塾長です。
昨日は植田中学でテスト範囲の発表がありました。
間もなく御幸山中もあると思います。
テスト範囲表が配られたら、教室へお持ちいただけると助かりますので、ご協力をお願いいたします。
さて学校からのテスト範囲表の発表を受けて、全員へテスト対策プリントを配布していきます。
Contents
テスト対策プリントの使い方
テスト前に教室で配付するプリント。
その使い方については以下の通りです。
教室で逐次ご説明しております。
とはいえ、なかなか覚えない生徒もいます。
ぜひご家庭でもお声がけください。
プリントの内容について
学校から配布されたテスト範囲表に基づいてプリントを作ってお配りしています。
ただし教材の構成上、どうしてもテスト範囲外のページも紛れてしまいます。
くれぐれもプリントの各ページがテスト範囲か否かを確認しながらご利用くださいませ。
なお、テスト範囲が変更されたり、何かの差異がありましたら、分かり次第、修正の配布を行います。
テスト対策プリントを取り組む優先順位について
次の順番に反復学習をしてください。
- 学校の配布物(教科書、ノート、プリント類、ワーク類)
- 塾の標準テキスト
- 今回配ったテスト対策プリント
学校のテストは学校の先生が作ります。
学校の配布物からの出題が最も高いですから、決して優先順位を間違えないようにしましょう。
繰り返しの仕方(基本中の基本)
学校のワーク類やプリント類なら3~4周くらい念入りに確認するのが普通です。
その繰り返し方法について説明します。
- 本番を想定して、できるだけ厳しく自己採点しましょう。
間違えたり自信のない問題にはチェックマークなどを付けておきます。
(例)ちょっとヒントを見てしまった → できていても×にする - 必ず教科書やノードに戻って見直す。
教科書やノードにもどり、間違えた所の前後も確認しましょう。
(例)正答を赤で書き写すだけでは勉強になっていません。 - 2周目は1周目で×だった所(チェックマークの所)だけをやりましょう。
2周目でも間違えたら再びチェックマークを2重に付けます。
もちろん教科書やノートに戻って再確認です。 - 3周目はチェックマークが2つついている所をやりましょう。
・・・こうして周回ごとに問題数が減り、加速していきます。 - テスト3日前になったら、何周してもできない問題を捨て問題にしましょう。
時間配分を有効にして全体としての得点率を上げた方が得です。
先回の反省を活かす
ヒーローズ植田一本松校では、テスト後に
「定期テスト振り返りシート」
を書かせて提出してもらっています。
提出すると塾長が赤ペンでチェックして、勉強法や勉強時間などについて指導します。
そのシートで反省したことを、今回のテスト勉強に活かして取り組んでください。
前回と同じ考え方、同じやり方で取り組めば、また同じ所で同じ失敗をします。
ですから、定期テスト振り返りシートを良く見て、今回のテスト勉強に活かしましょう。
大切なことは、何点だったかではなく、前回の反省が今回に活かされているかどうか、です。
失敗を次に活かせるように訓練しましょう。
失敗は成功の基とは?
余談ですが、社会に出れば、小さな失敗を見つけて、それを次に活かせる人が好まれます。
失敗しない人はいません(いると思うのは幻想です)。
そのため「失敗しない人だと思われたい」という無理難題な欲求は不健康でしかありません。
失敗したら恥ずかしい、
失敗したら怒られる、
などという負の意識から、
「隠す」
「嘘をつく」
という行動になりやすいです(スタンフォード大学の実験が有名です。※1)。
こうして結果的に、他人からの評価を気にしすぎている人は、成長しないし、小さなミスが大きな問題に発展しやすいです。
小さなミスを見過ごしていると大きな問題が発生してしまう経験則(ハインリッヒの法則)があるため、人から信頼されません。
逆に小さな失敗を見つけている内に、それを次に活かせれば、将来性が高いと言えます。
ブラック企業のマニュアルには「失敗するな」と書いてあり、
ホワイト企業のマニュアルには「いかに早く失敗を見つけて改善するか」が書いてあるものです。
テストで悪い点を取っても、それで明日からの生活に直ぐ困るようなことはありません。
人生の中では小さな失敗と言えます。
それをいかに早く見つけて次に活かすか、というのが大切な行動です。
高い点数を取れることは素晴らしいですが、全ての人が勉強が得意とは限りません。
しかし全ての生徒は、テスト勉強を通じて自分なりに
「失敗を次に活かす」
という練習を繰り返すべきだと思います。
通常授業について
学校の課題やワーク類が思うように進んでいなかったり、質問があるようなら、ぜひ塾へお持ち込みください。
塾のテキストでなくても指導をいたします(他塾の教材でもOKです)。
以上です。
参考文献
(※1)スタンフォード大学 キャロル・S・ドゥエック 原著 Mindset 邦題「やればできる!」の研究 ISBN-13 : 978-4794221780 草思社 (2016/1/15)
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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL