愛知県の公立高校入試まで、残り数日となりました。
いよいよラストスパートです。
日程は次の通りです。
3月6日(火)公立中学 卒業式
3月8日(木)B日程 筆記試験
3月9日(金)B日程 面接試験
3月12日(月)A日程 筆記試験
3月13日(火)A日程 面接試験
3月19日(月)合格発表
さて、直前は何をすべきか、おさらいしましょう。
直前にすべきことはミス対策、つまり「ミスをしないための手順確認」でした。
例えば、
- 問題文を最後まで読まずに答え方で失点がおおかったので、問題文のキーワードに〇印をつける
- 代入計算で符号のミスが多かったので、マイナスの数値に()を付ける
- 理科の計算で小数点の位置や桁がズレて失点が多かったので、数字の単位(cmかmか、など)に〇印をつける
などなど、勉強の実力というよりは、行動パターンの改善や手順の確認です。
勉強なら、今から新しい解法をマスターするよりも、暗記で点数が増えることを優先しましょう。
そして試験にのぞむ心構えの注意点は、
- 1問でも多く取りにいく ⇒ ダメ!
- 合格点を取りにいく ⇒ OK!
でしたね。
要するに、緊張対策でした。
できない問題があっても、だいたい合格点くらい解けていたら、焦らず、むしろ捨てに行きましょう。
その感覚が分かるように、今まで過去問や予想問題を時間を計って解いてきたのですから。
ついつい「1問でも多く取ろう」と考えがちですが、それはダメですよ。
そういう気持ちでいると、実力以上に力を出そうと緊張してしまい、それだけ、できなかった問題を気に掛けるようになってしまうからです。
本番でくよくよしてはいけません。
1教科おわったら、すぐに次の教科に頭を切り換えてください。
自分ができなかった問題は、どうせ周りの受験生だってほとんどできていません。
模擬試験で、ある程度の合格判定を受けてから、受験に来ているのです。
ベストを尽くすとは、本番で実力以上を出そうと力むことではありません。
むしろ気持ちをよく整え、いつもの自分の実力通りに力を出し切ることです。
いつも教室で指導してきたことです。
あぁ、でも、やっぱり念を押したくなってしまいます。
しつこいようですが、教室でやってきたこと、それを、いつも通りにやりましょう。
あともう少し、頑張って!