定期テスト振り返りシートV2

塾長です。

植田中学、御幸山中学では、本日で定期テストが終わりました。

生徒の皆さん、お疲れさまでした。
と言いたいところですが、まだテストは終わっていませんよ!

伸びる子は忘れる前に見直す

「鉄は熱いうちに打て!」

と言われます。
まだテスト勉強の記憶が残っている内に、すぐに見直しと分析をしましょう。
そして、勉強法を改善し、次に繋げることが大切です。

ここで「伸び悩む原因」が本当の意味で表れます。
そもそも伸び悩むお子さんは「テストの振り返り」を全くしません。
「やり方が悪い」とかいうのではなく、そもそも「やらない」。

つまり、考え方がものすごく短絡的、あるいは本能的になっています。

だから
テストの振り返りをする
という新しい行動パターンを身に着けていく必要があります。

テストの振り返りは、勉強法を改善する絶好のチャンスだと捉えましょう。

また、

本能的な状態: 点数で気分が激しく上下してしまい計画的に行動できない状態

から、

理性的な状態: 点数を客観的にとらえて、次の計画に活かしていく状態

へと、人として成長する訓練にもなります。
実際に社会に出てから評価されるのは、

何点取ったか

ではなく、

何をどうして来たか

ですよ。
会社や職場で、

「おれ、中学の時いつも数学で90点だったぜ!」

なんて自慢している恥ずかしい大人なんて、だれ一人いませんからね。

だから、いっしょに振り返っていきましょう。
テストの振り返りは、次回に向けて勉強の仕方を改善するチャンスとも言えます。
というか、そもそも改善はずっと続けるものです。

もう終わったテストを振り返るのは、面倒だし、ちょっと見たくないと思うかもしれません。
でも大切なことですから、ちゃんとやりましょう。

要するにPDCA

PDCA のうち、テストはD、振り返りシートはCです。
そして勉強法を改善して次のテストに挑むのがAです。

  • P テスト前の勉強計画や
  • D テスト!
  • C 定期テスト振り返りシート
  • A 次回のテスト勉強とテスト!

結果を分析して、次に活かすまでがテスト対策です。
PDCAを無意識に回せるようになるまで、定期テスト振り返りシートで訓練をしていきましょう。

勉強した知識は大人になって忘れても、PDCAの行動パターンは一生の宝になります。

簡単に改善できることから書く!

テストの振り返りをして、次回の方策を考える時は、簡単にできそうなことや自明なことから対策しましょう。
例えば、

  • 結果 → 漢字の読み書きで多く失点した
  • 振り返り → 毎回、学校から配られる漢字プリントから出題されることを知っていたのに、やってなかった
  • 抱負 → 漢字プリントの書き取り練習を必ずやる!

こうすれば、次回は漢字の分だけ、必ず点数が上がります。

このような分かりやすいこと、取り組みやすいことから、まず反省して対策していきましょう!

定期テスト振り返りシートを改善しました

ということで、ヒーローズ植田一本松校では、テストが終わると、いつも

定期テスト振り返りシート

を配って、提出するように言います。
提出率100%を目指して頑張りましょう。

そして、今回からフォーマットを少し改善しました。

シートの改善点

  1. 脱ハンコ(保護者サインでもOK)
  2. 「目標値」の説明を分かりやすく
  3. 分析をたくさん書けるように記載欄を拡大

最初の脱ハンコは時事ネタです。もちろん今までどおりハンコでもOKです。

テストの目標点の立て方とは?

シートの「目標値」には、平均点との差分点を書いてもらっています。

  • 平均点が目標なら、0
  • 平均点より10点上を目指したいなら、+10
  • 苦手科目だけど平均点から10点以内にはとどまりたいなら、―10

みたいに書けばよいです。
ただ、これが分かりにくいみたいで、毎回質問を受けます。
ですから記載欄の近くにある説明を、分かりやすい説明に改善しました。

「平均点との差」を目標値にする理由

ところで「平均点との差」を目標にする理由が分かりますか?

実は、定期テストは「点数」を目標にしても、あまり意味がありません。
毎回、平均点が激しく変わるからです。
平均点の変動に合わせた目標の立て方をする必要があります。

そこで平均点との差を目標にした方が良いだろうということです。

もちろん、本当は学年順位や偏差値を目標にした方が、統計的には正しいです。
しかし、それらの情報を開示していない学校や学年がありますし、自分で計算できる数字でもありませんね。
だから簡易的に「平均点との差」を書いてもらっています。

そして、その目標値は生徒それぞれでかまいません。
+20点でも-15点でも、それが生徒本人の努力に見合ったものであれば、それはそれで正解なのです。
重要なのは、現実に合わせて何をするか、ですからね。

人には得手と不得手があります。
不得手なら、不得手なりの戦略を立てればよろしいのです。

たくさん書けるようにした理由

最後に3つ目の改善点。
テストの結果が目標値に届かなかった理由を分析して書く欄を広くしました。
3行くらい書けるようにしました。

これまで皆さんが提出してくれた書きっぷりを見ていると、どうやら

「1教科で1つの欄」

という暗黙のルールが確立しているようです。
ですから、それを逆にさいようさせてもらい、1つの欄を3行に分けました。

それに合わせて記載の事例も変更しておきました。

思う存分、書きまくってください!

 

皆さんからのシート提出を楽しみにしております!

 


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