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オンライン

緊急事態宣言「延長」での運営方針(2021/2/3~3/7)

緊急事態宣言延長_20210203

塾長です。

愛知県に出されている緊急事態宣言を「1か月延長する」と発表がありました。
2021/2/2夕方に大村知事が意向を発表、その夜には菅総理から正式に全国10都府県で延長と発表されました。

これを受け、先のブログ「緊急事態宣言での運営方針(2021/1/14~2/7)」で宣言した方針を、そのまま1か月延長します。
すでに塾生のご家庭にはコミルで対応方針をご連絡いたしました。

お問い合わせの方や講習の外部生にも向けて、ブログでも概要を掲載しておきます。

基本的な対応方針

  • 実施期間: 2021/2/1(月)~ 3/6(土) 延長
  • 実施内容: 21時に閉館(通常より1時間早い)
  • 調整事項: 期間中のみ21時台の受講分を20時台以前へ移動

※ 時間短縮営業は当塾の自主的な対応です。ご理解とご協力をお願いいたします。

主な開校スケジュール

期間中も対面授業を実施しておりますが、オンライン指導でも対応可能です。
予定通り、春期講習、プログラミング教室、テスト対策、入試対策も行います。

2021年2月の授業予定

※「21時閉館」する以外は「すべて予定通り」です。

通塾がご心配な方に対する個別対応(再掲)

  • 保護者様のご判断でオンライン化をご希望される場合は、個別に対応いたします。
  • オンライン授業はアプリZOOMで行います。
  • その他、振替対応なども臨機応変に対応しております。
  • ただし通常の時間帯とは異なる時間帯へ個別に調整させていただくことがあります。

恒常的な対応(再掲)

緊急事態宣言の有無にかかわらず、次のことは常に実施しております。

  • 教室に出入りする人すべてのマスク着用
  • 受講座席をパーティションで分ける(昔から設置済み)
  • 自習座席を2座席おきに配席(ソーシャルディスタンス)
  • 教室の消毒と換気
  • アルコール消毒液の設置
    など

その他(再掲)

今回の宣言では学校や学習塾に対して休校や時間短縮の要請は出ておりません。
よって上記の方針は自主的な取り組みを含みますので、他塾と比較する根拠にはなりません。

今後も必要に応じて行政の指示に従い、安全な運用を心がけます。

上記の方針も、状況により変更や改善を行うことがあります。

もしも関係者に感染者が出た場合の対応方針につきましては先のブログ「2021年1月の教室の運営方針」をご覧くださいませ。

 

1日も早く感染が収束し、重篤患者が出なくなることを願います。
医療関係者の皆様へ、心より感謝と尊敬の意を表したいと思います。

 

以上です!

 

 


ヒーローズ植田一本松校の進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたりますが、当塾の理念に反するので生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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【大人用】子供たちの将来を潰さないためのドリル(テスト)

老害じゃないよ!

塾長です。

古い価値観の人たちから怒られそうなテストを作りました。
このテストで点数が低い大人は、子供たちや後輩たちの将来性を奪っているのかもしれません(もっと怒られそう)。
どうか若い人の邪魔をしないでください(ヤバイ、嫌われそう)。

けっして煽っているのではありません。
本当に心配なんです。

軽い気持ちでやってみてください。

ドリルですから、繰り返しが重要です(笑)。

老害にならないためのドリル(テスト)

4点×25問=100点満点です。
それぞれ〇か×かでお答えください。

  • 問1: 書類にはサインに加えてハンコが必要だ(〇 / ×)
  • 問2: 苦手は必ず克服すべきだ(〇 / ×)
  • 問3: 年上や先輩の方が偉い(〇 / ×)
  • 問4: 利益を追求するのは悪いことだ(〇 / ×)
  • 問5: 何事も初志貫徹が大切だ(〇 / ×)
  • 問6: 日本の技術力は世界トップクラスだ(〇 / ×)
  • 問7: 新人はお茶くみやホチキス止めなどの雑用から経験を積むべきだ(〇 / ×)
  • 問8: オンラインでは雰囲気や気持ちまで伝わらない(〇 / ×)
  • 問9: せめて定年までは不平不満を我慢して働くべきだ(〇 / ×)
  • 問10: 学歴が低ければ一生苦労する(〇 / ×)
  • 問11: 高校は普通科の方が工業科や商業科よりもレベルが高い(〇 / ×)
  • 問12: 途中で意見を変えるのは卑怯だ(〇 / ×)
  • 問13: ディベートは相手を論破したら勝ちだ(〇 / ×)
  • 問14: 若い人の意見の方が新しい時代にふさわしい(〇 / ×)
  • 問15: 学校のテストは平均点くらい取って欲しい(〇 / ×)
  • 問16: コロナ禍で政府は何も有効な対応ができなかった(〇 / ×)
  • 問17: 「批判的に見る」とは「ダメ出しをする」ことだ(〇 / ×)
  • 問18: みんな頑張っているから楽をしてはいけない(〇 / ×)
  • 問19: 起業するには多額の貯金や特別な才能が必要だ(〇 / ×)
  • 問20: 英語力がなければ国際的に活躍するのは難しい(〇 / ×)
  • 問21: 数学は考える科目で、社会は暗記する科目だ(〇 / ×)
  • 問22: 専門知識を身に着けた方が将来は有望だ(〇 / ×)
  • 問23: 大学へ進学しなければ高等教育を受けることは難しい(〇 / ×)
  • 問24: 簡単にできることは、あまり価値がない(〇 / ×)
  • 問25: 速く正確に答えを出せるよう訓練するのが勉強だ(〇 / ×)

