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マークシート

【愛知県版】公立高校入試のマークシートを完全解説!

塾長です。

愛知県から正式な発表がありましたので、ブログにまとめます。
後半では私立高校と比較してみます。

2023年2月から公立高校入試はこうなる!

実際にマークシートの解答用紙を見ることができます。

愛知県のホームページ
ホーム > 組織からさがす > 高等学校教育課 > 高等学校への入学

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kotogakko/0000027366.html

ダウンロード:

マークシートによる学力検査の実施について [PDFファイル/5.16MB]

解答用紙の例(マークシート) [PDFファイル/802KB]

この解答用紙が2023年2月の公立高校入試から使われます。

ヒーローズ植田一本松校の生徒にはカラー印刷して渡しました。
早いところでは、すでにプリントを生徒に配った中学校もあるようです。

ちなみに、公立高校入試の新しい合格判定方式や面接の実施有無などについては、こちらのブログの方をお読みくださいませ。

愛知県公立高校入試 2023年度 天白・名東版

さて、中身をくわしく見ていきましょう。

マーク方式とは

解答が全て選択肢です。漢字や英単語を書く必要がありません。
漢字や英語のつづりが苦手という人には朗報ですね。

そして解答用紙が「マークシート」と呼ばれる機械で読み取るための厚紙です。
そのマークシート上で選択した記号を塗りつぶして回答します。

さっそく注意点が1つ。

愛知県の公立高校入試では、複数を選択して1つの回答とみなす問題があります。
その様な問題は、1度に複数のマーク欄を塗りつぶす必要があるようです。

塗りつぶす個数が1つとは限りません。

思い込みを捨て、問題文をよく読むことですね。

国語

国語の解答用紙は以下のようなマークシートになります。

愛知県公立 国語の解答用紙

漢字の問題は?

漢字の読み書きが無くなるわけですが、代わりに語彙の問題になるでしょう。
つまり、センター試験や共通テストのような出題なると予想します。
文脈に合わせて二字熟語を選ばせたりするような問題なるでしょう。

80字の要約問題は?

愛知県特有の「要約して70字以上80文字以内で書きなさい。」という問題はどうなるのでしょうか?

語句の指定と書き出し方の指定がある要約問題です。
昨年度までの古い解答用紙はこんな感じでした。【第1問(五)】

これがマークシートに変わると次の様になります。【第1問(四)】

お、おう・・・

どうやら3つの文を組み合わせて要約文を完成させる方式に代わるようですね。

仮に1つ目の文の候補が5つ、2つ目の文の候補が5つ、3つ目の文の候補が5つあるとすれば、
選択肢を読むだけで15行文以上の長文読解になります。

記述する時間が要らなくなった代わりに、読む時間が増えると言う事でしょう。

おそらく難易度が大きく変わることが無いように、細かいところは調整してくると思います。

数学

数学の解答用紙は以下のようなマークシートになります。

数学と言えば、計算結果が分数や平方根になりますよね。
どうやって回答するのでしょうか?

数や式の回答は?

ご覧のように、数は大きい方の桁から順に1桁ずつマークするようです。
分数は分子、分母の順にマークします。

要は左上から順に1文字ずつ順にマークしていく方式になります。

分数は分子から!

日本語では分数を分母から読みます。
しかし、マークする時は分子から読まないとミスが起こりますよ。
これは要注意ですね。

英語

英語の解答用紙は以下のようなマークシートになります。
これまでと同様、リスニングと筆記は別の解答用紙になります。

リスニング(聞き取り検査)

リスニングの解答用紙は以下のようなマークシートになります。

もともとリスニングは選択問題だけだったため、マーク式に変わっても大きな違和感は無いです。

相変わらず選択肢ごとに「正」か「誤」をいちいち選ぶ方式です。

なぜ、いちいち正誤を選ばせるのか?

リスニングは下図のように1問に対して「a」~「d」の4つの選択肢があります。
そして正解はいつも1つしかありません。

普通は「a」~「d」のうち、正しいものを1つだけ選択すれば済みそうですが、昔からそうではありません。

わざわざ「a」~「d」のそれぞれにおいて、「正」か「誤」を毎回毎回、選ぶ必要があるのです。
そのため「正」を2つ選択してしまうなどの「作業ミス」で不正解になってしまうケースがあります。

マーク式になっても同じやり方を続けるようです。

なぜ、こんなめんどうな回答形式になっているのでしょう?
あなたは分かりますか?

