムも、コンピューターに命令を与える点では同じです。
ですから、コマンドをいくつも実行していけば、プログラムと同じ結果を得られます。

しかし、コマンドは実行したら終わりです。
そこで消えてしまいます。

上の豆腐建築で考えてみましょう。

建物が壊れたり、ワールドを作り直したりした後で、また豆腐建築をやり直すとしましょう。
そうなると、また3行のコマンドを打ち直す必要があります。

コマンドは消耗品です。
同じことを10回するためには、同じコマンドを10回打ちなおす必要があります。
そして打ち直す回数が増えればミスの回数も増えますし、時間も体力も消耗します。

プログラムであれば、実行ボタンを押すだけです。
最初よりも2回目以降の方が、むしろ楽です。
回数が何回に増えようが、人間の行動は1回であることに変わりありません。

もっと複雑で大きな作業になったらどうでしょう。

豆腐建築を5軒×4列=20軒で並べて村を作りたい。

つまり、こんな村を作るならどうでしょうか。

豆腐建築の村

コマンドであれば1軒で3行ですから、3行×20軒=60行を打ち込む必要があります。
やってられません。

プログラミングならこうなります。

マイクラ豆腐建築の村_スクラッチ

やっぱり

豆腐建築を10軒×10列=100軒で並べて町を作りたい。

などと気が変わっても、プログラムならすぐ対応できます。

「4回繰り返す」「5回繰り返す」をともに「10回繰り返す」に変更するだけです。

あるいは、

建物の色を1軒1軒変えたい。

となったらどうでしょうか。

豆腐建築の村_カラー

コマンドの場合は、大量かつ複雑になります。
しかしプログラムならば1行の修正で済みます。

マイクラ豆腐建築の村_カラー_スクラッチ

このように、やることが複雑になるほど、大規模になるほど、プログラムは威力を発揮します。

プログラムがコマンドより優れている点

コマンドの限界はすぐに感じます。例えば

  • 「似たような作業をたくさんやる」
  • 「少しずつ変えて実行する」
  • 「他の人に同じことをやってもらう」
  • 「複雑な作業を組み立てる」
  • 「少しずつノウハウを蓄積する」
  • 「蓄積したノウハウを他の人に渡す」

などなど。
やるたびに消えてしまうコマンドでは、こうしたことができません。

そういう時こそプログラムの出番です。

プログラムがコマンドよりも優れている点をまとめるとこうなります。

  • 再利用できる
  • 複雑なこともできる
  • 大量の作業もできる
  • 速く正確にできる
  • 人に渡せる
  • 蓄積できる
  • 改良できる

これを一言でまとめると、

プログラムは「仕組み」

です。
一方、コマンドはその場その場で終わってしまいます。
結果を得ることはできますが、その場限りの成果です。

コマンドは「作業」

だと言えます。

仕組みを作れるプログラミングの方が、作業の効率化や発明につながるというワケです。

未来を考えるからプログラミングの価値が出る

マインクラフトはゲームですから、一瞬また一瞬を、刻々と楽しむものです。

今さえ良ければ満足

という感覚の連続です。
そもそもゲームってそういうものです。

ですから、ゲーム操作のほとんどは、その場限りの操作です。
その場限りの行動とその場限りの満足。
とても本能的です。

しかし、未来のことまで考え出したらどうでしょう。
マインクラフトの世界に「未来」を加えると、状況が変化してくるわけです。

  • もしかしたら、また同じことをやるかもしれない
  • もっと速く便利にしたい
  • 他の人もできるようにしたい

このような想像力を働かせたときに、初めてコマンドの限界を感じるようになります。
そこでプログラミングの出番になるワケです。

人間と動物の理性を区別する1つが「未来」を考えられるか否かだそうです。

  • 将来に備える
  • 複雑なことを簡単に実現する
  • 人と協力する
  • 社会に貢献する

こうした未来志向の欲求に応えるのがプログラミングです。

そして未来志向が強くなるほど、プログラミングの価値がよく分かるようになるでしょう。

ゲーム操作をプログラミングするのはムダ

逆に1回しかやらないことであれば、プログラミングのメリットはほとんどありません。
1回しかやらないのですから、コマンドを3行打つことも、プログラムを3行書いて実行することも、同じです。
むしろコマンドの方が楽かもしれません。

同じように、たとえば、

  • モンスターをスポーンさせる
  • プレイヤーを動かしてゲームを進める

などといったゲーム操作をプログラミングしたところで、何の価値もありません。
子供たちにとっても、何も面白くないでしょう。
そもそもゲーム操作の多くは1回1回の使い捨てだからです。

ゲーム操作をプログラミングするなんて、やらない方がましです。
純粋にゲームとして楽しんだ方が良いと思います。

ですから当然、マインクラフトのプログラミングを「ゲームの自動化」だと思っている限り、プログラミングの価値は理解できません。

マインクラフトに未来志向を持ち込むからこそ、プログラミングの必要性が発生します。

まとめ

未来志向が無ければ、コマンドとプログラムの区別がつきません。

  • 目の前の作業をこなすだけのコマンド
  • 未来の仕組みをつくるプログラム

この違いが本当に分かっていることが大切だと思います。

マインクラフトをプログラミングで使うなら、ぜひ仕組みを作りましょう。

1回しかやらないゲーム操作をプログラミングしても、面白くないし、価値がありません。
それでコマンドとプログラムの区別がつかなくなるなら、なお悪いです。

ゲームはゲームで楽しみましょう。
プログラムをつくるなら、ぜひ「仕組み」をつくりましょう。

そして普通では味わえないようなマインクラフトの世界をどんどん創造して欲しいと思います。

その経験は、やがて社会の仕組みをつくり変えたり、社会の問題を解決したりする力になるでしょう。

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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〒468-0009
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TEL:052-893-9759
教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

山奥で日本語が通じなかった話からの「卒業生に贈る言葉」

卒業おめでとう

塾長です。

中学生のみんな、卒業おめでとう!
ちょっと遅れたけれど、高校生のみんなも卒業おめでとう!
小学生の卒業式は再来週だね。ちょっと早いけど、卒業おめでとう!

もしも教え子の高校3年生や大学4年生がこのブログを見てくれていたら、そんなキミたちにも、ご卒業おめでとうございます!

