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どうなる1学期の定期テスト? テスト範囲が決まるポイント

黒板_定期テスト

塾長です。

臨時休校が解除されて学校が再開しました。
愛知県は緊急事態宣言が解除されたからです。

やっぱり学校が再開になって生徒たちは嬉しいみたいですね。
今週は身体測定や新学期のレクリエーション、「新しい生活」の説明などがメインのようです。
季節は夏ですが雰囲気は春みたいな感じです。

教室の雰囲気づくりや心のケアからスタート

生徒たちに学校の様子を聞くと、学校の先生方が生徒たちのメンタルに気を遣っていらっしゃる様子が伝わってきます。
例えば、同じ時間の中で先生が交代したり、授業中に他の先生が教室に顔を出して挨拶するなど、できるだけ多くの先生と生徒たちが顔を合わせられるように工夫しています。
新学期最初のイベント期間だからこそ、今のうちに交流を深めておく必要があります。

長引く臨時休校の後です。
稲武の野外学習や体育祭、部活の大会などが中止され、夏休みも短くなり、悪い知らせばかりが続いた後です。

学校と子供たちの間の心の距離を、少しでも早く縮めようと努力されている。
そんな学校現場の姿が目に浮かぶようです。

今週からテスト対策の案内を開始!

このようなホンワカした学校の雰囲気も今週いっぱいまでです。

勉強の遅れを取り戻すために、夏休みまでカットしています。
いよいよ来週から勉強の加速が始まります。

すると次に気になるのがテストの日程。

テストがいつなのか?

3学期制の学校では多くが

  • 7月の第2~3週目にテスト!

を実施するようです。

そこで今週からその日に受けた定期テスト対策の案内を生徒たちに配り始めました。
今週中にはすべての生徒に行き渡るようにします。

そしてテスト範囲はどこまでなのか。

そろそろ学校行事表が配られ始めています。
まずはそれをチェックしていきましょう。

年度内に挽回する予定の学校が大半

3月下旬~5月末まで臨時休校が続きました。
丸2か月の遅れです。

文部科学省はこの遅れを挽回するために、次の方針を通達しています。

  • 遅れの挽回は学年をまたがってもよい
  • 家庭学習で履修できた分は学校で授業をしなくてもよい

ところが実際の学校現場では、この通達を受け入れることはできなかったようです。

  • 夏休みを2週間~3週間カットする
  • 週に1時間くらい授業を増やす

という方針で、年度内に後れをできるだけ挽回していこうとする学校がほとんどのようです。

文部科学省は小1や中1などの初学年と、中3や高3などの卒業学年の挽回を優先し、他の学年は年度をまたいで挽回を図ってもよいとしました。
つまり学年で対応の濃淡をつけてもよいという方針です。

ところが学年ごとに対応を変えるとなれば、学校にとって管理負担が増えるばかりで、むしろ運用が難しくなるでしょう。
そうなれば、せっかくあれだけ強引に進めてきた学校の先生の「働き改革」が、無に帰してしまいます。

結果として、全学年で足並みをそろえ、一律に年度内に遅れを取り戻すのが無難です。
そのために夏休みをカットし、学校行事を中止し、授業数を増やしています。

定期テストが5回から4回に

今年は定期テストの回数が減りました。

3学期制の学校では、年間5回から4回になりました。
例年、1学期の定期テストは5月末と7月頭の2回に分けて実施されてきましたが、今年に限ってはその2回分が7月の1回に集約されてしまいました。

つまり第1回定期テストの範囲は「1学期のすべて」です。
もう少し正確に言えば、次の範囲です。

  • 前学年の2月中旬~3月中旬の範囲
  • 今年6月分

これらを一括すてテストするような内容になります。

ちなみに2学期と3学期の定期テストについては、ほとんど昨年と同じ日程で行われるようです。

もちろん、2学期と3学期のテスト範囲は例年よりも少しずつ広い範囲になるでしょう。
1回のテスト範囲あたり7~8時間の授業に相当する量の範囲が、例年よりも追加されて出題されます。

1学期のテスト範囲は?

