親が勉強を教えるとケンカになる!?

親子げんかのイラスト

テスト対策や3者面談で、教室が凄い人口密度になっています。

さて、不思議、でも共感してしまう。そんな親子関係について考えます。

高学歴な保護者が増えた今、親が子に勉強を教えれば塾は不要です。
しかし上手くいきません。
うちの教室には学校の先生や大学講師のお子様も通っています。

なぜでしょうか?

原理は簡単! でも現実は難しい

簡単な質問で考えてみます。

  1. 「お前はバカだ!」と言われて勉強する場合
  2. 「きっとできる!」と言われて勉強する場合

どちらが成績を伸ばせそうだと思いますか?

素直に考えれば2ですよね。
わかりやすいです。
ほとんどの皆さんは、そう思われたと思います。

ところが実際には、この理屈通りにならないものです。

近い人ほど感情的になってしまう

例えば、ひどい点数のテストを親子で見直してみてください。

最初に何を言うでしょうか?

  1. 「こら、あんた、またこんな点とって!!」
  2. 「とりあえず、この問題から一緒に考えてみよう。」

理屈の上では、感情よりも行動が優先です。
次に対策することが具体的に決めて、いち早く見直しや復習に集中すべきです。

逆に、批判や評価ばかりされてしまうと、恐れや不安、恥ずかしさや見栄、イライラといった感情が先にきます。
間違えた理由も、次に何をすべきかも決まらないまま、行動に移れません。

勉強の効率を上げたいなら、感情の邪魔を排して、いかに早く個々の見直しに進めるかです。

そんな理屈は、なんとなく解っています。
けれども、肉親の間では、このような理屈が通用しません。
どうしても開口一番に子供の評価を言ってしまいます。

「こんな点数で恥ずかしくないの?」
「どこにも行けないよ!」
「こんな問題も分からないの?」

テストの中身を細かく見ずに、子供が何に困っていたかも聞かないうちに。
それも、一言ではなく、何度も何度も。

あるいは、

「なぜ、間違えたの?」
「何が分からないの?」

という質問の連続が、子供にとっては怒りの尋問のように感じられます。

ちゃんと話をしようと頭では思っていても、いざ対面すれば、どうしても感情的になってしまいます。
近いからこそ、大切だからこそ、感情が先に来てしまう。
みんなそうです。

他人だからこそ冷静になれる

生徒のことは一日中考えてますし夢にも出てきます。

しかし、親が子を思う気持ちに比べれば、そんな生徒への熱意ですら、まだ軽い方です。
やっぱり他人だからこそ、客観的に見られるし、言葉を選べるし、間を取ることができるのです。

これは生徒から見ても同じです。

「親から言われるとカチンとくるけど、先生から言われるなら、やろうと思う。」

生徒たちから、そのように言われます。
私が保護者の代弁をしたことになるわけです。

一方、面談の前には、生徒と事前に作戦会議をします。

「じゃぁ今度の面談では、お母さんにそう言えば良いんだね。」

自分から直接言えないから、私の口から言って欲しい。

例えば、志望校の相談です。
親が勧める高校と、子供が思っている志望校が合わないことなんて、よくあります。
自分の親なのですから、正直に言えばよいのですが、子供は子供で気を遣うのです。

だから私が生徒の代弁をすることになります。

同じ会話なのに、他人と話した方が納得がいきます。
不思議なものです。

親が学校の先生
親が大学受験まで指導できる高学歴

実際、そういう生徒たちが珍しくありません。

教えることに長けた人でも、実の子となれば、他人に任せるメリットがあります。
それも塾の役割です。

価値観の衝突

今どきの生徒に「受験戦争」と言うと「?」という顔をされます。

私や親の世代が高校受験や大学受験をしていた時代と今とでは、事情も価値観も違います。
いえ、私より若いお父さん、お母さんになると、すでにそうかもしれません。

どうしても自分の経験をもとに子供を見ますから、子供とは価値観の衝突が起こるわけです。

ですから面談では「受験状況の変化」について説明しなければなりません。
それをお話しした上で、親の価値観と子供の価値観の両方を取り持つ必要があります。

例えば大学受験。

ここ20年の間、センター試験の受験者数は50万人前後で安定しています。
少子化で生徒数が減る分を、進学率の向上で埋めてきたからです。

ところが大学の数は1.5倍に増え、大学生の数も増えました。
これは、推薦入試などセンター試験を使わない入試が増えたということです。

そして少子化は続いていますから、これからは学生の取り合いです。

取り合いと言っても、誰にでも入学して欲しいわけではありません。
大学の名誉を上げてくれるような生徒をいかに集めるかが大学の戦略です。
特に、その大学が強みとしている学科や研究室にマッチする生徒を集めたいです。

そこで推薦入試や独自試験が多様化してきたわけです。
当日の点数、つまり偏差値だけで進学が決まる方式はまだまだ健在ですが、
それと平行して、マッチングで学生を一本釣りする方式が増えてきました。

同じようなことが高校受験でも言えます。

そして、こうした動きは私立高校の方が圧倒的に速いです。
愛知県は公立高校主義でしたが、今では最初から私立高校を第一志望にする生徒が増えています。

実際、高校見学に行けば分かりますが、実物を比較してしまうと私立高校の方が魅力的です。
学生が本気でやりたいなら、部活を新設したり職場体験できるよう企業に話をつけて来てくれる。
そんな高校さえ出てきました。

もちろん中学受験もです。

偏差値だけで生徒を振るい落としていた時代から価値観を変える必要があります。

「勉強」の意味が広がった

ただし勉強しなくてよいわけではありません。

学生の評価が、5教科「だけ」から5教科「以外にも」広がったということです。
5教科の勉強がどうしても苦手だとしても、それを悲観する以外にも、道を探ることだできます。

偏差値やテスト対策だけ見てればよかった時代に比べたら、むしろ面談が複雑になりました。

その代わり学生に将来の道を開く手段が増えたとも言えます。

ヒーローズ植田一本松校や赤池校が「勉強の仕方を教える」を第一にしたのも、こうした背景があります。
一本釣りで進学した生徒は、むしろ進学後に成果を出す必要があります。

塾を卒業した後でも役に立ち続けるもの。

それを身に着けさせることが大事です。

役割が多すぎるお母様 たまには休んでください

最後に、こんな記事を見つけたので紹介しておきます。

子供たちには、いつか親の苦労を分かってほしいものです。
ただ、それを待っていても身が持たないので、参考にしていただけたらと思います。

母親が子育てに感じる”怒りの正体”と対策
「母親失格」と言われたくない心理
https://president.jp/articles/-/26509

お母さま向けの記事ですが、お父様にも参考になるでしょう。

 


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