今回は「卒業生に贈る言葉」を書いてみたいと思います。

その前に、まず塾長がした「奇妙な体験」について聞いて欲しいと思います。

最後に話がまとまりますから、ちゃんと最後まで読んでくださいね。途中で世にも奇妙な物語的なことを書きますが、すべて実話です。

満天の星空を求めて熊野の山奥へ

私は星を見たり、星の写真を撮影したりするのが好きです。

ですから満天の星空を求めて、名古屋の都会からできるだけ遠くの山奥まで、ちょくちょく足を運びました。
今は仕事が忙しくて、なかなかそうもできません。しかし、ほんの十数年前までは、週末のたびに天体望遠鏡を車に積み込んで、よく遠出をしたものです。

今から16、7年くらい前だったでしょうか。熊野古道で有名な三重県南部や和歌山県の南部、奈良県の山間部のあたりに、何度か足を運んだことがありました。きっかけは、インターネットで見た

「熊野で見た星空がビックリするくらいにキレイ」

という記事でした。

行ってみると本当にきれいでした。
天の川を雲と見間違えるくらい、よく見えました。

それで私の中でも熊野が観測地ランキング第1位になったのです。それからしばらくの間、その方面へ一人旅をすることにハマリ込みました。望遠鏡とカメラと食料を車に載せて、車中泊の旅です。ちょうど季節も春でしたっけ。

熊野古道は今でこそ世界遺産に登録され、道路が広くなり道の駅やお店などが整備されて賑わっています。しかし当時はまだ登録の直前という時期で、開発が進む前でした。紀伊半島の南部ですから名古屋から距離が遠くて大変です。さらに当時は道路が細くてカーブも多く、運転も大変でした。それゆえ本州に残された貴重な秘境の1つでした。できることなら住んでみたいです。

最初の旅は三重県の南島町でした。あいにくその時は、望遠鏡を設置する良い場所が見つかりませんでした。海辺は港の夜でも街灯が明るく、風も強いです。山間部は開けた場所がありません。あちこちへ場所を探しているうちに夜が明けてしまい、ドライブで終わってしまったのでした。

2回目は三重県の古里町でした。南島町よりもさらに南へ足を延ばし、尾鷲市の手前まで頑張って車を走らせました。そこには海水浴場があり、海辺の近くに広い場所があったので望遠鏡を組み立てることができました。

そこで、ちょっと奇妙な体験をしました。奇妙な体験の第1弾です。

海辺で何かの儀式をする謎の集団

古里町に着くと、海水浴場の近くに、少し広い場所を見つけました。駐車場の南側(海の方面)には大きな防波堤がそびえ立っていて、南の空が一部見えません。しかし、その日は北の空を狙っていたので問題ありません。むしろ海からの風を防波堤が防いでくれて、ちょうど良いと思いました。そこで望遠鏡を組み立てることにしました。

ちょうど望遠鏡を組み立て終わったころ、あいにく北の空に少し雲がかかってきてしまいました。これでは天体写真の撮影ができません。星座早見盤を眺めながら雲が流れるまで少し待つことにしました。

しばらくすると、後ろの方から何人かの話し声が聞こえてきました。ふと振り返って見てみると、外国人数名と日本人数名の男女10人くらいの人たちが、小声でしゃべりながら近づいてきました。

「こんな夜中に、こんな場所で。いったいどこから来たのだろう?」

ちょっと怪しく思いましたが、きっと自分も相手からすれば怪しく見えるだろうと思って、気にしないことにしました。
彼らは私の存在に気を留める様子もなく、ただ静かに通り過ぎていきました。手には大きな懐中電灯を持っていました。そして防波堤の階段を上ると、ふたたび何かを喋り始め、そのまま防波堤を越えて、海の方まで行ってしまいました。

「え、こんな夜中に海?」

いったい何をしに行ったのでしょう。私はしきりに気になりだしました。

彼らの話し声が聞こえなくなるのを見計らうと、腰をかがめて、そっと防波堤の階段を上っていきました。階段を上り切ったあたりで立ち止まり、防波堤の陰からギリギリ海が見えるところまで頭をひょこっと出しました。

海の方角は南です。水平線の彼方に星が霞んで見えました。薄い雲が邪魔しているようです。いて座が昇ってくる時間のはずです。
そこから右手の方に目をやると、20mほど離れた海辺に、先ほどの集団の姿がありました。相変わらずおしゃべりをしながら海の方を眺めています。大きな懐中電灯で明るく照らしまくっているので遠くからでも見えました。

しばらくすると彼らは話を止め、静かになりました。すると輪になって祈り始めました。何かの儀式でしょうか。そのままじっと動きません。
何分か見ていましたが変化がありません。むしろ全く動かなくなってしまいました。死んでしまったのでしょうか。

見るのに飽きてしまったので、そのままそっと階段を下りて、望遠鏡の元に戻りました。

北の空が晴れていたので、写真の撮影を始めました。そこからは望遠鏡やカメラの操作に忙しくしていました。

しばらくすると、先ほどの集団が戻ってきました。相変わらずおしゃべりをしながら私の横を素通りして、何事もなかったかのように戻って行ってしまいました。

あれはいったい、何の儀式だったのでしょうか?

天の川との再会

あの集団が祈りを終えたということは、今なら誰も海にいません。南の夜空を気兼ねなく見ることができます。

私は南の空が晴れたのか、少し気になりました。いて座が昇ってくるとともに夏の天の川が見えるかもしれません。夏の天の川は色濃くきれいなのですが、いつも雨や曇りで、なかなか見ることができません。

ふたたび防波堤の階段を上ってみました。

南の空は相変わらずでした。いて座は見えてはいるのですが、スッキリと晴れていません。ボヤンと薄い雲が邪魔しています。

そのまま数分眺めていて、何だか変な気がしてきました。

「いや、ちょっと待てよ。さっき集団がいた時と比べて、いて座と雲が全く同じように動いている。そういえば雲の形も変わっていない。おかしい。普通は雲の動きの方が速いはず・・・まさか!」

それまで雲だと思っていたものが、実は天の川だったのです。あまりにも色濃く見えていたので、てっきり雲だと勘違いしていたのでした。

小学生の頃に赤城山の山頂で見た、感動するほどキレイな天の川。あれから街の明かりがどんどん増してしいきました。せっかっく自分で車の運転ができる年になったのに、もう満天の星空は見えません。

あの天の川をもう一度見てみたい。

そう思って色々な所に足を運んできました。はっきりとその姿を覚えていたつもりが、覚えていなかったのでしょうか。

いえ、本当は記憶の問題ではありません。なんとなく理由は分かっていました。大学受験やIT業務で視力がかなり落ちてしまいました。私の視力が落ちたせいで、見え方が変わってしまったのでしょう。

