間違いだらけの勉強法 まだ無意味に繰り返してますか?

勉強の仕方が分からない様子のイラスト

こんばんは。塾長の松下です。

今日は勉強法について、ご家庭での注意点を書きます。勉強法の細かいことは教室でしか指導できませんが、ご家庭でも作れる環境があります。これだけは間違えないようにお願いします。

思い出そうとした時に初めて記憶が定着する

勉強したことが定着するか否かは、脳みそが知識を必要と自覚したか否かで決まります。
つまり、

「あれ、なんだっけなぁ。」
「やべー、思い出せない。」
「あー、ちくしょう、のどまで出かかってるのに。」
「しまった、先に言われた。」
「なんか前にも同じことがあったなぁ。あれなんだっけ。」

などという感情を持ちながら思い出そうとした時ですね。
そして、こういう感情を起こせる方法も簡単です。

思い出せない、できない、答えられない経験をしてから勉強すればよいのです。
つまり、教科書を読む前に、ノートをまとめる前に、先に簡単な問題を解いておけばよいです。

良い勉強方法

  1. 問題集にチャレンジする
  2. 教科書を見直し、抜け漏れを覚え直す

何が重要なのかが分からないのに教科書を読んでも、意味が分からず記憶に残りません。
問題集に早くからチャレンジすれば、「出題された=重要」ですから、何が重要なのか自覚できます。その上で教科書を読めば、「あ、ここに書いてあったのかぁ。」などと思いながら、重要な部分の説明に注力できるので、記憶も定着しやすいです。
もちろん、問題集だけを繰り返しても効果が薄いです。問題集を解いた後は、脳みそが新しい情報を欲しがっているのに、また同じ問題だけを与えても、理解は深まらず、模範解答を覚えることしかできません。それでは応用が利きません。

一方で、多くの学生が次のような間違った手順で勉強しています。学校の「ノート提出」という宿題が悪く作用していることが多いです。

悪い勉強法

  1. 教科書を何度も読んでノートにまとめる
  2. テストの前に問題集を1回解いておく

学校の授業を聴いても頭に入らない生徒が、教科書をいくら読んでも頭に入るわけがありません。なぜなら何が重要か分からずに読んでいるからです。
その状態でテストの直前になって初めて問題集を開いても、たいていは手遅れです。

先に問題集を解くのが苦痛であれば、「何が出そう?」「何が重要?」と友人や先生に聞きまくればよいです。

真面目な先生はこの態度を否定するかもしれませんが、実はこれは悪いことではないんです。脳みそに「大切だぞ!」と言い聞かせてから取り組んだ方が定着するに決まっているからです。「根拠もないのに厳しいこと」というのが教育界には意外と多いです。

何が重要かを先に理解してから教科書を読め!

です。

躾と称して、無駄に厳しくしていませんか?

「何度も繰り返し読め!」
「漢字を30回ずつ書き取りしろ!」

何が大切か分からないのに作業だけを増やしても効果は望めません。

褒めるべきは成果でなくプロセス!

勉強は成果よりもプロセスを褒めるべき。

これは科学的に証明されている事実なのですが、なかなか守るのは難しいようです。
たいへん失礼ですが、かなりの保護者さんが守れていません。実は私自身も自分の息子が相手になると、ついつい守れなくなります。塾へ子供を預けるのは、他人の子供でないと冷静に指導できないからでしょう。

特に仕事を持つ方は「成果主義」の頭で見てしまうので「何でこんなのもできないんだ。今まで何をしてたんだ!」と子供を頭ごなしに否定するか、あるいは「本人の自主性に任せておけ」と放任してしまうかの、どちらか両極端な対応になってしまいがちです。

子供に勉強を教える時は、仕事モードから家庭モードに切り替えましょう。

私はこんな風に自分に言い聞かせています。

良い褒め方

  • 「今回はここを頑張ったから、結果が良くなったんだね。」
  • 「前回よりも勉強時間が増えたから暗記科目の点数が上がったんだね。」
  • 「出ると分っていた所をちゃんとやったのは偉いね。」
  • 「問題集で取り組んだ範囲では、ちゃんとできてたよ。」

プロセスを褒めるということは、因果関係を自覚することにつながります。自分が狙ったやり方で狙った通りの成果が出た時が、もっとも達成感を味わえます。「やった、思った通り!」という良いプロセスの集積が、やがて成績アップにつながります。
成功体験とは、良い点数を取った経験ではありません。「やった、思った通り!」という良いプロセスの自覚です。

悪い褒め方

  • 「80点なんてスゴイ!」
  • 「前回よりも点数が良かったから○○を買ってあげよう。」
  • 「○○ちゃんに勝って良かったね。」
  • 「さすが、天才だ!」

結果や才能だけを褒めるのは、根拠のない褒め方です。子供は素直なので褒めれば喜びます。しかし、子供は嬉しい一方で、自分がどうして褒められたのかが分かりません。正体の分からないものに対して、人間が抱く感情は、信じるか恐れるか、のどちらかです。つまり理由が分からない嬉しさは、裏返せば、失敗への恐怖にもなりうるのです。

成功が続けばよいですが、何事にも失敗はつきものです。

成果が出なかったとき、子供は失敗を隠すか、恥ずかしいと思うか、投げ出してしまうか、してしまいます。燃え尽きてしまうかもしれません。

勉強に失敗は許されないと思い込ませていませんか?

塾の指導を活かすために

私の教室は「勉強の仕方を教える塾」として指導しています。
しかし目の前に良い勉強法を用意しても、素直にそれを信じて受け入れてもらえるほど生徒指導は簡単ではありません。同じ能力の生徒がいても成績に優劣がつくのは、「勉強法の改善スピードに差がある」からでしょう。
正に、そこを信じるように導くのが教育者としてのやりがいです。

もっとも、ご家庭の協力があれば、もっと楽に成果が出ます。

上に書いたことは、ご家庭でも注意できることなので、ぜひお勧めです!

そうしていただけると私たちのスパイラル学習法による指導も早く効果が出ます。
英文法や問題の解き方といった勉強の教え方も大切ですが、正しい勉強法を教えることはもっと大切です。

「金の卵を手に入れるよりも、金の卵を産むニワトリを手に入れる。」

なんて、よく言いますよね。

実は、この春から教室の指導方法がバージョンアップします。「スパイラル勉強法2.0」の登場です。

これまでのバージョン1.0は、指導法と講師研修を体系化したものです。次のバージョン2.0では生徒へのコーチング法を追加します。塾として「講師の指導スキル」を向上させるのは勿論ですが、これからは「生徒の勉強スキル」にも直接手を入れます。

講師も生徒も同じ「あるべき勉強法」を共有し、講師はそれに生徒に教える指導スキルを、生徒はそれを取り入れて勉強法を、双方向にレベルアップさせます。結果的に相乗効果で生徒の成績をアップさせます。

そのことについては、また別の機会に書きます。

 


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