お疲れさまでした。

解答と解説

  • 問1:× ルールや風習の根本理由を考え、必要なら変えるべし。
  • 問2:× 苦手を克服するよりも、できることを伸ばして社会に貢献すべし。
  • 問3:× 適材適所は年齢とは無関係、そもそも普遍的な文化などではない。
  • 問4:× 利益=会貢献度であり、また、そうなるよう行動するのが本来。
  • 問5:× 本来の目的に立ち返り、やり方や手段は臨機応変に変えるべし。
  • 問6:× 日本のモノづくり技術に匹敵する国はすでに多い。最先端技術やソフトウェア技術はむしろ遅れている。
  • 問7:× 気付いた人がやればよく、そもそも「雑用」であるならそれを不要にする改善に取り組むべし。
  • 問8:× オンライン授業やオンライン会議の方が気持ちや臨場感がよく伝わる事例は多い。根拠や事例をもって科学的に考えるべし。
  • 問9:× 我慢=主体性なし。人生100年時代では60歳でも若者。我慢するより第2、第3の挑戦をすべし。
  • 問10:× 学歴よりも「何ができるか」「何を成したか」。そもそも勉強は一生続くもの。また知識の不足はコンピューターで補える。
  • 問11:× 今後キャリアが細分化し学び方の選択肢が増えるに伴い、むしろ工業科や商業科の役割は重要になる。若い人の生産性向上は格差是正になると期待。
  • 問12:× 目的は問題を解決することであって我を張る事ではない。ITSが発達した集合知の時代では、言論の正しさよりも速く問題を解決できることの方が重要視される。解決に必要なら自分の意見などコロコロ変えてしまったた方が良い。
  • 問13:× ディベートの目的は相手の論破ではなく、より優れた提案を行うこと。問題解決を忘れて攻撃に終始すれば敗者となる。
  • 問14:× 若い人の意見が本当に若い人自身にとって有利なのかは慎重な議論が必要。同様に、若い人が若い人の意見に耳を傾けられるとも限らない。むしろ若くして上から目線な人は傲慢で、同世代の若い人たちを踏み台にしているかもしれない。
  • 問15:× 「人並み」や「平均点」という目標が子供を苦しめないよう注意が必要。子供の個性を大切にし、9教科の枠組みを越えた「選択と集中」も時には必要。苦手をITSで補い子供の可能性を広げる教育が必要。しかし学校教育は改革に8年もかかるため、変化の激しい今の時代にあっては、テスト内容や成績のつけ方そのものが時代遅れというリスクもある。GIGAスクール構想やプログラミング的思考の教育について、その真意が広く認知されるまで、まだまだ時間がかかる。先進国の中で日本のITS教育は10年単位で遅れており、その差は中学、高校になるにつれ顕著。ITSアレルギーな大人たちによって改革が邪魔されないことを望む。成長が著しい企業ほど学歴や学校の成績によらない独自の採用活動をしている。受験生の能力を多面的に評価する高校受験や大学受験の形式が増えている。
  • 問16:× 全否定や全肯定というレッテル貼りではなく、正しい情報で科学的に見ることが大切。さらにコロナ禍は人類初の経験で「だれも正解がわからない」問題。仮説を立て試行錯誤を繰り返す中で「最適解」を探っていく対応が基本となる。今後は「正解が分かる問題」はコンピューターが担当し、「正解が分からない問題」が人の担当になっていく。政府が「最適解」を求めて試行錯誤を求めていく過程を正しく理解しようとしないのは、正しい批判姿勢とは言えない。
  • 問17:× 「ダメ出しをする」では問題解決に至らない。知識を簡単に検索できる時代においては「解決策」まで考えることが批判に含まれる。そのためダメ出ししか言わない評論家には、むしろ批判が集まってしまう。
  • 問18:× みんなが楽できる方法を探るのが最適解のはず。まず率先して楽する方法を見つけ、それを他の人たちも矛盾なくできるようにすべし。
  • 問19:× 起業すること自体は資本金100円でも可能。今後ITSや新しいビジネス基盤が発達し、お金や技能を集めることが容易になっていくにつれ、格差の原因は財産や能力から「モチベーション」に変わっていくと言われている(モチベーション格差)。
  • 問20:× 自分の能力不足はコンピューターや他人の能力に頼ればよい。苦手を嘆くよりも自分にできることを活かし、WIN-WINのコラボができるチームを構築すべし。ちなみに日常会話なら自動翻訳機が2~3万円で実用化されている。
  • 問21:× 知識や正解がすぐに検索できるため、どの教科も「考える」ことが勉強の中心になっていく。社会も暗記科目ではなくなり、資料を読み解きながら論述するような科目になっていく。
  • 問22:× 今の時点で学んでいる専門知識が将来も変わりなく価値を保つとは限らない。コンピューターや人工知能が専門知識を持ってしまえば価値がなくなっていく。専門知識を使って問題を解決したり、人に感動や貴重な体験を提供できることに価値が移っていくと言われている。
  • 問23:× 無料で学べるコンテンツが増え、学ぶ方法も増えている。有料コンテンツも安く優れたものが多い。大学にいくよりも早く安く専門知識や技能を習得できることが可能になって来た。奨学金で借金をしてまで大学へ進学する必要はなくなってきている。キャリアを積みながら、必要な知識や技能を必要になった時に体得していけるような環境が、これからどんどん整っていく。
  • 問24:× 難しいことを誰でも簡単にできるようにすることで価値が出る。また簡単なことを組み合わせて新しいサービスや複雑な仕組みを作りだすこともできる。1つの知識の難易度や、個人の頭の良さで、安易にものごとの可能性や優劣を評価してしまうのは危険。問題を解決できることが大切なので、きることを組み合わせたり他の知恵を借りたりして、最適解を求めていく「プログラミング的思考」が大切。
  • 問25:× 速く正確に答えを出す仕事はコンピューターの役割になっていく。生身の人間がコンピューターに挑戦するような不毛な努力を若い人にさせて消耗させてはいけない。

答えは全て「×」って単純すぎますかね?
まぁテストが目的ではないですから。
これはブログ(エッセイ)ですから、一応。

おわりに

もちろん別解もあります。上の解答解説は、あくまでも答え方の事例です。

またコンピューターや人工知能が、私たちの予想とは違う進化を遂げれば、それに応じて私たちの価値観も変わるでしょう。

上に書いた塾長の設問のし方や、解答・解説の事例の示し方も、これから変わってしまう可能性があります。
塾長の考え方も常に更新されています。

最適解はあくまでも「今の」「目の前の」最適解にすぎません。
時代や土地や立場によって、より優れた最適解が簡単に出てくるでしょう。

私たちは神ではありません。
人としてできることは、変化を前向きにとらえ、できることを組み合わせて「最適解」を求めていくことです。

 


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宿題を解くのに電卓を使うのはサボり?それともITの活用?

オンライン指導を受けている男の子とイラスト

塾長です。

コロナの第2波が話題ですが、再びオンライン授業になってもよいように準備だけはしておきましょう。
さて、ICTに関連して、

「教育にコンピューターを活用するか否か」

について少し考えたいと思います。
その身近な例、というか、素朴な疑問として

「宿題をやるのに電卓を使うのはOK?」

というのがあると思います。

何のために教育でコンピューターを使うのか

今年度から始まっている教育改革の目玉の1つが、

  • 学校や家庭で、どんどんコンピューターを使おう!
  • 学校のwifiやICTをめっちゃ充実させるぞ!
  • プログラミング教育を必須化するぞ!

というものです。

  • コンピューターの活用
  • 問題を解決する体験

これを早くから経験させていくそうです。
今や

コンピューターが当たり前!

という世界ですから、これは賛成です。
ただし、子供たちに

問題解決!

と言われても、何が

「問題」

なのかピンとこないでしょう。
もしも子供たちがこれを、

「宿題の問題」

のことだと思ったのならば、どう行動するでしょう。
それを「解決」するために(答えを得るために)、パソコンや電卓を束でしょう。

確かに問題の解決です。
コンピューターを活用です。
まぁ、なんとなく良いことのように感じます。

一方で、何となく「それは違う」ような気もします。

どっちなんでしょう?

「問題解決力」の「問題」って何?

そもそも教育改革の中で言われている

「問題解決力」

とは、何なんでしょうか?

もっと言えば、問題解決では何を

問題?

としているのでしょうか。
これは、さんざん議論されてきて、もう分かっています。
一般に

「答えが1つに決まらないような問題」

のことです。

例えば、人に楽しい時間を過ごしてもらおうと思ったら、その方法は何通りもありますよね。
学習塾で勉強法を指導する、分からない問題を解説する、という時のやり方も色々あります。
このように、人に何かを提案するような活動は、答えが1つではありません。

他には、みんなの意見をまとめて何かの結論を出すような活動もそうですね。
普通は人によって意見がバラバラですから、それが1つにまとまる事はありません。
それぞれの立場でそれぞれが正解なのですから、スタートから答えが多くある状態です。
できるだけ多くの人が「納得できるもの」を探していく活動になります。

もちろん、新型コロナウィルスに対応する活動も、まさに答えが1つに決まりませんね。
地域や年齢、経済状態や人々の感情などといった、様々な条件によって状態がどんどん変化してしまう問題です。
でも、誰にとって、いつ、どこで、どれくらい怖くて大変なのかは、状況によって変わってきます。
それぞれの状況によって、対応する方法や程度の組み合わせが無数に出てきます。
だれも正解が分からないからこそ「決断」するしかありません。

芸術家の作品だってそうですよね。
同じテーマで作品の創作に取り組んだとしても、人によって作品の姿かたちや表現方法はさまざまです。

まだまだあります。

答えが1つに決まらないような問題。

皆さんは、どんな問題を思いつきますか?

ヒントを出しましょう。
簡単です。

世の中の仕事の多くは、答えが1つでない問題を含んでいる!

ということです。

コンピューターに任せて良いことは何?

上で見たような、

答えが1つに決まらないような問題

を解決しようとするとき、コンピューターを活用することが多いです。
より速く、より正確に、より便利に、より省エネに、より安く、より多くの解決パターンを生み出せるからです。

そう考えると、

あれ、人間のやることが、無くなってしまうのかな?

という錯覚を起こしますが、実はそうではありません。

そもそも答えが1つに決まらない問題なのです。
コンピューターを使ったとしても、相変わらず答えは何通りか出てきてしまいます。
ですから、最後に答えを絞るのは、行動を決断するは、やっぱり人間の仕事なのです。

ただ、コンピューターを活用すれば、その「何通りかの答えにたどり着くまでが高速」なのです。

コンピューターは計算機です。
答えが1つに決まる問題を、多量に瞬時に解ける機械です。

ですから、これからは

  • 答えが1つに決まる問題 → コンピューターにやらせる
  • 答えが1つに決まらない問題 → 人間が考える

となるわけです。
そして、

答えが1つに決まらない問題

を解決するためには、あらかじめ

答えが1つに決まる問題

を大量に処理しておく必要があるのが普通です。
要するに、難しい問題は、事前準備の処理が大変なんです。

だからコンピューターを活用すれば、大変な事前準備が加速されるので、その分だけ解決も速くなるというわけです。

逆に、答えが1つに決まる問題の処理に、人間が1つ1つ手作業で対応していたら効率が悪いです。

答えが1つということは、答えの出し方も1つにパターン化できるということです。
そのようなパターン処理は、どんどんコンピューターに任せればよいのです。

それなら宿題に電卓を使っても良い?

このように考えてくると、計算ドリルの問題を電卓に解かせるのは正しいことのように思います。
だって、計算ドリルの問題には全て「正解」が1つずつあります。
それならばコンピューターの仕事ということになりそうです。

え、本当でしょうか?