自分の目が衰えてきたことが、それでハッキリしてしまいました。

天の川との再会に感動すると同時に、色々な変化を少し寂しくも思ったのでした。それだけに、もっと写真をきれいに写してみたくなりました。

さらに秘境へ

それまでは金曜の夕方に出て、土曜日の昼くらいに帰宅するという忙しい車中泊でした。そのため2時間くらいしか天体写真を撮影する時間がありませんでした。

なぜ土日でゆっくり行かないのか。それは日曜日は彼女(今は妻です)とのデートがあったからです。それに今までの写真撮影は単なるテスト撮影だったからです。テスト撮影なので2時間でも撮影ができました。

しかし、3回目の遠征は気合いを入れました。新しい機材を買ったので、ちゃんと時間をかけて撮影したくなったのです。せっかくだから更に奥地へ向かおうと思いました。そこで今度は週末をフルに使い、土曜の朝早くから出発し、土曜の夕方には望遠鏡の設置を終え、一晩中フルに撮影することを目論みました。

肝心なのは写真撮影ができる場所です。インターネットで色々調べていた中で、玉置神社の駐車場が観測地にちょうど良いだろうと思いました。熊野本宮大社よりも、さらに山奥です。標高1000mという秘境っぷり。しかもアスファルトで舗装されていて視界が開けているという奇跡の場所でした。

朝早く起きてカーナビに目的地をセットすると、とにかく先を急ぎました。たしか、熊野本宮大社、湯の峰温泉、玉置神社というルートだったような気がします。

途中で立ち寄った神社や温泉についても色々と書きたいことはありますが、それはまた別の機会にします。とにかく予定通りに湯の峰温泉へ到着しました。

触らぬ神に祟りなし?

湯の峰温泉は、熊野本宮大社から1つ山を越えた所にあります。温泉が湧き出る川の両脇に旅館がいくつか立ち並ぶ、小じんまりとした集落です。

広い共同駐車場があり、安く入れる公衆浴場もありました。

駐車場の横にある旅館の一階が食堂になっていたので、そこで昆布うどんを注文していただきました。シンブルでしたが、もの凄くおいしかったので汁も全部飲んでしまいました。

うどんで汗をかいたところで公衆浴場に入りました。

「おや、お兄さんはドラゴンズファンかね?」

体を洗っていると、横にいたおじさんから声を掛けられました。私が使っていた中日ドラゴンズのタオルを見たようです。

・・・ヤバイ

本能的にそう思いました。ここは和歌山です。みんなタイガースのファンである可能性が高いです。下手なことは言えません。そもそも私は野球をほとんど見ません。

「あ、本当だ。ドラゴンズのタオルですね。私は野球のことはよく分かりませんが、名古屋では新聞屋さんがくれるんですよ。」

そう言って、とぼけました。いちおう本当のことです。

「あー、そういうことかい。名古屋からはるばると。それはお疲れ様です。」

「おじさんは野球が好きなんですか?」

「まぁね。うちはタイガース。このへんはみーんなタイガースのファンだね。」

どやら命拾いをしたようです。

旅の汗を流すことができてスッキリしました。

いよいよ観測地の玉置神社へ出発です。

神に呼ばれた人がたどり着ける聖地

熊野の地は不思議な所です。ここに来ると体が軽くなったように感じます。多少の無理をして旅をしても、なぜか疲れません。私だけでしょうか。

温泉で元気になった所で、玉置神社へ車を走らせました。

カーナビを見ると、川と道路と目的地しか表示がありません。ナビが無ければ絶対に行けないような奥地です。

うっそうとした森の中を、ただ細くて頼りない道路がぐにゃぐにゃと続きます。道路はコールタールで舗装されてはいますが、木の葉や細かい枝が少し降り積もっています。大木が立ち並ぶ森の中は昼間でも薄暗いです。

そんな深い森に道路がどんどん飲み込まれていくような錯覚を覚えます。それを気合いで吹き飛ばしながら何度もハンドルを握り直します。どんどん上って標高が高くなっていきます。途中で道が狭くなったり、横の崖が少し崩れているようなところもありました。さっきまでの元気がウソのようです。進めば進むほど、何だか心細くて不安になっていきます。

満天の星空が見える場所とは、それだけ人の文明が届いていないような山奥ということです。街灯なんてありません。この道を夜に走れと言われたら、怖くて自信がないです。

不安が最高潮になったころ、急に視界が開けました。どうやら駐車場にたどり着けたようです。他には誰もいません。広い駐車場に私だけです。

まだ明るいので玉置神社へ参拝することにしました。カメラを片手に車から降りると参道を歩き始めました。参道は砂利道で、右手からは湧水が染み出ていて、左手は絶壁でした。鳥居をくぐると、おおきな杉が立ち並ぶ森の中へ入っていきました。

奥まで来るとまた鳥居があって、そこから急な石段がありました。それを上ったところが本殿でした。

立派というか厳かという感じでした。とても質素な雰囲気で、森の中に溶け込んでいるような神社でした。石段はコケが蒸していて、もはや水平ではありません。きっと長い年月の間に少しずつ石と石の角度がズレたのでしょう。本殿や鳥居には塗料が塗られておらず、木材の質感そのままでした。これまたよい感じで古びていました。正にわびさびの世界でした。

神社に来ても誰もいませんでした。ポツンと一人でお参りをしました。樹齢3000年ともいわれる巨大な杉も参拝しました。大きな木がたくさんあって、そこら中に鳥居が立っています。大木それぞれが神様のようでした。

大きな自然の存在があって、それを崇めるための最低限だけ人の手が加わっている。そんな場所です。

ここには神様がいる。

まさにそう確信できるような雰囲気でした。

山が深いところでは、自分の存在がものすごく小さく感じられます。逆に自然からの圧力というものを感じます。運転を誤って崖から落ちたり、観測中にクマに襲われたり、大雨で横からの鉄砲水に遭遇したり、何かの拍子で孤立して遭難したり・・・ちょっとでも何かを間違えたら、すぐに命を落としてしまいます。山では人間よりも自然の方が圧倒的に強いのです。そういう緊張感が常にあります。

この自然から受ける圧力というものが神の存在の証だとすれば、それは確かに存在します。そういうものを感じられなくなったら人間社会は終わるのだろうと思います。

参拝して少し気持ちが落ち着いたので、駐車場へ戻りました。

相変わらずだーれもいません。この駐車場で望遠鏡を設置して、一晩を明かします。駐車場のどこに設置しようかと、ぐるぐる歩いて回りました。

するとブンブン虫が多いことに気付きました。標高1000mだから虫はいないだろうと思っていたのですが、意外でした。よりによって大きなアブです。駐車場のどこに行っても、2~3匹くらいブンブン飛んでいます。

