塾長です。
ブログは久しぶり。ちょっとプログラミング教育のシステム開発に没頭しておりました。
そんなこんなで、もう来週から夏休みです。あっという間ですね。
ここで、よくある質問です。
受験生は、どれくらい勉強するものなのでしょうか?
これに対する答えは明確です。
ということで、今回は塾長の中での「常識」を書いておきます。
ぜひ、参考にしてくださいませ。
ちなみに、自分の中にある「常識」は、自分の周りの人たちによって決まります。
「頑張った」の意味が、人によって全く違う!
そういうことを、よく知っておいた方が良いでしょう。
1日あたり何時間まで勉強できるのか。
どこまでやったら「頑張った」と言えるのか。
その基準を示します。
Contents
全集中で「1日10時間」を早くできるようにしよう
学校で6時限の授業を受けています。
つまり中学生や高校生は、それだけで毎日5時間の勉強量をこなしています。
受験生であれば、それに加えて自宅で毎日3時間くらいは勉強するでしょう。
もちろん塾で勉強する時間や夏期講習の時間も含みます。
部活がハードな生徒でも、これくらいやっている生徒がいます。
そう考えると、これでも少ないくらいです。
どちらにしても、夏休みは、これらがすべて無くなってしまいます。
つまり、
受験生ならば、1日8時間が当たり前!
ということになります。
それを下回るような勉強時間は、受験生らしいとは呼べません。
思ったよりも多いですか?
もしもそう思ったのであれば、それはあなたも、あなたの周りにいる人たちの意識も、それだけ低いということです。
意識を変えましょう。
環境を変えましょう。
1日10時間といっても、やってみれば、あっという間です。
午前中に4時間やりましょう。
そうすると午後はたったの6時間です。
08:00~10:00 勉強(2H)
(休憩)
10:15~12:15 勉強(4H)
(昼食&休憩)
13:00~15:00 勉強(6H)
(休憩)
15:15~17:15 勉強(8H)
(休憩&シャワー)
18:00~19:00 勉強(9H)
(夕食)
19:30~21:30 勉強(11H)
(休憩)
21:45~23:45 勉強(13H)
受験生らしい1日とは、こういう感覚です。
13時間も勉強する時間が取れる中で、どこまでできるのか?
ということですね。
毎日フルに13時間も勉強していたら、それこそ「本当に頑張った」と言えるでしょう。
塾長は大学受験の時に、11~12時間くらいでした。
医学部に行った友人は、もっとやっていました。
どちらにしても、8時間は一瞬です。
こういう話をすると、効率だのなんだの言う人がいるのですが、それは後の話です。
1日1時間しか勉強しない人に、10%の改善をしても効果は6分しかありません。
そもそも、それしか集中できない人に、6分は意味がないでしょう。
たくさん勉強するから、5%とか10%とかの改善が大きな価値を持つのです。
勉強の全体量 × 勉強の効率 = 実質的な勉強
だとすれば、まず「勉強の全体量」を増やさないことには、お話になりません。
もちろん効率うんぬんは大切ですが、効率を上げたとしても、たくさん勉強する必要はある、ということです。
200時間では変化なし。成績向上は300時間から
夏休みが約40日間。
1日10時間やるとすれば、単純に400時間ということになります。
その半分だとすれば、200時間。
1日5時間くらいです。
受験生の中では、ごくごく当たり前の勉強量です。
確かに、やった分だけ何かしらの実力は着くと思います。
しかし、みんなも同じだけ伸びているのです。
つまり、順位も偏差値も大して変わりません。
そのことを忘れてはいけません。
みんなと同じ勉強量なら、みんなと同じ結果です。
だから、テスト結果も模試の結果も変わりません。
ここが要注意です。
しかし、自分の人生の中では、
「今までで一番がんばった夏休み」
という、あいまいな感想だけが残るでしょう。
自分の中では、確かにそれは事実でしょう。
しかし、それが落とし穴なのです。
そうしたら、どうなるでしょうか?
「これまでにないくらい頑張った。だけど伸びなかった。」
そういう落胆になりやすいのです。
たとえ本人の中で頑張ったとしても、客観的に周りを見れば、大して頑張ってはいなかった。
それが本当の事実です。
夏休みの200時間という勉強量は、そのような危険性のある数字です。
自分だけが知らないとは、いかに恐ろしいことでしょう。
ですから、
めっちゃ集中して勉強している人
1日に10時間も11時間も当たり前のように勉強している人
そういう人たちが周りにいる状況を、ぜひ作ってください。
ダラダラしている人や、自己管理ができないお友達には、流されないこと。
自分の中の常識は、環境で決まってしまいます。
しかし、ある程度その環境は自分で選ぶことができます。
中途半端な努力というのが、最も体に悪いのです。
やるならば、とことんやりましょう。
やる気は関係ない!?