でも、やっぱり

「なんか違う!」

と思いますよね。
その違和感はどこから来るのでしょうか。

これは

「電卓を使う」

というところに落とし穴があるわけです。

訓練期間は電卓を使ってはいけない

電卓を「正しく使いこなす」には、数の性質や計算のルールを熟知している必要があります。
例えば、こんな問題ならどうでしょう。

311+207×503

これを左から順に電卓にそのまま打ち込んでい行くと、その答えが

260554

と表示されます。
これは間違った答えです。
なぜ間違えたのでしょう。

それは、電卓は打った順番に計算を実行してしまうからです。
つまり、電卓が次の手順で計算してくれたので、間違った答えになりました。

311+207=518
518×503=260554

結果的に「足し算より掛け算を先にやる」という計算のルールを間違えたことになります。
計算のルールを知っていたら、次のように電卓を使ったでしょう。

207×503=104121
311+104121=104432

これなら正しいです。

つまり、数の性質や計算のルールを知らなければ、電卓すら正しく使えません。

ですから、小学生は、数の性質や計算のルールを熟知するまでは、ちゃんと手を動かして計算して欲しいですね。

計算の過程で「数の繰上り」や「足し算と掛け算の関係」などについて多くを経験します。
電卓を使わないで、まずは手で計算して、そうした「数の動き」を経験しましょう。

その訓練が終わるまでは、電卓を使ってはダメですよ。

訓練が終わったら使ってもよい

これが中学生なら、どうでしょうか。

例えば「資料の整理」で平均値を出す計算です。

115、 309、 221、 405、 323、・・・199、の平均値を求めなさい。

みたいな問題だったら、これは電卓を使ってもOKだと思います。

ここでの訓練内容が、「平均値」の意味と使い方を熟知することだからです。
足し算や割り算のことを練習する場でも、その段階でもないからです。

しかし、エクセルや統計ソフトを使って、平均値や中央値、最頻値などを全自動で計算してしまうのは反則になります。
それでは訓練にならないからです。

もちろん、この問題を高校生や大学生が処理するのであれば、どうぞソフトでもアプリでも使ってください。

もちろん、中学生でも

「とっくにマスターしてますけど。こんな問題、簡単すぎて時間の無駄ですけど。でも提出課題だから仕方がないんですけど。」

という人ならば、どうぞソフトでもアプリでもお使いくださいませ。
何といってもコンピューターは作業時間の短縮が得意なのですから。

その宿題がお子さんの能力の成長にとって、ただの無駄な作業でしかないなら、電卓やアプリを使ってもOKです。
内申点を逃さないための「仕方のない作業」であれば、むしろそのアリバイ工作にパソコンや電卓が大活躍です。

本番のテストや入試で点が取れる実力があるはずですから、だれも文句は言いません。

検算に使うなら、むしろOK!

学校によっては、ドリルや問題集の答えを生徒に配らないところがあります。
その場合は、宿題はただの「作業」でしかなく、時間の無駄です。
勉強にはなりません。

なぜなら、学校に提出して、それが戻ってきて答えが分かる頃には、何をやったか忘れてしまうからです。
「忘れない内に解き直す」から勉強になります。
やったことを事細かくずーと返却されて来るまで覚えていられるレベルなら、そもそも解けています。
というか、そんなお子さんは、もうドリルをやっているレベルじゃないでしょう。

ですから不幸にも答えが無いような宿題をする時には、自分で出した答えが正しいか「確かめるため」に、電卓をどんどん使いましょう。

もしも電卓の計算結果と、自分のひっ算の結果が違う時、

なぜだろう?

と考えて、教科書を見直して、正しい答えが出るように調べ直したり、計算し直したりすることは、むしろ良い勉強になります。

「自分の力で解いたものを確かめるため」

これに電卓やコンピューターを後から活用するのはOKです。

「苦手なことから逃げても良い」という新しい常識

さて、そうは言っても、

できないモノはできない
ダメなものはダメ

ということがあります。

どうしても苦手!

そういうものが、人にはあるものです。

  • どんなに計算練習しても、必ずランダムなミスが発生してしまう。
  • どんなに勉強しても、どうしても漢字のミスが出てしまう。

もしも、このような悩みを子供が抱えているとしたら、どう考えますか?
苦手な所で立ち止まり続けて、その先の可能性まで犠牲にしてよいのでしょうか?

私は、それは違うと思います。

ですから、これからの時代は、

「苦手なことを自分の代わりにやってもらうため」

にコンピューターを活用してよいと思います。
それが、認められるようになるだろうと予想しています。
もっとリアルに、子供たちの立場で言い換えれば、きっとこうなると思うのです。

  1. 苦手なことを何とかするため!
  2. 社会の変化に対応する方を優先するため!

そのためにコンピューターを活用する!