なんでこんなに多いんだろう・・・

ちょっとシャレになりません。虫よけスプレーなんて持っていませんでした。駐車場の中央付近なら大丈夫かと思ったのですが、やっぱりいます。

どうしようかなぁ・・・

そう思っていたら、空がピカリと光り、続いてゴロゴロと雷鳴がとどろきました。ものすごい大音量でビビりました。どうやら夕立が来るようです。すぐにポツリポツリと降り始めました。

来るときに感じていた不安が、また頭によみがえって来ました。

土砂降りになったら山に閉じ込められてしまうのではないか・・・

虫のこともあるし、道路の状態の心配もあるし、私はすっかり心が折れてしまいました。

明るいうちに、雨が激しくなる前に、下山しよう。

そうに決心しました。幸い、まだ時間があります。他に観測できそうな場所を探そうと、しばらく車を走らせることにしました。

・・・数時間はさ迷ったでしょうか。串本の方まで足を延ばしましたが、霧が立ち込めてしまい観測どころではありません。結局、熊野本宮大社まで引き返して来ました。近くに広い駐車場があったので、そこを夜だけ使わせてもらうことにしました。

望遠鏡を組み立てて撮影を始めたのですが、近くの国道を大型のダンプカーが良く通りました。その振動で星の撮影が落ち着いてできませんでした。
極めつけに空が曇ってきてしまいました。日ごろの行いが悪いのでしょうか。

撮影を諦めて撤収しました。朝になってお店が開くと悪いです。湯の峰温泉の駐車場を思い出しました。そこで野宿をすることに決めました・・・

実はその後もう1回、熊野へ星の旅に出かけました。その時は花の窟神社、神倉神社、熊野三山の参拝はもちろん、竜神温泉、鶴姫公園(天体観測のメッカ的な地の1つ)をめぐる1000Km近くを走破した弾丸ツアーでした。

しかしそれを最後にしばらくは行かなくなってしまいました。もっと行きたかったのですが、さすがに遠すぎました。

猿田彦命の生まれ変わりと名乗る案内人

数年たって盆休みのこと。今度は姉夫婦と熊野三山を参拝する旅に出ました。

当時、姉夫婦は神社をめぐる旅にハマっていました。夫婦で伊勢神宮や熊野三山を詣でるために、中間地点の名古屋に寄っていくという話でした。

私がそんな姉に、熊野本宮大社や玉置神社へは2度ほど行ったことがあると言ったら驚かれました。それなら一緒に行こうということになったのでした。それで私は望遠鏡を持参で参加することにしました。

姉が言うには、当時、玉置神社へ2度も行ったことがあるのは凄いことらしいです。私は天体観測ができる秘境だと思って行ったのですが、実は熊野三山の奥の院だそうです。外の土地から来た人では、行こうと思ってもたどり着けないことが多く、昔から

「神様に呼ばれた人が行ける神社」

と言われているそうです。

私は神様に呼ばれたのでしょうか。いや、そんなんじゃないでしょう。アブや雷に追い立てられて下山した記憶しかありませんが。むしろ怒られたという感覚です。とはいえ、神様にご縁があるなんて言われたら、ちょっと嬉しいです。

姉は事前に地元の人とインターネットで知り合い、ボランティアの案内をお願いしていたようです。旅慣れているだけあって流石です。

現地に到着すると、案内をしてくれる地元のおじさんが出迎えてくれました。

地元を盛り上げるために都会から来た人たちを積極的に案内しているそうです。そして、自分は猿田彦の神の生まれ変わりだから、旅人を案内する運目にあるのだと、そういう自己紹介をしていただきました。来る途中、伊勢神宮を参拝した時に、近くの猿田彦神社も参拝してきました。そのことを話すと喜んでくれました。

日本語が通じなくて頭痛を覚える

そのおじさんの車の後を追いかけていく形で、聖地を巡礼していくことになりました。

ところが、そのおじさんが次にどこに行くのかという話を聞いても、何を言っているのかサッパリ分かりません。

最初は方言なのかと思いましたが、そういう次元ではないことが分かってきました。・・・そもそも日本語ではないです。いや、日本語です。日本語の単語を適当に並べてしゃべっている、という感じでした。

それなら外国人と話をするのと同じかもしれません。それで語順うんぬんよりも話の内容を理解しようと努めました。しかし、それも上手くいきません。そのおじさんが語気を強めたり、少し怒ったり、こちらの態度を無視したり、という態度と話の内容が、全く何一つかみ合わないのです。

その暗号のような言葉を聞き、ランダムにも見える表情を見ている内に、私は頭痛がしてきました。本当の頭痛です。

一方で姉はうまくコミュニケーションが取れていました。直観的にものごとを理解できるのでしょう。何をヒントに話の内容を掴んでいるのか分かりませんが言葉だけで理解することは早々に諦めているようでした。言葉以外の色々な感覚を使って、総合的に話をしていたのかもしれません。

普通、仮にコミュニケーションで相手に情報を伝達する割合が、言葉で9割、ジェスチャーや表情で1割、というものだとすれば、そのおじさんとのコミュニケーションは、それとは真逆です。言葉が1割で、それ以外の何かが9割です。その大部分を占める「何か」がいったい何なのか。さっぱり分かりません。

私は大学で数学や物理、心理学や人間工学などを学び、就職してからずっとIT畑で来ました。気が付いたら、長らく論理的に話をする人たちだけと毎日会話をしている、という特殊な環境だったのかもしれません。それが悪かったのでしょうか。もしかしたら自分のコミュニケーション形式は、とっても狭い、とっても特殊な環境でしか成り立たないようなものなのかもしれません。

そんなアイデンティティの崩壊みたいな感覚です。頭痛は物理的に本当に痛いと感じる頭痛でした。

私はそのおじさんと話をするのが嫌になってしまいました。姉を翻訳係みたいにして案内をしてもらいました。

今考えれば私という人間の器が、本当に小さかったのです。

文化の違いを理解するって難しい

それでも普通では絶対に行けないような場所へどんどん案内してくれました。ほんとうに贅沢な旅でした。

玉置神社には神主さんが神事を行っている時間帯に合わせて案内してもらえました。地元の参拝者も集まっていました。その神社で人と会ったの初めてです。というか人が集まるような神社なんだと初めて知りました。

