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学校の先生

子供は神様!?

だだをこねる女の子のイラスト

長男が生まれて父親になった時、私の母は私たち夫婦にこう言いました。

「子供は神様。そう思って接するの。」

え?どういうこと?
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面接の対策 ~自己PRの書き方~

集団面接のイラスト

受験生のみなさん、面接の対策は始めていますか?

AO入試や推薦入試に限らず、高校の一般入試でも面接があります。
もちろん私立高校、公立高校のどちらでも実施されます。

しっかり準備しておかないと、本番でタジタジ、ボロボロになってしまいます。
思っていることの10分の1も言えなかった・・・なんて悔しいことは避けたいです。

そこで今回は面接の対策について書きます。

面接の対策は、今後の人生で色々な応用ができます。

例えば先月、アルバイト講師の大学生にエントリーシートの書き方を指導しました。
今週になって任天堂のインターンシップのメンバーに見事に選ばれたと報告がありました。

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面談で嬉しくなり夏バテが吹っ飛びました

三者面談をしている絵

今日は2件の面談がありました。

1件目は入塾の面談。
体験授業の感想を聞いてみました。

「色々な塾の先生に教わってみたけど、先生が一番、頭がいいと思った。分かり易かった。」

という嬉しい感想をいただきました。

英語、数学、理科・・・次から次へと質問されました。
塾で用意した教材ではなく、学校のオリジナル問題や生徒の持ち込んだ教材。

それらをテキパキと解いて解説していったので、そうに思われたのでしょう。
たまたま、という印象かもしれないので、

「プロの塾の先生なら、私に限らず、皆そうだと思いますよ。
他の塾の先生ができない、ということではないと思います。」

と他塾のこともフォローしておきました。

塾の先生の良し悪しは確かにあるかもしれませんが、
生徒が、先生を評価することに時間を使うのは勿体ないです。
自分を評価し、自分の能力を上げることに集中させてやりたい、
というのが正直な気持ちですから。

 

2件目は、新規のお問合せです。
ヒーローズ植田一本松校は、人から勧められて知ったそうなので、どなたか聞いてみました。

「学校の先生からです。ちょっと誰かは言えないんですけど。」

これも嬉しいお話です。
むしろ名誉なことで恐縮です。

学校の先生の中には、塾を毛嫌いする方がいたり、
逆に、塾の先生の中には、学校の先生を批判する方もいます。

私はどちらかというと、

「学校の先生の話をよく聞きなさい。」
「学校の先生に質問しなさい。」

という指導をしています。
塾の役割と学校の役割は違うと思っています。

学校の先生に頼れるところは、頼った方が良いです。
それに塾と学校が批判しあっていたら、子供が板挟みになって可哀そうです。

塾と学校の両者で、子供たちを見守り、育んでいければ良いと思っています。

少しはそう成れている気がして、嬉しくなりました。

テスト対策の勉強法

勉強している女の子のイラスト

今回は、テスト対策の勉強法についてまとめました。

5月中旬から下旬にかけて1学期中間テストがあります。
ヒーローズ植田一本松校と赤池校では、すでにテスト対策プリントを配っています。

さて、今年は例年より1週間ほど早く、ほとんどの中学・高校が5月中にテストを終えます。
ということは、少しですが、

  • 中間テストの出題範囲が狭くなる
  • 期末テストの出題範囲が広くなる

という事になります。

ちなみに、出題範囲が狭いと、難問・奇問が出題されやすくなりますよ。
ほとんどの生徒にとって「難問・奇問の捨て方」も大切です。
なぜ捨てるべきかは、後で説明します。

ただし、それはテスト当日でのお話し。
今から2~3週間の準備期間でやるべきことは他にあります。

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理想の教材を出版社と話し合いました

教材のイメージ画像

「2020年の教科書改訂に向けて、松下先生のご意見を聞きたいです。」

先週、そういうお電話をいただきました。
某出版社さんからです。
2020年は10年ぶりに学習指導要領が改定されます。
それに伴い、教科書はもちろん、問題集も参考書もすべて改定されます。

本日、その打ち合わせをしました。
営業の方と、理系科目の編集担当さんの、2人で来られました。

松下先生なら、どんな教材を生徒にやらせたいか、聞かせてください。

そこでダメな教材の例を出しました。

悪い問題の例 中1数学

問.下の( )にあてはまる用語を答えよ
a+b=b+a が成り立つことを加法の(  )という。

答え. 交換法則

何が悪いのか、プロならすぐに分かります。
ところが、このレベルの教材が多いのです・・・

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間違ったプログラミング教室

プログラミング教育必須化について注意したいことがあります。

あまり知られていない混乱があります。

実は、国や文部科学省が推進したいプログラミング教育は、

プログラミングすることではない!

という事実です。

しかし実際には、多くのプログラミング教室やロボット教室が実施しているのは、プログラミングすること、になってしまっています。

どういうことか、お判りでしょうか?

みなさん、

「プログラミング」

というと、どんなことを思い浮かべますか?

何やら難しい文字列をコンピューターの画面いっぱいに打ち込んでいる・・・

そんなイメージをお持ちの方も多いでしょう。

そのイメージは正確に言うと「コーディング」と呼ばれます。

誤り: プログラミング=コーディング

というのが日本で浸透している認識です。

しかし、海外の認識からすると、これは間違っています。

海外でプログラミングといえば、もっと広く、「設計」から「検証」の意味まで含まれます。

「コーディング」はクリエイティブというよりは、どちらかというと「作業」に近いものにすぎません。

  • コーディング = 実現作業の一部(日本でプログラミングと呼ばれる領域)
  • プログラミング= 計画+設計+実現+検証

というのが、正しい認識です。

もちろん、国や文部科学省がやりたかった教育はコーディングなどではなく、これです。

コンピューターを使って、目的を早く実現させたり、身の周りを便利にしたり、社会の問題を解決しよう、という意識や思考力を伸ばす教育でした。

ロボットや人工知能が躍進する時代に、人間はむしろ「コンピューターを使いこなす能力」を伸ばす必要があるのですから、この方針はとても自然なことだと思います。

文部科学省は慌てて「プログラミング」を「プログラミング的思考」という言葉に訂正したのですが、この新しい言葉はあまり認知されていないでしょう。

  • 訂正前: プログラミングの必須化
  • 訂正後: プログラミング的思考の必須化

教育の専門家がプログラミング教育に反対している理由も、よく理解してみれば、

「小学生からコーディングなんてやるより、もっと基礎力を伸ばすべきだ!」

という主張がほとんどです。

これは英語教育の必須化に反対している人が、

「国語力や異文化を理解する力を伸ばす方が先だ!」

と主張している状況にとても似ています。

教育を改革する上で、国がどのような言葉を使って方針を説明するかが、いかに重要かが分かります。

ですから皆さん、

IT企業に勤めている社会人がやっているようなことを小学生にやらせる、というイメージは捨てて下さい。

まずは、

  • 誤: プログラミングの教育
  • 正: プログラミング的思考の教育!

と覚えて欲しいです。

そして、プログラミング的思考の教育とは、数学的な思考力や論理的な思考力(国語力)を駆使して、コンピューターを使いこなす能力だと思えば、およそ正しいでしょう。

では、どうすれば「プログラミング的思考の教育」と「コーディング教育」を見分けられるのでしょうか?

それは、このようにご判断ください。

プログラミング教室をのぞいた時に、意外に思う方が本当のプログラミング的思考の教育です。

たとえば次の1と2では、どちらがプログラミング的思考の教育だと思いますか?

  1. パソコン画面やロボットに向かってひたすら試行錯誤している
  2. 話し合ったり、紙やノートに色々な場合を書き出して確認したり、計算したりしている場面が多い

もうお分かりですね。正解は、

  1. コーディングがメインの教育
  2. プログラミング的思考がメインの教育

です!

コーディングは、よく勉強してきた人間にとっては、短期間でマスターできますから、小学生からやる必要なんてありません。社会人になってから学んでも遅くはありません。

 

これでプログラミング教室の正しい方向性は分かりました。

しかし、これは私塾の話です。

 

学校教育の現場で、学校の先生が、どこまで理解できていて、どこまで教育できるのか?

これが日本にとって、最大の課題でしょう。

英語の授業では、日本人の先生のほとんどがネイティブの発音ができませんでした。

そして外国人や有資格者を英語の先生とは別に招き入れることになりました。

おそらく、プログラミング的思考の教育も、そのようにする必要があるでしょう。