誰もがそんなふうに公言できる日が来ることを、塾長は望んでいます。

まず、自分たちの問題を解決するためにコンピューターを使って欲しいと思います。
自分の抱えている問題は、きっとどこかの誰かも抱えているはずです。
コンピューターを使って、その問題が解決できるなら、むしろその方法をどんどんシェアすべきでしょう。

コンピューターの導入と言われると、何やら「新しい取り組み」というイメージが先行します。
どうしても子供たちに「新しいこと」や「たいそうなこと」を学ばせる印象があるかもしれません。

しかし、そんなに身構えて考える必要もないでしょう。
もっとシンプルに考えて良いと思います。

子供の周りにいる大人の価値観

皆さんは次のうち、どちらの方により多くの時間をかけるべきだと思いますか?

  1. 得意なことを伸ばす
  2. 苦手なことを克服する

平成初期までは2番が美徳とされていたように感じます。

しかし現在は1番の方が圧倒的に大切になってきています。
なぜなら「集合知」による問題の解決が主流になって来たからです。

「集合知」とは、みんなで「得意」なことを出し合って、お互いの「苦手」を補い合って、共通の問題を素早く解決してしまうことです。
インターネットを通じて人々が知恵を出し合い、すばやく問題を解決できる時代になったので、これからはそれが加速します。
苦手なことを克服する労力があったら、得意なことを伸ばす方が、早く社会のためにもなります。

このように

「ITSを使いこなす」

ということは

「集合知の一員になる」

ということにもなります。

まず、このような時代の流れを子供たちの周りの大人たちが、どれくらい意識しているでしょうか?

もしも上の2番を美徳としている大人が多すぎると、その子は不幸だと思います。
完全に周りが時代錯誤をしているからです。

周囲の大人の価値観が子供に与える影響は、とても大きいと思います。

苦手なことを上手に扱うスキル

もちろん苦手なことを放っておいてよい、とは言っていません。
そうではなくて、昔と違って今は「苦手」を扱う方法が色々あるということです。
克服したり、回避したり、コンピューターに代行させたり。

親からしてみれば、子供に不得意なことがあれば、それだけで本当に心配になります。
ただでさえ、日本人は文化的に、褒めるよりもダメ出しの方を多く口にしてしまいます。
我が子の将来を案じて心配するのは分かりますが、ダメ出しばかりでは子供は嫌になってしまいます。

ところが、よく考えてみると、苦手から逃げるのは当たり前のことです。

社会に出れば、自分が「できること」を考えるよりも先に「できないこと」を自覚して、先にリスク管理をする方が10倍くらい大切になります。

  • 「できること」で能力を発揮して
  • 「できないこと」は抱え込まない

これは仕事の鉄則です。
そのために組織があり、報連相を徹底しているのでしょう。
コンピューターが発達する前から常識だったはずです。

だったら、子供たちに対しても、考え方を少し変えていきましょう。
私たち大人ができること。
これまでの少し古かった考え方、

  • 得意なことは伸ばしてあげたい。
  • 苦手なことは、できるだけ克服して欲しい。

これを少し変えていきましょう。

  • 得意なことは、伸ばしてあげたい。
  • 苦手なことは、うまく対応できるようにして欲しい

こんな風に、より現実的というか、より賢いというか、そんな方向性も有りだと思います。

子供たちの未来にコンピューターの活用は必須です。

「コンピューターを活用するのが当たり前」

という状況をつくっていかなければいけないのです。

そして、当たり前にコンピューターを活用するようになるのであれば、今よりも広い価値観で使われることも、当然考えていく必要があるでしょう。

子供たちの未来のために、コンピューターを活用しましょう。

 


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我が子の将来に重要!?「アフターコロナ」って何?

after_corona

塾長です。

今日は「アフターコロナ」について書きます。

社会の自由研究に良いと思います。今なら自由に想像しても違和感がありません。
なぜなら、まだ専門科の間でさえ、どうなるか意見が分かれてるからです。
生徒それぞれに調べて自分なりの未来予想図絵を描いてみても良いでしょう。

コロナ

コロナ・・・太陽大気の最外層。皆既日食の時に見える。
コロナ・・・新潟県のとある暖房機器メーカー。
コロナ・・・温泉付きの宿泊施設などによく使われる名前。

昨年までは、そんな印象だった言葉「コロナ」。

あっちもコロナ、こっちもコロナ。
テレビでもコロナ、ラジオでもコロナ、ネットでもコロナ。

コロナ・・・新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の略称。

後から出てきた意味のくせに、大迷惑この上ない。
先輩たちに謝れ!

アフターコロナ

さて、そんなコロナに関して、さらに新しく

「アフターコロナ」

という言葉が出て来たらしい。
色々なところで盛んに目にするようになった。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を私たちが克服した「後の世界」のことらしい。

その頃になると、人びとの価値観や行動様式が、今とは変わっているというのだ。
そのような近未来を指して「アフターコロナ」と言うらしい。

COVID-19が消滅するのが1年後か2年後か。
あるいは薬や免疫の強化で人類が耐性を得て、いつの間にかその日が来ているのか。
とにかく何かしらの結末で私たちが今の状況を克服したとしよう。

コロナ騒ぎがすっかり過去になった。
そんな3年後、5年後の世界を想像してみてして欲しい。

何が起こるのか?

ということで、これから何が起こっていくのか。順に想像していく事にしよう。

さて今はコロナ騒ぎの最中である。

外出できない
人と接触できない

今のような状況が、半年、1年、2年と続いたら、みんなどうするだろうか。
そういうことを想像してみると分かりやすい。

今のままでいられるワケがない。

最初は制約ばかりで不便で不満しかなかった、かもしれない。
しかし、人々はそれを克服しようと、新しい環境を作り、そして新しい環境に慣れていく。

慣れたら手放せなくなる

最初はストレスを感じながら、新しい環境を受け入れつつも、次第に慣れてくる。

では、それで終わりだろうか?

いや、「慣れた」の次は「手放せなくなる」になるだろう。

オンライン
テレワーク

最初はバカにしていたが、使ってみると思いのほかに便利である。
人と直接会うことと、オンラインで話をすることに、何ら区別はないと分ってしまう。
それどころかオンラインの方が、むしろ人との距離を近く感じるし、エビデンスも取りやすい。

インターネット上に散らばる無数のコンテンツ

わざわざ自分で作らなくても、探せばだいたい手に入る。
教科書を読まなくても、学校の先生の話を聞かなくても、もっと分かりやすい解説動画がすぐに見つかる。
しかも無料で、いつでも何度でも。

あらゆることをもっと正確に、もっと具体的に、何でも知りたがるようになる。

あるいは、人混みを避けて、インターネットで通販を利用する人が増えていく。
日々の野菜や果物でさえ、通販で間に合ってしまうことに気が付いてしまう。
特売品やタイムセールは、ポイントや特典という姿に変わり、お得感も巧みに再現されていく。

あらゆる物をもっと早く、もっと安く、もっと便利に求めるようになる。

そうなれば人々はますます、

「自宅やスマホから、どんな情報でもどんな物でも手に入る」

ような環境を求める。

あらゆるものが「見える化」されていく

では、情報や物が手に入ればよいかと言えば、そうではない。
その過程で、かならず不安が付きまとう。

人間は理屈で理解したら、感情で決断を下す。

だから

「安心したい。だからもっと知りたい。」

そんな感情を満たす行動が加速するはずである。
そうやって、あらゆるものが

「見える化」

されていくのである。

あらゆる知識
あらゆるノウハウ
あらゆる経験談や実話

あらゆるサービスの品質
あらゆる物の状態や経路
あらゆる財源の分配先や用途の正統性

どんどん数値化されたり、図表になったりしていくだろう。

見えたら気付いてしまう

すると今度は、もとの環境の方に、不便さや矛盾を感じるようになってしまうのだ。
見えないものまで見えて来て、気にしなかったことまで、気になるようになってしまうのだ。

  • なんで行かなきゃいけないの?
  • なんで他の時間じゃダメなの?
  • なんで「目的」ではなく「やり方」や「態度」を指定するの?
    なんで創意工夫が「ダメ」で、古いやり方への固執が「良い」なの?
    なんで根拠のない努力(作業)を押し付けるの?
  • なんで紙を無駄にするの?
  • なんで自分で作る前に検索しないの?
  • なんで規制されているの?
  • なんで特別扱いされてるの?
  • なんで差別されているの?