那智大社では滝の上に入り、そのずっと奥にある秘密の滝まで案内してくれました。地元でも詳しい人や修験者たちが通るような道を歩かせてもらいました。

最後は淀川温泉にみんなで泊まりました。夕飯の時、私はそのおじさんの目の前の席に座りました。最後にお礼を言おうと思いました。

おじさんは言いました。

「あなたは、とても論理的に考える人だね。だから私の話が分からなかったし、私のことを嫌いだと思っていたでしょう。ごめんなさいね。」

驚きました。最後に交わした言葉は、すべて内容が分かりました。私はおじさんのことが全く理解できませんでしたが、おじさんは私のことを良く見抜いていました。

もしかしたら本当に猿田彦命だったのかもしれません。もしかしたら2000年前の言葉で話をされていて、それを私が汲み取れなかったのかもしれません。

というのは考えすぎですが、山に入ると「山の言葉」を使う人たちがいるらしいです。日本語が標準語に統一される前は、きっと地方ごとに色々な言葉があったのでしょう。

漢字を中国から輸入するまで、日本語には文字が無かったとされています。まだ文字が無かったころの日本語を、一部の人は今でも受け継いでいるのかもしれません。きっと、単に言葉が違うというのではなく、思考の順序やプロセス、ひいては物の見方やとらえ方が全く異なる体系も、私たちのご先祖様は持っていたのかもしれません。

あのおじさんと上手くコミュニケーションをとるためには、言葉以外に、いったい何を使えばよかったのでしょうか。私の中で退化してしまった感覚が色々とあるようです。

自然と人間の関係

山の中では、人間よりも自然の方が強く「圧力」を感じると書きました。この感覚は動物たちとの距離感からも感じます。

山では夕方から周囲がどんどん暗くなります。そして日が落ちてしまえば、本当に自分の手さえ見えないほど真っ暗になります。

「もしも、今いきなり熊の声が耳元で聞こえてしまったら・・・もう死ぬしかない。」

あたりが真っ暗になると、心細くて、不安で、そんな怖い想像を思わずしてしまうのです。

熊が近づいて来ないようにするには、音を立てると良いらしいです。車のウィンドウを少し開け、カーステレオの曲が森の中まで聞こえるようにするのが気休めです。イノシシが来たらどうしようとか、心配すればキリがありません。

カーステレオをラジオにすると人の声が聞こえてきて安心します。その声を聴きながら、淡々と天体望遠鏡を組み立てて作業で怖さを紛らわします。

また、望遠鏡を組み立て終わると、いつもやることがあります。

懐中電灯で周囲をさーと照らしてみるのです。

すると、森の中でピカリと光る2つの点が見つかります。森のあちこちを懐中電灯でグルグル照らしていくと、そういう2つの点が所々にピカピカと見つかります。

鹿やタヌキたちの目が光っているのです。

少し時間をおいてから、また懐中電灯で照らすと、やっぱり同じ場所がピカリと光ります。彼らは動かずに、こちらの様子をジーと見つめているのです。

ちょっと怖いけど、ちょっとおもしろいです。

今の日本で満天の星空を望むなら、このように動物たちに見張られながら観測するしかありません。そして山では人間よりも森の木々や動物たちの方が強いのです。

彼らの世界にお邪魔させてもらう。

そんな感覚になります。
自分という小さな存在と、自然という大きな存在のコントラストがとても強くて、常に何かの存在を感じずにはいられません。

自然の「圧力」というか「威圧感」とというか、そういうものを感じます。きっと、この圧力を感じる人と感じない人との間でも、すでに文化の違いが生じているのかもしれません。

私が初めて熊野本宮大社を訪れた時には、確かに神の存在を感じました。
その後、結婚して息子が小学生になってから、息子を連れてもう一度行ったことがあります。その時は世界遺産センターなどが建てられ、多くの人で賑わっていました。子供を連れていくにはちょうど良かったのですが、もう神の存在を感じませんでした。

既に「人間の方が強い」土地に変わってしまったと思いました。

哲学科の大学生から聞いた文化とか価値観とかの話し

植田一本松校のアルバイト講師に、大学で哲学を専攻しているN先生がいます。家庭教師もやっていて、将来は教育関係に就職したいそうです。

そんなN先生と、何日か前にたくさんお話しする機会がありました。最初は生徒指導について、認知心理学みたいな話をしていたのですが、どういうわけか途中から話が脱線して、異文化とのコミュニケーションとか、人は神をどう認識するかとか、そういう話になりました。

ちょうどN先生が研究テーマにしていたようです。宗教の違いで衝突してしまう話し。過去形を持たず3以上の数を認識できない部族の話し。色々面白い文化や価値観を話してくれました。それで私も上で書いたような体験談をお話したら、色々と教えてくれました。

もしも

「どうしても自分が理解できないような文化」

の人たちに遭遇した時、どう対応するかという話です。

お互いに努力するという「過程」の話ではなく、色々あって「だめだ、絶対に理解し合えない」という「結論」に至ってしまった後の話です。次にどうするかという話です。

私の解釈が合っているか不安ですが、要するに大きくこんなパタンになるでしょう。

  1. ねじ伏せて屈服させる
  2. 関わらないように距離を置く
  3. 互いの独立性を認め合う

これの小さい版が、個人と個人の意見の衝突かもしれません。
ちょうどN先生が就職活動をする学年に上がるというので、就職に絡めて話を発展させました。

私は、同じ仕事、同じ勤務時間、同じ残業量だったとしても、人間関係の違いでストレスの強弱が全く変わってしまうという体験談も話しました。

どんな仕事でも10年も続ければ、結局のところ「仕事=改善活動」などと要約できてしまいます。

もちろん職種によって必要な知識やスキルは違います。しかしそれは最初の頃だけです。仕事が板について自然にスキルを発揮できるようになれば、もうそれはルーチン作業でしかありません。傍からみてクリエイティブな仕事に見えても、本人からしたら飽き飽きした作業の繰り返しです。

そうなると「改善」とか「問題解決」などにチャレンジでもしない限り、また新しい知識やスキルに感動したり喜んだりできません。だからチャレンジするのです。
逆にチャレンジせず、ひたすらルーチン作業と割り切って無感動に過ごせばよいかと言えば、それも許されません。必ず誰かがルーチン作業を自動化する日が来るからです。ルーチン作業は消えゆく運命にあります。

ということで、長く仕事を続ければ、みんな改善や問題解決をするようになっていきます。

つまり、どんな仕事をやっても行きつく先は同じだということです。

さらに、その改善や問題解決さえも板についてしまえば、その先の将来で飽きてしまうかもしれません。

そうなったらどうしますか?

