今日もプログラミング教室の体験会をしました。
小学生の男の子。チラシをお母さまに見せ、
プログラミングは大事だ、やりたい!
と訴えて、ご両親と一緒に来てくれました。
お子様の話をきっかけに、保護者様もアンテナを高くし、
「え、もうそんなことになってるの!?」
とご興味を持たれたそうです。
最近このパターンが多いですね。
プログラミング教育なんて、もっと未来の話だよね。
そんな考えが、もう大昔のようです。
親の目の前で進化していく子供たち
ご両親が見守る中、はじめてお子様がパソコンを使い始めます。
はじめてのマウス操作、はじめてのキーボード。
そして、大好きなマインクラフト。
ゲーム機なら上手に操作できたのに、キーボードとマウスでは難しそうです。
それが5分、10分と経つ内に、使えるようになってしまいます。
でも、やっぱり最初は勝手が利きません。
自分で掘った穴に落ち込んでしまい、出られなくなってしまいました。
プログラミングの威力!
お、これは見せ場だな!
別の画面から「テレポート」命令を送ってみせます。
すると一瞬でワープして、もとの位置に戻れました。
え、どうして?
手ではできない操作も、プログラミングなら、できてしまうんです。
コンピューターを使いこなすのがプログラミングですから。
もちろん、今、手で操作していることも、全てプログラミングでできてしまいます。
例えば、ブロックを10,000個くらい壊したり置いたりして、平らな土地を作ろうとしたら、どれくらい時間がかかると思いますか?
プログラミングなら直ぐですよ。
プログラミング必須化の意味を再確認
お子様が新しいチャレンジをしている、その横で、
ご両親から多くの質問をいただきました。
ご興味を持っていただいて嬉しくなりました。
プレゼン資料も引っ張り出しながら、知っていること何でもお答えしました。
- 遊びを通じて体験ができること
- その体験の中に、コンピューター操作、立体図形を全方向から見ること、縦、横、高さの組み合わせだけで立体空間の中を移動すること(座標で考える基礎)、法則性や再現性を見破ること、などが、ふんだんに盛り込まれていること
- 体験を重視しないと、後で応用が利かなくなること
- 試行錯誤を通じて目的を実現させること
- 学習塾なので、学校で習う知識もプログラミングの道具として使うこと
- 簡単でもプログラミングの基礎はしっかり身につくこと
- 高度な数学やプログラミングを扱う上級コースもあること
- 人に合わせる必要がなく、本人に合ったペースで進めること
- これからは3桁のかけ算を暗算できることより、その計算式をコンピューターに伝えられる方が大切であること
- 逆に、お子様を電卓や辞書に仕立てるような教育は無意味であること
- プログラミングができる人は5時間の作業を10分でやってしまうこと
- これからはプログラマーでなくても、できて当たり前の素養になること
- 実は私自身がこれの開発者であること
などなど。
これからコンピューターや人工知能のおかげで、無くなってしまう仕事や、新しく生まれて来る仕事についても、お話ししました。
お父さまもお母さまも、ご自身の職場で起こっていることと結び付けて、
「そう、まさに今もそうなって来ています。」
と聞いていらっしゃいました。
どうして教育改革を急ぐのか、そこにプログラミングがなぜ必須化されるのか。
深くご納得、という感じでした。
保護者様の積極的なご参加のおかげで、濃密で充実した体験会になったと思います。
お子様にとっても、夢のある、夏休みの思い出になったことでしょう。
「やりたい、やりたい!」
と言いながら、名残惜しそうに教室を後にしていました。