塾長は知らなかったのですが、さくら個別指導学院の國立先生が教えてくれました。

な、なるほど~。

正しいものを1つだけ選ばせる方式には、そんな落とし穴があったのですね。
まさか、周りの受験生が鉛筆を動かす音がヒントになってしまうとは・・・

よく考えられているんですね!

感動しました。
國立先生、ありがとうございます!!

筆記(筆記検査)

筆記試験の解答用紙は以下のようなマークシートになります。

余談ですが、マーク式になった後も「筆記検査」と呼び続けるようです。

社会

社会の解答用紙は以下のようなマークシートになります。

マーク式になったことで、地図の塗りつぶし問題や文章を書かせる記述回答の問題が無くなりました。

しかし、同等の問題は出題されると思います。
複数の選択肢を同時に選ばせるような問題に置き換わるのだろうと予想します。

理科

理科の解答用紙は以下のようなマークシートになります。

マーク式になったことで、グラフを描く問題やレンズの作図問題などが無くなりました。

しかし出題傾向は大きく変えるような話は出ていません。
やはり複数の選択肢を同時に選ばせるような形で、同等の問題を出してくるだろうと思います。

愛知全県模試の対応は?

新しいマークシートの回答形式に早く慣れておきたいところですね。

模擬試験では、いつごろから対応するのでしょうか?

愛知県で公立高校入試に向けた模擬試験と言えば、愛知全県模試ですよね。

こちらも公式サイトに方針が発表されています。
以下がその引用です。

一般選抜の学力検査において、解答用紙がマークシートに変わります。それにともない2022年度の愛知全県模試では、中学3年生の第4回、第5回、入試直前リハーサルテストにおいてマークシート解答用紙を導入いたします。
なお、2023年度以降の対象学年・回は未定です。

夏休み中に受験する第3回全県模試までは従来の記述回答形式です。
秋からマーク式で受験できます。

乞うご期待ですね!

高校の比較 記述かマークか?

ヒーローズ植田一本松校からよく受験される主な高校について、試験の回答形式まとめてみました。

意外にもマーク方式はマイナーですね。
さすがにコンピューター端末で回答する形式は、まだありませんでした。

※表の「受験日」とは2023年1月の一般入試の実施予定日です。

高校名 2023年 方式
受験日 記述 混合 マーク
公立
愛知 1月20日
中京大中京 1月24日
愛工大名電 1月20日
名古屋 1月23日
東邦 1月23日
中部第一 1月24日
東海学園 1月24日
栄徳 1月23日
桜花学園 1月20日
名古屋大谷 1月23日
至学館 1月24日
名経高蔵 1月23日
名経市邨 1月23日
名古屋女子 1月24日
享栄 1月20日
豊田大谷 1月20日
同朋 1月23日
名城大付属 1月24日
愛知みずほ 1月20日

とはいえ、そろそろマーク方式も古い方式になりつつあります。

あいかわらず紙を必要とし、それらを人間が配付、回収しなければ試験を実施できません。
よって採点や集計にも時間がかかります。
またリスニング問題のように回答する筆の音がヒントになる欠点があり、それを回避するためにトリッキーな仕組みが必要になります。
全員が1秒もたがわずいっせいに実施するのも無理があります。
開始・終了のタイミングが生徒によって数分くらい違っていても良いようにした方が現実的です。

こうした問題を解決するために、最近はCBT(Computer Based Testing)方式があります。
コンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードなどで回答する方式です。
リスニングはコンピューターに接続されたヘッドホンを使うでしょう。

せっかく新しい方式を導入するなら、CBT方式を導入したいところですね。

もしかしたら記述形式を貫いている高校の中から、どこかのタイミングで一気にCBT方式まで進化してしまう所が出て来るかもしれませんね。

注意事項

上の表は2022年度入学者選抜試験をもとに調べてあります。
2023年度から変わる可能性がありますので、実際には各高校の入試要項でお確かめくださいませ。

謝辞

マークシートの解答用紙について、いち早く次のお二方から「もう発表されてるよ!」と情報を教えていただきました。

名学館小牧新町校 塾長 吉澤潔 先生

さくら個別指導学院 塾長 國立拓治 先生

この場を借りてお礼申し上げます。

 

本日の授業はここまで!