結局、人間関係が自分に合うかどうか、という「文化の問題」が居心地の良さを決めることになるのです。

「仕事の種類」よりも「職場の文化」の方が、長い目で見たら大切!

だと思います。言い換えると、

職場の人たちと自分の価値観に合うか?

をよく見極める必要があります。

N先生は「教育の仕事をしたい」ということで、私に指導マニュアルがどのように作られるか、組織として人材の育成をどう仕組み化するかのインタビューしてきました。もちろん回答しましたが、それだけでは不安なので、上のような話を付け加えたわけです。

つまり、長く仕事をしたいなら、職場の文化が自分に合うのかどうかを、よく確かめるべきだと話しました。

すると流石は哲学科のN先生。さらに深い考察を返してきました。

そもそも実際には就職して見なければ文化が自分に合うかどうか分かりません。それどころか自分の価値観が何なのかも経験を重ねなければ言葉になりません。

だから実際には、新し環境に身を置いてて何年かたった時に

「あれ、自分の文化と合わないな。」

と悟ってしまった時に

「さて、どうするか?」

となるわけです。

そこで上の1~3の話に戻るのですが、N先生は哲学の知識を踏まえたうえで、2ではなく3だろうと、私に教えてくれました。

やっぱり哲学科の人は話が面白いです。日常ではかなか気が付かないこと、でも確かに重要なこと。そんな事を目ざとく取り上げて考えているからでしょう。

贈る言葉「広い視野を持ちつつ、己の価値観を自覚しよう!」

キミたち卒業生は新しい世界に旅立ちます。そこで何となく自分に合う人、合わない人、合う環境や合わない環境というものに出くわしていくだろうと思います。

たいていは周囲に合わせて柔軟に上手にやり過ごしていくかもしれませんが、時には周囲と摩擦が生じることもあるでしょう。

衝突しても、それを避けたとしても、どちらも大切な経験となります。

ただ、どんな時でも必ず

「自分の価値観を言葉で表す」

という努力をして欲しいと思います。

「自分が守りたいものは何か?」

それを言葉に表してみてください。もちろん難しいので努力が必要です。

塾長が守りたいものは「自由」です。自分の自由も他人の自由も守りたいと思っています。
逆に、人の自由を奪おうとするヤツが許せません。

そして、学ぶことで人は自由になれると信じています。だから塾で勉強を教えています。

もちろん、価値観には大きい物から小さいものまで色々あります。
いろいろ大小の価値観をどんどん言葉に表してみて、時に修正したりして、自分がどんな文化を持った存在なのかを見極める努力をして欲しいと思います。

誰とでも仲良くなれる、というのは残念ながらウソです。

しかし、互いの独立性を尊重し合える程度には、お互いを理解し合うことができます。
そのためには、互いに自分の価値観を言葉で相手に伝えられるように準備しておいた方が良いのです。

きっとキミたちなら、たくさん経験して自分なりの価値観を上手に自覚していけるだろうと思います。
自分の価値観を言葉にできるようなステキな人に成長できると思いますし、そう願っております。

卒業おめでとう。

あとがき

世間ではソロキャンプが流行しているそうですが、昔から天体観測屋さんにとってソロキャンプは慣れたものです。
もっとも世間ではそれを単に「野宿」と呼ぶのかもしれませんが。

追記

このブログをアップした翌日の新聞を見てびっくりしました。愛知県公立高校入試の問題が掲載されていました。
第1問の読解問題。富士山の登山についての随筆です。世界遺産に登録されて多くの人が登るようになるにつれ、山が特別な場所ではなくなっていくことを指摘していました。
もっとも、悠久の自然の営みの中では、このような人だかりさえも、一瞬の流行り廃りにすぎないのかもしれません。

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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TEL:052-893-9759
教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

ICTでどうなる?とある塾長が教育の未来を予想してみた

未来の教育

宇宙とコンピューターが大好きな塾長です。

「これから日本の教育はどうなると思いますか?」

こんな質問を昨日、とある教育関係に就職を希望している講師から質問されました。そこで私のした回答をブログにも書いておこうと思います。

プログラミングで「すでに起こっている未来」とは!?

最初に「すでに起こっている未来」について紹介します。面白い事例です。

そして実はこの話は今日のブログの最後の話に繋がります。

その「すでに起こっている未来」とは「マイクラミング」の「プロコース」に通う生徒たちの姿です。

なんと、学年がバラバラすぎるのです。

小学生から大学生まで、本当に色々な学年の生徒たちが、同じコースを受講しています。

飛び級とか、そういうレベルではありません。

もっと言えば、ぜひ大人たちにも受講して欲しいとすら思っています。大人たちが子供を引っ張っていくのですから、大人にもプログラミングを学んでほしいです。

小学生は、かなり背伸びをして学んでいます。それでも付いてきています。「ハイコース」を卒業して来ただけのことはあります。
中学生は、すこし背伸びをして学んでいます。ちゃんと付いてきています。もちろんハイコースの卒業生です。
高校生以上は、理解が速いです。でもプログラムのミスは小中学生と同じように発生します。

人間はランダムにミスを起こしやすい生き物です。知識の差がない内は、学年によらず、みんな同じようなミスをします。みんなでミスを共有してノウハウを高めていきます。

またプログラミングはコンピューターのサポートを受けながら学ぶのが前提です。人間の得手不得手がコンピューターのサポートで穴埋めされてしまうので、それだけ学年の差が目立たなくなります。

さらにプログラミングでは「答えのない問題」にチャレンジします。これまでの勉強とは逆に、むしろ「間違えること」が大切なのです。そのため知識のある人が素早く解いて暇を持て余すような状態が起こりにくいです。

「コンピューター」とか「ITS」などと言われると、みなさんは何を思い浮かべますか?

「作業効率」や「便利さ」などが注目されがちです。もちろん、それもありますが、上で書いたように人間の経験がフラット化して、

「先輩も後輩もなくなってしまう」

という現象も起こるのです。

今まで日本の学校ではプログラミングをほとんど教えて来ませんでした。ですから何年生であろうとプログラミングを学ぶのに知識や経験の差はほとんどありません。

学年は大きな意味を持たないのです。

そのため結果として、同じプロコースを小学生から大学生までが同時に受講しているという現象が起こります。

さて、こうした事実をヒントに、みなさんも

これからの教育がどうなっていくのか?

