テストの点数って何? 勉強する本当の理由とは?

学校の勉強の様子の写真

塾長です。

中学1年生の英語。ついに一般動詞が出てきました。ここが「英語の得意と不得意を分ける分岐点」なんですよね。みなさん、しっかりね。

その一般動詞の1つ、study を生徒に教えていて、ふと思いました。

何で最初に study なんだろう?

だって学校なんだから learn を先に教えるべきかなって思ったのです。

学校の勉強は study ではなく learn !?

study と learn それぞれの意味は、だいたいこんな感じだと思います(塾長の解釈)。

  • study : 真実や真理を探究する(仮説を立てて確かめる活動、学術研究、調査)
  • learn : 手本を真似して自分でできるようにする(初等教育や資格取得)

学校ではテストの点数で成績がつきます。つまり模範解答に照らして生徒の出来を判断するのですから、およそ学校の勉強は study ではなく learn と言えます。そもそも「学ぶ」は「まねぶ(真似る)」から来ていると学校の先生から聞いたことがあります。それならなおさら learn ではないかと。

教育改革の目玉の1つ「生徒が主体的に学ぶ」ことだって「アクティブラーニング(Active learning)」という名前になっていますよ。

いや、待てよ。逆に study が正しいとすれば、どうなるでしょうか。

学校の勉強から学ぶべき本当のこと

もしも学校の勉強が「実は study だった!」と仮定すれば、何か探求すべきこと、つまり「本当に学ぶべきこと」が隠されていることになります!

理屈はさておき、皆さんは「学校で本当に学ぶべき事」あるいは「卒業までに身に着けるべき事」があるとすれば、それは何だと思いますか?

私は次の3つだと思います。

  1. (習慣)新しい知識を積極的に取り入れる行動パターン
  2. (知恵)科学的、論理的、客観的に考える力
  3. (人情)他人の感情を理解する力

これが本当の勉強、本当の実力だと思っています。これさえ身に着ければ、あとは自分で成長していけると思うからです。そして、コミュニケーション力や問題解決力、チームワーク、あるいはリーダーシップなどは、これらの組み合わせで実現できる力です。

じゃぁ、学校のテストは何のためにやるの?

逆に、こうした能力や習慣を身に着けるために学校で学ぶのだとしたら、どうでしょうか。学校の勉強も、テストで高得点を目指すことも、そのための訓練だと分かります。

テストの点数だけが全てじゃない!

と分かります。当たり前ですね。テストの点数だけで人間の優劣は決まりません。

ただし、上記3つの力を伸ばす訓練として、学校の勉強以外に、何か良い方法があるのでしょうか?

持論のアイデアなら無数にあるでしょう。しかし国家レベルで実例が得られている方法は、学校教育だけなんですよ。ですから、学校の勉強は真剣に取り組んでください。昔から学生の本文は勉強と言われています。

そして、もちろん、学校のテストの点数も真剣に見なければなりません。

テストの点数は自分の観測データ

テストの点数は、自分の取り組み方を客観的に表している「観測データ」と言えます。

自分の行動の良し悪しを客観的にとらえ、改善し、より上を目指すためにテストの点数があるのです。

数字で考えるのは、自分の行動を客観的にとらえるためです。そして、自分としてできることに集中する、良い方法を次回にもつなげる、という行動につなげます。そういう行動の改善にテストを使うのです。

従って、テストの点数は、人と比較して一喜一憂するものではありません。

「恥ずかしい」よりも大切な気持ちの持ち方

例えば、点数が悪くて恥ずかしいと思うかもしれません。もちろん、恥ずかしい気持ちは分かります。

しかし、その感情は良くありません。

よく考えて欲しいです。もしかしたら、「論理的に考える」訓練、「新しい勅使を取り入れる」訓練を感情に流されて怠っているかもしれないのです。何より自分の恥ずかしい感情がどこから来ているのか理解しようとしていません。自分の感情で頭がいっぱいでは、「人の感情を理解する」余裕なんて作れません。

点数が悪くて「恥ずかしい」と思う気持ちよりも、できなかった所を積極的に開示して「だれか教えてくれ!」と思う気持ちの方を、強く持って欲しいと思います。そう思うことが出発点です。

テストは自分との闘い!

この様に考えると「テストは自分との戦いのためにある」と言えます。なんかカッコイイ言い方でまとめようとしていますね。そうです。たまにはカッコイイことを言いたいです。

それより皆さんが己とかっこよく戦ってください。
他人の点数は関係ありません。
そして、何点かが重要ではなく、前回よりも良くなったかどうかが重要です。

せっかく個別指導塾に来たんだから!

第一、うちの生徒たちは個別指導塾の生徒です。個別に目標を設定し、個別に解決していくスタイルです。そして、そういうスタイルを望んで入塾してきました。「テストは自分との戦いだ」なんて、最初から分かっています。

ですから、伸び伸び、そして真剣に勉強しましょう。

うちの教室は開校当時からずっと次の2つが指導方針です。

  • 「勉強」とは「できる」ようにすること(learn)
  • 「勉強の仕方」を指導する(study)

うちの教室では勉強の主役を「生徒自身」に設定しています。講師は主役ではありません。コーチという名脇役です。ですから、講師が難問を軽やかに解いて見せて、それを生徒が「スゲー」と言うみたいなパフォーマンスは無駄なので無くしています。講師がいくら解けても、生徒が解けなければ意味がありません。講師の勉強方法が改善されなければ次につながりません。

