国語はどうやって勉強しますか? どんな問題が出ますか?

国語

塾長です。

今日は国語の「読解力」について書きます。

3月は急に学校がお休みになってしまいました。時間を持て余すくらいなら、普段やらない勉強にも取り組んでみましょう。
そこで、ついつい後回しになりがちな国語の勉強。少し本気で取り組んでみてはいかがでしょうか。

  • 国語が苦手
  • 国語の対策がわからん

という人のために、国語の勉強の仕方について書きます。

※ 毎度のこと、長文注意です。

国語にS・F・Kはあり得ない!

塾長は中2まで国語はS・F・Kで解いていました。センスとフィーリングとカンです。もちろん悪い点数でした。何を勉強したらよいか、まったく解らなかったです。

今は得意ですよ。だって、

国語にはセンスやフィーリングは不要、むしろ邪魔!

ということを知っていますから。だから、そのことをズババッと書いていきます。

  • 勉強のやり方が良く分からない
  • ちゃんと勉強したことがない

国語と言えば、そんな感じの生徒が多いです。

  • センスやフィーリングで何となく解いている
  • 小説や物語は読めるけど、説明文や論説文は苦手

これも本質は同じですね。

こういう状態だと、ちゃんと勉強していないので、学年とともに点数が下がっていきまう。それが一般的です。センスやフィーリングで解いている限り、いくら問題集をこなしても点数は伸びません。

読解力とは?

そもそも「読解力」とは何でしょうか?

もちろん色々ありますが、一言でまとめるなら、

「一字一句を正確に読み取れる、書ける。」

ということです。これに尽きます。本当です。

逆に言えば、言葉の「意味の受け取り方」や「言葉の使い方」が少しでも雑だと、直ぐに減点されます。それがもっとも大きな目線での出題傾向です。国語のテストはそのように作られています。実はむしろ、そのようにしか問題の作りようがないのです。

センスやフィーリングで解くから間違える

逆に、国語の読解で出題されない問題というのがあります。次のようなことは問われません。

  • 読んだ感想を書け
  • この文の主旨をふまえて自分の考えを書け

このような問題は正答を1つに決めることができません。受験者が10人いたら10通りの答え方ができてしまいます。つまり答え合わせができません。だから出題されないのです。

あくまでも、

  • 書いてある通りに読み取れたか?
  • どこまで正確に読み取れたか?

ということが問われます。「言葉通りに読んだなら、こうにしか読み取れないはず。」そういう内容だけが問われます。それが読解問題です。

そして国語の問題の難易度は、語彙力の他に、読解の「正確さ」や「厳密さ」でも決まります。

筆者が使う言葉の1つ1つについて、細かいニュアンスまで読み取れたかどうか?

これで国語の実力に差がつくようになっています。

正解が1つに決まるような問題ですから、読み手の価値観や感情は関係ありません。読み手がだれであろうと答えは1つです。そのことを強く意識しなければ全く点数が取れません。

つまり、自分のセンスやフィーリングで解くから点数が取れなかったわけです。

自分の考えを脇に置くことから始めよう

次に対策を考えましょう。

書かれてある通りに答えれば正解する!

国語が得意な人からすれば、これは簡単に思えます。しかし苦手な人にとっては、これが難しいのです。なぜなら、

文章を最後まで集中して読めない

からです。読んでいる途中で気が散ってしまい他の事を考えてしまいます。文章を読み終える前に、どうしても自分の感情や考えに注意が移ってしまいます。

国語が苦手な人は、頭の中で、こうした注意散漫が頻繁に起こっています。

これを克服する必要があります。

文章を読んでいる間に、自分の考えを脇に置き続ける訓練

これが必要です。まず自分の考えを横に置いて、書かれている内容に最後まで集中する事から始めましょう。

「復唱」と「指さし呼称」を試してみよう

実は、こうした注意散漫への対策はすでに存在します。

工場や工事現場など、ケガをすることが許されないような現場で実践されています。交通安全も同じです。学校で自転車の乗り方を教わった時に、もしかしたら経験しているかもしれません。

それは次の2つの行動をすることです。

  • 復唱(ふくしょう)
  • 指さし呼称(ゆびさしこしょう)

安全にかかわる注意事項は、うっかり読み飛ばしたり、聞き漏らしたりすれば、ケガや事故になりかねません。注意散漫が命取りです。だから対策があるのです。

復唱とは

復唱とは、言われたことを自分の口で言い直すこと、オウム返しをすることです。

文章に書かれたことを黙読したら、文章を手でおおい隠して、声に出して言ってみましょう。一字一句正確に。きっと慣れない用語や言い回しがあると、うまく出てこないでしょう。そしたら、チラと文章を見て、また空で言ってみましょう。