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたります。生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校、菰野高校(三重)

私立高校

愛知高校、中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

【愛知県版】2023年に向けて中学2年生が考えること

愛知県の公立高校入試制度が変わります

塾長です。

受験も大詰めです。
今朝の名古屋は雪でしたが、私立高校の受験と重ならなくて良かったです。
その私立高校の受験結果も、そろそろ出そろう頃です。

さて、来年の高校受験はどうなるのでしょうか?
1年の見通しを書いておきますので、高校受験の勉強計画で何か迷ったら読んでみてください。

マイペース、新研究、整理と対策

中学2年生のみなさん、
きっと学校から受験勉強の教材を紹介されている頃だと思います。
毎年1月末~2月末までの間に配られます。
その教材の名前は、次のどれかです。

  • マイペース
  • 新研究
  • 整理と対策

これらのうち、どれか1つの案内が学校から配られているでしょう。
植田中や御幸山中では「マイペース」か「新研究」を交互に採用しています。

ちなみに2022年度は、植田中がマイペース、御幸山中が新研究を選択しました。年によります。

そして、この案内が配られたら、

必ず購入しましょう!

重要なので、もう一度。

必ず購入しましょう!!

この教材は、中学校の中で真剣に考えられて選ばれます。
毎年ちゃんと窓口担当の先生が立って、購入の相談にのってくれます。

おすすめの理由

学校から紹介される教材の多くは購入しなくても良いですが、これだけは絶対におすすめです。
その理由は次の通りです。

  • 塾や書店で購入するよりも安価
  • 3年間のまとめが1冊ですむ
  • 教科書や入試の出題範囲を守っており、単元の抜け漏れがない
  • 最新の教科書改訂にも対応している
  • 学校の朝学と連動しやすい
  • 定期テストの実力テスト部分の対策に使いやすい
  • 章構成が分かりやすい(前半の基礎編は1学年10単元と明確)
  • 自宅の受験勉強でやることが明確になる
  • 塾から受験勉強の家庭学習方法をアドバイスしやすい
  • 長年の実績があり、他の教材とは一線を画す品質
  • みんなが持っている

注意点

  • お下がりはダメ(新品を買いましょう)
  • 後から買えない
  • 書店では買えない
  • 日進市の中学校ではあっせんされない
  • 学校で紹介される過去問集は買わない(粗悪品です)

教科書改訂や指導要領の改訂が続きました。
お下がりの教材では、新しい単元や出題傾向に対応できません。
入試対策の教材は最新のものを使うのが鉄則です。

また、夏休みになってから「やっぱり欲しい」と言っても買うことができません。
およそゴールデンウイーク前には在庫が無くなります。
在庫が残っていれば学校から取り寄せてもらえますが、学校の先生のご迷惑になります。
みんなと一緒に購入しましょう。

なお、学校で紹介されるものを全て買う必要はありません。
たとえば公立高校の過去問集が紹介されますが、これはダメな商品です。

高校入試の過去問は東京学参や英俊社のものを書店やネットショップなどで購入しましょう。

もっとも、過去問に着手できるのは夏休みの基礎固めが終わってからです。
後で書きますが、過去問は秋から着手してください。

愛知県の高校受験(2023年1月~3月)

来年から受験方式が変更されます。
まずは情報のソースからまとめていきます。

公立高校の新しい入試制度

以下から公式パンフレットをダウンロードできます(愛知県教育委員 2021/11/17)

パンフレット「令和5(2023)年度入試から公立高校の入試制度(全日制課程)が変わります!」について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kotogakko/368047.html

今の時点(2022年2月5日)で発表されているのはこれだけです。
より詳しい発表が6月頃にされるようです。

私立高校の入試日程について

入試の方式に大きな違いはありませんが、全体的に日程が早くなります。
以下から公式発表の資料をダウンロードできます(愛知私学協会 2021/11/22)

令和5年度入試 愛知県私立高等学校生徒募集日程等
https://www.aichi-shigaku.gr.jp/file/R05nyushibi-yokoku.pdf

変更のポイント

上記を踏まえて重要なポイントをまとめます。

全体的に入試の日程が早まる!

私立も公立も、今までより10日くらい試験の日程が早くなります
ただし他県に比べて早い日程なのかと言えば、そうでもありません。
たとえば来年度は次のようになります。

2023年度の場合

  • 私立推薦: 1月16日~17日
  • 私立一般: 1月20日~24日
  • 公立推薦: 2月6日
  • 公立一般: 2月22日(学力検査)および24日・27日(面接)

なお、公立高校の面接は実施される高校とされない高校があります
来年度から、面接を実施するか否かは、高校側で個別に決めるようになります。

公立高校の試験回数が1回だけになる!

