塾長です。
愛知県は独自に「厳重警戒宣言」というものを発出しています。
そして8/4の記者会見では、間もなく「まん延防止等重点措置」に切り替える方針を出しました。
いろいろ変化が激しくて分かりにくいと思いますので、結論をまとめます。
当熟としての活動方針は次の通りでございます。
Contents
8月の教室の運営方針
年間カレンダーの通りに運営していく方針です。
よって以下はお休みです。
休校期間: 8月8日(日)~8月15日(日)
8月16日(月)から夏期講習の後半を始業します。
詳細は夏期講習と一緒にご案内した「日程確認表」または「年間カレンダー」をご確認くださいませ。
注意事項
この教室の運営方針は、状況を見て適切に変更する場合がございます。
また他塾の運営方針とは一切関係がありませんので、比較や非難はおやめください。
愛知県独自の「厳重警戒宣言」や、日本の法令に基づく「まん延防止等重点措置」については、各行政の窓口にお問い合わせください。
塾がお休みの間にやっておくべきこと
優先度の高い順に以下のとおりです。
全員共通
- 学校からの宿題で、あと何が残っているかを一覧に書き出して把握すること
- できるだけ学校の宿題を進め、質問を「探して」おくこと
→ 休み明けに塾へ持ってくるように - 漢字や英単語など、数の多いものの暗記を少しでも多く進めておくこと
- 書写・読書感想文・自由研究など、時間のかかる課題を終わらせておくこと
講習生
- 受講済みの単元について、間違いの解き直しをしておくこと
- 夏期講習のテキストのなかで「自分だけの力ででできそうな部分」を進めておくこと
受験生
高校受験生
- 新研究またはファイナルステージで暗記の抜け漏れ確認の2周目を終わらせること
(進みの遅い生徒やスポーツ推薦の生徒は1周目を終わらせること) - 愛知全県模試の第1回および第2回を解き直しておくこと
- 英語・数学・国語は、中学2年生以降の定期テストの問題を解き直しておくこと
- 理科・社会は、中学1年生以降の定期テストの問題を解き直しておくこと
大学受験生
それぞれ個別に指示した通り
教科書を頭に入れること!
上記の全てについて、共通の注意事項を書きます。
必ず教科書で確認する!
これを決して怠らないようにしてください。
入試や模試において「情報のソース」「ファクトチェック」「解答の根拠」は全て教科書となります。
よって、教科書が頭に入っていないのに、ただ問題集を繰り返すだけというのは、何もしていないのと同じです。
特に受験生にとって「夏までは基礎の徹底」などとよく言われます。
ちなみに
「基礎」とは「教科書を自分で作れる」くらいの実力
のことです。
××「基礎とは、簡単な問題が解けること」
こんな風に大きな勘違いをしている人は気を付けましょう。
教科書に書いてあることで、まだ覚えていないことがあれば焦りましょう。
教科書で知識の抜け漏れをどんどんチェックし、もしも抜けていたらすぐに頭に入れていください。
それが夏休みにやるべき「基礎の徹底」です。
今はそういう時期です。
知らないのに考えることはできません。
生徒たちを指導していると「できない」の99%は「知らない」です。
教科書を見ず、ただ問題集と模範解答だけを見つめて勉強を進めるのは、時間の無駄というものです。
そういう時間の無駄は止めましょう。
難し問題集を持っていても、別に偉くも何ともありません。
入試問題は教科書の範囲から出題されます。
資料問題も教科書の資料と類似のもので出題されることが多いです。
教科書を頭に入れるとは?
事例で補足します。
(例1)理科で溶解度の計算問題ができなかった
この場合は、まず次の用語の意味を正確に言えるかセルフチェックします。
- 溶解度とは何か
- 溶解度から何をいくつ連想できるか
教科書では「溶解度」を次の様に説明されています。
ふつう水100gに解ける物質の最大量(g)をその物質の溶解度という
これを言えない時点でアウトです。
すぐに覚える必要があります。
逆に、これを覚えていれば、計算式もすぐに出てきます。
また「飽和水溶液」「再結晶」などとその意味が、すぐ言えないなら焦りましょう。
試験で問題文の意味を正確に解釈できない危険性が高いです。
逆に、問題文が正確に理解できれば、問題の半分は解けたようなものです。
(例2)Do you playing soccer? のような文法間違えをした
英語の場合、そもそも何を間違えたのか自分では判断できないことが多いです。
実際には実力者や塾の先生などに指摘してもらう必要があります。
それは置いといて、今回はあくまでも
「教科書を見直すとはどういうことか」
という趣旨で説明しますので、そのつもりでお読みいただければ幸いです。
この間違えの原因は「一般動詞の文」と「be動詞の文」の区別が、まだまだ曖昧ということでしょう。
愛知県の中学生は NEW HORIZON です。この教科書でいえば
- 新教科書 NEW HORIZON 中1 P26~27
- 旧教科書 NEW HORIZON 中1 P36とP44
のあたりが頭から抜けているということになります。
知っているつもりでも、実は知らなかった、分かっていなかった、というものでしょう。
加えて、現在進行形はそもそも「be動詞の文」であり、「一般動詞のing形は、そもそも動詞ではない」という理解も大切です。
このあたりの説明は、
- 新教科書 NEW HORIZON 中1 P102
- 旧教科書 NEW HORIZON 中1 P36とP44
が頭から抜けているということになります。
このように、教科書を使って「基礎の徹底」を図ってください。
教科書は全員が持っているものなので、それだけ大切です。
読み返すたびに「新しい発見」があると思います。
もちろん、教科書よりも良い参考書を持っているなら、それを教科書の代わりに使っても良いです。
もっとも教科書よりも良い参考書を見つけるのも、それはそれでノウハウが必要です。
教科書の「説明の仕方」が国語力の基礎になる
最後にもう1つ。
言葉の表現力は、どこから来るのでしょうか?
私はテンプレの寄せ集めから生まれると思っています。そして「テンプレ」(テンプレート)とは教科書です。
国語力は、国語の教科書だけを読んでも養われません。
理科には理科の、算数や数学には算数や数学の、英語には英語の「ものの言い方」というものがあるからです。
それぞれの教科(知識体系)に出てくる、ものの言い方、つまりテンプレを学ばない限り、それらを組み合わせた「文章」など、編めるはずがありません。
言い換えると、国語力というのは総合力です。
国語の教科書で学べることは、他の教科書で学んだテンプレを集めて「文脈」をつくったり理解したりする能力です。
ざっくりとまとめてしまえば、次のような関係です。
- テンプレを学ぶ → 算数・数学、理科、社会、英語、美術、技術、体育・・・
- 文脈を学ぶ → 国語
ですから教科書を頭に入れるということは、国語力、ひいては自分が何かを表現するときの基礎になるということです。
自分の人生のすべてに関わってくると思います。
若いうちは、できるだけたくさん教科書から「テンプレ」を吸収しておいた方が良いと思います。
オリジナリティや創造性などは、それができてから、その次の段階です。
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