練習ですから「1文字でも間違えたらやり直し」です。

ちゃんと「1文字でも間違えたらやり直し」を守りましょう。こういう小さいことをバカにせず、きっちりやることです。

指さし呼称とは

指さし呼称とは、注意すべきものを指さして、その名前や状態を声に出して言うことです。

例えば「信号が青になったら横断する」を徹底させるために、信号を指さして「信号が青」と声に出して確認させます。こうすると、青になる前の「見切り行動」や「飛び出し」が防止されて事故を防ぎやすくなります。

文章を読んでいる時に、新しい言葉や言い回しが出てきたら、その言葉を指でさして、声に出して言いましょう。そして、その意味が書かれている文章を指でなぞって、声に出して読んで確認しましょう。

体も動かして集中を持続させる

だれでも文章を読んでいる途中で気が散ってしまったら、もういちど読み直します。しかし、ただ読み直すだけでは、また気が散ってしまい、注意散漫の無限ループになってしまいます。

そこで「体も動かす」という工夫をします。頭と体は連動して動きやすいので、「読む」という頭の働きと並行して、「声に出す」「指でさす」という体の動きを加えれば、文章に集中しやすくなります。

家庭学習で、ぜひやってみてください。

  • 国語が苦手な人
  • 学校の先生の話が頭に残っていない人

は、こうした訓練から始めてください。

人の話を聞く時も「復唱」や「指さし呼称」は有効です。ただし相手に失礼にならないよう、あらかじめ断っておく必要があるので注意しましょう。

どんどん書き込もう!

復唱や指さし呼称にも欠点があります。周りに人がいる場所やテスト中に使えません。声を出したら恥ずかしいし、迷惑かもしれません。

そこで、代わりに文章に書き込むことをしてください。

  • 復唱する代わりに、指で文章をなぞりながら、頭の中で言い直します。
  • 指をさす代わりに、キーワードを〇で囲ったり、文の横に線を引いたりします。

教科書を汚したくなければ、コピーを取ってガンガン書き込みましょう。

文章のジャンルに左右されず、国語で満点ちかく取れる生徒は、だいたい文章に線やマークを多く書き込みます。苦手な生徒は、問題文が真っ白のままです。

文章に書き込むノウハウは色々あります。長くなるので、ここでは書きませんが、まず国語が苦手な人は、手を動かしてください。まずスタートラインに立ちましょう。

5W1Hを明確に

今回は「文章に集中する」ということをメインに書きました。読解の「正確さ」や「緻密さ」については、難問を解く次のステップと考えて、今回は書きませんでした。

それでも最低限の「正確さ」を体得するために、できることはあります。それは

会話の中で5W1Hを意識する

ということです。

そもそも日常の会話があいまいで、日本語をちゃんと使えていないかもしれません。会話しているようで会話になっていない。子供の会話というのは、往々にしてそういうものです。

そこで、「だれが」「だれに」「なにを」「いつ」「どこで」「どのように」を明確にして話すように心がけましょう。

お家で会話する時も、

  • × 今日は友達と遊んでから帰ってくる。
  • 〇 今日は3時に中央公園で待ち合わせて、花子ちゃん家でカードゲームで遊んでくる。4時30分になったらバイバイして家に帰ってくる。

のように正確な会話を心がけるようにしましょう。

「国語が苦手」=「先生の話を聞けてない」

最後に、ちょっと怖いことを書きます。

  • 文章を読み終える前に、注意が他に行ってしまう。
  • 自分の考えが邪魔をして文章の内容が頭に入ってこない。

こうした注意散漫は、文章に限らず、学校で先生の話を聞いている時にも起こります。

先生が話している最中に、他の事を考えてしまい、途中から先生の話が耳に入っていません。だから授業の内容が頭に残っていないのです。

好きな教科であれば、こうした注意散漫が起こりにくく、嫌いな教科であれば起こりやすい、とも考えられます。

  • 読解力があれば集中できる
  • 集中できるから読解できる

さて、どちらが先なのでしょうか。おそらく互いに相補的で、2つは同時に発達していくものだと想像しています。

何はともあれ、

文章を最後まで集中して読む

ということが全ての勉強の土台です。

今回は安全行動で実践されている「復唱」や「指さし呼称」を紹介し、そこから「問題文に線を引く、書き込む」という応用を紹介しました。

ぜひやって欲しいと思います。

1回や2回ではなく、継続的に習慣になるまでやりましょう。勉強の苦手な子は習慣になる前に止めてしまいます。1週間や1カ月だけ試して「やった」と言わないように。無意識に毎回やるようになるのが習慣です。

 


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