ぜひ予想してみてください。

テストや入試が無くなる!?

最もインパクトの強そうものから、あえて大胆に行こうと思います。

将来的には学校のテストが無くなると思います。考えれば考えるほど「成績をつける」という行為がそもそも無駄な作業だと思えてきます。何年後になるか分かりませんが、そうなると予想します。

これは「教育の理想」から逆算した予想です。わたしはそれを次のように設定してみました。

  • 誰でも、希望のスキルを習得するまで必要十分な教育を受ける権利がある
  • 誰でも、教育の内容や方法は自分に合った個別最適で受ける権利がある

もしもコンピューターがこの理想に向かって活用され、進化していったらどうなるでしょうか?

きっと、生徒が学習して来た全ての過程がコンピューターに記録されるようになるでしょう。するとそこから、その生徒に必要な次の学習が素早く適切に示されるようになります。このような仕組みの下では、そもそも学年が不要です。できるところはどんどん進んでしまい、できないところはじっくりマイペースにやればよくなります。
そして学校の先生はコンピューターの記録を見れば生徒の状況をすぐに把握できます。いつでもすぐに把握できるなら、わざわざテストを実施する必要がありません。

このような仕組みの下では、そもそも優劣の定義ができません。みんなが違うことを違いペースで行うため、横並びの比較ができないからです。あるのは一人一人の緻密な記録です。

人間には指紋があって、それは一人一人違います。しかし誰も「こっちの指紋の方が優れている」なんて比較しませんよね。そのような状態になるでしょう。

進学に関しては、学習内容のマッチングが重要になります。高校や大学でやっていることと、生徒がやってきたこととの相性が何らかの指標で示されるでしょう。学習を進めればその相性はリアルタイムで更新されていくので、自分に合う進路をどの時点においてもじっくり考えることができます。入試は不要です。

第一、少子化がどんどん進むのですから定員は満たされません。競争が無いのですからマッチングの質を高めるしかないでしょう。入試は自然消滅していくと思います。

学校の先生は、今よりももっと生徒指導にやりがいを感じやすくなると思います。テストをしたり成績を付けたりする手間がなくなるのですから、それだけ生徒のよき相談相手として役割に集中できるでしょう。しかも今までよりも実践的な相談ができます。勉強で何を伸ばしたいのか。逆に苦手をどうしたいのか。回避したいのか、克服したいのか、そこそこに乗り切りたいのか。そのような相談をして、一人一人の教育方針をきめ細かく設定し、コンピューターに指示していくことができるでしょう。

ビッグデータの学習ログさえ実現できてしまえば、テストも入試も不要になると思いませんか?

学年もクラスも無くなる!?

生徒の教育を最後までやり切る。

そこに集中していけば、上のようにテストも成績管理も不要になると考えました。

私はさらに「学年」や「クラス」も消えてしまうと予想します。それらの代わりになる別のグループ単位が構築されるだろうと思います。

今度は逆に「今までの方がおかしい」という所から考えてみましょう。

今の僕たちは、テストが終わればそのテスト範囲の勉強は終わりです。よい成績を取るのが目的であり、その先が無いからです。もうそれ以上は授業を受けることができません。

これって変ですよね?

なぜなら勉強とは「できない」を「できる」に変えることだからです。テストで間違えたところを「できる」ようにすべきで、本当はテストを終えた後こそ、もっと勉強すべきです。先に進んではダメでしょう。

ところが今はそうなっていません。なぜなら「学年」や「クラス」という制限があるからです。

昔はコンピューターが無かったので、生徒一人一人の学習過程を細かく記録することができませんでした。そこで記録を細かくつけるのは諦めて、1人の先生が覚えきれるくらいの人数で指導する「クラス」という単位ができました。記録ばかりしていたら指導ができません。コンピューターが無かったので大雑把に記録するしかありませんでした。

また昔は教材も電子化されていなかったので、1冊の本に合わせて勉強する方が分かりやすかったのです。指導もその方が楽です。そこで「学年」を設けて学年ごとに1冊の教科書が対応するようになりました。1年の学習計画も教科書に合わせて立てられました。

このように学校の学年もクラスも定期テストも、全てコンピューターが無かった時代の仕組みです。

コンピューターの発達でその前提が崩れました。「作業が大変だから無理」という理由が無くなり、もうすぐ生徒1人1人の細かい学習の記録が可能となり、教科書も電子化されてランダムに参照できるようになります。いよいよ個別最適の教育ができるようになります。

個別最適の教育

その行きつく先では、学年もクラスも無くなっていると思いませんか?

本当の意味で表現が自由になる

教育改革では、

  1. 知識・技能
  2. 思考力・判断力・表現力
  3. 主体性

の3つの内の2番目と3番目の強化がうたわれています。
その中でも特に気になるというか、疑問に思っているのが「表現力」です。

主体性は表現した結果を見て判断するしかありません。そのため主体性も表現力次第になってしまいます。「実力はないけれど、表現がうまいから主体性があると見なされる」では、教育に中身がありませんし、不公平です。

そう考えると「表現力」とは何なのかが気になります。というよりも「何を表現と認めるのか」が気になります。そこで先に理想を設定してみようと思います。

  • 多様な表現手段や表現形式が認められるべき
  • 誰でも、自分の望む表現ができるようにサポートを受ける権利がある

コンピューターの発達で、それが可能になっていくだろうと塾長は思うわけです。

代表的な例が、漢字の自動変換です。キーボードで漢字入力が正しくできるのであれば、書き取りの能力としては十分だと認められるべきでしょう。

それだけではありません。塾長はもっともっと多様な表現形にも対応していくべきだと思うワケです。

仮に入試そのものが無くなるとしても、現実問題として、学習過程の練習や演習では「認められた表現形式」でしか回答が許されないでしょう。これはつまり、「学習の記録」の残る「できた」「できない」の評価がその形式に依存してしまうことになります。社会科なのに漢字で書かないから「できない」と見なされたのでは社会科の学習過程を正しく記録できません。

自分の表現が形式上の制約を受けてしまい、思うような表現ができないのであるなら、それは問題です。例えば進路のマッチングについて正確に分析ができなくなるかもしれません。

教育改革後の入試問題を見る限り、相変わらず表現手段として「文字列」しか認めていないのが現状です。問題文には図表が出て来ますが、図表で回答することができません。許されている回答の表現形式が、あまりにも限定されすぎています。