やる気があっても無くても、やるべきことをする。
それが成長というものです。
やる気があるから、無いから。
そんな短絡的な理由で行動を決める人なんていませんよ。
深い理由があるなら良いですよ。例えば、
「反社会勢力との関わるようなことは、やりたくない。」
とか、そういう「やる気がない」ならOKです。
つまり「やらないべき」と言い換えれるような判断ならOKだと思います。
そういう理由があるわけではなくて、なんとなく気分が前向きにならない、みないな類のものは論外だということです。
そんなもので勉強量が変わるようでは、逆に何のための勉強なのか分かりません。
勉強を通じて、ちゃんと自分をコントロールすることも学ぶべきではないでしょうか?
やる気が出たらやる?
そんな状態では、勉強に限らず、何にしたって、いつまでも手につかないですよ。
やる気を大切にする人間って、社会に出てから全く信用されません。
気を付けましょう。
競争がなくても一生懸命は大切!
今や受験から競争は無くなりつつあります。
生徒数に対して学校の定員数が多すぎるからです。
特に愛知県は人口に対して高校の数が多いです。
すでに公立高校では定員割れが毎年のように拡大しています。
人気が上昇している私立高校では、定員の7割以上を推薦で受け入れ、試験らしい試験で入学するのは3割弱です。
つまり、過半数の高校にとっては、むしろ「ぜひ入学してください」という状態です。
教育は人を育てることですから、
「入学してから、しっかり頑張ってもらう、しっかりサポートする」
という推薦の趣旨は、とても良いことでしょう。
とても理にかなっています。
ただし、競争がないから頑張らなくても良い、ということにはなりません。
推薦入試の面接や自己PRで、何を問われるかを考えれば、それは明らかです。
高校で何をどう頑張りますか?
推薦入試で最も重点的に確認されることが、これです。
それを証明するために、
中学時代に、何をどう頑張ったか?
をアピールするわけです。
このような場面は、社会人になってからも、全く同じように、何度も経験します。
頑張れる人と頑張れない人の格差
似たような記事を、何年か前にアメブロの方にも書いた気がします。
(このサイトを立ち上げる前はアメブロを使っていました。)
スマホやインターネットの普及や行政サポートなどが拡大してきました。
高校くらいまでの教育に限れば、だんだん貧富の差が教育の差では無くなりつつあります。
もちろん、まだまだ格差はありますが、時間とともに縮退していくでしょう。
つまり、これからは
同じ環境が与えられたときに、どれくらい頑張れるか?
で格差が起こると言われています。
「モチベーション格差」
と呼ばれているそうです。
真実よりも信じたいものを信じてしまう落とし穴
フォロワーを増やしたいユーチューバーや活動家の中には、
「頑張らなくてよい」
という逆説を訴える人がいます。
わざと常識とは逆のことを言うのです。
そうやって目立とうとする方法があるのです。
耳障りの良い言葉や、意外な言葉を使って目立つことができれば、それだけ早くフォロワーを増やしたり、「いいね」を稼ぐことができます。
もちろん、そのような逆説が成り立つのは、極めて限られた状況だけです。
確かにウソではない。
けれども、
多くの人には当てはまらない。
それがカラクリです。
もちろん、そのような主張は、すぐに別の人から論破されてしまうでしょう。
だから、論破されないように、これまた巧妙に話ができています。
よくよく話を聞けば
「別のことでは頑張らなければいけないよ。」
「ちゃんと最後まで見て(読んで)ください。ウソは言っていません。」
とも言って(書いて)いるものです。
「なんだ、結局、何かしらは頑張らなければいけないんじゃん!」
ということです。
世の中、そんなにうまい話はありません。
宝くじで億万長者になれる確率はゼロに等しいです。
しかし「いつかは当たる」と思わせれば、宝くじの商売は成り立ちます。
それと同じで、ウソではないが、たいていは自分には当てはまらない。
そういう物事に落とし穴があります。
ダマされないようにしましょう。
目立つ言葉だけに踊らされないようにしましょう。
目立たない言葉で言われている「本当のこと」の方が大切です。
それを見失ってしまいます。
ちゃんとすべての言い分に目を通しましょう。
安易に耳障りの良い言葉や陰謀論などに惑わされないようにしましょう。
(余談)今後の入試はどうなっていく?
誰も口には出しませんが、今後の入学試験は、次のような「フィルター」になっていくと思います。
迷惑行為や問題行動を起こしそうな生徒、モンスターペアレント、クレーマー、暴力団関係者などを排除する。
そういうフィルターの意味合いに収束していくと思われます。
すでに私立の小学校や中学校の入試では、親の仕事を調べたり、両親参加の3者面談を行ったりしています。
大学の入学式に、わざわざ親が同伴するような時代です。
そのような意味合いは、ますます強まっていくでしょう。
社会人の入社試験でも、優秀な人材を見つけるよりも、問題のありそうな人を落とす方に、より多くの注意を払うようになってきました。
国家権力や行政指導でしか対処できないことは、学校や民間としては排除するしかないのです。
高等教育は義務教育ではありません。
高校や大学には、人を「更生」させる役割なんて、あるはずがないですよね。
どちらにしても、問題を起こせば退学です。
ヒーローズ植田一本松校の進学実績
卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。
国公立大学
名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学
私立大学
中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学
公立高校
菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校
私立高校
中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校
(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校
天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校
※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒
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〒468-0009
名古屋市天白区元植田1-202 金光ビル2F
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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL