塾長です。とうとう9月がやってきます。長い長い夏期講習の激務がひと段落します。
「あー、学校が始まっちゃう。」
いろいろな意味でそう思うでしょう。うん、そうですよね。でも、まぁ、とりあえず2学期の勉強の始め方について書きます!
実力テストや課題テストの見直し
夏休み明けにすぐテストを行う学校が多いはずです。1学期の全てがテスト範囲なら「実力テスト」、夏休みの宿題がテスト範囲なら「課題テスト」などと呼ばれています。
2学期が始まって最初にやることは、このテストの受験になりますが、大切なのはその「見直し」です。
もしも夏期講習でみっちり復習して来た生徒なら、何も動じることはないでしょう。ざっと講習や宿題の見直しをすれば対策になります。しかし夏休み中ずっと遊び呆けていた、部活しかやっていなかったのであれば、もう今日や明日ではどうにもなりません。いさぎよく、血まみれの結果を受け入れましょう。
どちらにしても、テストが返ってきた後の見直しが大切です。なぜなら、2学期の勉強は1学期が基礎だからです。特に英、国、数・算数は2学期だけ頑張っても理解できません。
テストは受けっぱなしではなく、常に見直しの方が大切と心得ましょう。
そして今回の見直しは、10月の中間テストに繋がるのです。
どこまで予習を進めて良いか?
夏休みに予習が進んだ生徒も多いはず。復習が大切ですが、余裕のある生徒は予習も進んだはずです。
問題は、どこまで予習を進めるべきか?
大きな目安としては「次のテスト範囲まで」です。あとは実力に応じて、その半分までとか、予習は一切やらず復習に専念するとか、生徒ごとに変わってきます。
ヒーローズ植田一本松校では、8月27日から次のテスト範囲の予想を張り出しています。
「復習が終わったら何をしたら良いですか?」
「テキストを何ページまで進めて良いですか?」
実際こうした確認が講師や生徒から出てきていますよ。
本当に予習を進めた方が良いのか?
予習に意欲的な生徒ほど、成績が良いのでしょうか?
一見するとそのように思われますが、実は、予習に対する意欲の高さと成績との間には、あまり関係がありません。
確かに、理解の速い生徒は予習が進みやすい印象です。
一方で、復習をおろそかにする生徒もページだけは進みます。
むしろ復習に専念させた方が良い場合もあります。覚えたか、できたかに関わらず、とにかく「終わった」「進んだ」とページを進めてしまう生徒の場合です。「勉強」ではなく「作業」のクセがついている子供の場合です。このような場合、ページを進めても内容を覚えていません。生徒の言う「わかった」「できた」は参考になりません。
ですから、勉強のペースは、必ず第三者が客観的に理解度を見て判断した方が良いです。
学校の先生や塾の先生に相談して「予習を進めるべき」か、「復習に専念するべき」か、自分に必要なペースを助言してもらう方が良いでしょう。
受験生は過去問にチャレンジしておく
2学期は学園祭や合唱コンクールなどのイベントがあります。気持ちがフワフワ、そわそわする時期です。そして夏期講習や部活の反動で、中だるみしやすい時期でもあります。
しかし受験生で中だるみは致命的です。たとえば上位10%の成績を狙うなら、周囲の90%の生徒の勉強は間違っていることになるわけです。そういう事実を再度自覚しましょう。
とは言え、それでも気合が入りません。学校とは仲の良い友達に流される場所なのです。
そこで志望校の過去問を解いてみましょう。もちろん、間違いなく玉砕するでしょう。だから焦るはずです。論より証拠。気合が入るでしょう。
夏休みでたくさん勉強したとはいえ、あくまでも基礎力が固まっただけです。応用力や総合力は秋以降で伸びます。ですから、ここで気を緩めるわけにはいきません。
もちろん精神論だけではありません。
応用力や総合力を伸ばす勉強では、出題傾向に沿った練習か否かで、効率が大きく変わります。傾向を自分の眼で実感するためにも、基礎が固まった今の時期に、過去問を見ておくのです。
まとめ
- 学期の初めは、実力テストや課題テストの復習を念入りにする
- 中間テストや次の模試に向けて、その範囲の勉強に着手する
- 受験生は、志望校の過去問を解いて傾向を把握する
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