そもそも「自分の子供を通わせるならこうしたい」という塾を作りたくて、こういう指導形態になっています。

まとめ

学校の勉強を真剣に取り組み、テストの点数を客観的に受け止め、次の勉強に活かしましょう。それを繰り返していく内に、人として大切な3つの素養が身に着きます。

人にやらされているようでは身に着きません。ちゃんと自分で自分を納得させ、何事にも前向きに勉強してこそ、身に着くことだと思います。

学校で真剣に勉強しなかった人が陥りやすい残念な状態

最後に、ちょっとドキっとする話しです。勉強を真剣に取り組んで来た人とそうでない人の比較例を挙げてみます。

上司から「ちょっと○月○日の会議資料を準備しておいてください。」と仕事をお願いされたとします。こういう時に、ちゃんと勉強してきた人と、そうでない人で、実力の差がすぐに出てしまいます。ここで仮想的に社員Aさんと社員Bさんのケースを比較してみましょう。

社員Aさんのケース

Aさんは

「分かりました。どなたが出席されますか?」

と直ぐに聞き返しました。さらに出席者に連絡を取って個別に必要なものが無いかチェックしました。会議資料は前日に準備を終えて、上司に確認しました。

「これで良いですか。出席者には個別に確認を取って、私なりに必要な物のチェックを済ませてあります。」

上司から少し不足を補ってもらいましたが、前日中には資料の印刷が終わりました。当日は15分前に出席者全員の席に資料が配られ、無事に会議を終えることができました。

Aさんは主体的に行動ができて、とても優秀ですね。

社員Bさんのケース

Bさんは

「えーと、あ、はい。分かりました。」

と返事をしましたが。それっきりでした。会議の前日になって上司から

「会議の資料はもう準備できましたか?」

と確認されると、

「え、僕ですか? まだ何も言われていないんで、何もしていないんですけど。」

と他人事のように返事をする状態でした。あきれた上司は

「何度か同じ会議に出ているのだから、もう要領は分かるでしょう。何が必要なのか自分から聞いて回ったり調べたりしないとダメだよ。」

と指示しました。Bさんは

「そんなの、ちゃんと言ってくれないと分かりません!」

と反論しました。会議の準備を心配した上司は、準備を別の社員のCさんに任せることにしました。

Bさんは、いわゆる「指示待ちの人」という典型的なダメ社員ですね。こういう人とは一緒に働きたくないし、同期の人は「なんで、こんなヤツと同じ給料なんだよ。」と不満を言われそうです。

世間では「良い点を取ってきたか」ではなく「より良い点を取れるように行動の改善を図ってきたか」が問われる

もちろん、Aさんは一生懸命勉強してきた社員です。Bさんはあまり真剣に勉強してこなかった社員です。

真剣に勉強したかどうかはテストの点数だけでは判断できません。逆にAさんよりもBさんの方がテストの点数や偏差値が高かったとしても、上のケースが起こり得ます。それなのに、なぜ、このような行動の違いが出てきてしまうのでしょうか。例えば、AさんとBさんの勉強スタイルが、こんな感じだったとしたら、何となく納得できるでしょう。

  • Aさんは主体的に学び、塾や学校の先生に積極的に質問し、勉強のやり方をコツコツ改善して来た。そこそこのレベルの大学に進学したが、教授の研究テーマに共感し、卒業研究を一生懸命に取り組んだ。
  • Bさんは厳しいスパルタ塾で大量のプリントをやらされてテスト対策を乗り切って来た。大学では「期待していたキャンパスライフとは違う」などと不満を言って遊んでばかり。卒業論文は自分でまとめることができず、教官に説明されたことを書き写しただけのような内容で適当に提出した。

何度も言いますが、点数ではありません。真剣に勉強したかどうかが大切なんです。

こういう大人にはならないでください

  • 教授に「宿題はないんですか?」と聞いてしまう大学生
  • 授業や講義を妨害する大学生
  • 後輩に酒や歌や踊りを強要する大学生
  • 上司やお客さんが大切なことを話しているのにメモを取らない社会人
  • 会議の議事録を3行くらいしか書けない(情報がほとんど頭に残らない)社会人
  • 車やバイクを暴走させる社会人
  • 大きな声や暴力、汚い言葉などで他人を脅したり傷つけたりする人
  • 自分の権利ばかり主張して義務を果たさないモンスターな人
  • 約束を守れない(約束が何か理解できない)人
  • 文脈をネジ曲げてウソや誤解を意図的に拡散させる人
  • 人から注意されると逆ギレする人
  • 少しでも腹が立った相手をどこまでも陥れようとする人
  • 一時の感情や軽い気持ちで人の悪い噂を拡散させてしまう人
  • 仕事を他の社員に擦り付けて自分だけ楽をしようとする社会人
  • 何も付加価値を生み出さないのに給料や休暇だけ要求する社会人
  • 目立つために迷惑行動をしてしまうYouTuber
  • 相手の言葉の上げ足を取って、すぐにののしってしまう人
  • 災害時にウソのニュースを流して多くの人をだます人
  • 人を殺して自分も死ぬとか言う自分勝手な人
  • 人の弱みに付け込んでだます人

考えて行動することをすぐに止めてしまい、感情に流されて短絡的な行動に出る人たちです。自分の気持ちが激しく大きければ、そのことが自分の過ちの言い訳になると勘違いしている人たちです。相手の気持ちや幸せあるいは苦労を考えることができない人たちです。
こういう人にだけはならないでください。

もっとも知識が無ければ、自覚しないうちに人に迷惑をかけることがあるかもしれません。知識も大事です。

 


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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

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