ヒーローズ植田一本松校では、公立中学校で行われる7月の定期テストについて、その範囲を予想して掲示しました。

いつも定期テストの1か月前に範囲を予想して張り出すのですが、今回は予想が難しかったです。
おそらく開校して以来、最も難しかったと思います。
というか、ほぼ予想できません。

ですから予想の立て方を変えました。
今回だけは次のように判断して作りました。

  • 「これ以上進んでしまったら生徒が着いて来れないだろうという範囲」
  • 「さすがにこれ以上は進まないだろう」

このような観点で予想範囲を作りました。

それでも大きな不明点を抱える教科が2つありました。

社会と国語です。

地理と歴史のどちらを優先する?

中3の社会は予想しやすいです。

地理の残りを優先して終わらせ、そのうえで歴史をできるだけ進める!

これ以外に進め方の選択肢がないからです。

難しいのは中1と中2の社会。

地理と歴史をバランスよく進めるのが理想ですが、実際にはどうしてもどちらかが優先して進みます。

例えば、第1回の定期テストで地理が歴史より多めになってしまったとすれば、第2回の定期テストでは逆に歴史が多めになります。
そうやって地理と歴史の進退が交互に入れ替わって年間を通じて進捗のバランスをとっていきます。

しかし、こうも臨時休校が長いと、どちらも大幅に遅れています。
そして定期テストまであと5週間くらいしかありません。
このような短期間で教科書を進めるなら、やはり地理か歴史のどちらかが優先して進むことになるでしょう。

例年、中1の社会は歴史の方から授業が始まりますが、時間に余裕がないのは地理の方です。
歴史は中3の1学期まで履修できる一方で、地理は中2までに全範囲を履修する必要があるからです。

すると、もしかしたら今年の中1は地理から始める可能性もあります。

同様に中2も地理を優先して進めるかもしれません。

国語は古典を2学期に繰り越す?

社会と同じくらい範囲の予想が難しいのが国語です。

例年であれば、愛知県の中学校の国語は、だいたい1学期のうちに次の内容を一通り習います。

  • 詩の朗読
  • 物語文/小説
  • 古典(ただし中1は古文なしで詩が多め)
  • 説明文

中学生はどの学年も古典(古文または漢文)を2学期の後半で習います。
その前段として、中2と中3は1学期に少しだけ古典を習います。

問題は、この1学期にならうちょっとした古典をやるのか否かです。

これまで国語の進捗が遅れたことが何度かありました
そういう時は1学期の古典をひとまずスキップして2学期に合わせてやってしまうような措置が取られてきました。

つまり、今回もそのような古典飛ばしがあるのかどうか。

そこがテスト範囲の注意点になりそうです。

なお、中1はテスト範囲に大きな影響が出にくものの、詩の表現活動が削減されてしまうでしょう。

中1はもとから1学期に古典を習いませんが、その代わり詩の解釈に時間をかけてきました。
詩の感想文をクラスで発表しあったり、詩から頭に浮かんだイメージを絵に描いたり。
そうした表現活動が普段点になるのでしょうが、今回はそれが削減されてしまうでしょう。

そうなると、どうしても知識の詰込みのようなテストになりがちです。
不服ではありますがノート丸暗記がテスト対策になります。

テスト範囲を仮決めしないと勉強が進められない

とはいえ、かなり予習が進んでいる生徒と、そうでない生徒の差がついています。

進んでいる生徒には、進み過ぎずに立ち止まって、復習を始められるように指示する必要があります。
進みが遅れている生徒には、残りの見通し示してモチベートする必要があります。

こうした明確な指導をするために、多少の当たり外れはあれど、テスト範囲を仮決めしておく必要があります。

中学によっては、テスト範囲表を配布する予定日を明示しているところもありますが、多くの学校はまだ予定の詳細を明らかにしていません。

早く知りたいところですが、現段階では塾としてできる範囲で進めます。

仮説を立てて進める。
違ったら改善する。

実はこうしたアプローチは、2020年度から始まっている教育改革後で、生徒たちが実践しなければならないことなんです。

臨機応変な対応をやって生徒たちに見せるのも教育のうちです。

 


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〒468-0009
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TEL:052-893-9759
教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

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