言葉で答えたら〇なのに絵では×

塾長が中1のときの話です。理科のテストでした。動物の分類が問われました。

ハチュウ類のワニは大きく2種類に分類されます。アフリカやアジアに住む「クロコダイル」と、アメリカに住む「アリゲーター」です。確か生息地をヒントに名前を回答する知識問題でした。

私は肝心の「クロコダイル」「アリゲーター」という名前を忘れていしまいました。なんとか必死に思い出そうしていると、授業中に先生が「アフリカの(クロコダイル)は下の歯が見えるが、アメリカの(アリゲーター)は見えない。」と説明していたのを思い出しました。そこで「クロコダイル」と書くべき解答欄に、代わりに「下の歯が見えているワニの横顔の絵」を描きました。そして「アリゲーター」と書くべき回答欄には、「下の歯が見えないワニの横顔の絵」を描きました。

もちろん×でした。

まぁ期待はしていませんでしたが、あわよくば部分点をという期待が打ち砕かれて、何とも寂しい気持ちになったのを今でも覚えています。とにかく中1の時の塾長は、テストに慣れていなかったので、このように回答形式で空気が読めずに苦労しました。

表現力や主体性を評価したければ表現の自由度を拡大させる必要がある

それはそうと、今あらためて教育者の立場として振り返ってみますと、今だからこそ「別に〇でも良いじゃん。」などと思えてくるのです。

もちろん昭和の時代は×でよかったです。コンピューターが未発達でしたから「紙に文字をしっかりと書く」という表現形式が前提になっていたのは仕方がなかったと思います。社会に出れば何かと「紙に文字を書く」ことが要求される世の中でしたからね。

でも今は違います。コンピューターが当たり前の時代で、しかも日々ものすごいスピードで進化しています。ペーパーレス化が進み、ほとんど直筆の文字も書かなくなり、人工知能が落書きも認識してくれるような時代です。もっと広く表現手段を認めても良いだろうと思うワケです。

実際問題として、学年が低くなるほど、表現力も主体性も乏しくなります。まだ知識が少ないし、表現手段や表現のテンプレも多くは知りません。特に文字の読み書きに関しては、学習障害で生まれつきの格差が起こり易いです。

ですから今のまま義務教育の段階の子供たちや習熟度の低い高校生たちに、表現力だ、主体性だ、などと言っても、生徒たちは何もできずに困ってしまうだけではないでしょうか?

一方で、確かに表現力や主体性の強化は大切です。

それではどうするか?

もう、その「表現力」として認める表現形態を多様に認めるより他にないでしょう。子供たちが使える数少ない表現手段で、一生懸命に表現してくれたものを前向きに認めていく必要があると思うのです。

つまり、表現力や主体性を評価したいのであれば、評価する側には、多様な表現形式を受け入れられるだけの懐の広さが求められるというものです。

そのように、教育のあるべき姿を考えれば、表現する側も、それを評価する側も、コンピューターのサポートを受ける必要がどんどん出てくるでしょう。

コンピューターによる表現サポートが発達すれば、その先には、表現の自由が拡大した世界が待っている思いませんか?

一生ちょこちょこ勉強し続けるスタイルになる

コンピューターで人々がつながるようになり、率直な意見の出し合いも盛んになりました。TwitterなどのSNSを見ればわかるように「意見」になる手前の「心のつぶやき」レベルの言葉がたくさん共有されるようになりました。

これが教育に与える影響は大きいと思います。つまり今まで何となく心の中だけで「これ勉強しなくても良いんじゃね?」と疑問に思っていたようなことが、見えるようになってしまったからです。

例えば、誰かが

「ぶっちゃけ漢文って勉強する意味ないよね。みんなが勉強することじゃないよね?」

みたいにつぶやいたとします。それをみんながリツイートしたり賛同のコメントを書いたりしていくと、それが一種の社会現象になります。その中から世論にまで拡大するものが出てくるでしょう。

「みんなもそう思ってたんだ。だったら勉強したい人だけすれば良いじゃん!」

このような意見が世論の圧力にまで高まってしまえば、国も指導要領を変えるしかありません。教育改革していたら対応が間に合いませんから、文部科学省から教育委員会へ通達を出すような形で小改訂が繰り返されるようになると思います。

もちろん今の段階では「入試で出すから勉強しろ!」と脅して学生諸君を黙らせることができています。しかし、少子化や学校の経営難などが加速すれば、その脅しも効かなくなるでしょう。不合理な出題をするような大学には学生が集まらなくなるかです。そうやって不合理な入試そのものが無くなっていきます。ですから、そのころになると、いよいよ文部科学省から教育委員会へ通達する改善案件の数も増えていくでしょう。ちゃんとICT化を進めていれば、この対応もそれほど難しくはありません。もしもICT化ができていなければ、その対応作業に追われてブラック職場になり、果ては閉鎖に追い込まれると思います。

このような合理化の流れによって、学生の学ぶものがミニマム化したり、アラカルト形式に変わったりしていくことでしょう。

漢文を勉強したい人はするし、したくない人はしない。必要性があれば勉強するし、なければしない。そのような合理化によって、みんなが画一的に勉強するというシステムが、どんどん壊れていくと思います。

こうした変化は義務教育では起こりにくいかもしれませんが、高等教育ほど起こり易くなると思います。学年が高いほどオンデマンド的な教育が進みやすいでしょう。

今のシステムに代わりに「学びたいものを学びたい時に学ぶ」というスタイルになるでしょう。つまり生涯教育が加速していくと思います。

これまで多くの人にとって「大学入試までの勉強」だったものが「一生涯の勉強」に変化していくのだろうと思います。

「三角関数なんて、要らないよ。」

と信じている人は、それを勉強しない選択をするでしょう。どうせやっても頭に入りません。しかし人生は長いので、もしかしたら必要になる時が来るかもしれませんし、本当に一生必要ないかも知れません。ですから

誰であろうと、必要な時に必要なものが勉強できる!

という環境を整えておくことが社会全体としては大切なのです。

生身の人間だけでその環境を作るのは無理でした。しかしコンピューターの発達で、それができるようになっていきます。それに伴って、人々の学びに対する態度はさらに合理的になっていき、結果として「生涯ちょこちょこ勉強し続ける」ようなスタイルになると思います。

世の中は少しずつ良くなっていく

私は根柢のところで

「世の中は少しずつ良くなっていく」

と信じております。

そして「良くなる」の意味が「自由になる」ことだと思っています。

ICTの活用でそれが進むと信じているので、上のような予想になりがちなのだと思います。

みなさんはどう予想しますか?

 


ヒーローズ植田一本松校の進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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TEL:052-893-9759
教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL