塾長です。
国公立大学を目指している受験生に質問です。記述試験とマーク試験、どちらの方が点を取りやすいですか?
嫌煙されがちな「記述試験」ですが、理系科目に関しては、実は「記述の方が実力を発揮しやすい」です。今回はその理由と記述の対策について書きます。国公立大学の理系を志望する受験生の話しです。
塾長です。
国公立大学を目指している受験生に質問です。記述試験とマーク試験、どちらの方が点を取りやすいですか?
嫌煙されがちな「記述試験」ですが、理系科目に関しては、実は「記述の方が実力を発揮しやすい」です。今回はその理由と記述の対策について書きます。国公立大学の理系を志望する受験生の話しです。
塾長です。
「勉強ができる」ということは、ズバリ「言葉の使い方が正確」だと言い換えることができます。そこで今日は「言葉を正確に使う」ための練習をします。あとで3つの例題を出しますから練習してみてください。
その前に、なぜ、こんな練習をするかについて、もう少し説明します。
成績が良い子が、どのような心づもりで教科書を読んでいるか、知っていますか?
少しでも曖昧な記憶があったら直ぐに修正する。教科書の内容くらいなら何も見ずに説明できるようにする。そういう心づもりです。
教科書に出て来た用語を正しく使って、教科書の内容がちゃんと説明できれば、勉強したことが良く身に着いている、と言えます。つまり「自分の力だけで教科書の執筆をどこまで再現できるか」に日々チャレンジするのが勉強の基本です。このような生徒は、実に問題を1問解くたびに実力が上がっていきます。正に最強の状態です。チートではありません。基本ですが徹底すれば最強。勉強ってそういうもんです。
ただ、これだけでは精神論で終わってしまいますから、今日は具体的な練習まで踏み込みます。
こういうセリフをよく聞きます。
「あー、分かってはいるけど、何て書いたらよいか分からない。」
これは実のところ「解ってない」ということです。言葉の使い方、受け取り方が雑だから、それだけ記憶が雑になっている状態です。教科書や参考書に書いていあることを大雑把にとらえれば、大雑把であいまいな記憶しか残りません。その状態は「解っているつもり」であって、解っていないのです。伸び悩む子は、こうした「解っているつもり」にはまり込んでいます。
つまり、そこを改善すれば、もっと成績が上がるわけです。それなら「用語を使って正確に説明できる」を「解った」の基準に変えれば良いわけです。これを決意して日々実行するようにすれば、その時点で、あなたの成績はさらに上がり始めます。
ここで注意が1つあります。このような話をすると、
「国語力を鍛えれば、他の教科もできるようになるはずだ。」
という極論に走ってしまう人がいます。教育者の中にも、こういう人がいるので驚きです。もちろん、これは間違いです。国語力は国語だけ勉強しても身につきません。そもそも言語というのは、色々な知識体系の中で使われて、初めて深く使いこなせるようになるのです。
そこで、今回は、英語、国語、数学、プログラミングの4分野を横断して、言葉の使い方についてレクチャーします。同じことを言うのに、英語、国語、数学、プログラミングのそれぞれで書き方が変わります。同時に、それぞれの書き方の性格が深く理解できます。
今回は時間の都合で例題が3つだけですが、考え方の雰囲気をぜひ掴んでください。
次の2つの文について意味の違いを説明してください。
2つの意味の違いは、英語にすれば明確になります。英語なら次のようになります。
同じ日本語でも数学的な表現を導入すれば、もっと明確な日本語になります。
ちなみにプログラミング的な思考で言えば、次のようになります。
この例題では、たった1文字の違いで意味が大きく異なる例を考えました。日本語の助詞の「や」を「と」に変えるだけで、お家に帰れる条件が大きく変わってしまいました。英語やプログラミング言語では、”and” と “or” の違いに相当します。
数学やプログラミングは表現が厳密です。曖昧を許しません。「分かったつもりだった。でも、わかってなかった」というのを見抜くには、このように数学的な表現で言い換えてみるのが一番です。
次の2つの文について意味の違いを説明してください。
2つの意味の違いは、英語にすれば明確になります。英語なら次のようになります。
(*) 文脈によっては次の解釈もあり得る。今回は上の意味とします。
I will go fishing tomorrow morning. But now I am watching birds.
同じ日本語でも数学的な表現を導入すると、もっと明確な日本語になります。
ちなみにプログラミング的な思考で言えば、次のようになります。
この例題では、文章から「いつやったのか」という時間の概念を読み取ることを考えました。
時間の概念を正しく読み取れるか否かは、「現在形」を正しく理解しているか否かにかかっています。
現在形、過去形、未来形、進行形など色々な時制がありますが、おそらく、もっとも難しい時制が「現在形」だと思います。なぜなら現在形は「時制がない」というのが本質だからです。不思議なことに英語も日本語も、現在形だけは時間の概念が曖昧です。
例文の現在形「私は朝釣りに行く」を、「日々の習慣」として読み取ってくれた人は何割いたでしょうか。おそらく「(今は鳥を見ているが、明日の)朝は釣りに行く(つもりだ)。」と解釈した人もいたと思います。英語の現在形で書かれて初めて「習慣」のことだと納得できたのではないでしょうか。
詳しい参考書を見れば、英語の「現在形」は次のように解説されていると思います。このことは、中学2年生は知っていなければいけません。
英語の現在形が表わす意味の範囲
○ いつものこと、習慣
○ あたりまえのこと、真理
× 意思(やるつもり)
× 今のこと(現在だけのこと)
日本語でも語尾「します」を「しました」に変えれば過去形です。しかし反対に「します」が現在形なのかと言えば、そうとも限りません。強い意志で言い切る時も「します!」と言いますから、この場合は未来形になってしまいます。そのため、誤解を避けるために日本語では「よく」「しばしば」などを添えて現在形を表現します。
現在だけのことを表現するのは、現在進行形です。進行形は注目した瞬間の様子を写真のように切り取って来て、臨場感と共に表現する言い方です。現在進行形は「今この瞬間のこと」を表現します。過去進行形なら「過去のある時点での瞬間のこと」を表現します。
実は、人間の文化が発展するのに伴って、言葉で使われる時制の種類も増えてきた、という歴史があります。
実際、漢文(中国語の古文)には時制がありません。それより1,000年以上も新しい時代に開発された日本語の古文でさえ、現在・過去・未来の3種類くらいしか時制がありませんでした。
それに対して、現代の日本語や英語には、その倍以上の時制があります。進行形や完了形、仮定法があり、それぞれに現在、過去、未来の組み合わせがあります。
おそらく原始時代、人類が話し始めたころには、言葉に時制などは無かったのだと思います。その時々のことを話していただけだと思います。きっと、それが今でいう現在形なのでしょう。その後、過去形や未来形など追加され、表現の幅が増えて来て、現在の文法に至ったのだと思います。
このように時間の概念は、歴史と共に複雑になってきています。ちゃんと意識すればするほど、時間の感覚を正確に言葉にするのは難しいことだと分かります。それだけに、ちゃんと勉強しなければ正しく読み書きができません。
次の文を読んで「私」が持っているものを正確に説明してください。
英語なら次のようになります。
同じ日本語でも数学的な表現を使えば、もっと明確な日本語になります。
ちなみにプログラミング的な思考で言えば、次のようになります。
人が口論するとき「そこまでは否定していない。」という誤解が良く起こります。使っている言葉が、自分の言いたい事とズレていたり、相手が解釈を間違ったりするからです。
何が否定で、何が肯定なのか。
表現のルールを正しく知らないと、こうした誤解を招きます。受験生は点数を落とします。
ご存知、not は後続の文脈を全て否定しますが、but があると、それ以降は肯定に戻ります。つまり not の否定を but でキャンセルします。オセロのように、not の後ろは黒一色だけど but 以降からは白一色になる、と考えればわかり易いでしょう。従って、例文をわかり易くすれば、
I don’t have money. I don’t have any other kinds of treasure. I have an apple.
となります。すると、お金は「全否定」ではないことにも気が付くでしょう。お金が0とは明言していません。お金に関しては「事実上は持ってない」くらいの意味になります。
今回は私の時間や体力の関係で、例題が3つだけでした。この種の例題は考え始めればきりがありません。要は、一字一句に込められた意味を、1つ1つ確認しながら漏らさず拾っていく、そういう読み方をしましょう、ということです。
逆に、そのような読み方ができるように、文法や単元のポイントを覚えていきましょう。
今後どんな教科のどんな文章でも、ここで考えて来たように、一字一句の細部に注意して読むおようにしてください。教科書を読むとき、黒板を見る時、参考書を読むとき、すべてこのように一字一句を正確にとらえるようにしましょう。
ぜひ、この姿勢を身に着けて欲しいと思います。
例えば、数学で「平行四辺形」について理解を深めようと思ったら、まず平行四辺形の「定義」と「性質」を、それぞれ正確に確認し、言えるようにすることです。
「平行四辺形」の定義を答えてみてください。
○ 2組の辺が平行な四角形
× 平行が2つある(用語「辺」、「四角形」がない)
× 対角線が中点で交わる(これは定義ではなく性質)
× 体格の和は180度(これは定義ではなく性質)
など
もちろん、理科でも社会でも一緒です。
社会人になって、会議に出たりお客さんと話しをする時も一緒です。
教科書に10のことが書いてあったら10のことを覚えて使えるようにしましょう。相手が10のことを言ったら、10のことをメモしましょう。もしも7や8になったら、読み返して、質問して、必ず10にするのです。
それが勉強の神髄といっても過言ではないです。頑張ってね。
私たち人間が、日常の会話で使っている日本語や英語は「自然言語」と呼ばれます。みんなが使っているなかで、単語や言葉の使い方が、自然に生まれたり変化したりしているからです。
自然言語では、説明不足が良く起こります。文脈の細かいことは説明しないで、相手の想像にだいたい任せてしまいます。話し手や聞き手にとって何らかの不便が生じない限り、説明不足でも会話が成り立っていることになります。例えば、
「今日は良い天気ですね。どこかへ出かけるんですか?」
「ええ、良い天気ですね。ちょっとそこまで買い物に行くだけです。」
こんな会話はよくあります。
しかし冷静に考えれば、この会話は全く意味が不明です。まず「良い天気」とは、どの程度の天気なのでしょうか。その人がその日に望んでいた天気なんて知りません。もっと言えば、雲の割合は?、日照時間は?、降水量は?、気温?は、湿度は?、など一切情報がありません。また「ちょっとそこまで」って、どこまでなんでしょうか。これも答えが得られていません。
しかしお互いに声を掛け合って挨拶がしたいだけなら、このような情報の欠落した会話でも、ちゃんと成立したことになります。
これが自然言語というものです。
挨拶には良いかもしれませんが、何かを正確に表現しようとすればするほど、むしろ誤解を招くリスクが増大します。そういうものだということを皆が良く知っておく必要があります。
ですから勉強で知識を正確に使ったり、考えを正確に整理したりするときには、自然言語を無理にでも正確に使う必要があります。これには訓練が必要で、5教科をちゃんと勉強していく中で熟練度が上がります。ただし1教科だけ、3教科だけ、理系科目だけ、など勉強の幅を狭めてしまうと、このような訓練が十分にできなくなります。
実際、社会人になったら「5W1Hを確認しろ!」などという研修を受けます。あるいは入社試験で読解力が無いと判断されれば、そもそも採用されません。仕事では「いつ」「どこ」「だれ」「なに」「どのように/いくらで」を確認しながら会話するように訓練します。情報のヌケモレが無いようにするためです。
自然言語は、ものごとを正確に表現するのに、とても苦労します。表現の仕方も人によってバラバラになりやすい、そういう性質があるのです。
一方、数学やコンピューター言語はまったく逆です。最初から、物事を正確に記述するために生まれた技法だからです。
数学は自然界の法則を正確に記述できるように、記号や式の書き方が決まっています。プログラミング言語はコンピューターへ正確に命令を伝えるために記号や文法が決まっています。どちらも人間が論理的に考え出した「言語」です。
ですから、もしも自分が何か説明しようとした時、その説明が十分に正確なのか否かをチェックするのに、数学やプログラミング言語が使えます。数学やプログラミング言語を使って説明し直してみると、説明不足があるかないかをチェックする事ができるでしょう。
ちなみに、プログラミング言語でも、まだまだ曖昧な記述ができてしまいます。曖昧な記述は、あとあとコンピューターの誤作動を引き起こし、時には社会問題にさえなります。そのため曖昧な記述を排除すべく、プログラミング言語も進化してきました。昔からあるプログラミング言語(C言語やBASICなど)よりも、近年に登場してきたプログラミング言語(JavaやPythonなど)の方が、曖昧な記述が排除されやすく、より高機能になっています。
今後もプログラミング言語はどんどん進化して、新しい言語が出て来るでしょう。ですから学生の皆さんが、もしもプログラミングを勉強するなら、その時代に合ったプログラミング言語で学習するのが良いです。
逆に小学生や中学生が、今から特定のプログラミング言語に精通したとしても、大人になるころには違うプログラミング言語を使うことになるでしょう。
来年度からプログラミング教育が必須化されますが、これは特定のプログラミング言語をマスターする活動ではありません。プログラミング的な考え方を体験する活動です。例えば、学校の授業としてC++言語やJavaでゲームをつくる、なんてことには決してならないので注意しましょう。プログラミングの文法を子供たちに細かく教えても、将来はその文法が変わるでしょう。
そんなことよりも、より普遍的な「論理的な思考力」の方をしっかり磨いてほしいと思います。そのために、多くの教科を学んで欲しいと思います。
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塾長です。今日は始業式。2学期が始まりました。
始業式と言えば、校長先生のお話ですね。みなさんの学校では、貧血で何人が倒れましたか?、どんな内容でしたか?
