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英語

「きっかけの一言」は何? 成績上昇、賢さアップ、悩み解決

きっかけ

塾長です。

人生を左右する一言ってありますよね?

友達や学校の先生から言われた何気ない一言。
それが励みになることがあります。
その後の人生を変えるきっかけになることさえも。

成績を上げるきっかけ

特に今回は、成績を上げたりスキルを上げたりした塾長の「きっかけ」を思い出してみます。

塾長が中学生だったとき、高校受験生で経験したこと。
塾長が高校生だったとき、浪人生だったとき。

生徒たちと同じ年頃だった時の経験。
もちろん時代も世の中も今とは違っていますから、解釈は様々でかまいません。

私の経験した中から、順に書いてみます。
何か感じ取ってもらえたら幸いです。

授業中に覚えろ。

これは高校受験生になった時、兄から言われた言葉です。

「授業中のことは授業中に覚えろ。」

受験生になれば、中1と中2の復習をしなければなりません。
しかし復習ばかりしていたら、目の前の中3の勉強がおろそかになります。

そこで兄から言われた対策が

  • 中3の今の勉強 → 学校の授業中に頭に詰め込む
  • 中2までの復習 → 家庭学習でやる

というものでした。

「中3の勉強は、とにかく学校の授業中に頭に詰め込め。」

という指令でした。

「できないと思うな。できると思ってやれば、できるようになる。」

という熱血そのままのアドバイスですが、とても役に立ちました。

そもそも学校の授業中に本気で勉強している生徒は少ないです。

授業に「真面目に参加」している生徒は多いでしょうが、「真剣に暗記」している生徒は少ないです。
ちゃんとノートを取っていても「あとで復習しよう!」という気持ちなのが普通です。

簡単だけど真似されにくい

このように、もしも授業中に暗記まで真剣にやったとしたら、その時点で他の生徒と差をつけたことになります。

しかも真似されません。

多くの人は「そんなのできっこない。」と思うからです。
できるようになる前に、たった3日くらいで簡単に諦めてしまうからです。

ずっと後で知ったことですが、人間は耳で聴いたことを頭に入れる方が、文字で頭に入れるより楽なようです。
人類の進化の過程で、会話は早くから獲得した能力ですが、文字列の読み書きは最近獲得したばかりだからです。
勉強が苦手ならば、なおさら先生の話を授業中にその場で暗記した方が良いです。

さらに、授業に集中できるようになったおかげで理解力もアップしました。
またさらに、英語、数学、理科は、中1や中2の復習した知識と結びついて、定着度も上がりました。

私は高校受験で、かなり偏差値を上げる必要があったため、効果がありました。

あなたは授業中に、脳みその何%を使っていますか?

線を引くのは甘え。読むからには覚えろ。

これは大学受験のときに、弟の友達のI君から教わりました。

「参考書に線を引いたら勉強の邪魔。」

Iくんは後に京都大学医学部へ進学する程の秀才で、年下ながら凄いヤツでした。

私はそれまで、参考書の大切な所に線を引くクセがありました。
しかし、線を引いて紙面を汚してしまうと、次に参考書を読むときに邪魔になります。
それが勉強に良くないというのです。

大切なポイントがギュッと濃縮されているのが参考書なのですから、すべて大切に決まっています。
そもそも線を引く必要なんてありません(引いたら全部になるので無意味)。

しかも線を引いた瞬間に、

「あとで覚えればいいや」

という甘えが生まれてしまい、その場で覚えようとしません。

線を引く = 問題の先送り

ということです。
線を引くたびに、無意識のうちに脳みそが「おサボりモード」になります。
その無意識が、本来の記憶力を殺してしまいます。

知識は一期一会。
その場で覚えなければ、次に見直すチャンスがいつ来るか分わかりません。
その間に、実力がどんどん落ちて行ってしまいます。

実力を付けたければ、

「読んだからには、見たからには、必ず覚える!」

です。
そのように実戦的に構えていなければ、そもそも記憶力なんてアップしません。

体を鍛えれば脳も発達する。

これは兄と親戚のおばさんから言われたことで、高校生になってから知りました。

  • 体を動かさないと、頭も働かないぞ
  • 何でもモリモリ食べて活力を切らすな

塾長は運動音痴だったので、中2後半からは、どちらかというと運動よりも勉強を優先させました。
それなりに一生懸命に勉強しましたが、公立高校には届かず、第二志望の私立高校へ進学しました。

もしかしたら、中2~中3の運動不足が、勉強の伸び悩みに影響していたのかもしれません。

一方、高校時代は、自転車で毎日12Kmの通学路を走りました。
中学まではサイクリングですら片道10Kmを越えたことが無かったです。
しかし高校生になったら、いきなり毎日12Kmでした。

それなりに体力がつきました。
ご飯をたくさん食べるようになりました。

天体観測に精を出し過ぎて浪人してしまいましたが、
浪人しても相変わらず、予備校まで片道8Kmを自転車で通いました。

勉強には「集中力を持続させるだけの体力」が必要です。
浪人した時に毎日13時間の勉強ができたのは、その体力があったからだと思います。
同じ13時間でも、体力の有無で集中時間が違ってきます。

また、体が大きく発達するときは、脳も大きく発達するのだそうです。
これは数年前に薬学部の講師さんから教えてもらいました。
薬学部でそのような講義があったのだそうです。

頭だけ鍛えるのではなく、体もよく動かして、たくさんモリモリ食べる方が良いです。

【国語】たとえ読解問題でも、同じ問題を繰り返しなさい。

これは中学2年生の時に、職員室へ行って、国語のT先生に質問して教えてもらいました。

「国語の勉強の仕方を教えてください。」

「ワークは何回やりましたか?」

「テスト前に、ひととおり解きました。」

「3回くらい繰り返した方が良いですよ。」

これに対して、私は素朴にも、よくある質問をしました。

「でも、1回やったら答えを覚えてしまいます。」

「いえ。なぜそう答えなければならないのかを考えながら何度も取り組んでください。毎回、新しい発見があるでしょう。」

なるほど、と思ったので、言われた通りにやりました。
それ以来、国語のテストはクラスで上位に入ることが多くなりました。

「先生に言われた通りにやったら、読めるようになりました。」

「あら、そう。偉いわね。私はみんなに同じアドバイスをしているのだけれど。」

言われた通りに本当にやってくれる生徒は少ないのだそうです。
あいかわらず漢字は苦手でしたが、読解力は向上しました。

【国語】ゆっくり読みなさい。

中学生の時に、S先生という人に国語の家庭教師に来ていただいたことがありました。
S先生は父親が経営していた本屋さんのお得意様でした。
中学校の先生を定年退職されたばかりで、時間はたっぷりあるからと来ていただけました。

その時に、

「ちょっと教科書を音読してみてください。」

と言われたので、声を出して読み始めました。
ところが、10秒もしない内に止められました。

読むスピードが速すぎると言われました。

「今から私が読みますから、それと同じスピードで読むようにしてください。」

そういって、先生は少しゆっくり、話すくらいのスピードで読んでみせました。
1行読み終わったら、間を置くようにして、それから次の行を読むのです。

自分が思っていたスピードの3分の1くらいのスピードでした。
意外でした。

正しい読み方

国語の先生は、一瞬で文章を理解してしまうだろうから、きっとスピーディに読めるに違いない。

そんな先入観が私にはあったのだと思います。
しかし逆でした。

それから1行1行を理解しながら読む、という当たり前の指導をしていただきました。
言葉1つ1つの意味を確認しながら読み取る、という指導をされました。

先生の読み方には、自分が思っていたような焦りは一切ありません。
分からない言葉は辞書を引き、じっくりとその意味を確認するのです。
言葉の意味を確認するために、腰を据えて、ちゃんと時間を使います。

時間の流れ方がどんどんゆっくりになっていくような、そんな緻密な読み方でした。

「文章を読むとは、こういうことなんだな。」

初めて文章を読んだ気がしました。
それだけで読解力が上がりはじめました。

国語の勉強時間を確保していますか?

文は1字1句をていねいに読むものです。
わからない言葉の意味は、慎重に、ゆっくり調べましょう。

ということは、それなりの勉強時間が必要です。

多くの人が、国語の勉強を漢字書き取りだと勘違いしています。
漢字や熟語の文字だけを見ていても、書き取りを繰り返しても、何も実力は伸びません。
漢字を含む言葉の意味を文章の中で調べて、初めて言葉を学んだことになります。

国語という教科は、テストや模試の直前に焦って勉強しても無意味なのです。

まず、国語の勉強時間をしっかり確保すること。

多くの子供たちは、そもそも国語の勉強時間を用意していません。

死ぬほどゆっくり熟読する予備校の講義

ゆっくり緻密に読む、という読み方は、大学受験で浪人した時に、ふたたび訓練することになりました。
地元のとある予備校で、O先生の現代文を受講したときです。

O先生のテキストはめっちゃ薄いのです。
ペラペラです。
表紙の厚紙の方が、本編の全ページ分よりも厚いくらいです。

それで半年分。
たったこれだけ。

という感じのテキスト。
中を開くと、ハードな読解問題が、たったの5問ほど載っていました。
しかも半年で講義が進んだのは結局3問くらいでした。

めっちゃくちゃ進みがゆっくりで、
もう、これでもか!
というくらいに緻密に読み進めていく講義でした。

例えば、文章中に出てきた

「抽象的」

という言葉の意味について解説するだけで講義が終わった日もありました。
「抽」と「象」と「的」の、それぞれの意味を「図解」したうえで、「抽象」がどんな意味で「抽象的」がどんな意味なのかを深く解説したのです。
もちろん私がそれまで思ってきた「抽象的=なんとなく」という程度の意味の捉え方などとは、まったく別物で、驚きましたよ。

そういう発見ばかりの講義でした。

文章中の言葉1つ1つは、自分が思っていた意味よりも100倍も200倍も深い意味があるんだ!

そういうことを思い知らされたワケです。

  • 読んだつもりで読めてない
  • サラッと読み流しているから理解できてない

そういうことが痛いほどに分かる講義でした。
自分の常識を新しい常識で上書きしていくような講義でした。

回答するときに本文を読み返す時点で負け

このようなきっかけを得て、自分で問題に取り組むときも

「遅く精密に読む」

というスタイルを心掛けて練習しました。
本文だけではなく、設問を読むときもそうしました。

しばらくすると、文章を読んだ後に、文章の構造や細かい意味の関係が頭の中にくっきり残るようになりました。
おかげでマーク式の問題や選択問題であれば、回答時に本文を読み返すことが無くなりました。

ちゃんと読めば本文の内容は、かなり細かいところまで頭に入ります。
設問を解くのに、いちいち本文を読み返す必要はありません。

もちろん訓練は相当しました。
英語や数学と同じうように国語にもちゃんと勉強時間を確保しました。

本文の読み返し(2度読み)がほとんど不要。

これは、センター試験のような問題数が多くて時間がタイトな試験には有効でした。

よく、

  1. 最初に本文を一通り読む(速く読む)
  2. 設問を読む
  3. 本文を読み返して答えを探す(速く読む)

などとやる人がいますが、これでは間に合うはずがありません。
それをするくらいなら、

  1. 最初に設問を読んで質問されることを把握する
  2. 本文をじっくり読みながら回答する

とした方が速いです。

【英語】語順どおりに読まないから英語ができない。

浪人して予備校に通うようになって、最初にショックを受けたのが英語の講義でした。
自分の勉強方法が、いかに無駄で間違っていたかを思い知らされたからです。

かんばん講師であった予備校のK先生の授業でした。

簡単な英文でも読めない!?

The police dog a thief until they catch him.

この例文は、その予備校のテキストの「最初の1問目」でした。
いきなり最初の1問目から和訳ができません。
頭がクラっときました。

この文が読み取れなかった時点で、自分の英語がめちゃくちゃだと知りました。

× 自分の読み方: 単語の意味をつなげて和訳する
〇 講師の読み方: 文の構造で訳が自動的に決まる

ネイティブの人が英文を理解するときは、単語が登場してくる順番に理解していきます。
これはあたりまえです。
日本人なら日本語を日本語の語順のまま理解するのですから。

この事実を無視して、英文を無理やり日本語の順番で見ようとしている限り、英語が読めるようになるはずがありません。

英語は主語が最初で、次に動詞!

SV~という5文型の語順は、高1で習います。
今や中3の教科書にも載っています。

こんな当たり前の知識ですら「ただ知っているだけ」で、「ちゃんと活かして読む」ことをしていませんでした。

さて、上の例文で「ちゃんと5文型の知識を活かして」読んだらどうなるでしょう。
まず主節だけ、つまり接続詞 until の前までを取り出せば、

The police dog a thief

となります。
とりあえず、この文の和訳に集中すればよさそうです。
(もっとも、接続詞すら真剣に注意していなければ、まずこの段階の分析から怪しかったかもしれません。)

とにかく、この文を

主語 (S) | 動詞 (V) | その他

という3つに分けるとすれば、その方法は1つしかありません。

The police | dog | a thief

こうなります。

もうお判りでしょう。
なるほど、dog が動詞だったというワケです。

dog (動詞)

追い掛け回す
つきまとう

もちろん、こんな特別な意味まで単語帳で覚える必要なんてありません。
主語の次は動詞、ということを徹底すれば dog の意味は前後から想像できます。
つまり、

英語の語順通りに意味を拾っていけば、必然的に品詞と意味が想像できる

というワケです。
このことを分からせる趣旨の講義でした。

ということで、この例文はとても示唆に富んでいました。

つまり、全ての英文に対いて、

英語は英語の語順のままに理解する

という心がけを「徹底して」読む必要があったのです。
これを徹底せず、ただ単語の意味を何となく繋げているだけだから英語が読めないのです。

ちなみに、この例文は簡単な問題としての出題だったとういことです。
なぜなら、主語、動詞、その他、に分割する方法が1通りしかないからです。
だからテキストの1問目だったんです。

それでも、当時の私には全く歯が立ちませんでした。
これがつまり、

英語ができない!

という状態です。
英語が苦手というのは、そういうことなんです。

英単語が出てきた順番に理解できるように徹底する

という姿勢を守れるように、5文型を強制ギブスのように使って勉強すべきです。
それを無視して独自の読み方をしている限り、英単語や文法をいくら覚えても、まったく役に立ちません。

英単語
英文法
英語長文

などをいくら学んでも、それらを活かさなければ実力になりません。
それぞれを別教科であるかのようにバラバラに取り組んでいる状態で、とても非効率です。

5文型の徹底

これは、ほんのちょっとの心がけかもしれません。
しかし、この心がけが1つあるか無いかで、英語の学習効率が全く変わってきます。

英語の苦手を克服できる参考書

ちなみに、私が予備校で受講したK先生の講義と同等の参考書があります。

「英文解釈教室」伊藤和夫著 研究社 です。

有名ですよね。
この参考書は高2ハイレベル~高3夏期のレベルです。

これが難しいという方は、基礎編があります。
こちらは高1~高2のレベルです。
上に比べると網羅性は下がりますが、取り組みやすいです。ただし相応の国語の読解力が必要です。

これでも難しいという人は、動画や塾などで、さらに分かりやすい説明を受けた方が良いでしょう。

【数学】自分の頭で考え抜かなければ問題を解く意味がない。

高校生までに、問題集を反復してやる習慣が身についていました。
しかし、それにも限界がありました。

何のための反復学習?

数研出版のチャートシリーズと言えば、今でこそ色々ありますが、当時は「赤チャート」と「青チャート」しかありませんでした。
私は兄の勧めで赤チャートをやっていました(現在の赤チャートは、現役生にはおススメしません)。


赤チャートは非常に難しかったのですが、浪人して時間があったので2周くらいできました。
(微積と確率は赤チャートがなかったので駿台の問題集をやりました)

しかし、模試の結果は思わしくありませんでした。

一方、同じ高校から一緒に浪人していた友人は、数学がとても得意でした。
そこで、その友人に聞いてみたのです。

「模試になると解けない。どうやって勉強したらよいかな。」

「松下くんは普段から、ちゃんと自分の頭を使って、自分で解法を考え抜いて、知恵を振り絞って解いているかい?」

「うーん、5分くらい考えて思いつかなかったら、解法やヒントをちょっとだけ見ちゃうかな。」

「それは諦めが速すぎるよ。少しは粘って、もっと考え抜かないと。」

「え、そうなの!?」

「そりゃそうだよ。何言ってるの!?」

長い間とても勘違いをしていました。
そもそも「考える」という意味が違っていたのです。

そこで、Z会の通信添削の問題を引っ張り出してきました。
現役時代にやってはみたものの、手も足も出ず、押し入れの奥にため込んでいたものです。

「考える」とは!?

今はどうか知りませんが、当時のZ会の通信添削は、とても難問ばかりでいた。
1問解くのに3日も4日も考え抜くことがある、なんていうウワサ話を聞いたことがありましたが、自分には雲の上の世界だと思っていました。

しかし違ったのです。
自分は諦めるのが速かったのです。

出し損ねた添削問題に、今度こそちゃんと向き合おうと思いました。
そして気づきました。

自分に足りなかったのは、

学んだことを即座に頭の中から引っ張り出してくる訓練
アウトプットの訓練

であったと。

最初の何十問かは、とても苦しみました。
1問解くのに30分も1時間もかかりました。
問題数が進まないので、とても焦りますが、そこは気持ちとの戦いでした。

ところが50問ほど解き進めていくと、だんだん解法を思いつくスピードが上がってきたのです。
赤チャート2周の知識を、やっと引き出せるようになってきたのです。

  • 今まで覚えてきた公式や解法を、高速に思いだしてトライ&エラーをする。
  • あるいは、それらを組み合わせてみる。
  • 似ているパターンを思い出してみる。
  • とにかく図を描きだしてみる。
  • とにかく全ての場合を分けてみる。

できる限りの全てを尽くして考え抜く。

今まで学んできた知識を組み合わせれば必ず解けるはずだ!
そういう姿勢で、とにかく手と頭を動かしまくる。

そのように勉強するようになってから、次第に解けない問題が無くなってきました。

時間さえかければ、どんな問題だって解ける!

そういう状態になれば、あとは制限時間との戦いだけです。
私は2浪にして、やっと、そうなることができました。

ちなみに数学が得意だったというその友人は、東北大学に合格しました。

【社会】情報を増やした方が頭に入る。

私は中学生のころから暗記が苦手でした。

そういえば小学校の時は漢字が苦手でした。
小3の時は、漢字のテストがいつもクラス最下位だったので、担任のT先生が壁に貼ってある「今週の漢字」というプリントを僕だけに毎週プレゼントしてくれたほどでした。

暗記の苦手を思い知らされたのが社会のテストでした。
漢字にしろ社会にしろ、とにかく暗記が苦手でした。

効率化という落とし穴

社会のテスト勉強では、とにかく暗記の負担を減らそうと、できるだけ覚えることの量や数を減らそうとしました。

「よく出る!」
「これだけは覚えろ!}

みたいな薄っぺらい参考書に飛びついて、それだけを覚えようとしました。
とにかく暗記の対策は「最小限の努力で」とか「効率的に」とかいう発想でした。

結局、高校3年間もずっと社会は苦手のままでした。

大学受験では、現役の時に日本史を選択していました。
有名な「一問一答」の1冊だけに絞って反復して学習しましたが、全く頭に入ってきませんでした。

浪人してからは、日本史はダメだと諦めて倫理・政治経済に変更しました。
浪人してから知ったことですが、国公立大学の理系コースでは、社会の負担を減らすために、倫理・政治経済を選択する人が多かったからです。

受験では常識ですが、当時の私は、そういう科目選択の常識も、浪人してから知りました。

成りきって学ぶ!?

予備校の同じコースで国立大学医学部志望のMくんがいました。
Mくんは意外にも、倫理・政治経済の分厚い参考書を持ち歩いていました。

社会で楽するために倫理・政治経済を選択したはずです。
それなのに、どうして、わざわざそんなに分厚い参考書を持っているのか?
理解できませんでした。

それだけではありません。
自習の時にMくんと一緒に勉強していると、何だかブツブツうるさいのです。

「ソクラテスは言った。よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ!」

「うるさいよ!」

どうやらソクラテスについて学ぶときは、ソクラテスに成りきっているようでした。
そんなMくんは、周囲からはちょっと変態呼ばわりされていました。
でも、面白いヤツだと思いました。

Mくんは社会の偏差値が予備校で1位だったので、
その変態ぶりが、きっと勉強のコツなのだろうと思いました。

そこで私もMくんと同じ分厚い参考書を購入しました(残念ながら今は絶版です。同等の参考書も無いようです。)。

さすがにMくんのように何者かに成りきれるほど変態には成りきれませんでしたが、
知識1つ1つにイメージを膨らませ、興味を持って調べるようにし、むしろ情報量を増やして勉強してみました。

すると、それから間もなく、センター・マーク模試で70点を超えるようになりました。
名古屋大学理学部が志望だったので、社会は70点で十分です。

日本史をやっていた時に比べたら、あっという間に目標点をクリアしました。

効率を上げようと知識を絞り込んでいたのが逆効果だったのです。

暗記が苦手なのは、情報量を絞り込んでいたからです。
むしろ情報量を増やした方が楽に覚えられます。

漢字も同じ

ちなみに漢字も浪人時代に少しだけ克服できました。

いつも自習席で

「寝たら死ぬ」

などといった自己暗示みたいな標語を、紙に書いて机に張っているヤツがいました。
Hくんです。
筆ペンを使って習字のような字体でビシッと書いてありました。

ときどき、その標語が状況によって変化しました。
私が読めない難しい漢字がよく使われていました。

例えば、

「←五月蝿い!」

などと変化するのでした。

「Hくん、これ、何て読むの?」

「ああ、これはMくんのことだよ。」

「なるほど、読めたよ。うるさい、だね。」

「正解!」

こんな風に、漢字が得意なHくんから教わることが何度かありました。
そうした小さなことがきっかけで、国語の辞書をまめに引いて漢字を調べるようにしていました。

Mくんの一人コントは面白かったです。
Hくんの標語はためになりました。

二人とも国立大学の医学部に合格しました。
今頃はどこかで立派なお医者さんになっていることでしょう。

数学は自然を厳密に記述できる「言語」だ!

これは大学に入ってからC言語のプログラミングを独学するようになってから知りました。
数学とは何か。
もっと早く知っていれば、勉強の効率がもっと上がっていたことでしょう。

プログラミング言語も数学も英語も楽譜もすべて同じ!?

大学のサークルには、プログラミングがめっちゃできる先輩が何人もいました。
特に1つ上のK先輩は、もっとも会うチャンスが多かったです。

それで色々な質問をしている中で、K先輩から教えてもらいました。

「C言語とかFortranとかPascalとか、プログラミング言語は色々あるけど、どれも言語論やブール代数といった基礎論がもとになっているんだよ。何かの世界を漏れなく正確に表現するためには、何種類の文字が必要で、どんな単語やどんな文法を用意したらよいかっていう理論があるんだよ。プログラミング言語も、日本語も英語も数学も、音楽の楽譜だって、みんな言語。そういう本質を勉強すると、みんな一緒に見えてくるから面白いよ。興味があったら勉強してごらん。」

そんなスゲー知の世界があるんだと、ビックリしたのを覚えています。

数学も日本語や英語と同じ言語です。
そればかりか、楽譜も言語らしいです。

そういえば、プログラムも楽譜も、どちらも共通して「コードを書く」なんて言います。
コンピューターの命令も、音を表す音符も、どちらも「コード」と呼ばれます。

最も精密に科学を表現できる言語

自然界の物理や化学の法則は、とても精密で再現性があり、おそらく宇宙のどこに行っても同じです。
磁石に釘がくっつくという現象は、ミクロな原子核と電子の間でも同じように働くし、マクロでは銀河の磁場で電子が加速される所でも同じです。
地球の重力で月が公転するように、太陽の重力で地球が公転し、木星の重力でガリレオ衛星が公転し、銀河の重力で太陽系全体が公転します。

このような厳密で再現性の高い現象は、人間の気持ちや行動とは全く関係なく起こります。
ですから自然科学を表現する方法も、同じように人間の気持ちや行動、文化などに左右されることなく記述できる方法でなければ、意味がありません。

人間の文明とともに発達してきた日本語や英語だからそこ、むしろ自然界を正確に表現できないのです。

ですから、科学者は数学で自然界の法則を表現することにしました。
時に科学者が数学を発明し、時に数学者が科学を発展させてきました。

では、

「数学=言語」だと気づいたことが、なぜ勉強の効率を上げるのか?

それについては、次の「F=ma は真理ではなく定義」で書きます。

大学のサークル室は、こんな会話が日常茶飯事。
毎日こんな話を無料で聞き放題の素晴らしい空間でした。
私は1日の半分以上をサークル室で過ごしていました。

#今の大学生はコロナ禍で大学に入り浸ることができません。本当に気の毒です。

【理科】F=ma は真理ではなく定義。

高校物理の教科書で、初期に学ぶことになる力学の公式

F=ma

これについて、ちゃんと説明できるか否かが先生の腕の見せどころ。
少なくとも、

「これが真理だ。だから覚えろ!」

みたいな説明をしてしまったら大失敗。
生徒はドン引きです、悪い意味で。

F=maのように数式で書かれた科学の公式。

他にも色々なものがありますよね。
しかし残念ですが、それらが自然界の真理かどうかは誰にもわかりません。

そもそも公式とは何でしょう?

そもそも数式は日本語や英語と同じ「言語」でしたね。
つまり「公式」とは、科学者が自然を観察して気が付いた法則性を記録した「説明文」なのです。

公式 = 説明文

自然界に何かの真理があったとしても、それのどこまでを人間が理解できているか。
これは永遠の謎です。
だから科学の探求は尽きることがありません。

科学者はそんな未知なる自然界の謎解きに挑戦します。
その末に理解できた範囲の法則性を表現したのが公式なのです。

人間が勝手に作ったもの

つまり公式は実験や観察をした科学者の創作物と言えます。
作家が創作した文学作品みたいなものと言えます。

私たちが小説を読んで、その内容を通じて作家の世界観を味わうように、
科学の公式を理解して、それを生み出した科学者の努力や業績を理解できます。

文学と科学が異なるのは「普遍的」あるいは「客観的」か否かです。
科学では「いつ誰がどこで実験しても同じ結果になる」というのが公式の価値です。
文学では読み手の状態によって解釈が変わってしまうことが、むしろ価値になります。

難しさの意識の正体

ところが、多くの学生は公式を真理だと勘違いしてしまうようです。
さらに悪いことに、公式から自然の真理を感じ取れることが理系の才能なのだとか、そんな勝手な妄想をしてしまうのです。

× 数式=自然界の真理
× 数式を見て真理が理解できる=理系の才能
× 数式を見ても何も感じない = 理解できない(理系の才能がない)

それでは、公式の正しい理解のしかたとは、どのようなことなのでしょうか?

これは冒頭の F=ma に戻って説明しましょう。

F=ma

F: 力 [N]
m: 質量 [Kg]
a: 加速度 [m/s²]

これはニュートンさんが、リンゴが落っこちるのを観察したり、色々な重さの物体を押したり引いたりして、精密に実験を行なった結果のレポートです(リンゴの逸話が本当かどうかは不明ですが)。
観察の結果、ニュートンさんが出した結論は次の通りでした。

  • 重さを2倍、3倍にすると、同じ速さで動かすのには、力が2倍、3倍と必要になる。
  • 速さを2倍、3倍のペースでスピードアップ(加速)させるには、力が2倍、3倍と必要になる。
  • おそらく俺(ニュートン)が人類で初めて、この性質を発見したっぽい。

つまり、

  1. 力(F)は質量(m)に比例する → F=比例定数×m と表せる
  2. 力(F)は加速度(a)に比例する → F=比例定数×a と表せる
  3. 人類で初めて数式に表すのだから、俺の好きに公式を決めて良い

などと考えたニュートンさんは、できるだけシンプルな数式で後世に残すことを決心しました。
シンプルな公式にした方が、きっと多くの人に受け入れられて有名になれでしょう。

ニュートンの宣言が公式になるまで

そこで、上の1の式の比例定数をaとし、2の式の比例定数をmとすることを考えました。
こうすれば、公式が1つで済みます。
それがもっともシンプルな「表現」です。
そこで、

F=ma

と書くことを「宣言」したのでした。

その後、多くの科学者が力の性質を詳細に調べましたが、質量と加速度の他に力の性質を左右する項目が見つかりませんでした。
かくして、この宣言は歴史とともに権威を増し、正式な定義として受け入れられていきました。

・・・ってことです。

所詮は比例と反比例の組合わせ

そして、上のような解釈ができるようになるコツは、次のたった2つしかありません。

  • Aの量がBの量に比例する → かけ算の式で表す
  • Aの量がBの量に反比例する → わり算の式で表す

たったこれだけです。
加えて中学3年生では「2乗に比例する」という関係も習います。
ですから、高校の物理や化学、地学や生物の公式は、中学生の数学で全て読むことができます。

だったら、最初から教科書にそのように書いてくれれば分かりやすいのですが、そう書いてはくれません。
きっと紙面の都合というヤツでしょう。

このように、

  • 数式は言語であり、科学者が気づいた自然の規則性を表すものだ!
  • たいていの公式の読み方は、比例と反比例だけで済む!

ということが分かってしまえば、何も怖くはありません。
凡人でも公式を読むことができるし、センスも不要です。

人類が自然を観察して規則性を見出し、それを「比例」や「反比例」で記録したレポートだと捉えれば、恐れることはありません。

人が「分からない」「理解できない」と思うこと。
その正体はたいてい「全体像がつかめない」という混乱にすぎません。

しかし難しいと思っていた科学の公式が、たいてい「比例」や「反比例」の説明にすぎないと思えば、公式の意味の全体像がつかめます。
「理解できない」という混乱はなくなることでしょう。

全体像さえつかめてしまえば、勉強の効率が上がるというものです。

# もちろん比例と反比例だけでは理解できない領域もあります。
# 三角関数がその1例ですが、主に大学の範囲です。

仕送りしてもらう内は、好きなことができない。

大学時代、私の周りには「貧乏学生」とか「苦学生」が多かったです。
昭和時代から続く木造2階建てのぼろアパートに住み、アルバイトで学費や生活費を自分で稼ぎます。
歩けばミシミシと音を立てて崩れそうな部屋には、食費を切り詰めて買い込んだ古本が何十冊も並び、寝床を圧迫します。

そういうセピア色で描かれるような、昔風の学生が多かったです。
そんな名古屋大学の学生を

本山原人(もとやまげんじん)

流行から取り残された原始人のような格好で本山付近に生息する生物

などと揶揄して呼ぶ言い方があったくらいです。
そんな彼ら彼女らから言われました。

自分のやりたいことをやるなら、自分の生活くらい自分で何とかするもんだ。

つまり、

  • 大学に通うのは、ぜいたくな趣味
  • 自分で稼いで通うのは当然

というわけです。
そんなことを当たり前のように言う人が多かったです。

親友のY君もその1人でした。

Y君は新聞配達で学費を稼いでいました。
それで大学でほとんど姿を見なかったし、クラスの親睦会にも来ませんでした。
ですからセミナーで一緒になるまで、実は同じクラスだったことすら知りませんでした。

新聞奨学生

今でもあるんですかね?
そうとうブラックだったので、もう無いとは思いますが。

新聞配達と学業の両立が不可能だと悟り、途中で他のアルバイトに変えたそうです。
それでセミナーには参加できるようになって、一緒に勉強することができました。
Y君の苦労話を聞くたびに、自分は幼いと感じました。

大学の英語の講義で、自由英作文の課題が出されました。
講師はアメリカ人かオーストラリア人か忘れましたが、とにかく外国人でした。
私はその課題で、

大学院に行きたいけれど、お金が無いから難しい

みたいな英文を書いて提出しました。
課題が返却されて見ると、講師のコメントが短くこう書いてありました。

Why?
You can earn by yourself!

海外では自分でお金を稼いで大学へ行くことが当たり前なのだそうです(当時は)。
私はろくに行動も努力もせず、ただ諦めようとしていたことに気付きました。

講師のコメントを見て、自分が恥ずかしくなってきました。

そのような経験を大学で何度かしました。
それで親に電話をして、

「もう、仕送りをしなくて良いから。」

と断りました。

塾長は兄弟が多かったから、実家が大変な思いをしているのを知っていました。
それでいながら、仕送りをしてもらっている自分が、いよいよ恥ずかしくなったのです。

もちろん、アルバイトを見つけて、奨学金を申請して、授業料の免除申請もして、色々準備をしました。
実際に自活ができたのは大学2年生の後期からです。

自活したおかげで、大学院に行くのも就職するのも、何をするのも、親に相談する必要が無くなりました。
というより、後ろめたいような気持ちが無くなりました。
自分の進路や趣味を、すべて自分の意思でできるようになりました。

もっとも大変だったのは何だと思います?

アルバイトや仕事が大変だとか、両立がどうとかではありません。

仕事を探すこと。

これがもっとも大変でした。
独学してきたプログラミングが役に立ちました。

プログラミングは仕事を家に持ち帰れるので、時間の自由が利きます。
アルバイト先の会社からパソコン一式を貸し与えられ、下宿でデーターベースシステムの開発やWindowsアプリの開発などをしました。
完成したものを納品すれば、10万とか20万とか、まとまった収入を得られました。

必要だから学ぶ。
お金のために学んだことを使う。

これも自分の能力を飛躍的に伸ばす手段です。

学生として学べることを、当たり前だと思わないでください。
学べるうちに、少しでも学んでおくべきです。

 


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教室の様子(360度カメラ) http://urx.blue/HCgL

この夏、勉強に役立つリンク集

オンライン学習をしている女子のイラスト

塾長です。

今回は、勉強に便利な情報を共有します。ご家庭での学習にお役立てくださいませ!

算数・英語・数学

小3~高3を広く解説

とある男が授業をしてみた

有名なYouTuberさんです。
学校の授業と同じように解説してくれていて、解りやすいです。
ひとりでマルチにされているので、コンテンツの数は今後に期待です。

英語 フォニックス 小6~中1・英語が苦手な人

フォニックスが身についていれば、9割の英単語は「ひらがな」のように書けます。
フォニックスをマスターするために、次の動画がおすすめです。

【プラスワン英語法】大人のフォニックス(Phonics)

これ、永久保存版です。
重森ちぐささんのYouTubeチャンネルです。
「大人の」とありますが、フォニックスは小中学生にもお勧めできます。

フォニックスとは、文字と発音の対応関係のことです。
日本語で「あいうえお」と聞けば、そのまま平仮名で「あいうえお」と文字を書けます。
これと同じで、フォニックスを覚えれば、英単語の書き取りが楽になります。

  • 英単語が覚えられない
  • 英語が書けない

こういう人は、フォニックスができていないことが多いです。
つづり間違えにより、定期テストの記述問題で減点されまくる場合も同じです。

中3英語 New Horizon 1学期の総復習

教科書会社の東京書籍さんとZ会による無料動画です。ありがたい!

【東京書籍×Z会グループ】学びをサポート!
教科書準拠授業動画 小学校算数6年 中学校数学3年 中学校英語3年

小6算数、中3数学  1学期の総復習

上と同じページです。義務教育の最終学年が対象です。

【東京書籍×Z会グループ】学びをサポート!
教科書準拠授業動画 小学校算数6年 中学校数学3年 中学校英語3年

高校数学 記述問題

YouTuber「鈴木貫太郎」さんの動画です。

国公立大学の2次試験の過去問がやや多いです。数1~数3まで広く解説しています。
文系なら難関国立大学の2次試験向けです。
理系なら国公立大学2次試験または難関私立大学の個別試験向けです。

数学への愛がTシャツの模様に表れています。

高校数学 数3 積分

有名な動画「今週の積分」シリーズです。

YouTuber  ヨビノリさんのチャンネルです。
積分のセンスを磨くなら1日1問、これをやりましょう。

英文法・語法の定番「Next Stage」の使い方

NextStage英文法・語法問題の使い方|10時間で1周したノートも公開

大学受験生の間で有名なYouTuberで東大医学部生のPASSLABOさんの動画です。
新しい大学入学共通テストの傾向を反映している点が見ものです。
他にも興味深い動画をたくさん出されています。

受験生の勉強の仕方

1日の勉強時間を増やすための動画を紹介します。

【勉強時間】1日10時間以上勉強できる魔法TOP3

大学受験と書いてありますが、内容は高校受験生でもOKです。
センセイプレイスチャンネル 大学受験の勉強法さんのYouTubeです。

ちなみに学校の授業や補講も含めて1日10時間よりも勉強していない状態は「やる気なし」です。
自分の中の「あたりまえ」を高いレベルに引き上げるために見てみましょう。
受験ではこれがあたりまえです。このあたり前を達成して初めて人並みになれます。

プログラミング

始めてプログラミングをする小学生~中学生にお勧めなのが、スクラッチです。
難しい用語の知識は不要で、マウス操作がメイン、1画面の中で全てができます。

スクラッチ(Scratch)

この環境でプログラミングの考え方をNHKが配信しています。

NHK Eテレ「Why!?プログラミング」

タイトルからお察しのとおり、人気コメディアンの厚切りジェイソンさんによる解説です。

あとがき

他にもいろいろあります。
勉強しよう、もっと知りたい、と思ってYouTubeやインターネットを見ていると、いろいろ見つかります。
何を見るにしても、何を使うにしても自分次第ですね。

みながインターネットという良い環境を手に入れつつあります。
格差の原因が、経済からモチベーションに移り変わっていきます。

 


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成績の9割を決めるポイントで勉強を加速させる方法とは

あじさいを背景とした「6月の勉強」

塾長です。

小中学校では昨日から新学期の勉強が始まりました。

コロナ臨時休校の間に、家庭学習で予習を進めることができたお子さんもいるでしょう。
しかし、油断は禁物です。
できた「つもり」は危険です。

予習が進んでいるのは見せかけかもしれません。
おごらず、油断しないでください。
学校の授業を真剣に聞いて、勉強のヌケ、モレを見つけていくようにしましょう。

そこで6月の学習テーマとして、今回は

「勉強した『つもり』の総点検!」

というお題で書きます。

「勉強したのに点が取れない」

になってしまう理由と対処にいて、中学の英語と数学を例に書きます。

生徒が良い成績をとるためのサバイバル作戦として読んでほしい

最初にお断りしておきますが、今回のブログで書く指導法は、本当の勉強でもなければ、正しい学力の評価でもありません。
ちょっと残念な現状において、少しでも生徒が有利に評価されるための護身術です。

日本の教育は素晴らしいですが、次の観点で見ると、残念な欠陥もあります。
その欠陥が当面の間まだまだ運用されるのですから、その教育を受ける生徒としては護身術を覚えるしかありません。

成績の9割が決まるポイント

学校にしろ塾にしろ、日本の現状の教育においては、生徒の学力の測り方はとても偏っています。
非常に辛い現実として、子供たちの成績は次の観点で9割が評価されてしまいます。

  • 正確な暗記力(文字列の解析能力)
  • 文脈から答え方を正確に推測する力(空気を読む能力)
  • 短時間に多くの類題をミスなくこなす力(事務処理能力)

こうした能力は知性を鍛える「過程」においては欠かせない必要条件です。
しかし評価という「結果」の採点に使って良いのかといえば、それは話しが別です。

人工知能が得意な能力で人間を評価すべきか

人間の能力はもっと多様だからです。
第一これから先、上のような能力は、ほとんど人工知能がやってしまうようになるからです。

たとえ上のような能力に優れた人間を社会に排出しても、正直、あまり役に立たないです。
コンピューターの無かった時代は、人間が電卓になり、ワープロになる必要がありました。
しかし、もうそういう時代ではないのですよ。

人工知能と生身の人間を競争させ、優劣を競い合わせるのは、人工知能が勝つに決まっている出来レースであり、消耗にすぎません。

読み、書き、そろばん・・・もう終わりにしましょう。
どんどん学力の評価軸を「多種多様な表現」や「人間らしさ」に置き換えていきましょう。

国の教育が変わるまでの護身術

と言いたいのですが、残念ながら現場はすぐには変わりません。
残念ながら教育が変わるのには時間がかかり、その間に生徒はどんどん卒業していきます。
こうした辛い現実があるのは大人のせいであって子供のせいではありません。

従いまして、現状の評価で少しでも有利に点数が取れる「護身術」を生徒が身に着けるのは、決してズルいことではありません。
むしろ仕方のないことです。

ズルいのは、現状を変えず、自分の価値観さえ満足すれば良いと、その場しのぎで仕事をしている大人の方なのですから。
そういう大人たちは、学んできた学力を「できない理由を並べる」ために使っています。

誰がそうなのか。
子供たち、よく見ておきましょう。
そして16歳以上になったら、選挙権を行使してくださいね。

どんどん進む割には点数が取れない「作業癖」の子供たち

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

  • 間違えを隠して「できたことにする」
  • 勉強ではなく「作業」をしてしまう

このようなお子さんは、机に向かう時間が多い割には点数が取れません。
自宅学習がポンポン進んでいるとしたら逆に要注意です。

かわいそうなので何とかしてあげたいです。
単に何も考えずに突っ走っているなら心配ないのですが、中には・・・

できた時には褒められるかもしれないけれど、間違えた時には叱られる、馬鹿にされる。

そのような辛い経験を繰り返してしまったお子さんは、間違えることに後ろ向きな気持ちを持っています。
トラウマか、その一歩手前です。
その心の傷から自分を守るために、

  • たくさん書いたから褒められた
  • たくさん〇がついたから褒められた
  • たくさんページが進んだから褒められた

という評価を求めるような行動パターンが身についてしまっています。
しかも小学生までは、雰囲気やあいまいな暗記でも点数が取れました。
だから、それが勉強だと勘違いしやすいです。

なぜ中学生になると点数が取れなのか

しかし中学生からは1文字でもミスしたら減点です。
このような「作業」的な発想では、中学の勉強を正しく進めることができません。

小学校のテストとは違います。
中学校のテストは「正確な暗記」と「細かい暗記」をしておかなければ点数が取れません。

だから、特に中学1年生は要注意です。

だから、暗記を精密に鍛えることが勉強の大部分になります。

少なくとも、テストや受験で教科書やノート、電卓を持ち込んでもよくなる時代になるまでは・・・

とにかく現状において子供たちが点数を取るためには、テストのリハーサルを多くこなすことが必要です。
テストを受ける前に、できるだけ多くの間違いをたたき出し、それらを修正して弱点をつぶしておかねばなりません。

つまり問題を解いたら「間違い」を大切にし、それを周囲の人に知らせ、早くアドバイスをもらう姿勢が必要です。

中学生からの勉強とは、間違えを大切にし、共有し、改善することです。
間違えることに対して前向きな気持ちを持っていなければ勉強になりません。

小学校のときに身についてしっまった「作業癖」から脱却できず、勉強している「つもり」が「勉強」になっていない状態で中学生になってしまう。
このような意識のズレを「中1ギャップ」と呼ぶ人もいるそうです。

もちろん「中1」に限らず、成績が伸び悩むお子さんは何年生であろうと同じ課題を抱えています。

自宅学習では、このギャップを埋めることがなかなか難しいです。
指導経験者でないと子供がやっているのが「作業」なのか「勉強」なのか、なかなか見抜けないものです。

一字一句を正確に「言わせる」

したがって自宅学習で予習が進んだからと言って、それが順調とは限りません。
そうなると臨時休校が明けた、この6月にやっておくべきことは

「やったつもり」

の総点検となります。
理解が浅いまま「作業」だけで進んでしまった所を見直して、「勉強」としてやり直しましょう。

理解できているか否かのチェックは簡単です。

説明が正確にできるかどうか、子供に説明させればよいのです。

「太郎くん、数学はだいぶ予習が進んだようだね。」

「はい、学校課題の穴埋めプリントは教科書を見ればわかったので、自分で全部終わらせました。」

「けっこう、けっこう。それじゃ、『絶対値』の意味を言ってみてくれるかな?」

「絶対値・・・。ええと、例えば -10 なら10とか。」

「そうだね。教科書には絶対値の意味をなんて説明していたかな?」

「ええと、プラスとかマイナスとかを外した数のこと?」

「残念。新しい言葉が出てきたら、その意味を正確に覚えようね。「絶対値」を漢字で書かせたり、その意味を書かせるような用語の意味を問うような、国語みたいな問題が数学のテストでも出題されるよ。だから必ず用語の意味は正確に覚えてね。」

「あ、はい。」

「絶対値の意味は、数直線において原点0からの距離だよ。教科書でも塾のテキストでもいいから、絶対値の意味が載っている所をよく見てごらん。」

こんな感じチェックしていきましょう。

それでは中学生の数学と英語について、もう少し具体的な例で見ていきます。

数学の勉強の仕方

下の図は、中学2年生の数学です。
例年であれば5月の学習内容ですから、予習が順調に進んでいる生徒ならば学習済みかもしれません。

あなたなら、どのようにしどうしますか?

中2数学_文字式の利用_文理ー1

これを一字一句チェックできる子に指導していきましょう。

問題文をよく読む

まず問題文の意味をどれくらい正確に分析して理解できるか。これを生徒に言わせてください。

各位の数の和が9である3けたの自然数は9の倍数になる

この1文の採点ポイントは次の通りです。

  • 「各位の数」の意味と例を言わせる
  • 「各位の数の和」は、上で言わせた例ではいくつか言わせる
  • 「自然数」の定義を言わせる
  • 「9の倍数」を列挙させる
  • この一文から「仮定」と「結論」を抽出して言わせる

同様に問題文の2~3行目についてもチェックします。

  • 「百の位をx、十の位をy、一の位をzとする」は、上で言わせた例でどう対応するか言わせる

4~5行目について

  • 「3けたの自然数」をx、y、zで表した式を言わせる(書かせる)
  • 「各位の数の和が9である」をx、y、zで表した式を言わせる(書かせる)

回答形式をよく読む(空気を読む)

この問題は穴埋め形式ですから、出題者の意図する答え方の文脈が読み取れないと回答できません。

出題者の意図を読み解く一番の方法は「結論から逆算する」という読ませ方です。

  • 問題文の「仮定」と「結論」をもう一度言わせる
  • 「結論」の式がどんな形になっているべきかを言わせる
  • 「結論」の式が登場するのはア~オのどこだと思うか言わせる
  • その式の形式に向かって「9の倍数」と「その他」に式を変形するというヒントを与え、ア~オのどこがそうなっているか言わせる

こんな感じで問題文の解釈の仕方を言わせながら進め、どこが言えないか(勉強したつもりになっていたか)をチェックしながら復習を進めましょう。

このように問題文を定義通りに精密に読む力と、空気を読む力の両方を鍛えるのが勉強であると自覚させながら進めるのです。

英語の勉強の仕方

中学1年生の英語といえば、最初は「英語習字」と呼ばれるアルファベットの「書き方」の指導および英語の発音の指導がメインになるでしょう。

発音(フォニックス)は、アルファベットの数およびshなどの2文字発音の数だけチェックポイントがあるので、ここでは省略します。

少なくとも書き方については以下のチェックポイントがあります。

  • 大文字25文字の形、大きさ、位置のチェック
  • 小文字25文字の形、大きさ、位置のチェック
  • 文頭および名前の1文字目は大文字で書く
  • 単語と単語の間は1文字開ける
  • 文末はピリオドを打つ
  • YesとNoの後にはカンマをつける

などです。

これらを何か書くごとに生徒に言わせてみてください。
講師が説明してしまったら台無しです。
勉強した「つもり」をチェックするのですから、生徒に言わせてみてください。

それでは中学3年生ならどうでしょうか?

下の図は中3の受動態の問題です。
例年であれば5月の学習内容ですから、予習が順調に進んでいる生徒ならば学習済みかもしれません。

あなたはどのように指導しますか?

中3英語_受動態の穴埋め問題_文理ー1

これを一字一句チェックできる子に指導していきましょう。

問題文をよく読む

中学3年生であれば、まず大まかな語順を知っている必要があります。

  • 一般的な英語の語順について説明させる
  • 受け身の語順について説明させる

主語と述語から書けばよいことを確認したら、次に問題文の解釈に移りましょう。

  • 問題の日本文について「主語」と「述語」がどれか言わせる
  • 表現や文法のポイント(受け身、時制など)を言わせる
  • その「主語」と「述語」を英語に訳させる

基本的に英作文は主語と述語が訳せれば、もう半分は終わりです。

回答形式をよく読む(空気を読む)

あとは回答形式に合わせて、抜けもれなく答えを書くようにチェックさせましょう。

  • 問題の日本文と英文の対応を1語1語もれなく確認させる
  • 英文で欠けている部分に対応する日本語について、英語に直す
  • 複数の英訳を思いついたら、回答欄と語数の合うものを選ばせる

たった1行の穴埋め問題ですが、こうした基本問題ほど、内容をしっかりと言葉で説明できることが大切です。

結局のところ学力とは文字列の解析力

人間の表現手段は文字だけではありません。
顔の表情や声の抑揚、ジェスチャーなどによる体を使った表現も可能ですし、絵や図、楽器などによる表現もあります。

しかし、冒頭で書いたように、学校のテストで評価される対象は文字列での処理能力です。
なぜなら文字列のペーパーテストがもっとも実施しやすいからです。

だから文字列の解釈と文字列のアウトプットが優れてさえいれれば、5教科全体の成績が上がりやすいです。

いわゆる「国語力」とは違う

ちなみに、これを国語力とは呼ぶのは早計です。
教科ごとに文字列解釈の語彙やルールが違うので、教科ごとに訓練する必要があるからです。
国語だけ勉強していても、数学や理科の問題文を解釈できるようにはなりません。

いずれにせよ、こうした現状の成績評価は、人間の能力を測るにはあまりにも偏っています。
子供たちが持っているかもしれない、多くの才能を見つけることができず、評価できていないかもしれません。

そういう意味では、上で書いてある勉強の指導は、小手先のテクニックに見えるのかもしれません。
それには私自身も同意しています。

しかし今の時点で子供たちに広い視点で評価をしてあげたとしても、学校の成績が不利になるのであれば、結局は子供が不幸になります。
日本の教育がより進化するその日までは、子供たちに降りかかる火の粉をテクニックで防いであげるしかないでしょう。

たとえ学校でICT活用が進んだとしても、単に教科書の表示がPDFやパワーポイントに置き換わっただけであれば、当面、この状況は変わりません。

偏った成績評価を打開するために

論外のレベル

学校では数年前に、やっとのことで漢字や仮名の「とめ、はね、はらい」が採点基準から除外されました。
これに伴って学習塾でも、そこにこだわらない指導に変化してきました。

フォントによって異なる字体の表現を、先生の好き嫌いをルールにして採点しないように、ということになりました。

しかし似たような問題はまだまだ残存しています。

  • 英語のテストで筆記体で書いたら減点された
  • 社会や理科のテストなのに用語を平仮名で書いたら減点された
  • 数学の証明問題で、証明の過程がすべて正しいにもかかわらず、最後の合同条件の記述から「それぞれ」が漏れたので減点された

などなど、人間を「文字列編集マシン」に仕立て上げようとする「評価の暴力」が、まだまだ根強く存在しています。
学校だけではなく、模試など民間の採点基準も同様です。

テストは教科書を持ち込みOKにすべき

こうした悲しい現状を早く脱するためには、どうすべきでしょうか。

テストに教科書や授業ノートを持ち込み可能にしてしまえばよいと私は思っています。
たったのそれだけで、大部分の問題が解決されるでしょう。

何ならGoogle検索も許可してしまえばよいと思います。

もっともっと言ってしまえば、テスト不要です。
普段からの取り組みをちゃんとロギングできていて、それを集計できる環境さえあれば、むしろ評価のためにわざわざテストするなんて、時間の無駄でしかありません。

このような理想の教育を目指す過程でICTの導入があるわけです。

アフターコロナやGIGAスクール構想で、これから急ピッチに学校のICT化が進みます。
それを「やらされ感」で使うのであれば、何も良くなりません。

国家100年の計のスタートに私たち教育者は立っています。
そのような気持ちで教育の進化に取り組んでいきたいですね。

 


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(余談)教科書に全角カンマ「,」を使うのを止めて欲しい

なぜ全角カンマ?