今まで「あたり前」と思っていたことが、実は非生産的で、無駄で、無意味だった。
そんな発見が、わんさか出てきてしまう。

そう、人びとの価値観が完全に変わってしまうのだ。

人びとはより合理的になっていく

皆さんは、スマートフォンなしで人との待ち合わせができるだろうか。
携帯電話なしで、友達と行動を同期できるだろうか。

もはやできないであろう。
便利な機械があれば、使うのは当たり前である。

それと同じような感覚だ。

便利な環境を手に入れてしまえば、もう戻れなくなってしまう。
ITSを前提として、人びとの価値観は、より合理的になっていくのである。

同一賃金同一労働が加速する

奇遇にも、4月1日から「同一賃金・同一労働」の法律が施行されている。
中小企業は来年度から。
でも大企業は今年度から。

もう始まっている。

労働の価値について、正社員と契約社員の間で区別がなくなっていく。
しかもアフターコロナの価値観が相乗効果になるのである。

つまり、成果とそれに対する報酬、時間の使い方、生産性・・・こうしたものが、どんどん数値化されて「見える化」されていくのである。
その上での同一労働・同一賃金。

何が起こるのか、もうお分かりだろう。

一億総タレント時代

本当に評価される能力でしか、仕事を「させてもらえない」のである。
何でもよいから「人より目立つ何か」を手に入れる必要がある。

簡単な例を出す。

例えば、皆さんが車を買うとしましょう。

  1. ちょっと目立たない所に1cmだけキズのついた車
  2. 無傷な車

同じ値段だとしたら、どちらを買いますか?

もちろん2の後者ですよね。

1000円安くしたら1の方を買いますか?

買わないでしょう・・・

これは人々の選択が、99点ではなく、100点満点だけに集中する事を表している。

「2位じゃダメなんですか?」
「ダメです。」

1cmのキズがあるだけ。
車としては完璧。
どうせ乗り始めたら誰でも半年以内に、それくらいの傷をつける。

でも人々は選んでくれない。

こうした評価が、これからは個人から個人へ、ダイレクトに行われるようになる。
人びとが、あらゆるものを見える化して、合理的な判断をすればするほど。

みんながちょっとした芸能人やタレントのようになっていくのだ。

最初のほんの少しの間は、この法律を盾に労働条件が改善されるかもしれない。
しかし正社員は特権を失い、複数の現場で鍛え抜かれた契約社員に追い抜かれてしまう。

もはや会社は社員を守れない。
「正社員」という枠が無いに等しいのだから。

みなさんがそう望むから、望みような世界になった。

他人の人件費を認めないとどうなるか

何かの商品やサービスのちょっとしたことにクレームを入れるなら、
それは巡り巡って、自分や、あるいは自分の子供たちに対して、
ちょっとした行動にもクレームが入る、ということになるのだ。

例えば、コンビニのおにぎり1つを手に取って、
「原材料が20円くらいなのに、それを100円で売るのは高い。」
と主張するとしよう。
それは、おにぎりを作ったり運んだりする人の人件費や工場の施設費を否定することになる。
それでも「もっと安く」を望むのであれば、そうなっていく。
人が働かない仕組みで、おにぎりが生産されて提供される方へ力が働くのである。

本当にみんながそう望めば、である。

学習塾でもそうかも知れない。
生徒が自己都合で欠席をする。しかし講師は出勤して待機している。
それでも
「授業を受けていないのだから授業料を返金して欲しい。」
「振り替えを補償して欲しい。」
という主張が強いのであれば、それを実現できるように力が働くのである。
しかし学習塾は2倍の人件費を負担するので長くは続かない。
だから講師の人件費の方が否定され、やがて人が働くことが否定されていく。

そうやって、あらゆるところで、人間は人間の要望にそって、人間が働くことを否定していくのである。

他人の人件費を認める「見える化」に成功するか否か

逆の可能性ももちろんある。

人件費を認めるような正当な「見える化」が発展して、人間が働くことがもっと肯定されるかもしれない。

職人のつくったおにぎりが1個200円で販売され、機械が握ったものが50円になるのかもしれない。

ホテルのようにキャンセル料が発生したり、銀行のように振替手数料が発生したりする。そんな学習塾が出てくる可能性だってあるのである。

「職業に貴賎なし」

であるから、究極的には、個人の社会貢献が見える化され、その数値化がお金の代わりになり、人々は貢献と貢献を交換し合って、つまり助け合って、生きていくようになるだろう。

何をどう評価するか真剣に考える時代になる

つまり、他人を評価することは、めぐりめぐって自分が評価されることになる。
人にケチを付けるなら、自分も同じ尺度でケチをつけられる。

他人を認めれば、それは巡り巡って、自分も認められることになる。
他人の良いところと自分の良いところを出し合って支え合うことができる。

それはある意味、努力が正しく報われる世界なのかもしれない。
同時に、浮き沈みの激しい厳しい世界でもあるかもしれない。

もしかしたら窮屈でシビアな世界かもしれない。
同時に、好き勝手にできる丸裸の世界なのかもしれない。

何でもよい。
人よりも1mmでも良いから差別化できる「何か」を手に入れてほしい。

1つの評価にこだわらず、自分を色々な視点で見て欲しい。
色々な角度から得手不得手を見極めて欲しい。

自分の個性を磨いてほしい。

そのために、心して「本当の勉強」をしよう。

 


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