それでは、塾長からは次の言葉を贈りたいと思います。
夢は持たなくても、ぜんぜん大丈夫!
夢があるとしても、途中で変えて良し!
志望校や進路を決めることができません。
将来やりたいことが見つかりません。
そんな生徒たちが最近は多いです。そこで生徒と一緒に志望校を考えることが使命になってきます。しかし注意していないと、ついつい、こんな質問をしてしまいます。本当に気を付けなければいけません。
「将来、何をやりたいですか?」
実はこれが愚問らしいのです。意外ですよね。むしろ僕らは「夢を持って生きよう」と言われて育ちました。だからキャリア教育の最初が「将来成りたい職業」を考えることだったと思います。
それが随分と時代が変わったものです。愚問になってしまう理由として次のことが言えます。
大人は夢を美化して語ってはいけません。
それよりも本当のことを等身大で語るべきです。色々な理由で夢や目標を変えながら、その時その時を一生懸命にやって来た。そういう本当の人生経験を語る方が、よっぽど良いです。
このまま文字列で私がつらつらと説明するよりも、次の動画を見ていただいた方が速いし、説得力があるでしょう。メンタリストDaiGoさんの動画です。本日のブログの文献としてご鑑賞くださいませ。
以上をもちまして、私からの始業式の言葉と代えさせていただきます。
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塾長です。とうとう9月がやってきます。長い長い夏期講習の激務がひと段落します。
「あー、学校が始まっちゃう。」
いろいろな意味でそう思うでしょう。うん、そうですよね。でも、まぁ、とりあえず2学期の勉強の始め方について書きます!
塾長です。
中学生の時は社会が一番苦手でした。「スーパー記憶術」とか「速読」とか「日ペンの美子ちゃん」とか。少年漫画雑誌の裏表紙を飾っていた、こうしたスキルアップ術に憧れていた日々が懐かしいです。
ところが大学受験の時には、苦手意識がなくなりました。というより無くしました。その克服方法について書きます。
塾長です。
8÷2(2+2) の答えは何なのか?
みなさんの計算結果はいくつでしたか。なんでも、アメリカでは1になって、イギリスは16になるそうです。ネットの一部で論争中だそうですよ。私はこのページで見つけました。
ということで、生徒指導をしている立場で、なおかつ数学科出身の塾長が、それなりに決着をつけたいと思います。
塾長です。
夏休みの後半、読書感想文が追い込みの時期ですね。もしも「まだ本が決まっていない!」という危機的な状況なら、ぜひ伝記物を読んで欲しいと思います。
塾長です。
夏休みも半ばを過ぎました。宿題はもう終わりましたか?
さて、植田中学1年生の宿題の1つに「英作文を100個を作る」というのが出ているそうです。そこで英作文をやってくれる人工知能をスクラッチでプログラミングしてみました。ところが自動作成される英文が変過ぎて笑えます。
「面倒なことはコンピューターにやらせる!」これからの時代はこれだ!
と言いたかったのですが、やっぱり宿題は真面目に取り組むしかなさそうです。
塾長です。
夏休みは勉強も大切ですが、遊びも大切です。子供は遊びからも多くを学びます。しかし従来の遊びと最近の遊びでは少し状況が変わってきました。子供に悪影響を与える遊びがどんどん身近になって来ました。
そこで子供に買い与える遊び道具について「ある観点」で「買い与えてよいもの」と「買い与えてはいけないもの」の2種類に分類してみました。
塾長です。
お母さん、お父さんに質問です。「ホント」か「ウソ」の二択でお答えください。
「子供の成績は、宿題が多いほど伸びる。ホントかウソか?」
どちらだと思いますか?