塾長です。

今日は国民の祝日「昭和の日」らしいです。休日ということなので余談を書きます。
もっとも外出の自粛やら臨時休校やらで、いつがお休みなのかよく分かりません。

教科書のナゾ。国語は「、」で他の教科は「,」

塾長が心の中で勝手に思っている日本の問題。それが

全角カンマ問題

です!

国語の教科書を開いてみてください。
句読点は点「、」とマル「。」ですよね。日本語なのですから、当たり前です。
ちなみに漢文も点「、」とマル「。」です。

よし!

数学、社会、理科の教科書を見てください。
句読点はカンマ「,」とマル「。」です。

あれ、おかしくないですか?

日本語なのにカンマ??

これが

「全角カンマ問題」

です!

(塾長が勝手にそう呼んでいるだけです。休日なので。)

ちなみに英語の教科書は、英語の本分が半角のカンマ「,」で、日本語の部分が全角カンマ「,」です。
やっぱり。
なんだか日本語訳が完成していないみたいな違和感を感じます(個人の感想です)。

国語の教科書でも全角カンマ問題が!

実はよく見ると、国語の教科書でも句読点がカンマ「,」とマル「。」になっている部分があります。
それは「横書きの資料」の部分です。

例えば中3教科書「国語3」光村図書で言えば、95ページや126ページなどです。裏表紙の注意書きなどもそうですね。

どうやら、

  • 縦書きなら点「、」とマル「。」
  • 横書きならカンマ「,」とマル「。」

という慣習?があるようですね。

でもカンマは英語の句読点ですよね。

やっぱり日本語に全角カンマ「,」はおかしい気がします(個人の感想です。休日なので。)

実は国からのお達しが発端だった!?

調べたら理由がありました。

昭和27年4月に当時の内閣官房長官が各省庁の事務次官に通達した「公用文作成の要領」が発端らしいです。これが省庁で公文書を記載するルールとなりました。

なんと英語の藏野先生が原文を教えてくれました。これです。

公用文改善の趣旨徹底について

当然、その影響は公務員はもちろん、法律を扱う仕業の人達のルールにも受け継がれます。

実際、法文や学会の論文なんかもカンマ「,」とマル「。」です。塾長が学生だった当時、卒論や学会論文の作成で、教授からそのように指導されました。

教科書検定でも同様のルールが受け継がれたのは想像しやすいです。

それにしても昭和27年。Googleで西暦に直したら1952年だそうです。68年前!
そろそろ変えようよ・・・と思っていたら、変えるみたいです。

「公文書の「,」なぜ? 半世紀以上、見直し検討」産経新聞 2019/11/18)

コンピューターの導入が進んでいる今となっては、このようなルールが無意味になりつつあるようです。
ちなみに弁護士の皆さんの対応や反応も興味深いです。

弁護士はなぜ文章に「、」ではなく「,」を使いたがる? 弁護士39人の見解割れる」(弁護士ドットコム 2016/10/20)

最後に

きっと、だんだん改善?されていくことでしょう。

こういう独特なルールで消耗したくないですね。

このルールが作られた時代は、文書を全て「手書き」していた時代でした。このような細かなルールが大切だった時代ですね。

コンピューターで文書を作成する現代は、あまり問題になりません。どちらに揃えるにしても「置換」の一発で解決してしまいます。

それならば本来の日本語に戻してみてはいかがでしょうか。

 


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【塾長の独り言4】大学入試 英語の民間試験活用がドタキャンされたので、言いたい事を言います

塾長が大学入試制度の諸問題を考えている様子の絵

こんにちは。塾長です。

今回は、ちょっと文句を言います。

センター試験に代わって来年度から実施される大学入学共通テスト。その準備として、いよいよ高校2年生に共通IDと呼ばれる受験番号が発行されようとしていました。しかし、いきなり英語でコケてしまいました。なんと、英語の民間資格試験を入試に活用する話が、急に無くなったのです。正確には2024年度まで延期されました。文部科学省の決定は11月1日。正にドタキャンでした。

これについて、ぐちぐち言います(動画です)↓

大学入試 英語の民間試験活用がドタキャンされたので、言いたい事を言います

https://youtu.be/JB4AZvM4OFs

 

何がキャンセルされたの?

令和2年度(2019年11月の時点で高校2年生)から、大学入試制度が新しくなります。センター試験が廃止されて、新しく「大学入学共通テスト」になります。

といっても、独立行政法人 大学入試センター が実施することには変わりがありません。一部の試験形式と、制限時間、配点が変わります。ここでは全てを書きませんが、詳細は当センターが発表している

★ 独立行政法人 大学入試センター
令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等

などをご覧くださいませ。
今回は英語に話を絞ります。英語では、下のように変更される予定でした。

新しい英語の試験

  • リーディング 80分 200点 → 80分 100
  • リスニング  60分  50点 → 60分 100 
  • 話す・書く  なし → 民間資格試験を活用

このうちの「民間試験を活用」が今回キャンセルされてしまい、4年間も延期されてしまいました。

これまでは、入試センターの用意したリーディング試験とリスニング試験だけを受験すれば、その合計点が志望する大学へ通知される仕組みでした。入試改革では、それに加えて、英検やGTECといった民間試験のスコアも一緒に、志望する大学へ通知されるようになる、というのが新しく、大きな変更点でした。

そして11月1日に、民間試験をスコアを使うことが、延期されたということです。

ちなみに、英語の民間試験は、「英検」、「GTEC(ベネッセ主催で、主に学校で受験)」、「TOEFL」、「ケンブリッジ英検」などです。他にもありますが、塾長の周りでは受験した人を見たことが無いので、メジャーなのはこれくらいでしょう。検定料だけで見れば5,000円台で受験できるのが英検とGTECだけですから、多くの高校生にとって、事実上はこの2つで選択となります。

受験可能な4技能試験は、次のサイトが便利です。

★英語4技能試験情報サイト 資格・検定試験 比較一覧表
http://4skills.jp/qualification/comparison.html

まだ1年以上あるのに、どうしてドタキャンなの?

今回の変更で最初に影響を受けたのが、大学入試を目指している高校2年生たちです(この記事を投稿した2019年11月の時点)。大学入試は、まだ1年以上先の話しです。

いえいえ、実は、その準備がすでに始まろうとしていたのです。そのための手続きが、正に11月1日から開始されるよう体だったからです。具体的には、下の手続きがドタキャンされました。

とん挫した実施計画

  • 11月1~14日 高校→入試センター 共通ID発行の申込
  • 2020年1月 入試センター→生徒 共通IDの通知(ハガキ)
  • 4月~12月 民間の英語資格試験を受験(2回まで)
  • 2021年1月 共通テストの受験

練習して慣れるために今年から受験していた

そして、実質的にはもう始まっていました。民間試験を高校3年生の内に2回受験できるとはいえ、生徒たちからしてみれば、少しでもスコアを伸ばそうと思ったら3回でも4回でも練習したいでしょう。

実際、次の日曜日は英検準2級や2級の面接試験(2次試験)の日です。うちの教室からも高校2年生が受験します。もちろん練習のためです。しかし、今回の件で、その練習は取り越し苦労になってしまいました。もちろん本人のためにはなりますので決して無駄にはなりません。しかし他のやることを切り捨てて受検してきたことには変わりありません。そして受験料もかかっています。

そもそもの問題とは?

検定料の問題

大学入試改革で、センター試験と新しい共通テストの検定料は変わりません。しかし、英語だけは民間資格試験が別料金なので、その分が事実上の追加料金になります。

そして、民間の試験ということは、もともと任意の受験です。学習塾や英会話教室にかよったり、練習で回数を多く受験したりするのも、すべてお金がかかります。ということは、収入の格差で大学受験の有利・不利が決まりやすくなってしまいます。

つまり、経済格差の問題があたらしく発生します。

機会の不公平

大学入試センターが行う試験は、これまで実施してきた実績や体制があり、地方や交通の便の悪い地域でも受験できました。

しかし民間試験は基本的に都市部でしか受験会場が用意されません。そうなると英語の民間試験を受験するために、別途、交通費や宿泊費がかかります。年に2回受験できるのが、安心ではなくて経済負担という不安になってしまうのです。仮にお金があったとしても、それだけ予定の都合がつきにくくなります。

つまり、受験のチャンスが不平等である、という問題も発生します。

ちなみに、民間企業が地方に試験会場を用意できないのは当たり前です。赤字が出せないからです。多くの人数が集まらない地域では、経費がかさむばかりで、1企業ではその損失に耐え切れません。これは企業が悪いのではありません。日本の税制は赤字企業でも法人税を課しますし、信用保証協会や銀行、株主が評価するのは黒字であることで社会奉仕ではないからです。利益の出ない行動をする企業なんて、国や銀行や株主、時には世論によって一瞬でつぶされます。つまり赤字の行動=悪行というのが方程式です。日本に限らず、どこでもそうですが。

教科間のバランスの問題

これは塾長の意見です。何人かの知識人は似たような主張をしていますが、少数意見かもしれません。

英語、数学、理科、社会、国語

この5教科の中で、もっとも資格だ、スコアだ、習い事だ、などと騒がれているのが英語です。他にたくさん教科があるのに、英語だけが騒がれ過ぎている印象です。これは1億人がみな英語を喋れなければいけない、という間違った印象があるからでしょう。

どうせ1億人の全員に学ばせるなら、英語なんかよりも、数学や読解力(論理国語)、それに近代史とそれに関係する地理や文化(現代の文学)でしょう、って思います。数学に抵抗がある人はプログラミング(コーディングではないよ)でも良いです。

逆に、英語がペラペラでも、話の内容に教養がなく、文化への理解もなく、ウィットのない事ばかりをしゃべられたのでは、仕事にしろ文化交流にしろ、何の役にも立ちません。むしろ害です。英語が片言でも、論理的で、文化への理解があり、創造的なことを話せた方が良いに決まっています。

何が言いたいかというと、国が主導して、ほとんどの受験生が受験するような試験であるのに、英語だけを特別に取り上げて騒いでいるのが滑稽だということです。

英語は表現手段の1つに過ぎません。日本語、英語、数式、楽譜、絵画なご、数ある表現技法や言語のうちの1つです。

それでも英語力の優れた人材を求めるのであれば、それは大学がそれぞれ個別に試験を実施すればよいだけです。

例えば数学なら、センター試験や共通テストで数学Ⅲを出題していませんよね。数学Ⅲは大学の理系学部が個別試験で実施しています。

共通テストで英語に実用的な技能試験まで出題するというおは、数学で言えば数Ⅲを出題するようなものです。

ちなみに、日本語でさえ、日本人の読解力は、まだまだ不足しています。そちらの技能アップの方が先、という指摘もあります。

みなさんは、どう思います?

問題は前から指摘されていた

英語の民間資格試験の活用には、このように色々な問題がありました。しかも、これらはずっと以前から指摘されていました。

だとしても、つい先月までは、実施が決まっているものとして、目の前の生徒たちと一緒に対策を進める方に力を入れてきました。文句を言っても教育論を語っても、困るのは生徒です。ならば黙って対策を進めるしかありません。

しかし、ここへ来て、いきなりストップです。急ブレーキをかけたら、完成の法則で止まり切れなかったのが文句でしえた。ちょっと言いたくなったので動画にしました。

メディアや野党の皆さん、問題を指摘して政府や文部科学省をたたくのはけっこうですが、どうせ炎上させるなら、なぜ、もっと早くやらなかったんですかね?

どちらにしろ、国で主導する試験である限り、大学入試センターに窓口を一本化するような試験方式や体制をつくるしか解決のしようが無いように思います。

細かいことは未定

さて、英語以外の科目ついては、予定通り、新しい形式や時間配分、配点で試験が準備されていくそうです。

とはいえ、英語の試験の細かい部分が、まだ曖昧です。ストップすることしか決まっていません(11月3日)。

英語の民間試験活用がストップした今、このまま、リーディング100点、リスニング100点の新しい配点で行くのか、あるいはセンター試験の形式に戻すのか。はたまた、さらに折衷案を出してくるのか。

今後の文部科学省の発表を待つ必要があります。

直接の被害者はもちろん大学受験を目指す高校2年生。そして高校の教職員と大学入試センターの職員。もちろん参画していた英語の資格試験を行っている民間の業者さんたち。心中をお察しします。

お疲れ様です。これからも日本のために、一緒に頑張りましょう。

 


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プログラミングと英数国のセンスが同時に身に着く勉強法

教科書を読む学生のイラスト

塾長です。

「勉強ができる」ということは、ズバリ「言葉の使い方が正確」だと言い換えることができます。そこで今日は「言葉を正確に使う」ための練習をします。あとで3つの例題を出しますから練習してみてください。

その前に、なぜ、こんな練習をするかについて、もう少し説明します。

勉強ができる子の最強な状態

成績が良い子が、どのような心づもりで教科書を読んでいるか、知っていますか?

少しでも曖昧な記憶があったら直ぐに修正する。教科書の内容くらいなら何も見ずに説明できるようにする。そういう心づもりです。

教科書に出て来た用語を正しく使って、教科書の内容がちゃんと説明できれば、勉強したことが良く身に着いている、と言えます。つまり「自分の力だけで教科書の執筆をどこまで再現できるかに日々チャレンジするのが勉強の基本です。このような生徒は、実に問題を1問解くたびに実力が上がっていきます。正に最強の状態です。チートではありません。基本ですが徹底すれば最強。勉強ってそういうもんです。

ただ、これだけでは精神論で終わってしまいますから、今日は具体的な練習まで踏み込みます。

「何て言ったらよいか分からない」=「理解できてない」

こういうセリフをよく聞きます。

「あー、分かってはいるけど、何て書いたらよいか分からない。」

これは実のところ「解ってない」ということです。言葉の使い方、受け取り方が雑だから、それだけ記憶が雑になっている状態です。教科書や参考書に書いていあることを大雑把にとらえれば、大雑把であいまいな記憶しか残りません。その状態は「解っているつもり」であって、解っていないのです。伸び悩む子は、こうした「解っているつもり」にはまり込んでいます。

つまり、そこを改善すれば、もっと成績が上がるわけです。それなら「用語を使って正確に説明できる」を「解った」の基準に変えれば良いわけです。これを決意して日々実行するようにすれば、その時点で、あなたの成績はさらに上がり始めます。

他の教科も勉強するから国語力が上がる

ここで注意が1つあります。このような話をすると、

「国語力を鍛えれば、他の教科もできるようになるはずだ。」

という極論に走ってしまう人がいます。教育者の中にも、こういう人がいるので驚きです。もちろん、これは間違いです。国語力は国語だけ勉強しても身につきません。そもそも言語というのは、色々な知識体系の中で使われて、初めて深く使いこなせるようになるのです。

そこで、今回は、英語、国語、数学、プログラミングの4分野を横断して、言葉の使い方についてレクチャーします。同じことを言うのに、英語、国語、数学、プログラミングのそれぞれで書き方が変わります。同時に、それぞれの書き方の性格が深く理解できます。

今回は時間の都合で例題が3つだけですが、考え方の雰囲気をぜひ掴んでください。

例題1.その1文字が重要です!

次の2つの文について意味の違いを説明してください。

  1. 私は金ダイヤモンドを探しています。見つかるまで帰れません。
  2. 私は金ダイヤモンドを探しています。見つかるまで帰れません。

2つの意味の違いは、英語にすれば明確になります。英語なら次のようになります。

  1. I’m looking for gold or diamond. I can’t go home until I found it.
  2. I’m looking for gold and diamond. I can’t go home until I found them.

同じ日本語でも数学的な表現を導入すれば、もっと明確な日本語になります。

  1. 私は金またはダイヤモンドを探しています。少なくともどちらか一方を見つけたら帰ります。
  2. 私は金かつダイヤモンドを探しています。金とダイヤモンドの両方を見つけたら帰ります。

ちなみにプログラミング的な思考で言えば、次のようになります。

  1. {{金またはダイヤモンド}が見つかるまで探し続けろ。帰れ。}を私が実行している状態。
  2. {{金が見つかった状態、かつ、ダイヤモンドが見つかった状態}になるまで探し続けろ。帰れ。}を私が実行している状態。

解説

この例題では、たった1文字の違いで意味が大きく異なる例を考えました。日本語の助詞の「や」を「と」に変えるだけで、お家に帰れる条件が大きく変わってしまいました。英語やプログラミング言語では、”and” と “or” の違いに相当します。

数学やプログラミングは表現が厳密です。曖昧を許しません。「分かったつもりだった。でも、わかってなかった」というのを見抜くには、このように数学的な表現で言い換えてみるのが一番です。

例題2.時間の流れを正確につかもう!

次の2つの文について意味の違いを説明してください。

  1. 私は釣りに行は鳥を観察している
  2. 私は今朝釣りに行き、昼に鳥を観察し

2つの意味の違いは、英語にすれば明確になります。英語なら次のようになります。

  1. I go fishing in the morning. I am watching birds now. (*)
  2. I went fishing this morning and watched birds this noon.

(*)  文脈によっては次の解釈もあり得る。今回は上の意味とします。
I will go fishing tomorrow morning. But now I am watching birds.

同じ日本語でも数学的な表現を導入すると、もっと明確な日本語になります。

  1. 私は一般の人よりも高い確率で朝よく釣りに行く。今の時刻は鳥を観察しているが、次の瞬間も鳥を観察している確率は不明である。
  2. 私は今朝は釣りに行き、なおかつ昼には鳥を観察した。

ちなみにプログラミング的な思考で言えば、次のようになります。

  1. {{朝になったら乱数で「やる」「やらない」を決め、もしも「やる」が出たら魚を釣れ}を毎日繰り返せ}を私が実行している状態。そしてちょうど今、それと平行して{鳥を観察しろ}も私が実行している状態。
  2. {魚を釣れ}を私が今朝実行した。「鳥を観察しろ」を私が今日の昼に実行した。

解説

この例題では、文章から「いつやったのか」という時間の概念を読み取ることを考えました。

時間の概念を正しく読み取れるか否かは、「現在形」を正しく理解しているか否かにかかっています。

現在形は現在のことではない!

現在形、過去形、未来形、進行形など色々な時制がありますが、おそらく、もっとも難しい時制が「現在形」だと思います。なぜなら現在形は「時制がない」というのが本質だからです。不思議なことに英語も日本語も、現在形だけは時間の概念が曖昧です。

例文の現在形「私は朝釣りに行く」を、「日々の習慣」として読み取ってくれた人は何割いたでしょうか。おそらく「(今は鳥を見ているが、明日の)朝は釣りに行く(つもりだ)。」と解釈した人もいたと思います。英語の現在形で書かれて初めて「習慣」のことだと納得できたのではないでしょうか。

英語と比較して初めて理解が深まる日本語の時制

詳しい参考書を見れば、英語の「現在形」は次のように解説されていると思います。このことは、中学2年生は知っていなければいけません。

英語の現在形が表わす意味の範囲

○ いつものこと、習慣
○ あたりまえのこと、真理
× 意思(やるつもり)
× 今のこと(現在だけのこと)

日本語でも語尾「します」を「しました」に変えれば過去形です。しかし反対に「します」が現在形なのかと言えば、そうとも限りません。強い意志で言い切る時も「します!」と言いますから、この場合は未来形になってしまいます。そのため、誤解を避けるために日本語では「よく」「しばしば」などを添えて現在形を表現します。

じゃあ、現在のことはどう表現するの?

現在だけのことを表現するのは、現在進行形です。進行形は注目した瞬間の様子を写真のように切り取って来て、臨場感と共に表現する言い方です。現在進行形は「今この瞬間のこと」を表現します。過去進行形なら「過去のある時点での瞬間のこと」を表現します。

時制の種類は歴史とともに増える

実は、人間の文化が発展するのに伴って、言葉で使われる時制の種類も増えてきた、という歴史があります。

実際、漢文(中国語の古文)には時制がありません。それより1,000年以上も新しい時代に開発された日本語の古文でさえ、現在・過去・未来の3種類くらいしか時制がありませんでした。

それに対して、現代の日本語や英語には、その倍以上の時制があります。進行形や完了形、仮定法があり、それぞれに現在、過去、未来の組み合わせがあります。

おそらく原始時代、人類が話し始めたころには、言葉に時制などは無かったのだと思います。その時々のことを話していただけだと思います。きっと、それが今でいう現在形なのでしょう。その後、過去形や未来形など追加され、表現の幅が増えて来て、現在の文法に至ったのだと思います。

このように時間の概念は、歴史と共に複雑になってきています。ちゃんと意識すればするほど、時間の感覚を正確に言葉にするのは難しいことだと分かります。それだけに、ちゃんと勉強しなければ正しく読み書きができません。

例題3.話しが切り替わるポイントを正確につかもう!

次の文を読んで「私」が持っているものを正確に説明してください。

  • 私はお金を持っていないし、その他財宝の類も全く持っていないが、リンゴ1つは持っている。

英語なら次のようになります。

  • I do not have money and any other kinds of treasure but an apple.

同じ日本語でも数学的な表現を使えば、もっと明確な日本語になります。

  • 私が持っているものには、少なくともリンゴ1つが含まれるが、お金以外の財宝の類は1つも含まれない。お金は含まれないか、または含まれたとしても概算すると約0円である。

ちなみにプログラミング的な思考で言えば、次のようになります。

  • 「私の所持品」情報が「リンゴ=1つ」と「お金=(概算結果の)0円」に設定されている状態。かつ「カテゴリ=財宝」にあてはまるその他全ての情報が0個に設定されている状態。

解説

人が口論するとき「そこまでは否定していない。」という誤解が良く起こります。使っている言葉が、自分の言いたい事とズレていたり、相手が解釈を間違ったりするからです。

何が否定で、何が肯定なのか。

表現のルールを正しく知らないと、こうした誤解を招きます。受験生は点数を落とします。

not と but はオセロゲーム

ご存知、not は後続の文脈を全て否定しますが、but があると、それ以降は肯定に戻ります。つまり not の否定を but でキャンセルします。オセロのように、not の後ろは黒一色だけど but 以降からは白一色になる、と考えればわかり易いでしょう。従って、例文をわかり易くすれば、

I don’t have money. I don’t have any other kinds of treasure. I have an apple.

となります。すると、お金は「全否定」ではないことにも気が付くでしょう。お金が0とは明言していません。お金に関しては「事実上は持ってない」くらいの意味になります。

おわりに

今回は私の時間や体力の関係で、例題が3つだけでした。この種の例題は考え始めればきりがありません。要は、一字一句に込められた意味を、1つ1つ確認しながら漏らさず拾っていく、そういう読み方をしましょう、ということです。

逆に、そのような読み方ができるように、文法や単元のポイントを覚えていきましょう。

今後どんな教科のどんな文章でも、ここで考えて来たように、一字一句の細部に注意して読むおようにしてください。教科書を読むとき、黒板を見る時、参考書を読むとき、すべてこのように一字一句を正確にとらえるようにしましょう。

ぜひ、この姿勢を身に着けて欲しいと思います。

例えば、数学で「平行四辺形」について理解を深めようと思ったら、まず平行四辺形の「定義」と「性質」を、それぞれ正確に確認し、言えるようにすることです。

「平行四辺形」の定義を答えてみてください。

○ 2組の辺が平行な四角形
× 平行が2つある(用語「辺」、「四角形」がない)
× 対角線が中点で交わる(これは定義ではなく性質)
× 体格の和は180度(これは定義ではなく性質)
など

もちろん、理科でも社会でも一緒です。

社会人になって、会議に出たりお客さんと話しをする時も一緒です。

教科書に10のことが書いてあったら10のことを覚えて使えるようにしましょう。相手が10のことを言ったら、10のことをメモしましょう。もしも7や8になったら、読み返して、質問して、必ず10にするのです。

それが勉強の神髄といっても過言ではないです。頑張ってね。

余談

私たち人間が、日常の会話で使っている日本語や英語は「自然言語」と呼ばれます。みんなが使っているなかで、単語や言葉の使い方が、自然に生まれたり変化したりしているからです。

自然言語では、説明不足が良く起こります。文脈の細かいことは説明しないで、相手の想像にだいたい任せてしまいます。話し手や聞き手にとって何らかの不便が生じない限り、説明不足でも会話が成り立っていることになります。例えば、

「今日は良い天気ですね。どこかへ出かけるんですか?」
「ええ、良い天気ですね。ちょっとそこまで買い物に行くだけです。」

こんな会話はよくあります。
しかし冷静に考えれば、この会話は全く意味が不明です。まず「良い天気」とは、どの程度の天気なのでしょうか。その人がその日に望んでいた天気なんて知りません。もっと言えば、雲の割合は?、日照時間は?、降水量は?、気温?は、湿度は?、など一切情報がありません。また「ちょっとそこまで」って、どこまでなんでしょうか。これも答えが得られていません。

しかしお互いに声を掛け合って挨拶がしたいだけなら、このような情報の欠落した会話でも、ちゃんと成立したことになります。

これが自然言語というものです。

挨拶には良いかもしれませんが、何かを正確に表現しようとすればするほど、むしろ誤解を招くリスクが増大します。そういうものだということを皆が良く知っておく必要があります。

ですから勉強で知識を正確に使ったり、考えを正確に整理したりするときには、自然言語を無理にでも正確に使う必要があります。これには訓練が必要で、5教科をちゃんと勉強していく中で熟練度が上がります。ただし1教科だけ、3教科だけ、理系科目だけ、など勉強の幅を狭めてしまうと、このような訓練が十分にできなくなります。

実際、社会人になったら「5W1Hを確認しろ!」などという研修を受けます。あるいは入社試験で読解力が無いと判断されれば、そもそも採用されません。仕事では「いつ」「どこ」「だれ」「なに」「どのように/いくらで」を確認しながら会話するように訓練します。情報のヌケモレが無いようにするためです。

自然言語は、ものごとを正確に表現するのに、とても苦労します。表現の仕方も人によってバラバラになりやすい、そういう性質があるのです。

一方、数学やコンピューター言語はまったく逆です。最初から、物事を正確に記述するために生まれた技法だからです。

数学は自然界の法則を正確に記述できるように、記号や式の書き方が決まっています。プログラミング言語はコンピューターへ正確に命令を伝えるために記号や文法が決まっています。どちらも人間が論理的に考え出した「言語」です。

ですから、もしも自分が何か説明しようとした時、その説明が十分に正確なのか否かをチェックするのに、数学やプログラミング言語が使えます。数学やプログラミング言語を使って説明し直してみると、説明不足があるかないかをチェックする事ができるでしょう。

ちなみに、プログラミング言語でも、まだまだ曖昧な記述ができてしまいます。曖昧な記述は、あとあとコンピューターの誤作動を引き起こし、時には社会問題にさえなります。そのため曖昧な記述を排除すべく、プログラミング言語も進化してきました。昔からあるプログラミング言語(C言語やBASICなど)よりも、近年に登場してきたプログラミング言語(JavaやPythonなど)の方が、曖昧な記述が排除されやすく、より高機能になっています。

今後もプログラミング言語はどんどん進化して、新しい言語が出て来るでしょう。ですから学生の皆さんが、もしもプログラミングを勉強するなら、その時代に合ったプログラミング言語で学習するのが良いです。

逆に小学生や中学生が、今から特定のプログラミング言語に精通したとしても、大人になるころには違うプログラミング言語を使うことになるでしょう。

来年度からプログラミング教育が必須化されますが、これは特定のプログラミング言語をマスターする活動ではありません。プログラミング的な考え方を体験する活動です。例えば、学校の授業としてC++言語やJavaでゲームをつくる、なんてことには決してならないので注意しましょう。プログラミングの文法を子供たちに細かく教えても、将来はその文法が変わるでしょう。

そんなことよりも、より普遍的な「論理的な思考力」の方をしっかり磨いてほしいと思います。そのために、多くの教科を学んで欲しいと思います。

 


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愛知県 公立高校入試 2019年の問題を解いてみた塾長の所感

2019年度愛知県公立高校入試問題の写真

こんばんは、塾長です。

公立高校の入試が終わりました。来週はいよいよ合格発表です。

今年は理科が難しかったと聞きますが、どんな入試問題だったのでしょうか?

さっそく分析しました!

と、本当は言いたかったのですが、こんなに日が過ぎてしまいました。
実はここ2週間、プログラミング教室の問い合わせや体験授業がとても多くて大変だったのです・・・という言い訳はともかく、とりあえず今年の出題はこんな感じでした・・・

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間違いだらけの勉強法 英単語の書き取りで消耗したくない!

単語帳のイラスト

こんにちは、塾長の松下です。

中学校で必修の英単語は1200語ってご存知ですか?
しかも教育改革のたびに増え続けています。「今の子は勉強しない」なんてウソですよ、めちゃやってます。

しかし実際に1200の英単語なんて、3年間が書き取りだけで消耗してしまいそうです。加えて漢字も2000字以上あります。中学校の3年間が書き取りばかりなんて、想像しただけでも嫌ですよね。とはいえスペルを間違えればテストで点数が取れません。

そこで英単語の書き取りを楽にする方法について書きます!

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