愛知県の場合は公立高校を2校まで併願できます。
高校がAグループとBグループに分けられていて、それぞれ1校ずつ選択できる制度だからです。
今後も2校を併願できます。

しかし問題は試験の回数です。

今まではAグループとBグループで試験日が異なり、志望校ごとに試験を2回受けていました。
しかし、来年度からは試験が1回にまとめられてしまいます。

つまり学力試験のチャンスが1回しかありません。
1発勝負です。

公立高校の入試がマークシート方式になる!

中京高校のように、これまでもマークシート方式の試験形式を採用していた私立高校はありました。
来年度からは、公立高校の入試もマークシート方式になります。

詳細は6月頃の発表です。

公立高校は合格判定の方式が増える!

これまで3通りの判定方式が、次のように5通りに増えます。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲが従来どおりですが、さらにⅣとⅤが追加されます。

  • Ⅰ 評定得点(90) + 学力検査得点(110) = 200点満点
  • Ⅱ 評定得点(90)×1.5 + 学力検査得点(110) = 245点満点
  • Ⅲ 評定得点(90) + 学力検査得点(110)×1.5 = 255点満点
  •  評定得点(90)×2.0 + 学力検査得点(110) = 290点満点
  •  評定得点(90) + 学力検査得点(110)×2.0 = 310点満点

いわゆる、Ⅰがバランス型、ⅡとⅣが内申重視型、ⅢとⅤが学力重視型の試験タイプです。
ただし、ⅣやⅤが追加されて影響があるのは、ボーダーライン上に並ぶ数パーセントの生徒たちだけのようです。

  • 評定得点   … 中3学年末の通知表 5段評定×9教科×2=90点満点
  • 学力検査得点 … 2月24日の学科試験 22点×5教科=110点満点

なお、どの方式を採用するかは高校側が決めます。
概ね、合格偏差値の高い高校や難関大学への進学率が高い高校ほどⅢやⅤを選択する傾向が強いです。

2学期までが勝負になる!

もっとも影響が大きいのは、試験日程が約10日も早まってしまうことです。

詰め込みの日程がヤバイ!

今年の日程感覚に重ねてみると、そのヤバさが分かります。
特に「学年末テスト」と「私立一般入試」の間を見てください。

2022年(従来の制度)

  • 3学期始業式 1月7日
  • 学年末テスト 1月18日~19日
  • 私立推薦入試 1月26日
  • 私立一般入試 2月1日~3日
  • 中学卒業式  3月3日
  • 公立入試   3月7日~11日

これが来年は

2023年(新しい制度)

  • 3学期始業式 1月6日
  • 私立推薦入試 1月16日~17日
  • 学年末テスト 1月17日~18日 ??
  • 私立一般入試 1月20日~24日
  • 公立推薦入試 2月6日
  • 公立一般入試 2月22日~27日
  • 中学卒業式  3月7日

などと変わります。

半数の生徒は学年末テストを捨てる?

来年からは、私立高校の一般入試には2学期までの内申しか反映されなくなるようです。
日程的に見て、3学期の成績を気にするのは、公立一般入試を受験する生徒のみとなるでしょう。

これまで一般入試であれば、私立も公立も、3学期までの内申点が反映されてきました。
しかし来年からは、3学期の成績が関係するのは、公立一般入試のみとなります。

つまり多くの生徒にとって2学期までの成績が重要になります。

【追記と訂正】

すでに早い受験日程を実施している他県の先生に聞くと、公立高校でも2学期までしか内申に含まれないそうです。
つまり3学期の定期テストは重要ではなく、私立高校の入試対策を完全に優先するそうです。
さらに愛知県内でも情報の早い中学校や塾の先生に聞いてみると、公立高校でも同様のことをおっしゃっています。
愛知県の公立高校入試でも、3学期は内申に含まれなくなる可能性があります。

公立一般入試は修羅の道?

さらに、大きな問題があります。

学年末テストと私立一般入試の日程が近すぎる問題です。
どちらの対策を優先したらよいのでしょうか?

私立が本命の生徒は、学年末テストは捨てればよいです。
どうせ3学期の内申は受験には無関係です。

しかし、公立が本命の生徒はそうはいきません。
私立高校の入試対策も、学年末テストの対策も、両方しっかりする必要があります。
それなのに、この日程間隔。
両立ができるのでしょうか?

一般入試を受験するなら2学期までに教科書を終わらせるべき!

こんな修羅の1月を乗り切るためには、12月までに実力を完成させるしかありません。

要するに2学期までに教科書を全て終わらせます。
遅くとも12月中旬までに教科書を終わらせて、12月下旬には私立の過去問を解きつつ、学年末テストの対策もする、という勉強になるでしょう。

学校の進度に合わせていたら、もう受験どころではないのです。
あるいは、学校の学習スピードが今までよりも早くなるのかもしれません。

そんな感じで、2学期も過酷な期間になりそうです。

するとさらに逆算して、夏までに基礎を固めておかなければ、2学期も乗り越えることができません。

何が何でも夏までに基礎を固めよう!

ということを逆算して考えてくると、もう夏休みまでに、いかに勉強したかで勝負が決まりそうだということです。
2学期に入ってしまうと、勉強がスピードアップして、復習をする余裕などなくなります。

夏休みまでに1年生、2年生、3年1学期の復習をがっちり固めておく必要があります。

今までのように秋から大逆転というのは難しくなるでしょう。

模試の形式がすぐに対応できない!

もう1つ、注意です。

4月から始まる愛知全県模試。

すぐにはマークシート方式に対応できないそうです。
(愛知県からの発表が急だったので、これは仕方がないです。)

おそらく第1回~第3回くらいまで、従来の記述回答形式で実施される見込みです。
マークシートに対応できるのは、おそらく第4回あたりからでしょう。

ちょっと練習不足が心配です。

まとめ

いま中学2年生の諸君は、新しい入試制度で受験に臨みます。

その影響で3学期にはテスト対策も私立入試対策も十分にやる時間が取れません。

2学期は学校の授業が加速して着いていけなくなるリスクがあります。
あるいは12月中旬までに独学で教科書を全て終わらせる必要があります。

12月下旬から冬休み中は、私立の過去問を解きつつ、学年末テストの対策もする、という過酷な勉強になるでしょう。

そんな2学期を乗り切るためには、夏休みまでに基礎固めを完成さておく必要があります。

来年からは、夏期講習が最後の砦になるでしょう。

夏休みは1日10時間、1か月で400時間くらい勉強する必要があるでしょう。
学校でマイペースや新研究を購入し、1学期~夏休みの内に、ガンガンやりつくしておきましょう。

秋になってから「受験対策をして欲しい」とお問い合わせがくることがありますが、来年度はお断りするかもしれません。
基礎固めがお済であればお受けしますが、その時期から対策を考える時点で基礎固めがされてないケースがほとんどです。

秋から逆転するには、知能指数(IQ)125以上(上位5%)くらいでないと、ちょっと無理だと思います。

 

 


進学実績

卒塾生(進路が確定するまで在籍していた生徒)が入学した学校の一覧です。
ちなみに合格実績だけであれば更に多岐・多数にわたります。生徒が入学しなかった学校名は公開しておりません。

国公立大学

名古屋大学、千葉大学、滋賀大学、愛知県立大学、鹿児島大学

私立大学

中央大学、南山大学、名城大学、中京大学、中部大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知東邦大学、同朋大学、帝京大学、藤田保健衛生大学、日本福祉大学

公立高校

菊里高校、名東高校、昭和高校、松陰高校、天白高校、名古屋西高校、熱田高校、緑高校、日進西高校、豊明高校、東郷高校、山田高校、鳴海高校、三好高校、惟信高校、日進高校、守山高校、愛知総合工科高校、愛知商業高校、名古屋商業高校、若宮商業高校、名古屋市工芸高校、桜台高校、名南工業高校

私立高校

中京大中京高校、愛工大名電高校、星城高校、東邦高校、桜花学園高校、東海学園高校、名経高蔵高校、栄徳高校、名古屋女子高校、中部第一高校、名古屋大谷高校、至学館高校、聖カピタニオ高校、享栄高校、菊華高校、黎明高校、愛知みずほ高校、豊田大谷高校、杜若高校、大同高校、愛産大工業高校、愛知工業高校、名古屋工業高校、黎明高校、岡崎城西高校、大垣日大高校

(番外編)学年1位または成績優秀者を輩出した高校

天白高校、日進西高校、愛工大名電高校、名古屋大谷高校

※ 成績優秀者・・・成績が学年トップクラスで、なおかつ卒業生代表などに選ばれた生徒

 


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